1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
  2. [3-4]8つの政党が合体して自民..
2024-11-09 34:34

[3-4]8つの政党が合体して自民党から政権とった!?1993年細川内閣から連立政権の経済政策を学んでおこう - 選挙自民党過半数割れ時代の景気対策を総まとめ【永久保存版】

【永久保存版】平成以降の衆議院選挙で自民党の議席が過半数を割った時代の経済政策や景気対策を総復習!


  • 【済】まず比較基準として自民党一強の代表例である安倍政権・アベノミクスを復習
  • 【済】与党ではなくなった民主党政権時代(2009〜)
  • ✅️ 自民党以外に連立され主導権を渡した細川内閣時代(1993〜)
  • 衆議院はギリギリ連立確保したものの参議院で大敗し、ねじれ国会構造となった小渕内閣時代(2000年前後)


3つの代表例から選挙の議席数による政権構造の変化は企業やサラリーマン、いち個人にとってどのような影響を与えるのかを経済視点で振り返ります!



2024年10月選挙で自民党は過半数割れとなりましたが、それがどのように動くのか。タイプの違う3つの特徴を読み解くことで流れや文脈の理解を目指します。



▼番組スケジュール/チャプター▼

() 1993年はどんな年だった?地下鉄サリンや忍たま乱太郎など。付近の出来事から時代を把握しよう

() 1993年細川内閣とはどんなもの?自民党以外が8党が連立して政権を確保した。どうやって実現した?

() 8党がまとまった内閣は何を目指した?特に経済政策や景気対策は?

() 具体的に何をしたのか?実施した様々な減税策とは

() 細川内閣は国民からの支持率がとんでもなかった!?

() 平成以降、内閣支持率ってだいたいどれくらいの数字なの?

() 企業も国民も優遇しようとしたその無理な各種経済政策。財源・お金ない問題ってどうしたの?

() 増税すると国民感情・民意は明確に離れる。それがリアリティ。

() 細川内閣の直前の内閣、政権交代までの文脈や流れはどんな感じ?

() 【★おもしろ】ジュリアナ東京はバブルの象徴と言われているが、実際にはそうではない

() 細川内閣のときの日銀の金融政策は何をしていた?

() 【★おもしろ】ミサイルがとんでくるのに安全と思われていた国、日本。

() 市民に直接関連した政策として、細川内閣時代の米市場の部分開放。コメの輸入義務の流れ・ロジック

() 企業に対しての優遇策は効果があった?バブル崩壊との戦い

() 景気は気持ちだ!会社のボーナスでも給与でもモチベーションにつながるには実感が大事か?

() 【★重要】経済理論:働く人のモチベに寄与するのは、福利厚生やオフィス環境の前に必要なことがある

() 細川内閣の経済政策・景気対策の評価は?短期的効果と長期的効果のバランスについて

() 今日の内容まとめと次回予告



政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2024年10月31日】時点で収録した内容です。ご了承下さい。



