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はい、始まりました。植物マナブラジオ。皆さん、お久しぶりです。RYO-YANです。
この番組は、植物に興味を持った私が植物の疑問や話題について、
雑談形式でお送りする植物系雑談番組となっています。
やっとね、こう梅雨が明けてきたという感じで、
今日は僕のところでは雨も降らず、夏らしいクソ暑い時期がやってきたなと思います。
来週からもね、スイ島のヘリコプター坊主なんかがあるんで、
やっと晴れてくれるから雨心配しなくていいのかなと思うんですけど、
今年はどうもスイ島の方はコブの名が、いや、雲下もね、多くて各地で
注意報がね、もう出てる件もちらほらあるので、
特にそういう虫の被害がありそうなところ、雨も投げ上げりゃ虫もおるし、
ほんま大変な、また1年になりそうですが、
そうですね、番組は本当久しぶりに今収録しております。
完全にね、サボっておりました。
まあね、気負わずにやってるんで、何とも思ってないんですけど、
ちょっと久しぶりにやるので、頑張っていきたいと思います。
では本編行こう。
はい、えーとじゃあ今日は、歴史の中の植物っていう本の中で、
ちょっと面白いなーっていうか、気になった、
ヨーロッパを変えた植物っていう、第2章に書いてあるんですけど、
その中で太陽の花っていうところで話ができたらなと思います。
皆さん、太陽の花って言うと思い浮かぶものは何でしょうか?
そうですね、ヒマワリとマリーゴールドですね。
はい、ヒマワリはキクカのヒマワリ族の一年生です。
一年層です。
まあ、皆さんも分かってると思いますけど、
夏に黄色の大きな花を咲かせます。
で、学名で言うとヘリアンツス、アンヌースっていうらしいですね。
俗名のヘリアンツスはイリシア語のヘリオス、太陽という意味のヘリオスと、
花という意味のアントスに由来して、太陽の花という意味になっているそうです。
ちなみに、えー、首相名のアンヌースは一年層のっていう意味だそうです。
英語名のサンフラワーも太陽の花っていうことに習ってますね。
和名は、まあもちろんヒマワリなんですけど、これは中国名から来てます。
ヒマワリの原産地は北米大陸の南部から中南米、ペルーの辺りとなっていまして、
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自生種の花は小さくて、これに金煙の種が交雑して、
自分たちが目にするような大きな花をつける栽培品種ができたと考えられてます。
アメリカのインディアンは、アリゾナやニューメキシコで、
紀元前の3000年頃からヒマワリを栽培していた。
一部の考古学者は、ヒマワリはトウモロコシに先立って栽培化されたんじゃないかって推測しているそうです。
インディアンはなんで栽培していたのかっていうと、
ヒマワリの種子をひいて粉状にして、おかずにして、
種子をひいて粉状にして、お菓子とかパンを作ったり、
種子を割いてスナック菓子の代わりに食べてたみたいですね。
パンを焼くときには、ヒマワリの種から絞り取った油を使っていたっていうことで、
この紀元前3000年頃からアメリカのインディアンたちが、
ヒマワリをそういう風に使って、パンも作れるし、お菓子にもなるし、
絞ったら油も出てくるしって、
誰に習ったわけでもなく、
するんだから人間ってすごいなって思うんですけど、
インカ帝国では、ヒマワリは太陽神の象徴として、
その花形を石に掘ってたりしてたそうですね。
16世紀初めにヒマワリの種がスペインに持ち込まれて、
同世紀の半ばにパドリッドにあるスペインの王立植物園で、
大きな花を咲かせてました。
ヒマワリはスペインではペルーの黄金の花、
またはインディアンの太陽の花と呼ばれてて、
16世紀末にはイタリアでも植えるようになられたそうです。
1611年に出版されたヨハンテオドールド・ブリーの
シン・カフっていう本には、
数種類のヒマワリがすでに描かれていたそうで、
ヨーロッパ諸国におおむね17世紀以降に普及したみたいですね。
また、ロシアがヒマワリの生産大国だそうなんですけど、
最初にヒマワリをロシアに持ち込んだのは、
ピョートル大帝っていう人が持ち込まれたと言われてるみたいなんですけど、
この大帝はドイツとかオーランダとかイングランドウィーンを旅行して、
自らいろんな体験を積みながら、あらゆる分野の情報を収集する、
ちょっと変わった人だったみたいですね。
大帝なのに、滞在しているアムステルダムの造船所で、
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自分が船大学として働いて造船の技術を習得したり、
ライデン大学というところで解剖学の講義を聞くとかしたりして、
好奇心旺盛だったみたいなんですけど、
刃を抜くことがピョートル大帝は得意だったらしくて、
その腕前に自慢というか自信があったみたいで、
