1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
  2. [5-2]2024年の最重要ニュース..
2025-01-07 39:23

[5-2]2024年の最重要ニュースはコレだ!3月〜6月まとめ:選挙で動く世界情勢、ヨーロッパの苦しさ、中国経済の事情、原油価格下落ほか【2024年ニュース総まとめ編2】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

本シリーズ、マクロのニュースをガッツリ聞いてみたかった人は必聴です。

2025年以降にも大きな影響を及ぼすであろう2024年にあった重要な政治経済ニュースを総まとめ。選挙や物価上昇に関する解像度をあげて、来る経済情勢や景気の変動に先回りできる情報強者に!


X(旧:Twitter)に解説するすべてのニュースのURLを掲載中です。閲覧頂きながらPodcastを聞いていただけると理解しやすいと思います。

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▼本日の番組チャプター▼

() X(旧:twitter)のアカウントで実物URL掲載中

() 【★最重要】野村が選ぶ2024年で最重要ニュース。もし1つだけ選べと言われればコレだ!

() 2024年3月度に、日銀は金利を1%まで上げることを予告。その後どうなったか。

() [2024年3月ニュース復習]「中国成長率目標は5%前後で据え置き、経済モデル転換確約」の解説

【★重要】知っておきたい中国経済の本質は世界の工場ではなく不動産売買の国?

() [2024年3月ニュース復習]その他を一挙にまとめ解説

() [2024年4月ニュース復習]韓国総選挙、最大野党が地すべり的勝利 尹政権に厳しい「中間評価」の解説

() [2024年5月ニュース復習]「日銀が国債買い入れ減額、YCC解除後で初 長期金利上昇」の解説

→ 日銀が担う国民経済のための役割とは?

() [2024年6月ニュース復習]「2024年欧州議会選挙の結果」の解説

→ いますぐ脱退しろ!の過激派が議席10%強。EU所属の国はどこも自分の国が苦しい?

() 【★重要/活用】ヨーロッパに日本企業進出やキャリアアップのための渡航は難しい?

() [2024年6月ニュース復習]インド総選挙とイラン選挙の解説。世界や日本への影響とは

() [2024年6月ニュース復習]「OPECプラス、協調減産25年末まで 相場下支えへ1年延長」の解説

→ 原油価格が下落していっている影響とは

() マクロのニュースを聞き続けてた飯田の感想


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2024年12月30日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

2024年の重要ニュースを振り返りながら、日本銀行の17年ぶりの利上げが日本経済に与える影響を考察します。また、中国の成長率目標や経済モデルの転換についても取り上げ、今後の世界情勢に関連する要素を分析します。2024年においては、中国の全人代やロシア大統領選挙、韓国の選挙結果、日銀の金利政策変更が重要なニュースとして挙げられています。特に中国では、党の権限強化が示され、一方でロシアではプーチン大統領が87%の得票率を記録しました。韓国の状況や日本が影響を受ける可能性についても議論されています。2024年の欧州議会選挙では、新しいEU勢力が勝利を収めつつも、極右勢力が10%以上の議席を獲得しました。高インフレや経済の苦境が原因で、国際協調に対する懐疑的な意見が増えており、中国との関係の変化も影響を与えています。2024年の重要ニュースを振り返り、選挙に影響される世界情勢、ヨーロッパの経済的苦境、中国経済の変化、そして原油価格の動向について詳しく解説されます。

