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2025-01-23 14:52

[#10]ビジネスマンのための面白い経済ニュース:ポルトガル首都リスボンでは約10年間で住民が30%も減少。世界を揺るがすオーバーツーリズム問題/ミクロ飯田 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介

本日は毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ているマクロ野村が担当


▼本日の番組チャプター▼

() 「東京、京都は混みすぎ」「エベレストはゴミだらけで衛生も…」 アメリカの旅行ガイドが選んだ「行くべきではない旅行先」15選!?

https://news.yahoo.co.jp/articles/75f63aaf975e0d0b300c69af4a18d81c2b0f5c54

() 東京と京都はどのように書かれているか?

() 日本はまだまだ余裕。世界のオーバーツーリズムがとてつもない問題

【★重要】ポルトガルの首都リスボンでは約10年間で住民30%減少!

() メキシコのオアハカ州 - 町の主要言語が変化、住民が去り続けている

() さらに違う側面からのオーバーツーリズム問題。日本人にも人気のあのリゾート地も

【★重要】政府司令でリゾート開発を禁止するような法令も検討

() いまやエベレストはお金さえあれば登れる。いったいどういうこと?

() 【★重要】インバウンドで稼ごうというマクロの政策が起こること

() 日本のニュースで見る日本と、海外のニュースで見る日本


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年1月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