側筋の刃を抜いてはそれをコレクションにして並べてたっていうことで、
超やべえやつじゃんって思うんですけど、
俺、刃抜くの得意だからちょっと刃抜かせてよってコレクションにしてるってやべえやつですよね。
で、なんか珍しいものを見つけてはロシアに送ってたみたいなんですけど、
オーランダから送った積みの中にヒマワリの種も入ってたみたいで、
で、それがロシアで神山で花が咲いたんかな。
で、ロシアの聖教会が定めた断食期間中の禁止食料リストに載ってなかったんですね、ヒマワリが。
これが幸いしてヒマワリの種子が生のままあるいはフライパンでいってロシア人が食べてたみたいで、
その後、種子から油が取れるとかが分かって、
ヒマワリが商業的、工業的にも価値が認識されて、
ロシアのあの超でかい大きな大地でヒマワリ栽培が発展した。
ちなみにこれが1930年代らしいですね。
で、当時ソビエトの最高指導者だったスターリンがですね、
ヒマワリの品種改良を命じて、わずか20年ほどで花の直径が30センチ以上にもなる巨大ヒマワリの繁殖に成功したみたいですよ。
で、その結果、花がでかいから取れる種の量も半端なくて、植物油も50%、品種改良前と比べると50%増産されたと。
植物油を抽出した後の絞りカスは茎や葉っぱとともに家畜の肥育に利用されるし、
ヒマワリの種も使えるし、茎も使えるしって、
で、その茎、ヒマワリの茎がコルクよりも比重が小さいっていうことが分かると、
この茎を救命胴衣にも、胴衣の中に茎をパイプ状に詰め込んで、救命胴衣にも使用されたみたいですよ。
1912年の、まあみんなご存知だね、水没したタイタニック号。
タイタニック号の救命胴衣にもヒマワリの茎が使われてたみたいです。
映画ではね、全然そんな救命胴衣にヒマワリ使われてるなんか全然見たことないけど、
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必ずやりましたよね、タイタニック号っこ。
手広げてもらってね、後ろで支えてね、ザパーン!ってね。
是非ね、何言ってるか分からんっていう人はタイタニックDVDかかりてみてほしいですね。
今見てもね、泣けるんじゃないかなと思います。
次ね、太陽の花。もう一つはマリーゴールド。
最近あいみょんが歌ってすげーマリーゴールドね。
脚を浴びてますけども。
ここでね、注意をしてほしいのは、英語でマリーゴールドと呼ばれる花には全く異なる2つの種類があるっていうことですね。
夏から秋にかけて、黄色、赤、オレンジ、暖色系の花を咲かせるタゲテス族のマリーゴールド。
アフリカンマリーゴールドとフレンチマリーゴールドで、
アフリカンマリーゴールドとフレンチマリーゴールドで、
どちらも原産地はメキシコから中央アメリカにかけての、いわゆるメソアメリカであります。
花の形や色がヨーロッパに古くからある光術のマリーゴールドに似てたから、
こう呼ばれるようになったみたいだけど、
前者は高い草丈で大きい花をつける。
16世紀にスペインに伝わって南ヨーロッパとか北アフリカに広まったみたい。
後者は草丈が低くて枝分かれしている。
スペインを経てフランスに入って、
1572年にフランス王宮の庭で初めて花開いたみたいですよ。
じゃあ、メキシコ原産なのに何でアフリカンマリーゴールドと呼ぶようになったのか。
この経緯をちょっと言うと、
次のような、これ伝説ですけどね、伝説があります。
1535年、スペイン皇帝のカルロス1世は、
長年スペインを驚かし続けたムーア人を討伐するために、
チュニスへ出発したんですね。
北アフリカに到着すると、
アルゼリアの海外一帯にはマリーゴールドがたくさん咲いている。
カルロス1世はムーア人との戦いに大勝利を収めました。
兵士たちは勝利の記念に、
その戦地に咲いていたマリーゴールドの花をスペインに持ち帰ったそうです。
ここからマリーゴールドはアフリカの花と呼ばれるようになったというようです。
その兵士たちはマリーゴールドをキカ植物とは知らずに、
そう呼んでたんです。
いずれにせよ、
これらのマリーゴールドはヒマワリ同様、16世紀にヨーロッパへ戻されたもの。
これに対して、
カレンドラ族のマリーゴールドは、
バルカン半島や西アジア原産。
ポットマリーゴールドとも呼ばれています。
我が国では金銭花、
金に杯の花と漢字で書きます。
の名で知られています。
花が黄金色で、杯の形をしているからこの名前がついていて、
古代のローマ人はこの花をカレンドラと呼んだんですね。
これはラテン語のカレンダエ、ローマのフランス語のカレンドラです。
この花は古い暦の1日、月初めに由来すると。
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温暖な気候では1年間を通して花が開いていて、
月初めにも決まって咲いているから、
そういう名前がついたみたいで。
マリーゴールドはすでに古代ギリシャとかローマ、
そしてアラブでも薬用、薬に使われていたみたいですよ。