日本銀行の利上げの影響
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
では続きとっていきたいと思います。
2024年のニュースを毎月1月2月3月と振り返っていこうのコーナーですが、1月2月まで終わっております。
こちらですね、Xのアカウント、政治経済情勢活用ラジオ、もしくはシャープPESUの固定投稿と言ったらいいかな。
プロフィール開いた一番上に固定してます。それを上からやっていって、その解説を野村さんがしているという流れですので、
もし実物のニュースを見たい方は、ぜひXにアカウントを見ていただければアクセスできますよというURLをぶわーって貼ってますからね。
では続き、2024年3月いきましょう。
ここで昨年を振り返って、3月のニュースと言えばもうこれでしょうというやつ。
では野村さんお願いします。
これはもうめちゃくちゃ重要なので、2024年1番ぐらいです。
じゃあ2024年で一番、もう一個だけニュースのURLを貼れって言われたら。
僕はこれを選ぶと思います。
そのレベル?
はい、そのレベルで。
日銀が大規模緩和策を修正。17年ぶり利上げ。国債買い入れは継続。
これですね。
聞き方としてはですけど、なぜこれが一番重要なの?
日本経済に、僕は直接的に影響を与え得る可能性が一番高いものである。
なるほど。
日本で暮らす方にとって、仕事とかに一番関係する。
一番関係するのはところだと思います。
なるほどね。
物に関係すると思います。
なんでなんですか?
政策金利っていうのを見て、基本的には預金金利だとか、貸付金利ですね。
住宅ローン。住宅ローンの近隣にほぼ直接的に影響を与えているのが日銀さんの政策金利なので。
細かいことを言うとね、ガチ勢の方からはちょっと違うよっていう方もおられると思うんですけど。
振り返りやから丸めてわかりやすく。
丸めてわかりやすくはお伝えします。
なので正確なことはちょっと調べてください。
丸めて話すと、住宅ローン金利だとか、日本政策金融高校さん含めその辺の銀行さんの貸し出し時の金利だとかっていうのに影響するので。
自動車ローンとかも金利に影響するので。
我々の生活の中で、やっぱりお金を借りるっていうことは銀行さんからね、金融機関からお金を借りるっていうことは日常的になされてて。
借りるっていうことは大きなお金が動いているときなんですよ。
基本的には。
なので、大きなお金が動きやすくなるか動きにくくなるかっていうところ。
大きなお金が動くっていうことは、大きな利益を出しやすくなる企業さんがおって。
それに対して大きな金額が動くものを買ったりするっていうことはそのものを作らないといけないから。
そのものを作る外注さんとか材料を作ってる方とか、いろんな発注をするわけですよね。
っていう全ての基礎になっていく、起点になっていくのが金利。
これが17年ぶり?
17年ぶり。
すごいね。
そう。
もう人によっては生まれてない。
ああそっか。
あるんじゃない?
あ、ほんまやな。
だって例えば物心が3歳からとしたらさ、今20歳の人にとっては。
そっか。
金利がゼロしか知らないってことになるんじゃないの?
マイナス。
マイナスか。
マイナスからなんですよ。
マイナスから始めて。
異次元緩和しか知らない人たちっていうのがたくさんおるっていうことだね。
うん。
ああ、アベノミクス以降とかですからね。
そうですね。
そもそもこれ大きな影響がっていうのは、いい影響悪い影響、場所によってちゃうと思うんですけど。
中国の経済モデル転換
ああ、もちろんもちろん。
どういう文脈で喋ってます?
悪い影響で言うと、住宅が売れなくなる。直接的に言うと。
ああ、高いからね、金利がね。
金利が高いから。
いい影響で言うと、多少なりとも、この程度では影響はほぼ皆無と思ってもらっていいんですけど、
はい。
預金金利が上がると、銀行に預けている方が国民としては大半だから、ちょっと懐があったかくなる可能性がある。
このレベルではない、このレベルではない。
昔、本当に太古の昔、太古の昔言うたらあれやけど、太古の昔言うたらあれやけど、
うちの母の世代なんかは、それこそ7%、8%、10%っていう預金金利が定期金利つきますよって。
だから何千万預けたら一年食べていけるねみたいな。
伝説の時代ね。
伝説の時代がやり直したんで、それで言うとね、異次元緩和に慣れすぎちゃったのと、
バブル期以降しか僕らは知らないからっていう人が増えたから、実感にはならないんですけど、
一応この金利っていうものはね、そうやって懐を温めたり、懐を冷やしたりっていうところはたくさん出てくる。