■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

Spotify・Apple Podcast・Amazon music・Pockets Castで配信中。「政治経済」で検索




■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。



■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

00:03
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
三回目ですかね。やっていきましょう。
よろしくお願い致しまーす。
平成以降の自民党過半数割れ時代の経済政策や景気対策総まとめ総復習ということで、
今回は1993年細川内閣についてやっていきたいと思っております。
ではまずですね、1993年を振り返っていきましょうということなんですが、
どういう年か。
はい。Jリーグ開幕。
Jリーグ開幕。そっかー。
そうなんです。こっからサッカーブームが始まります。
あーこっからか。
おそらく。で、あとはね、歴史的事件としてですね、地下鉄サリン事件っていう。
あーサリン事件93年。
そうです。そんな時期になりますね。
はい。あとはいろんな話していきますね。
ゲーム機でいうとプレイステーション1とセガサターンが戦っております。
プレステ!?
はい。そういう時期でございますね。
初代!?
初代でございます。
あとはアニメとしてですね、有名どころで言うと忍魂乱太郎の放送が開始。
えー!
最近周年やってたんじゃないですかね。
あーそうそうそうそう。へー。
あとはですね、GTOっていうね。
GTO!?
アニメとか、まあ実写ドラマかもされてない感じですかね。
はいはいはい。
がアニメ化されてたりとか。
GTOかね。
はい。ちなみにドラゴンボールで言いますと。
はい。あードラゴンボールで言うと。
熱戦熱戦超激戦という。
あー!
初めてブロリーが。
ブロリーがね。
ブロリーが1回目に出て。
はいはいはいはい。
あのーね、ネットミームではベジータさんが岩盤に受けた。
はいはいはいはいはいはい。
伝説のね。
伝説のアレでございます。
勝てるわけがない。
アレかー。
アレです。
アレか。
はい。えー、楽曲といたしましては、
チャゲ&アスカのヤーヤーヤーが1位ですかね。
ヤーヤーヤーヤーヤー。
あーそれですそれです。
あとザードの負けないで。
負けないで。
でですね、毎回挟むんや。
いやいや気持ち悪い気持ち悪い。
ありがとうございます。
建造物としてですね、福岡ドーム完成。
あー福岡ドームそっか。
えーあとはレインボーブリッジが完成。
あーレインボーブリッジ。
僕はちょっとあんまりわかんないですけどね。
歴史の話になっちゃうかもね、この辺になってくるね。
で、洋画としましては、ジュラシックパーク1が放送された。
ジュラシックパーク1ってこの都市なんや。
みたいですね。あとはちょっとね、前後若干してます。
ちなみにこれ当時振り返ってもらうために、
ビタビタの93年代なんですけど、前後1年ぐらい含めてください。
であとね、ボディーガードっていう映画がありまして、
エンダーっていう曲で、
あのー、ホイットニーさんの。
エンダー。
ミイヤーですよ。
で、ユメラの映画。
あーあれこの都市か。
そんな1993年が地味と過半数割れて、
特に連立もなくって感じかな。
政権を取れなかったというか。
前回は民主党がもう勝って、単独で取って勝ってましたよっていう。
03:01
このホスカー内閣に関しては、
過半数割れをして、かつ連立もできず、
政権が取れなかったという時代になりますね。
今回ね、選挙結果がどうなって連立ができなかったのか、取れなかったのかどうなのかっていうのは、
実はわかんないんですけども、取り上げていきましょうということで今回やっております。
はい。あとはおまかせ。
おまかせぶん投げられた。
おまかせして僕が質問していく。
僕にぶん投げて大丈夫ですかね。
非自民非共産連立政権って俗に言われるんですけど、
自民党でも共産党でもない8個の党がですね、
連立政権を組んだ。一緒にやりましょうって。
え?どう?
だから○○党○○党○○党○○党の8個が合体したら半分超えるやろがいってこと?
そうそうそうそう。
元気だまやな。
みんなの力をおらにくれって感じ。
そうそうそうそう。
自民党じゃあかんやろって。