最も一般的なのは皮膚病の治療に利用されていたんですって。
中西ヨーロッパでは時に貧しいもののサフラン、
高価なサフランの代用品とされることが多かったので、
そういう名前になったみたい。
その黄色がかった橙色の花弁はケーキとかプリン、
チーズの色付けに使われていた。
あと、乾燥させた花は市場では樽に入れて売られて、
スープとかブイヨンのもとにされたり、
花弁はスミレとかジリフラワーなどと一緒に
サラダの材料として用いられた。
オシャレ。
サラダにカリフラワー、
ジリフラワー、何でジリフラワーかわからないけど、
スミレとかマリーゴールドの花、
サラダに入れる場合、インスタ。
すごい。料理に彩りを添えた。
葉っぱはハーブティーに
気持ちを和らげる効果もあったみたいなので、
ちょっと僕はやりたくないので、
誰かやってほしいなと思います。
あとね、マリーゴールドをヘアリンスとしても
利用されたらしくて、
金髪の金の色に艶を与えた。
実際、北欧のバイキングの女性たちは
髪染めにマリーゴールドを利用したり、
織物の染料としても使ったそうですよ。
当時から女子力高いですね。
やっぱ女性はね、
永遠に美を求め続けるっていうことで。
マリーゴールドは中世には
聖母マリアと結びついて
マリアの花とも呼ばれてて、
それも道理で花名、
マリーゴールドはマリアの黄金。
あて字にも程悪くない。
マリーゴールド、そういうことか。
に由来してて、
教会の祭壇を飾るに最もふさわしい花だった。
マリーゴールドは中世のマリア崇拝と結びついて、
聖母マリアに捧げられたみたいですね。
そんで、中世ヨーロッパでは
マリーゴールドをじっと見つめてると
視力が強くなって、
頭の毒液が抜き取られて、
頭がすっきりすると言われたっていうことで、
他に熱病も免れるとされ、
天然痘やハシカの治療のためにも
お持ちいられたっていうことで、
みなさん明日からデスクの横に
マリーゴールドを置いてください。
もうマリーゴールドね、
私の集中できんでなかった
マリーゴールドめちゃめちゃ見れればね、
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頭がすっきりします。
ちょっとね、なんかエッチなこと考えたら
マリーゴールド見たら
エロいこと全部抜き取られますんでね。
成人として生きていきましょう。
明日からマリーゴールドを机の横に置いて。
ぜひね、明日は花屋さんなんかから
マリーゴールド消えると思ったらね、
ちょっと楽しいですけども。
で、ロシアではマリーゴールドが
薬用として大量に栽培されて、
ロシアのペニシリンとして知られるようになった。
で、ピューリタン革命でね、
死んでしまったイングランド王チャールズ1世は
ワイト島にあるカリス・ブルック城に
18ヶ月間遊兵されてたらしいんですけど、
その際にマリーゴールドは太陽に
我が人民よりも従順なりということで、
チャールズはね、こう読んで
民のね、不従順を嘆いたそうです。
マリーゴールドは太陽に従順な花って見られてて、
シェイクスピアは著書の冬物語の中で
マリーゴールドは太陽とともに眠りにつき、
太陽とともに涙を流して起き出す。
第4幕、第4章。
オシャレすぎるだろって今ね、印してます。
涙を流して起き出すっていうのは、
日が出ると朝露をいっぱい貯めて花びらが開く
様を言ってるんですね。
はい、じゃあね、今日は
歴史の中の植物、花と樹木の
ヨーロッパ史という本の中の太陽の花、
ひまわりとマリーゴールド、ね、
ちょっと話させてもらいましたけど、
そんな古くからひまわりがそんな
マリーゴールドがそうなって栽培されてたなんて
わからんかったけど、一番頭に残ってるのは
マリーゴールドをね、明日から皆さん、
デスクの横にマリーゴールドを一輪置いて
集中力がなくなったらマリーゴールドを見ましょう。
あとね、なんか頭にいやらしいこと考えたら
マリーゴールドを見ましょう。
集中力を取り戻して明日からも元気いっぱいで
成人としてね、清き美しい正しい人間として
まあね、皆さんマリーゴールドをそばに置いて
生きていきましょう。
それでは、はい、エンディングです。
じゃあ花言葉なんですけど、もうね、
今日花言葉マリーゴールドですよ。
マリーゴールドの花言葉、全般の
マリーゴールドの全般の花言葉は
嫉妬、絶望、悲しみってね、まさかこんな
ネガティブなワード出てくるとは思わんかった。
なんですけども、調べてたらね、
すごい前向きな花言葉もあったので
そっちをちょっとね、お伝えします。
アフリカンマリーゴールド、本編にちょっと話して
出てきたやつね、それの花言葉。
逆境を乗り越えて生きる。
来ました、もう。
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みんな大好きなやつ。頑張って明日も生きよう。
そうしよう。
じゃあね、暑い日々が始まりますが
体調には気をつけて、みなさん頑張っていきましょう。
それでは。
