[単話#34] 2000億円よろしく！"藻"で世界を変えるバイオ事業、和製ユニコーン入りをした「ちとせグループ」の記事とリーダーシップ【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

声が死んでる5月2日の収録ですねこれ（by 飯田）

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介

▼本日の番組チャプター▼

(00:00) ちとせグループ、和製ユニコーンに　海外で藻を大量生産

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC091KL0Z00C25A4000000/

(01:14) バイオエネルギー・バイオ事業はビジネスにするのが難しい未完と可能性の事業であった

(02:27) 総事業費500億円以上、2000ヘクタールha（港区と同じサイズ）の土地が必要

(03:21) ロボットとAIでさらにエネルギー＝石油が必要になる未来を見据えて、代替エネルギーになれるか。バイオという夢のエネルギー

(04:16) 最高経営責任者（CEO）の攻める姿勢と受け答えに注目できる記事です

(05:42) ビジネスと社会課題の解決とはなんぞや？リーダーシップやビジョンの中身として感じること

※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年5月2日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※

■政治経済情勢活用会とは？

設立趣旨：私たちが目指すこと

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政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。

普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

ちとせグループは、海藻を利用したバイオ事業を展開しており、2025年には73億円を調達し和製ユニコーンに名を連ねています。彼らの取り組みは、持続可能なエネルギー源としての期待を込めて長期的な視野で石油産業に挑んでおり、そのリーダーシップが注目されています。