今後どうなりそうとかあるんですか?もっと上げていくとか。
一応1%までは上げるよと予告して貼る。
そうなんや。
この時に予告して貼る。
この時に予告して貼る。
で実際上がったんですか?
実際は日銀さんが当初予告してたり、市場の人たち、経済ガチ勢の人たちが想定してるよりは、
当時よりはね、2024年3月よりはすごくゆっくりとしたペース。
だから予定通り進行してないってこと?
してないです。
遅いってことね。
遅いです。
でもいずれ来る?
うーん。
なんて言ったんやろ。
上げ、徐々に上げてるってことだよね、ゆっくりってこと。
ものすごくゆっくり上げてる。
その反応次第ではやっぱりやめた。
もうあり得るし。
全然あり得る。
上田総裁、日本銀行の総裁、一番トップの方って上田さん、上田和夫さんって言うんですけど、
上田さんが公言しておられるのが、データを見て、国民の皆さんの肌感、体感、反応を見て、
総合的に勘案して、いけそうだったら1%まで行くけど、あくまでデータ取り分のお話で、データ取り分ってデータ次第っていうお話で、
そこまで上げるかどうかっていうのは、毎月毎月見て、言っておられる。
毎月毎月上げるか上げないかの判断してはるってこと?
そういうこと。ほぼ毎月会議があって、毎月毎月は判断しておられる。
じゃあ、もしこれがバシッと上がるようなことがあれば、うちのラジオでは確実に取り上げるだろう。
100%取り上げます。
100%。すごいね。すごい圧を感じました。
やっぱり日銀さんがすべての起点なので、僕はですけどね。
マクロとしては取り上げますね。
平ラジオとしては。
平ラジオ。
やっぱり日銀さんを見ないとねっていうところはあります。
それをどう日常に活用できるか読み解けるかは、我々の腕にかかりますね。
そういうことになります。
じゃあ、振り返りですから、次行きましょうか。もっと喋りたいってことですけどね。
よくわかってらっしゃる。
2024年3月、リストの中から紹介してください。
中国成長率目標は5%前後で末大きいと。経済モデル転換革約全人代開幕っていうところですね。
どういうこと?全人代開幕がわからない。
まず全人代っていうのは、日本で言うと国会が開かれました。
そういう意味だね。
国会が今日から始まりましたっていうのが、毎年全人代。
ごめんなさい、略称なんですけど、ごめん、本当の名前をググってください。
いいんじゃない?
3月から毎年始まっているところで、そこで何をおっしゃったかっていうと、
だいたい最近ね、中国の経済成長率目標みたいなものを定めるんですよ。
日本ではそういうのはあんまりないんですけど、それを5%前後って毎年言い張って、
正直コロナ禍以降、中国の経済ってかんばしくないのがあって、
特に不動産の市場っていうもの、ビジネスっていうものがちょっとしんどいねっていう時期がずっと3年ぐらい続いてて、
その中でまず5%っていう数字を出してきたっていうところが、えらい強気やなって世界から受け止められた。
なるほどね。強気に、末起きっていうのは強気で来たやんって意味?
強気で来たやん。これはもうそういう文脈と思ってもらっていいと思います。
実際そんないけんの?っていうのがもうみんな思ってる。
目標下げへんねや。
そうそうそうそう。そういう意味で書いてる。
なるほどね。
経済モデルの転換をかくやくっていうのは、さっきちらっと言ったんですけど、
中国経済の原動力ってみんな世界の工場のイメージが強いかな?もしかしたら。
中国で安く作ってみたいな。
そうそうそう。みんな思ってるじゃないですか。
なんですけど、実際は不動産なんですよ。
どういうこと?
不動産を買って、その不動産買った人がまた売ってっていう。
で、もともとはね、地方政府。
中国の地方の、例えばね日本で言うと、全然ちょっと形が違うから一概には言わないんだけど、
例えば大阪府が土地を持ってるわけなんですよ、あの国は。
大阪府とか東京都とか地方自治体が持ってるとして、
その土地を売るよ、正確に言うと貸し付けなんですけどね、正確に言うとね。
まあまあでも一旦わかりやすく売るという表現をさせてください。
売るよと。でそれを買って、でそれをまた売ると。
土地の転売ですよね。
日本はそれが今は規制されてるのであんまりできないんですけど、
中国ってあんまりそういう規制なかったから、
そこでお金を回すことによって儲かる人が出てきて、
いわゆるみんなが思うような中国から来られる大富豪の方々みたいなイメージで、
また不動産がまず原動力だった。
ああそうなんや。
そうなんですよ。世界の工場というよりは不動産の国だよねっていうのが正直感覚としてあって、