俺ら自民党倒すために頑張ってきたやん。だから今ならいけるって言って。
ようそんなこと実現したね。
すごい強悪な方がおられて。
詳しい経緯とかはみんな調べてもらえればと思うんですけど。
どうやって利害調整したんやろな。
利害調整としては本当にね、
一つは自民党でも共産党でもない政権をみんなで作ろうって。
だから共通の敵で固まったみたいな。
そうそうそうそう。
そんな感じなんや。
ほんまにそんな感じで。しかも、
それぞれ正直バラバラなこと言ってやがるんですよ。
バラバラなこと言ってる中、一つだけ改革しよう、政治改革しようみたいなところで、
もうミリの穴を通して、そこで合致しようかって言って。
じゃあやりたいことがあって固まったわけじゃないってこと?
それがやりたいことなのか。
そうそうそうそう。
じゃあ自民党の人がそういう大事にせへんやったら、それがええってこと?
極端に言うと。
当時の生の感覚として、ちゃうよっていう方ももちろんおられると思うんですけど、
すごく歴史として見たときにどう見えるかっていうと、そういうふうにやっぱり見える。
一回目でやったアベノミクスも、前回やった民主党政権もそうですけど、
10年とか5年ぐらい経つと専門家が評価をしてくれるんですけど、
その情報をもとに今回は作ってるんですよね。
6時間入草時短。
もちろん。
言い方でやったらそうなってる。
そういうことでございます。
わかりました。
じゃあこの時期の、要は8党も協力して。
全然前回と経路は違いますよね?
全然違う。
今までって要は自民党のときは何回も復習ですけど、
会社が出発で会社を優遇して給料が落ちてっていうこのサイクルね。
個人から。
06:00
だから民主党政権のときは個人にお金を渡すと消費が換気されて企業へっていう流れだったんですけど、
今回8党まとまるとどうなの?
8党がまとまるとね、とにかく経済を刺激しようぜっていう方向に行く。
そういう方向に行くんや。
どういうことかっていうと、今、特に小泉さんの後っていう文脈で自民党は会社、
民主党は個人っていうお話をしたわけじゃないですか。
このときの細川さん何を言ってたかっていうと、そういう文脈で言うとね、
会社も個人もどっちもあげようぜ。
最強や。
最強。
いいや。
そう。
なんですけど、でも赤人国債は発行しないよ。
お金ないやん。
そう、お金ないやん。
そうです。
本当にその通りで、後ほど結果をお伝えするんですけど、
吹っ飛ぶっていう。
まあそうやね。
はいはいはい。
っていうことなんです。
だってそれって会社で売ったらっていう言い方あるやんかわからんけど、
要は役員の給料もあげます。取引先には値引きします。
そうそうそうそう。
で、従業員の給料もあげます。
もちろんもちろん。
売り上げはないですって。
そうそうそうそう。売り上げは一緒ですみたいな。
無理やん。
そう。
あのーことでまとまったんすよ。
そうだよ、ようまとまったね。
だって8と割ると、会社にあげようぜと個人にあげようぜと両方。
そうなるかな。
そうそうそうそう。
だからそれを全部連立制限として実現させるためには、
やっぱり全部に配らないといけないよね。
配るっていう表現はあるんですけど、予算つけていかないといけないよねっていうところで。
まあ具体的に何をしたかというとですね、
所得税・住民税の減税。
おおー。
さっきも出てきましたよね。
民主党政権の時に減税の話が出てきたりとか。
所得税・住民税だから個人側かな。
個人側。
が減税しました。
じゃあもう一個やったのが、公共投資の拡大。
じゃあコンクリートがんばった。
コンクリートがんばった。
当時バブル崩壊の影響もあったんですけど、円高が進んでたんですよ。
もともと140円とかだったのが130円とか120円っていう時代になってたんで、
円高差益って言って、輸入する時とかの円の価値が上がってるんやから、
政府が海外に持ってる資産とかの価値も上がってるよね。
だからその利益を還元しよう国民に。
なるほど。
みたいなイメージで何をやったかというと、
電力やガスや国際電話料金等を下げるだとか、
鉄道や航空運賃の割引運賃を拡充するための予算をつけた。
っていうところがあります。
じゃあ移動が安くなり、高熱費も安くなり、税金は減り。
そういうイメージ。
なるほど。
っていうのが、細川内閣の三大政策っていう感じですね。
09:06
なんか思い切ったね。
思い切らんと…
まとまれん方。
まとまれん方もあるし、