00:04
政治経済情勢活用ラジオ、本日は注目ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビューワーの飯田です。
本日のニュースは、飯田持ち込み。ニュースタイトルはこちら。
東京、京都は混みすぎ。エベレストはゴミだらけで衛星も。
アメリカの旅行ガイドが選んだ、行くべきではない旅行先15選。
行く方ではなく。
このニュースは、ただ面白いから持ってきたわけじゃないんですよ。
意味があります。
オーバーツーリズム問題というのがあります。
分からない方もいらっしゃると思うので、説明すると、観光客が多すぎて、
観光地自体が、いろんな課題とかを抱えていて、
街として崩壊しかかっている。
この15選、行くべきではないところは、
オーバーツーリズムによって観光地として楽しめないばかりじゃなくて、
観光業として、その土地や地域社会に、
持続不可能な程の負荷がかかっている場所という意味で、
まとめられている。
今、タイトルに東京・京都ってあった?
そうなんです。入ってるんです。
そうなんや。
これはアメリカの旅行ガイドの出版社である、
オーダーズ・トラベルという会社があるらしいんですけども、
そこのノーリスト2025というのがあるらしいです。
それは行くべきではない。
その15選の中に、今言った通りですね、
東京と京都が含まれていると。
15分の2は日本の都市で2つ入っているということですね。
で、せっかくなんで実感を持ちやすいようにですね、
先に東京と京都にどんな書き方がされているかというのを。
ああ、なるほど。聞きたい聞きたい。
アメリカの旅行会社が京都をこう見ているということですね。
ああ、いいね。
行くべきではない理由。京都2本。
国内報道でも頻繁に取り上げられているが、
京都もオーバーツーリズムによる交通渋滞や、
住宅費の上昇といった問題を書かれている。
マナーの悪い観光客によるルール違反も多く、
地元住民の反感を買っているだそうです。
もう、ほんまに聞いてる通りやね。
そう。で、東京はね、もっと分かりやすいです。
実感が近いと思います。
さっきこっちの方かな。
東京もオーバーリズムには悩まされている。
円安により外国人観光客は増えたが、
ホテル代の急上昇などにより、
地元住民にとって痛い問題となっている。
あー、よく言われる。
実感のあるやつやね。
出張できないとかね。
泊まる場所がないとか、
ホテル代が1泊1万円、2万円で上がっていって、
日本人がカプセルホテルに泊まったりとか、
無理矢理しないと出張すらできないみたいな。
そういう地元で働く人とか生活してる人にとって、
不可能なほどの負荷がかかっている、
きついものがかかっている状態が
オーバーツーリングなんですけど。
京都、東京ってもうそういう、
それぐらいの深くと見られている。
見られていると。
そして今回リスト入りをしている。
03:01
ただですね、どんどん読んじゃうんですけど、
他の都市を見るとこんなもんじゃない。
全然ぬるい。
ぜひこのニュース見てほしいんだけど、
恐ろしいことがいっぱい書いてある。
全部読めないんで、読むんですけど、
この15個の中にポルトガルの首都のリスボンが入ってるんですよ。
リスボンが何ページで、
リスボンでは住宅の60%が旅行者向けになっている。
いやー、Bのやつや。
世界で3番目に暮らしにくい場所にも選ばれ、
生活費・住宅費の高騰が進んでおり、
2013年比で人口が30%減少した。
え、すごくない?
うるせーや。
とんでもない。
2013年比。
えと一周で?
12年で、このニュースが年末なんですけど、
約10年ちょっとで人口が都市から30%減。
えー。
住宅の60%は旅行者向けだから、
今、日本で言うと民泊とかになるんかな。
とか、ホテルに建て替わってる。
で、生活費・住宅費が高騰しすぎてて、
首都に関わらず、ポルトガルの地元の人はもう住まない。
友達100人できたら、30人はもうおらへんってことやもんね。
おらへんってこと。
出ていってんの、首都から。
首都からその国の人が出ていってて、
旅行先になっていく。
まさにオーバーツーリズムのオーバーオブオーバーなんだけど。
オーバーオブオーバーやね。
こんなものがたくさん載ってて、
東京と京都の話はですね、大したことないことはないんですけど。
現地からするとね。
これはね、とんでもない状態になってる。
住民でもほんまに減っていくんよね。
で、あとはですね、他にもこういうのが多くて、
時数は書いてないんですけど、
メキシコのオアハカ州ってのが入ってるんです。
オアハカ州は2020年以降で見て、観光客が77%増加。
で、観光業をあてにした外国人の移住が進んでいると。
その業務としてね。
この結果、スペイン語に変わって使用言語は英語になってしまいと。
住宅や作業場だった建物が次々に観光客向けのホテルやレストランに姿を変えたと。
生活費と住宅費の高騰に耐えかねえ。
元からの住民は集団でこの地域を去っているって書いてます。
住民が去る。
住民がね、去ってるんです。
さすがに住民が集団で去るほどでは今のところ東京・京都はないやろうからね。
そうなんですよ。
露骨に住宅費の高騰やろうね、一番はね。
そうなんですね。
あとはですね、他の都市、全部呼ぶと激しいので、
もう一個、違う側面で特徴的なですね。
日本人にとっても人気の場所です。
バリ島。
06:00
インドネシアのバリ島のニュースですね。
日本でも人気の観光地バリ島には年間530万人の観光客が訪れると。
これは2023年のデータです。
オーバーツーリズムはインフラに大きな負荷をかけ続けており、
渋滞や物価の上昇だけでなく、ゴミ処理が大きな問題となっている。
バリ島では年間160トン水平の排気物が排出されているというが、
適切に処理されているのは半分ほどだといいと。
環境への影響が甚大であると。
はい。
ゴミだらけになってしまったビーチもあって、
地元政府は9月バリ島の新規ホテル開発の一時停止を発表していると。
あ、そんなレベルで。
そうなんです。
それは知らないんだ。
はい。政府発表で、もうホテルを作るのを一旦やめろって言われている。
あ、ほんまに?
あとスペインのカナリア諸島とかも、
地元住民が大規模デモを常に行っていて、常に言い過ぎだね。
大規模デモを行っていて、
カナリア諸島はもう限界というプラカードを掲げて、
政府に対してずっと圧力というか、戦い続けているというようなことが書いていて。
住宅の短期レンタルを制限する規制を掛ける計画を政府が発表している。
じゃあ民泊に対して直接的に規制を掛けていく。
直接的に規制を掛けるということをスペインのカナリア諸島はやっていますよとか。
15分の6、7ぐらいだと思うんですけど、