世界の工場だったのって多分10年前とかのイメージなんですよね。
そうなんや。もう2024年では違うと。
中国が工場でっていうのは2010年代の前半の話。
そうそうっていうイメージだったんですけど、
さらにだから不動産が3年間ダメで、そのおかげで全体としても沈んでいる状況が長く続いているから、
消費者主導の経済に変えるっていうことを最近おっしゃっておられて。
どんな形になるんですか?
えっと、本当に働いた人たちが給料をもっともらって、それを一般的な消費。
何、車買ったりとか?
ああ車も入ってるね。車も入ってるんやけど、もっと身近な、例えば旅行とか。
ああはいはい。
そうそう。旅行とか車とか大きめの買い物でいうとその辺やし、
例えばエンターテイメントだとか、スマホでいろいろやるとか、
あとは普通に消費ですよ、物販の方で利益を上げていくスタイルに変えていこうっていうことを、
ここ1年ぐらい言って。ここ1年じゃない、2年ですね、もう3月だから。
ああそうなんや。
っていうことを言われて、おっと。
なるほど。
じゃあもっともっと中国の経済ってこんなイメージだよねっていうのを、
僕ら認識をもっと改めていかないというか、新しくしていかないといけないよねみたいな。
可能性がある。
そういうニュースです。
転換点にいる。
中国っていうものに対するちょっとステレオタイプっていうかね、
固定的な見方をしていると、ちょっと時代から遅れていっちゃうかもしれないよねっていうのはあります。
日本って忍者だよねってまだ言ってるの?みたいな感じ。
ああまあちょっと近いですね。そうかもしれない。
いやいやもう今はラーメンとアニメですよみたいな。
ああそうそうそうそう。
そういう感覚ね。
忍者って言ってるようなもんやから、環境変わってますよっていうのはちょっと頭の片隅に置いておいてもいいんじゃないかな。
だってこの国に暮らしてても分からないもんね。改めていかないとね。
ああそうね。
だってインバウンドで一番人気ラーメンですからね今ね。
ああそうそうそうそう。
なんかもう寿司と天ぷらじゃないんだよね。
いやそうなんですよね。
圧勝ですからねラーメンが。
ラーメンって日本なんやーって思いながら思うところがありますっていうところですね。
はい。次の維持続きいきましょうか。あと何あります?
3月ね多いんで、じゃあ野村さんばっかり喋ってるんで私読みますね。
ああはいはいはい。
じゃあ上からいきますね。
ああはいはい。
中国とロシアの政治情勢
中国成長率目標は5%前後で末を置き経済モデル変換拡約全人代開幕がさっきの。
その下がめちゃ面白くてもう終わったって感じなんですけど。
中国全人代が閉幕終わった。
国防費合理的で適切30年ぶり首相会見なし。
一言何か。
特にないんですけど、30年ぶりに首相会見なしっていうのは政治的な面でね。
なんかゴタゴタしてんのかなっていうのをやっぱり周りから見てるとちょっと思うかなっていうところはありました。
なるほどね。
次が中国全人代国務委員組織法改正。
政府の役割縮小し党の権限強化。これどういうこと?
簡単に言うと習近平さんへの権限権力っていうものをもっと強めるよと言い換えても差し支えない。
ということを堂々とやってはるから。
世界中からすると特に米とか欧の感覚からするとそれは基本的にはありえないっていう文脈で受け取られましたよっていうことですね。
民主主義からより遠づいてるというか。
と見られてる。
見られてるってことだよね。
でも彼らはそうじゃないよって表現をします。
でも中国っぽいよね。
もちろんとても。
歴史的な意味で。
そうですね。
合ってるかわかんないですけどイメージ中国史見てると王権強い時強いからね。
それはある。
流行ってるキングダムとかも王権強い時代やからね。
そうそうそう。
イメージはなんとなくありますね。
そういう感じかもしれない。
次のやつが先の日議の17年ぶりです。
その下が日本銀行の3月の金融政策決定会合と上田総裁会見これは同じような内容かな。
同じです。
最後がロシア大統領選挙プーチン氏の得票87.28%結果確定と。
強すぎへん?
すごいね。
87%
これでも下がってきた方なんですよ。
そうなんや。
もともと92とか93あったんで。
よく13%の人たち投票したねって世界から言われる。
これ何年やってあんのこの人。
もうだってだいぶ。
ずっとやんな。
イメージずっとですよね。
正確な年数はあれなんですけど多分15年とかかな20年近くかなやっておられるっていう。
すごいな。
はい。
これ1回決まるとまた4年?
4年から5年なはずですね確かね。