あと国民がとんでもない支持するやつなの、細川内閣。
国民の何?
国民からの支持率が、確か7割?
高え!
8割とかから始まってるんですよ。
すごくない?
そう。とんでもないんですよ。
だって聞いてる限りは嬉しいもんね。
そうそうそうそう。
それまで自民党がすごく長くやってきた中で、
初めて自民党じゃない政権が生まれた。
文脈として55年体制っていって、
自民党と社会党の2つの党がすごい大きな議席を持ってたんだけど、
でも自民党をひっくり返すまでにはいたらないっていう中で、
ずっと自民党さんが政権を握ってきている中で、
うわ!自民党じゃないとかが取った!
じゃあ、よく教科書に出てくる55年体制の崩壊ってやつですか?
はいはいはい。
これ?
の一つ。
まだ社会党も入ってるんで。
そうそうそうそう。
今回は平成以後のっていう扱い方をしたから出てこないけどっていう、
実は平成前の文脈もあるんですけど。
文脈もあるんですよ。
だから国民の期待がとんでもないから、
民主党政権もそうですよね。
やっぱ自民党じゃない、政権交代っていうこと自体に、
すごい国民は期待するんですよ。
今までと違う、
なんか変わりそう感ね。
そう、なんか変わりそう感っていうのがあるから、
たぶん必要以上に期待感は上がっちゃうっていうのがあって、
ってなると、経済政策とかもちょっと強めに出しておかないとね、
っていうのもあったのかもしれないですね、もしかしたらね。
支持率ってさ、大体どんなもんなんですか?
最近は低いじゃないですか。
例えば安倍さんの時で1.6割とかなんで、
あの安倍さんが6割、6割5分、7割届くかな、届かんかな、
みたいな話をしてたぐらいなんで。
4から6割ぐらいみたいなイメージ?
4から6割、ああそう。
で、最近が30とか25とか?
石場さんが今25とかなはずだし、
30ぐらいまでかな、上がったんかな。
で、岸田さんの最後が22、3、4っていうところでしたね、22とか。
5人に1人支持が少しとか、
5人に2人支持してたら、まあまあバンバン罪だよねっていう感じ。
どうかと思うけどね。
まあまあまあ。
で、この保塚さんの時は7割。
7割。
すごいね。
友達10人いたら7人が、保塚さんいいよねって言ってたんですよ。
でもさ、お金ない問題どうしたの?マジで。
お金ない問題マジでどうしたかっていうと、
結局どこに行き着いたかというと最終的に、
12:02
国民福祉税っていう、
何それ。
新たな間接税って言って、
言い換えると、ものすごくざっくり言い換えるとね、
社会福祉に用途を絞った消費税みたいなものです。
消費税、当時消費税導入されたすぐ後なんですけど、
もう早速消費税上げようかっていう議論をしちゃったんですね。
で、話しちゃうから。
減税して、違うとこ増えてますやんっていう。
前回もありましたよね、それ。
そうそうそうそう。
お金配ろうと思ったら、配るお金なかったから集めますねっていう。
そうそうそうそう。
で、民主党政権、前回の民主党政権の時は別に赤字国際にはこだわってなかったんだけど、
これもう一回大事なんでもう一回言うんですけど、
堂々と言うと絶対燃えるし、正確な表現家と言われると本当に諸説あるんで。
僕は本当に言いたくないです。本当に言いたくないんだけど、
皆さんがわかりやすいようにあえて使わせてもらう言葉として。
政府の借金。
国債の話ですね。
国債は政府の借金。
で、その借金を民主党さんは別にちょっとぐらい増えてもいいかぐらいのスタンスやったんですけど、
この細川内閣の時は絶対にやらないです。絶対借金は本当にしないです。
あ、なし。
以上スタンスとしては。
その出動方法はなし。
スタンスとしてはなし。
でも配ろうかねはいっぱい。
配ろうかねはいっぱい。
厳しいね。
じゃあどうするかっていうと、消費税上げようか。
でも消費税上げるって直接言ったらなあ、
あ、社会福祉のために。
すごいね。
すごいね。でも要は直接言わんかったけど、バレバレやったからすぐ吹っ飛んだってこと?
そういうことです。
そもそも当時の人の感覚として、消費税導入っていうこと自体すごい揉めたんですよ。
何年も揉めた上で、それでもちょっと押し切って、
押し切っちゃったから自民党政権倒れたっていう経緯がやっぱりあるんですよ。
増税すると明確に民意を離れる。
実感値が近いからね。
たぶん実感、裸に一番あるの、たぶん税率ないだろうね、みんなね。
それはそうやろ。
やっぱり税金を上にいじると、政権が倒れる裸感はやっぱりある。