エベレストとか、他にはですね、インドケララ州、
イギリス領バージン諸島、
イタリアのアグリジェント、これシチリアの方やね。
シチリアね。
タイのサムイ島、ベネツヤ、
ベネツヤね。
あとスコットランド、ノースコート、トートーですね。
全部多分言ったかわからないんですけど、その15選が選ばれているという話です。
へー。
タイトルだけ聞くとね、何のニュースやねんっていう。
結構ね、こんなに問題になってるんですよという。
よくゴミ問題っていうのは、
日本で、例えばプラスチックをなるべくやめましょうみたいな。
ありますね。
日本に居るとあんまり実感できないんですよね、ゴミが。
そうは言うても町にそんなプラスチック落ちてへんで?
海もそんな。
日本人の人たちは、結構日本国内に住んでいる人たち、
プラスチックゴミ捨てたりとかしないから、基本的には。
で、なんで俺ら紙にせなあかんねんっていうのは結構言われたりするんだけど。
ストローがまずいやなね。
今のお話聞くと、
余波を受けてるとはいえ、特にインドネシアの80万トン、
ちょっとパンチあるなぁと。
それの一定数はプラスチックゴミやろうから、当然。
インドネシアはね、160万トンで、ほぼ半分しか適切に処理だから。
そうだね、80万トンですよね。
いやぁ、そりゃちょっと水に溶けるようなとか、
いう世界的な潮流になってもしょうがないなぁっていうのは、
09:03
なんか今ちょっとふと感じたなぁ。
で、そのニュースサイトにもあった通りですね、
エベレストとかもすごいらしいです。
ゴミが、30トンのゴミが膨大に放置されているとか書いてますね。
なんか、富士山も今すごいらしいね。
富士山も今すごいらしいんですけど、
エベレストはなんかね、
お金さえあれば登れる山になってるらしくて。
あのガイドによるとね。
そうそうそう。
雪を見たことない人も登りに来てるみたいな。
すごくない?
エベレストを登るこのツアーで、
初めて人生で雪を見る人がいらっしゃると。
そういうレベル感で、
もともと人類最高峰と呼ばれた、
エベレストの登山にいらっしゃるっていうような観光客がいるんですよ、
っていうニュースが書いてあります。
そりゃまぁ、愛着とかもないやろうから、
ゴミ捨てちゃうか。
そもそもゴミの捨て方わからんとかは山とかあるやろうからね。
自分で持って帰らなあかんとかっていうのが、
ちょっとわからん人とかがおると。
あともう一個別角度ありました。
インドの先のケララ州の場合なんですけど、
美しいビーチで知られる観光地なんですけど、
観光客像に合わせての乱開発により、
環境破壊が進んで、
地滑りの災害が発生してると。
昨夏も豪雨により大規模地すべりで
400人以上が命を落としたって書いてるんで。
地盤が持たない。
地盤が持たないんや。
そうっていうことですね。
一番ね、いろんな見方あると思うんですけど、
僕が読んだ中で一番衝撃はやっぱりリスボンですね。
リスボンのこれ読んだ時にこれ取り上げろって思ったんですよ。
住宅の60%が旅行者向けで、
10年で人口30%減はとんでもない。
ちょっとパンチあるなあ。
これ首都やし。
バリトーとかバリトーカーやからね。
やったらっていう表現もあれですけど、
首都でそれはちょっと。
でも確かにポルトガルって
観光で、
インバウンドで設けてっていうところを
結構10年20年かけてやってきてはったんですよ。
そうそうそうそう。
マクロの政策がしっかりと
いい方向でも悪い方向でも
ちゃんと結果に出てしまっているというか。
僕は今聞いた時に
政治が決めたことがちゃんと
結果につながってるって思いました。
良い意味でも悪い意味でもね。
そうそうそうって思いました。
いやとんでもないよ。
そう。
コロナ前とほぼ同レベルなんだって。
その旅行者数が。
2024年1年間を通して
全世界の旅行者数が
新型コロナ流行前と
ほぼ同等になったそうなんですよ。
それで現状こうなってる。
日本もね
確かインバウンド2023年
コロナ禍前後
コロナ禍前と同じか
12:01
超えたっていうニュースだったと思う。
この前見た記憶があるんで。
同じようなことは起こってるんやろうなぁ
とは思えど
いや、さらにそれを言ってんなっていうのが。
面白くないとか言っても
どうとかっていう意味の
行くべきではない旅行リストやったかもしれないですけど
全然詳しくはないんですけど
こういうふうな切り口で
最近は言われていると。
これは毎年発表してるそうです。
なるほどなるほど。
今年はこういう状態でみたいな。
でもそう上がってしまうと
見てる人があんまりいないやろうから
影響もないんやろうけど
ちょっと現地の人たちがね
どう思ってるかっていうところは
ちょっと大事なんやなっていうのはふと思いました。
本当そうです。
現地住民がもう救急でございます。
ボロボロです。
やっぱりサービスするのは現地の人たちやから
気持ちよくお互いにね
サービスしてサービスしてもらって
っていう関係を本当は築けたらいいのにね
マクロの人間やから
ちょっと綺麗なこと今言っちゃったけど
率直な感想として思いました。
東京はよく人口が集中してることを言ってるけど
オーバーツーリズムという文脈では
日本のニュースではしないよね
とかもあって
この辺がやっぱり
日本のニュースで日本を見るのと
海外から見た日本はこう見えてるというのが
面白さというか
それは6時間ニュースおじさんの野村さんが
いろんな海外メディアとか見ていただいてると思う
それを採用してる政治経済活用ラジオの
楽しみどころかと
いう風に思いましたというところで
また喋りたいことありますか?
一旦いきますか
無限に
無限に
マジで何かあります?
外から見られてるんだなというのは
すごく面白いなと思いました
分かりました
今日の注目ニュース1本は
この辺で終わりたいと思います
注目ニュース1本は
今の通り
マクロ担当の野村さんが持ってくる日と
ミクロ担当の私が持ってくる日で
全然経路の違ったものをプレゼンしてます
喋りやすい内容を主に扱っていまして
そうではない
日銀が出したニュースとか
ドイツのドコドコが出したニュースとかは
Xの方で上げてたりしますので
もっとマクロのニュースが知りたいよ
野村さんはこんなとこ見てるんだね
っていうのを知りたい方は
Xの方を見ていただけたらと思います
では今日のところは以上ということで
マクロのニュースを日常に落とし込む
政治経済情勢活用ラジオ
インタビューワーの伊田でした
そして毎日6時間以上
国内外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした
ありがとうございました
14:52

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