ウクライナ問題が2022年からあって2021か2022からあってっていう中で
ちょっとプーチンさんとどうやりますかっていうところは
いろんな政治的な主張があるから世界中でね。
日本国内でもいろんな主張があってっていう中で
そうは言っても民主主義を守るっていう方々と自由主義経済を守るっていう方々との
いろいろな主張がある中でどうプーチンさんと付き合っていくかっていうのは
また次の4年やらないといけないっていうのは世界の大きな課題。
なるほどね。
というところで大きなニュースだなと思いました。
わかりました。
じゃあ3月たくさんありましたけども。
何よりもこの2024年一番だろうというのがこれだったってことね。
17年ぶりの日銀の利上げですと。
それはもうずっとチェックしとこうねっていうことが言いたいですかね野村さんは。
僕は定期的にはやっぱり3ヶ月に1回ぐらいは金利をどうするって言ったかなのほうが大事かな。
わかりました。
じゃあもうどんどんいきましょうか。
2024年4月の野村ピックアップニュースはこれでした。
韓国選挙の結果
韓国総選挙最大野党が地滑り的勝利。
野党政権に厳しい中間評価と。
大統領がねすごい批判されておられて。
韓国で。
韓国では。
プライベートというかねちょっと奥さんが政治的な癒着とかをしてるんちゃうかっていう疑惑があったりとかして。
経済的にはすごく政策的にはね一応経済学としてはねあくまで経済学としては真っ当な政策をおっしゃられるし。
国際情勢としてもバランス感覚になかなか優れた大統領だよねっていう評価の中で。
ただ汚職の問題っていうのがどうしても韓国の国民の方々には
どうしてもこれはいかんっていう風に映ってしまうのが。
奥さんが何をしてるの?
なんかねお金くすねるとか。
そういうこと?めちゃめちゃわかりやすくなった。
直接的に言うとそういう感じの疑惑。
ちょっと確定したかどうかは置いておいて。
疑惑がたくさん出ておられて。
それがね1個とかじゃないんですよ。
10個も20個もあったりとかいう状況で。
ちょっとさすがに大統領の奥さんがね、大統領夫人がねっていう感じで
ちょっと自滑り的な勝利を支張って。
大統領と韓国って国会が別々なんですよ。
だから国会の与党が大統領になるわけではないから。
大統領がこういうことしたいよって言っても国会は与党が握っててっていう。
アメリカと同じ感じかな。
ってなると大統領がやりたいことができないわけですよね。
大統領のやりたいことができないってなると当然日韓関係っていうものに直接的に関わってくる。
今の大統領、ごめんなさい。
12月先月ちょっと非免っていうかね辞めさせられちゃって。
後ほど出てくるんですけどねっていうところがあるんですけど。
日韓関係に基本的には親しい大統領だったのが
野党さんの方は日韓関係よりも日中関係を重視した方がいいんじゃないかっていう主張。
日韓関係より関中関係じゃない?
ごめんなさい。中間関係を重視した方がいいんじゃないかっていう主張の方なんで。
外交的にも経済的にも日本に割と大きな影響を及ぼす可能性があるよねっていうねじれが起こってる。
4月のニュースは簡単に言うとあんまり日本よりじゃないとこがかったよってことが言いたい。
その影響がどれぐらいあるかっていうと
割といろんな価値観のある話題なんですけど
そうは言ってもやっぱりお隣さんやから中国もそうなんですけど
ものすごく経済的な結びつきっていうのは大きいので
やっぱりどうしても影響はあるよねっていうのが市場の見方。
じゃあこのニュースがどう繋がってくるかはこのまとめの12月編をお楽しみにしていただきたい。
次回お楽しみに。
じゃあ待ちきれないと思うのでもう5月もいきましょうか。
2024年5月の野村ピックアップニュースはこちらです。
日銀の金利政策
日銀が国際買い入れ減額。
イールドカーブコントロール解除後で初長期金利上昇。
YCCってイールドカーブコントロール。
これラジオで聞いてるお得なとこですね。
YCCって何?っていう方が多いと思うのでイールドカーブコントロール。
これ取り上げた理由とか解説をお願いしましょうかね。
3月のちょうどさっき取り上げた日銀が大規模緩和を修正しましたよ。
17年ぶりにリアゲしましたよ。国際買い入れは継続はしますよって言ってたんですよね。
ラジオの中では具体的には取り上げなかったんですけど
その総裁会見ね。Xだとね。真下にURL貼ってるんですけど
そちらの総裁会見の方で国際の買い入れは減額していく可能性がありますよっていうお話をしておられたんです。
これどういう意味を持つかっていうと
日本政府が国債っていうものを発行してて