でも上に上げないといけないこともあるから。
税金を下げると立ち回れないから、経済を喚起する施策が打てないんで、
高循環作れませんよと。
高循環作るためにお金を用意する作戦はいくつかあるけど、
そのうちの一つが税金で、それをやると回らそうという前に潰れるってこと?
そう。今から回そうとしてるのに、自分から回らすのを止めるっていう効果もあるし。
たまにはないけどね。
15:01
卵が先かヒヨコが先かにはなっちゃうんだけど。
ここで強い批判を受けて即座に撤回。
撤回したの?
撤回した。秒で。
どっちを撤回したの?増税を?
増税。
増税を撤回したんだ。
増税を撤回したんだけど、これをきっかけに給信力っていうの。
国民の民意がさーって引いていって。
撤回するのが遅かったってこと?
いや、出したこと自体が嘘つきだってことかな。
嘘つかれた。めちゃくちゃ期待してたのに嘘つかれたんじゃないかと思うんですよ。
政治家としての給信力の方が大きいのかな。
そうは言うてもね。
例えば、世論調査やとまだ4割とかあったんですよ。
そうなんや。
マッキーでも支持率。あ、50%か。
国民表明の直前で50%でわかった。
国民からは50%支持されてるんだけど。
撤回したから許したらばの人もまあまあおった。
結構おった。結構おったし、もうちょっと長くやらせたほうがええんちゃうのっていう人も結構いたんやけど。
政治家として8党連立してる中で、ぶち上げて即座に撤回したら給信力なくなるんですよね。
政治家としてのトップとしての給信力っていうのがなくなっちゃって。
政権としては細川さん自身は辞めることになるというふうになっていきました。
ちょっと話すの忘れてたんですけど、前回の民主党政権のときって、その前の政権がこうでっていう話でやったじゃないですか。
この細川さんの前はこうやったからこの過半数割れて取れたんですよみたいな、そういう文脈的な話はあるんですか?
細川さんの直前で本当に消費税を導入したっていうところがものすごく大きかったんですよね。
増税した政権の後に政権交代が起きてとか経済が悪くなったタイミングで、自分の財布が傷んだ時っていう時に国民は政権交代を選択する。
民主党のときはさっきサブプライムローンっていう外部的な経済温やったじゃないですか。
細川さんのときはそれがバブルにあたるってこと?
そうそうそうそう。バブル崩壊があって。
バブル崩壊があって、でもその直前かな直後かな、消費税を導入して、何考えとんねんってなったわけですよね。
でもバブルで崩壊がすぐだから、景気低迷景気低迷って言われながらもやっぱりお金持ってるところでは偉い。
だってジュリアナ東京ってみんなバブルの象徴だと思いがちじゃないですか。
ジュリアナ東京できたってバブル崩壊した後なんですよ。正確に言うと。
でもあえてできたわけじゃないですか。バブルの象徴だっていまだに思ってるわけで、多くの人が。っていう状況やったんで。
やっぱり景気低迷の実感を持ってる人たちと、全然持たねえわっていう人たちが、すごく離れてたっていうのが実際のところなんじゃないかな。
18:12
なるほどね。
ミクロ的には何かあるんですか?
こういう時はこんなんでしたわみたいな。
あーごめんなさい一個飛ばしちゃった。
毎回日銀の話が出てくるじゃないですか。
あーはいはいはい。
金融政策的な方はどういうのとか、この時こんな人が総裁やっててみたいな話ってあるんですか?
日銀はこの時は政策金利は低下方向です。
政策金利っていうのは?
金融緩和。金融緩和で金利は下げていこうっていう方向ですね。
バブル崩壊して円高、それにもかかわらず円高だから。
世界的に見るとこれ意味わかんないんですけどね。
なんで?
なんでっていうか、一応解説を。
経済が悪くなってる国に、その国のお金欲しいってことなんですよ。
普通は欲しくないわけじゃないですか。
確かに。
例えば、これピーでも後で入れといてくださいね。
編集再編なんですよ。
どっかの国がね、日本海に向けて日本国の方向にミサイルぶっぱなすわけですよ。
人工衛星っぽいミサイルをぶっぱなすとね。
今でこそ日本円圧に触れるんやけど、
この当時って、有事の円高って、円をみんな買ってたんですよ。
意味わかんないでしょ?
ミサイル飛んでくるから危ないから、買わないほうがいいんじゃないの?
でしょ?
でも、日本円は大丈夫だからって。
日本円を買うっていう時代があったんです。
安全資産って言われてる。
世界一の安全資産。
スイスと日本は圧倒的に安全だって言われてる。