ちとせグループのビジネスモデル

政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。

マクロ担当・解説の野村です。

ミクロ担当・インタビュアーの飯田です。

本日のニュースは野村持込、ニュースタイトルはこちら。

ちとせグループ、和製ユニコーンに海外で猛大量生産。

川崎市に本社を置くちとせ研究所を中核とするちとせグループは、

2025年3月10日、統括会社であるシンガポールのちとせバイオエボリューションが

第三者割立増進より総額73億円を調達したと発表したと。

これどういうことかというと、どうもね、

ビサイモ類もですね

海の猛やんね

そう、海の猛を生産して化粧品とか化製品とか化学製品

あと燃料とか飼料、鶏の餌とか飼料ですね。

とか職員などの幅広い用途の開発に取り組んでいると。

バイオものづくりの技術開発のためにやってる方で

1000億円突破し和製ユニコーンのナンパ買いも入りをしたっていうお話なんですけれども

僕が面白いなーって思ったのが

正直ね、バイオってみかんの永遠の夢みたいなところがあって

これまで、あくまでこれまでですよ。

なんですけど、いかというと収支がね、持たないんですよ。

利益が出るような構造の事業を作るって

バイオってすごい素晴らしい技術なんだけど

利益、ビジネスとして成り立たせることが難しくって

永遠の将来性のある事業だよねーって言って

辞めちゃうっていうところがすごい多かった中で

結構ね、現時点ではまだ難しいって書いてるんだけど

でも高負荷価値の材料であれば

例えばそんなに大きくない施設

100ヘクタールの施設でも利益が出る価格で製造できるかもしれない

とかっていう見通しを立てておられると

そうね。

そう、っていうことが書いておられて

石油にとって変わる需要の受け皿として

もうちょっと大きい大規模生産施設まで行ったら

多少なりとも利益が立つかもねみたいなお話をしておられて

理想と現実を掛け合わせる

っていうところがすごく面白いなーって

僕は思ったっていうところで取り上げさせていただきました

バイオ事業の展望

言うてごついぞこれ

今そんなに大きくないみたいな言い方しましたけど

いやそうなんですよね

いやいや全然大きいよ

感覚難しいと思うんですけど

まず掃除業費580億円でしょ

いやもうでかいっすでかいっすでかいっす

上場してないのに1000億円を突破した和製ユニコーンであると

この時点で注目すべきなんですけど

実験施設が100ヘクタールでしょ

1キロ四方でしょ

100ヘクタールっていうこと

でかいよね

記事にあるね

石油に価格競争で勝てる域地というか

書いてるんですけど

2000ヘクタールあればいけるって書いてあるんですよ

2000ヘクタールぞ

これの20倍

ヘクタール計算だから

計算あってるかわかんないんですけど

20キロ×10キロになるんじゃない

10キロとかだから

2000ヘクタールだからね

記事中に出てくるんですよ

2000ヘクタールってどれくらいの広さか

港区と一緒ですと

でかいよそれは

でかいよね

その規模でやらないと

やっぱバイオって

合わないんでしょうね

合わないんですよね

これまでも石油

特に石油の分脈が大きくって

エネルギーね

それこそさAIとかロボットとかで

めちゃくちゃエネルギーを

されていることが

想定されている中で

でも石油バカ食いしたらさ

地球環境が

この天秤にかかってるわけですよ

そうですね

の中で一つはね

もちろん水素とか太陽光ももちろんだし

風力もとかって言われてるんだけど

やっぱエネルギー転換効率どうなんすかとか

結局その材料とか含めて考えたら

石油とそんな地球環境に対する影響が

そんな変わんないんじゃないのみたいな

説も色々ある中で

大きめのエネルギーなんすよ

CO2吸収するからね

もうだからね

陸挙領得ですからね

そうなんすよ

でも採算に合わないと

でも採算は合うのかさ

2000ヘクタール用意すればできる

ヒジで面白いのかな

ここの社長さんが言ってるんですけど

2000ヘクタール必要ですよと

そんな広大な土地がどこにあるんですか

って言ってるんですけど

社長の反論が素晴らしい

東南アジアには油屋市農園で

油屋市農園って言うような

ご返答されてて

希望がでかい

素晴らしいことです

素晴らしいよね

この返答がさらっと揺られるっていうのがね

イメージしてるってことやもんね

日経ビジネスの記事なんですけど

締めがかっこいいっすよね

千年先まで残るっていうことで

その千年を意味する千歳という名前を付けたっていう

夢が感じられる

社名に付けて

千年とはいかなくても

相当長い実感がかかることは

リーダーシップと未来のビジョン

あるっていうことやし

モルイ産業が石油産業にとって

変わるっていうところまで見据えてるから

ちょっとみんな聞いてる方も

一回目をつぶって想像してほしいよね

10キロ×20キロもだけの景色を想像して

そうやね

すごい施設やと思う

そこで研究までこなして

1キロ四方でも大改造

1キロ四方でも

東京ドーム何個分みたいな話になる

東京ドームって何ヘクタールなのかな

東京ドームで5ヘクタールぐらい

5ヘクタールぐらい

いやーでかいね

ガッツリって感じなんじゃないですか

これ読んで

社会課題って

これはすごい大きいお話なんやけど

めちゃくちゃ大きいけど

肩肘張る必要はないっていうか

社会全体で見たときの

ビジネススマンみんなさ

目の前のお客さんの課題を解決するために

頑張ってるわけじゃないですか

その延長線上に

社会課題の解決っていうのがあるって思ったら

肩肘張らずに

一人一人がね

やっていけばいいんじゃないかなっていうのは

個人的にはね

これがリーダーシップかなって思ったりするんですけどね

日々読んでて思ったのは

採算を得るのは

2000ヘクタールでございますと

港区ぐらいのサイズなんですわと

2000ヘクタールのサイズで一個作るのに

2000億円ねって

和製ユニコーンとして

ようやく580億円とか色んなとこから集めて

状態が

の中で

2000ヘクタールあったら採算合うから

2000億円いるんやけど

これ必要やからさ

みんな応援してやりましょうよって

ズバーンとこう

分かります?

よく経営ビジョンがどうとか

ミッションとか

言いますけどそこじゃない気がするんですよね

やっぱり

それが当たり前ぐらいに言ってるというか

リーダー自身の

今回で言うと藤田CEOですけども

これが当然で私たちがやることですっていう

この空気感が

僕はこういう規模の

会社で必要なリーダーシップなんかな

っていうのを思いながら読みましたね

なるほどね

夢とかじゃないもんね

僕もそういう感じはする

夢とかじゃなくて

自分の

なんていうの

自分の耳の上話は言えへんけど

自分ごとよね

自分ごとやし

これをやりたいんでみんなやりましょう

っていうこのある意味もはや気軽

気軽ではないんやけど

なんやろな気軽ではない

難しいけどね

でも僕は気軽とか肩肘張らない

っていう表現に思いました

全然フワフワしてないけど

すごいユートピア感はあるやん

ここが落としどころというか

だってニュースのリードのところでは

1億円から73億円

資生堂の事業会社から

31億円調達しました

三井住友とみぞほから

42億円調達しました

ふむって言ってる中でさ

これでもとんでもない金額やん

2000億円よろしくって言うの強いよね

なかなかできんくない

一旦今のお金で

100ヘクタールで

実験するから

実証成功やったら

2000億円よろしく

2000ヘクタールの土地用意して

やるからねって

計算は運でみたいな

すごいなと思うこれ

腹のくくり方が違いますもんね

そう腹のくくり方って感じかもしんないな

やっぱり最後リーダーシップは

勇気に行き着くんやなって

そういうところを感じましたね

あんまニュースと関係ないかもしんない

でも学びになる

そんなところで

いろんなニュース取り上げていきますが

今回は野村さん視点ということで

我々の取り上げるニュースが面白いと

私たちの方に紹介していただけると嬉しいです

マクロニュースを日常に落とし込む

政治経済情勢活用ラジオ

インタビューワーの井田でした

そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている

話し手の野村でした

今日もありがとうございました

ありがとうございました