要するに税金で賄えないでも国民サービスのために出さないといけない費用っていうものを
もともと民間金融機関なんですけどね。国債って言って貸してっていう証明の再建っていうんですけど
それを発行して、もともとは民間金融機関さんに買ってもらってたんだけど
一時的に日銀さんに買ってもらってるっていう状態だったんですよ。
日銀さんの方が国債を買うのをちょっと減らしていきますよっていうのを
3月に予告してたのを5月から始める。
11月の衆院選以降ね、減税のお話だとかっていうのが出てきてる中で
財源云々観念っていうところが国債日銀に買わせればいいでしょっていうお話とか
いろいろある中で
選挙編のまとめでも何回も出ましたよね
第3回の連載かな
ぜひ自民党一挙時代じゃない頃の政策と経済の特徴っていうのはぜひまた聞いてください
そこでもあるように国債をどれぐらい日銀さんに買ってもらうかっていう
コントロールっていうところが財源どうするの論と直接的に結びついてくるから
減税にも下手しい関係がある
日銀さんの存在意義っていうのは通貨価値を守ること
安定させること
別に上がることをゼとしても下がることをゼとしてもしなくて
上がりすぎず下がりすぎず緩やかにする
そうそうということが日銀さんは一番大事な役割なんだけど
それを実行するためにはそんなに国債をあまりにも買いすぎると
ちょっと物価の上昇率っていうものが先走ってしまうから
ちょっと抑えめに行きたいなっていうところを3月に予告してて実際5月にやりはったっていう文脈ですね
なのでほんまにやったっていう5月の重要なニュース関連して重要ですねっていうニュースでしたね
なるほどね
どういう影響が実際に出ているんですか
長期金利の上昇っていうところなんでやっぱり結局金利に関わってきちゃうんですよね
国債買いで減額ってことは財源減ったってこと?
財源減った簡単に言うと
財源が減ったんやけど税収は最高なんで
税収最高やから減額していいよねみたいな話?
そういうわけではない
そもそも税収が上がろうが下がろうがちょっとずつちょっとずつ下げていくよっていうイメージなんで
そこに対して税収最高が3年間続いてるんやから大丈夫だよねっていう論と
そうは言っても日銀さんもし万が一こういう経済の大悪化とかが来た時に
日銀さんがちょっと抑え目でいきたいよって言ってる中でどうすんのっていうのとっていうところが
本当は論点でなんですよねっていうところにも関わるお話っていう感じ
すごいなもう半年ちょっと前ぐらいの話やねんけど
振り返ってみると面白いっすね
そうそう振り返るとね
1月からペラペラと私たち喋ってますけどね
そうそうそう
12月30日にね
もうすぐ日付が変わって大晦日になろうとしておりますけども
続きいきましょうか
欧州議会選挙の結果
2024年6月の注目すべきニュースはこれでした
2024年欧州議会選挙の結果
ちょっとURL見に行かないといけないんですけど
初めて見たけど6月も多いなたくさんあるね
そうそう6月もね結構たくさんあってっていう感じなんですけど
まあまあまあまあっていうところはあるんでね
何かっていうと欧州議会選挙で
新EU勢力が一応勝ったのは勝ったんやけど
EUを続けようぜっていう人たちが基本的には多いんだけど
極右というね
極右すごく右ってことですか
すごく右の勢力っていうものが結構票を取りました
まず欧州議会選挙って何?
EUっていう一つの塊としての議会があるんですよ
EUの物事を決めようという国会があって
国じゃないから議会っていう
EU議会っていうんですけど
そこでの選挙をそこもね当然選挙をして
みんなEU民なんて言えばいいやろ
国民じゃないから
EUの人たち一緒に席を置いている人たちが
投票してその議会の議員さんを選びましょう
EUに加盟してる国の人は全員選挙するってこと?
そうそうそうそうなんですよね
っていう中で
当然EUに会議的な立場の方も中にはおられて
EUが好きだよっていう方もおられてっていう中で
一応EUでEUが勝った
一応勝ったんだけど
とんでもない数のEU反対派の
しかもものすごく過激な主張をされる方
どんな主張なの?
今すぐ脱退しろ
ああなるほどね
EUは我々国民
片大きな組織になると
大きな力を持つこともできるけど
逆にね一人一人を見ることもできなくなるよね
っていう主張なんですよね
だから今すぐやめろ
なるほどね
カッコ真顔みたいな
やめても大きいと思うけどね
まあまあまあまあね
そうそうそうっていう感じで
主張しておられる方が結構取られて
結構ってどれぐらい?
あのざっくり
ざっくり84議席
何議席あんの?
えっとね