この時代がまさにそうやったんで、
バブル崩壊すればするほど、経済が悪くなればなるほど、なぜか円高になっていくっていうモードやったんですよ。
なので、インフレを気にすることなく金融緩和できたんですね。
不思議な状態。
面白いね。
今やったら逆なんですよ。
金融緩和すると円安になっていくから、明らかに円安になっていくからっていう感じなんですけど。
もちろん当時アメリカも政策金利下げてたよね。
うんぬんかんぬんっていうのはもちろん国際情勢としてはあるんですけど、
西銀さんも政策金利は低下方向でした。
なるほどね。
あとは、他にあった経済関係、あとはサラリーマンに関係しそうなことってありますか?
ちょっとね、会社員、サラリーマンにとってどこまでっていうのは難しいんですけど、
米市場の部分解放っていうのをやったんですね。
21:02
なんすかそれ。
それまで米って輸入できなかったんですよ。
あ、お米ね。
お米。
自民党さんの支持する一番の票伝ってよく言われるんですけど。
票伝っていうのは投票してくれる人。
投票してくれる人の一番の筆頭が米農家さんって言われてて。
あ、そうなんや。
米農家さんに結構補助を入れたりとか。
日本の食料の基盤じゃないですか。
だからすごく優しくしてくれるわけです。
っていうのがあって。
ただ諸外国から輸出させてくれっていう声があったのと。
タイマイとかね。
タイマイとか。
で、ちょうどこの前年かな。この年かな。
冷外?冷える外。
夏が涼しいやつとか寒いやつ。
そうそうそうそう。
で、作業指数って言うてなんて言うんやろうな。
作業指数?
作物として、米が食べれる米が取れるパーセンテージみたいなイメージで思ってもらえればいいんですけど。
それが74って言って。
じゃ、稲100本植えたら26本腐るみたいな。
そうそうそうそう。
ちょっと例として適切かどうか追ってみて。でもそういうイメージ。
100だったらみんなとりあえず米食べれるよねみたいなのが74ぐらいだから。
26パーぐらい、30パーぐらい、僕らどの米食べればいいの?みたいになっちゃった。
じゃあ米不足?
そうそうそうそう。
だからこの前、今年ちょうどスーパーから米が消えるとか。
一回消えましたね。
そうそうそうそう。でもあれに近いようなイメージを持ってもらえればいいんじゃないかな。
なるほど。
そう。っていうのがあったんで、ちょっと輸入せなあかんねーっていう風になって。
足りなかったんや。
そう。だから米の受給バランスそれまで取れていたのが、ちょっと受給関係が歪んじゃって。
で、輸入しないとやっぱあかんよねーっていう風になって、ちょっと輸入しますよーってやったんやけど。
それはそれで、今度ね、輸入義務をつけられちゃった。条約で。
あー、こんだけは絶対言えてねーって。
どうせ輸入するんやったらこんだけは最低輸入してねーと。
そうなると、今度、もう次の年とかからさ、次の年は戻るねーって、米農家さんわかるわけじゃないですか。
わかるっていうか、そうは言ってない。
っていう中で、輸入義務つけてさ、こんだけ安い米が入ってきたらさ、
国産の俺たちの米、どれぐらい買ってもらえるのろうが、出てくるわけですね。
で、米農家を中心とする農業関係者さんたちの不満が高まってしまった。
それ、義務つけられたのはなんでな。
24:02
この輸入義務つけなかったら輸出しないよって。
あー、そうそうそうそう。
もうそのまじでパワーバランス。
あー、そんな感じなんや。
でも、それでも直後の世論調査では政府抜けてね。
支持50%。しょうがないよね。
それもあって、増税あって、撤回あって、あっても50%はあったんや。
それでも50%あんのや。
でも1年ぐらいですか?
1年ぐらい。やってた時期は1年。
ちょっと短すぎるから難しいかもしんないですけど、
要は企業はさ、
企業には何したんやったっけ?
企業には公共事業ですね。
公共事業をやって企業側刺激して、
人側も同時っていうことで減税をしたわけよね。
増税って言ったけど一応撤回はしたんでしょうね。
ってことは両方やったわけや。
結果どうなったんですか?
結果ね、バブル崩壊の影響を跳ね返すまでは到底至らなかった。
バブル崩壊デカすぎてさ、
要はそれ食い止めたみたいな見え方もできひんの?
いやー。
そういうとこまで全然いかない。
リストラ増加するし、
普通にリストラが増加したんすよ。
氷河期の走りぐらいちゃいます?
いわゆる。
そうそうそうそう。
だからどんだけ実力がある人、能力がある人でも就職できない。