751ではあるんですけど
10パー超えてるってこと?
そう10パー超えてきてるっていう感じ
結構やね
そう結構なものなんですよね
脱退派が10パー超えたってことか
そうそうそう
なるほどね
だしそれまで2023年までっていうのは
基本的にはグローバリズムとは言わへんけど
国際協調しましょうっていう
政党だったり主張のところが議席を取ってた
アメリカもバイデンさんだし
民主党のバイデンさんだし
イタリアとかも
2022年3年あたりで変わってるんだけど
そこまでは国際協調主義の方がやっておられて
ドイツもそうだし
イギリスもそうだし
っていう中でやってきたんですけど
ちょっとね
うちの国の利益がないと
高インフレの影響
国際協調なんて言ってられへんやん
なるほどね
みんな自分とこ苦しなって
それどこじゃないってこと
そうそうそう
そういうことか
その原因として一応経済を
ウォッチしている人たちとかアナリストはやっぱり
高インフレ原因じゃないかなと
物価がっていう騒音で語ったお話が
そうそうそう
ここにも繋がってくると
物価が上昇しているっていうところで
賃金がどうしても追いついていかないっていうところに対して
不満を持っているところが
そこに物価の上昇してるっていうところに対して
EUとしてはやっぱり対応できないから
ユーロを使うななんすよね
簡単に言うと
ユーロのせいでなんすよ
なんで
彼らの主張は
旅行するとき便利やけど
そうなんすよね
為替ってそれぞれの国の力っていうものを
一応ちゃんと反映していくっていうのがあるから
例えばドイツってすごい産業が盛んで
ドイツに合わせて買わせレートが
ユーロの買わせレートが大体
正直ドイツフランスあたりの買わせレートで決まっているんですよね
国力で
そうなると正直ちっちゃい国の人たち
国々からすると
うちの国そんな強くないでっていう買わせレートになっちゃうんですよね
そうすると買いたいものが買えなくなったりとか
買えても売るか
輸出の時にうちの国そんなに安く作られへんのや
高く売れないとかいうことが起こったりとか
だから大阪東京福岡の間隔だけで
日本経済すると地方それは困るよねみたいな
そうそうそうそう
そういうイメージ
そうそうそうそうそう
でも使ってる通貨は日本円だよね
だからもう地域通貨にしようぜみたいな
そういうイメージかもしれない
もともと地域通貨だったんだってことだよね
そうそうそう
まあなるほどね
これでもどう影響があるのこのニュースが
やっぱりそれぞれの国々が
自国に内向きベクトルっていうのかな
内向きなベクトルになりやすいから
やっぱり排他的になりやすいっていうことは考えられる
どうなんのだから
例えば日本の企業が
欧州にものを売りますっていう時に規制をかけられたりだとか
なるほどね
欧州でキャリアを積みたいなって考えてる人たちにとって
いやEUの外から来てるんでしょ
だからちょっとビザっていうかね
永住権とかちょっと取りづらくするよとか
っていう動きがあってもおかしくない
EUの中だけでも困ってんのに
その外からも来たらもっと大変やろうがいみたいな
そういうことが言えるんや
実際中国に対しては
ドイツって中国に結構親中国というか
仲良くしてはってないけど
そんなドイツでも2024年は結構規制かけていったんですよ
中国のEVに対して
EVって電気自動車
そう電気自動車と太陽光発電に対してかけていったから
これ今はまだね中国さんがある意味盾になってくれてるんやけど
これあんまり日本企業とか日本のキャリアとして
欧州で暴れてるわけじゃないけど
でも利益を取ってますね暴れてますねって見られちゃうと
これもインドネシアと同じ文脈ですよね
規制かけてパッサーン行かれる可能性があるから
やっぱり現地行くんやったら現地の人に
ちゃんと利益というかメリットがある形っていうのは
ちゃんと組んだ方がいいですよっていうのは
教訓としてちょっと考えられるんじゃないかな
1月から今まで聞いてきてるじゃないですか
中国との関係性の変化
どんどん経済システムというかモデルというかが
毎月変わってきてるニュースがあるみたいなイメージなんか
2024年って結構未来から振り返ったら
転換期だったんじゃないみたいなイメージな
なる可能性があるなる可能性が全然ある
政治も転換点明確にね
もちろん本当の転換点はもうちょっと前にあるんだけど
それが顕在化してきたというか
ちょっとニュース見てる人ぐらいにはやっぱり
ちょっと感じられるようになってきたねっていうのが
政治も経済もちょっと2024年というのは大きな転換点
じゃあ5年前10年前とかとちょっと違った感覚で