マジでそういう時代があったんですよ。
景気が刺激されていい循環にならなかった?
なれなかった。
なれなかった。
それなんでだ?足らんかったの?
足らんかったもあるやろうし、
そもそもバブル崩壊したっていう国民感情があるから、
招待としての感情があるから、
やっぱりお金使わないよねって。
もともと使わない民族なんですよ。
国民性?
国民性というかね。
さかのぼれば多分太平洋戦争というか、
戦中戦後ぐらいまでさかのぼると思うんですけど、
やっぱ染み付いてるというかのがあって、
やっぱ先行きが不安、将来が不安やと使わないっていうところが
大きくなっちゃうっていうところと。
なるほどね。しかも今までめっちゃ使ってたわけでしょバブルで。
そうそうそうそう。
そうそうそうそう。っていうのがあって。
実際賃金も伸び悩んで、賃上げ抑制、ボーナス減額凍結。
やばいやん。
新聞でめちゃくちゃ出てくるんですよ。
新聞でそんなの出てきたらそれは消費製品よねっていう。
新聞とかネットとか。
ネットないんじゃないかな。
ネットはないですけどごめんなさい。
主に新聞とかテレビか。
今の人の感覚でいうとネットニュースとかで、
ガンガンガンガンボーナスがなくなってますとかっていうのがやってきて。
お友達と飲みに行っても、ボーナス削られてーとか、
うちもやーみたいなのが10人中10人言うみたいな。
そうそうそうそう。
給与もなんかリストラ始まってーみたいな話題で持ちきりーみたいな。
このデモ話ってさっきのつながるっすよね。
要は減税したって実感が持ちにくい。
27:02
あーそうそうそうそう。
ボーナスなくなりましたって、
もらえるもんなくなったっていうので、
すごい貯金しなきゃみたいなモチベーションを起こしそう。
実際の金額が一緒でも全然体感に違うからな。
おそらくそうやと思いますね。
っていうので、実際に起こったのが商品の冷え込みなんですよ。
高額商品が売れなくなっちゃった。贅沢品が。
リストラ増える、賃金が減る、みんな物買わない。
みんな物買わない。
まさに逆の悪循環状態。
それを吹き飛ばすだけの財政っていうのは赤字国債でも何でも発行して、
とにかく気持ちからいかない。
景気って気持ちやから。
やっぱり気持ちを、みんな全体としての気持ちをどうにかせなあかんのよ。
ってなると赤字発行バーン出してってなったら、
まあたらればよ。
実際どうなったかはわかんないけど、
もうちょっとマシになったかもしれないよねとか。
この頃はそうは言うても景気低迷言うても、
まだまだマシだった頃なんですよ。
さっきもお伝えした通り、
ジュリアナ東京が開業したぐらいの頃なんで。
持ってるとこは持ってるから、
うまく回せばね、もしかしたらねとかっていうのもあったのかもしれないけどね。
じゃあ人間の感情的なとこ考えると、
人から刺激していくのが自民党ではないほうの特徴ってあったと思うんですけど、
人側の景気政策の刺激をするんやったら、
なんとなく減税っていう方法よりも、
配りますって言ったほうが響き良いようなイメージなんかなっていう。
もしかしたらね。
もしかしたら会社の経営とかもそうかもしれないですけどね。
なんか例えばやけど、
転引してた分が減ったよみたいな感じじゃん。
言うてしまえば。
言うより本当に封筒で金。
分かる分かる分かる。
それは実際あると思う。
方法がモチベーションに繋がるんじゃないみたいな。
実際そう思うかな。
例えばなんですけど、やっぱりデータとして出てるのが、
福利公正を上げるよりも、
ある程度のところまでは、
労働環境とかの向上とかももちろん大事なんよ。
別に1000でいいって言ってるわけでは決してなくて、
大事なんやけど、
それをプラスとして受け取ってもらうためには、
やっぱり最低限の手取りがいるらしいんですよね。
そうなんや。
それはデータで経済学かな。
論文科なんかで出てる。
じゃあオフィスが新オフィスになって綺麗になるとか、
支給品が良くなるよりも、
直接的にお金を渡すとかボーナスされたほうが。
ある程度までは。
一定のラインを超えると、
ようやくそういう社内環境だとか、
社内の雰囲気だとか、
それこそ福利構成ですよねとか、
社内の勉強の制度が云々かんねんとかっていうところが
ポイントになってくる。
30:00
なるほどね。
っていうのは実はある。
順番とかやり方とか、
意外とパターンというか定説、
定石かな。
定石というようなもんぐらいまではあるんですよみたいな。
みたいなのはあるかもしれないですね。
1年ぐらいで吹っ飛んだみたいなんですけども、
他何かこれに関する言っておきたい話題とかありますか?
こんなもんですか。
基本的に、
前回の民主党政権もそうやったんですけれども、
経済学的な評価としては、
結構直接人に渡したけれども、
長期的な効果、
短期的には効果があったが、
長期的には効果が薄かったっていう評価が、
やっぱり大体制を占めるんですね。
そうなんですね。
なので、
もちろん短期的な効果がないと、
さっきの実感の話。
そうね。
そうっていうのと、
なんだけれども、
反面、
長期的な効果もしっかり見とかないと、
結局潰れるよねっていう。
そう。
この両面のバランスをやっぱりトップっていうのは、
勝ち取りしていかないといけない。
いやー。
めちゃめちゃ難しい。
それで言うと、
それで言うとね、
安倍さんは、
そこのコントロールはマジで上手かったんですよ。
そうなんや。
だって自分たち、
なぜか言うたらあかんけどさ。
なぜか言うたらあかんけど、
でも安倍のミックスで苦労した人はいないんですよ。
就職で。
あー、なるほどね。
ビジネスとかでも。
中小企業の経営者さんも、
まあまあしんどいしんどいとかって言いながらも、
でも倒産件数は低かったりとかしたわけじゃないですか。
個別事象で見たら、
全然そらしんどくなかった。
もちろんもちろん。
今の話は要はマクロっていう。
相対で見たときにね。
実質賃金も下がってたよねって言う方もおられるんだけど、
でも実質賃金下がってる感がなかったわけですよね。
なるほど。
だからあんだけ、
でも長期的な戦略として、
ちゃんと投資はしたよっていう定も取ってたから、
すごい長期的な経営になった。
なるほど。
じゃあ日々ニュースをいっぱい見て、
マクロのデータ資料レポートを見てるところから言うと、
それは事実として言えたよってことですね。
まあまあまあ。
少なくとも国民の裸官っていうところは、
コントロールっていう表現もあれですけどね。
多分官の情勢かな。
上手いことやってましたね。
そうそうそう。
っていうところは、安倍さんはやっぱり素晴らしかった。
すごく手綱を握るのが上手かった。
なるほどね。
でも今の聞いてると、
短期的なことやったら長期上手くいかないし、
小学生みたいな感想やけど、政治って難しい。
経営も政治も難しいね。
難しいね。
あっち行ってこっち行ってなんですよ。
やっぱり。
それも難しいなと思うけど。
短期をやって、長期をやって、
長期やってたらちょっと短期がまずいなってなってきたら、
短期ちょっと抵抗入れするっていう。
なるほどね。
そうそうそうそう。
なんか勝手なイメージやけど、
もうS字カーブ崖の上ずっと走ってるみたいな。
でもそんな感じじゃない。
それがめちゃくちゃ上手かったのが安倍さんで、
33:01
ちょっと畑山さん官さんかな、特にね。
はちょっと長い目の話よりも、
短期の話をちょっとやり、
やらざるを得なかったのもありますしね。
時期があると思いますからね。
そうそうそう。環境もあったんで。
これにさ、国内の目線を見て、
経済政策をやろうとしてもこんなにやりづらいわけや。
ってなった時にさ、海外の事情がさ、
全部貿易相手にはあって、
それのフィードバックっていうのを受けてるし、
かつ災害が起こったりするわけでしょ。
そうですそうです。
難しいね。
すごく難しいっていうのが正直なところですね。
詐欺って難しいよねって言いたい番組ではないんですけど。
まあまあ、もちろん。
率直な感想として今、私は思いますよ。
ありがとうございます。
じゃあ今回こんなもんですかね。
ホスカー内閣93年、94年っていうのは、
なんと自民党以外が8党連結しまして、
企業にも公共政策をやり、
個人にも減税をやり、
というようなやつを言ったんですけども、
赤字国債を出さない党と党とかですね、
財源があんまなくというのもありつつ、
短期的には効果あったけど、
なんか絞んじゃったよみたいな、
そういうイメージですかね。
はい、そんな感じです。
じゃあこれを復習とさせていただきまして、
最後はですね、
小淵慶三さんの時代ですか。
はい、そうですね。
を扱いたいと思います。
では次回またよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
定時経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
34:34

コメント

スクロール