経済つまり最後仕事になると思うんだけど
そういうことを考えていき始める年なんですよ
っていうことですね
僕はそう捉えてます
この振り返り放送やってよかったですね
ありがとうございます
僕はすごく面白いです
ありがとうございます
あと一応他このたくさん載ってますけども
また時間が時間なので
どれか1個か2個ぐらいか言ってもらいましょうかね
この後どれが行きます6月ですと
そうですね
モディ首相の3期目が確実に与党対象とはならず
インド総選挙というか
まあ選挙だからね
インドね
あとはイラン大統領選ですね
計画派の方が当選されて
欧米との対話重視
どちらもね
簡単に言うと
中国ロシアとだけ仲良くするんじゃなくて
欧米とも仲良くしましょうよっていう
感じない
そう
特にイランが国民が選択したっていうのは
結構知っといていいんじゃないかなって
僕は思ったんでちょっとピックアップします
1対1路的なことをやってたじゃないですか
中国って
そっちはあんまりうまくいってないっていう意味これ
そこまでは言わない
そこまでは言わへんけど
どちらかというと
欧州や米国
日本も含めかもしれないですけど
イランに対して結構過激な国やなっていうイメージの方が
おそらく強いとは思うんです
基本的には米欧に対して対立しがちだよね
っていうところがあると思うんですけど
決してそうじゃなくて国民の総意としては
いや仲良くしようよ
対話した方がいいよ
これはね知っといていいと思う
なるほどね
イメージと違うよ
報道とかはどうされてるかちょっとわからないですけど
だから東アジア中東
東アジアって今言わへんのかな
中東の辺りからインド辺りまで
っていうのの国際的な目線が変わってきてますよ
変わってきてると思っていいと思います
ロシア一辺島中国一辺島だったのが
ちょっといろんな国とちゃんと協調していきましょう
対話していきましょうね
お互い主張があるからさ
っていう風な感じが
イラン大統領選はすごく見えた感じでございます
もう一個のっている南アフリカはどういう意味なんですか
南アフリカはね
純粋にそのまま続投なんで
今度は逆に南アフリカさんは
中国ロシアと仲良くしたいんですねっていう
もう率直に
なんだっけ
ブラジル中国ロシア
ブリックス
ブリックスね
ブリックスの強化だったり
ブリックスの拡大っていうところに
もちろんそこまで考えて国民が投票してるか
言われると何ともですよ正直
だって僕らもさ外交考えて投票は
まあなかなかせないかもね
まあなかなかしできないじゃないですか
やっぱ経済優先だからっていうところで考えると
そこまでは言えへんけど
でも南アフリカさんは
そういうイメージで
これから外交していくんですね
っていうことが考えられると
もう一個の最後のやつも
お願いしていいですか
オーペックかなこれ
オーペックプラスね
原油価格の動向
協調減産25年末まで相場下支え1年延長
原油価格って実は下がってるんですよ
ガソリンの価格ってとんでもなく下がってるんですよぶっちゃけ
中国が買わなくなってて
簡単に言うともちろん経済の原則っていうのもあるし
あとね自然エネルギーをすごい中国って
風力原子力っていうところをすごく使うようになって
太陽光もですねもちろん
石油あんまりいらなくなってるとも言わないんだけど
相対的に
そうそう
複合的な要素で石油で石油買われない
石油が買われなくなると当然値段を下げないといけないから
そのままの量を算出してると掘ってると値段が下がるわけね
値段が下がるとちょっと難しいちょっと会計の言葉使うと
損益分岐点って言って赤字になっちゃうわけなんですよ
赤字にならないように値段を下支えしてあげないといけないっていう論理が通るんですね
だから石油の算出量をみんな自主的に下げましょうって言う
それを2024年まででいいかなーとか最初言ってたんですよ
協調減産っていうのはみんなで協力して調整して算出量を減らすって意味ね
そうそういうこと
それが25年末まで
そう7月8月ぐらいまでって言ってたのが
2025年の末っていうことは
1年半延長
1年半延長でそれがどこまで守られるのかっていうのはもちろんあるんやけど
とはいえ減産が続いて経済情勢としてはやっぱ石油使われない時代なんやねって考えると
ちょっとどうなんすかね
基本的に石油が使われないっていうと経済うまく回ってないんちゃう
全世界的にねっていう想像が一応働きやすいのは安いんで
25年末までどうなんすかねっていうところは一応見られてます
未来への展望
なるほどね
頭の片隅ぐらいかなっていう感じです
すごいなと思って
この振り返りニュースがね野村のピックアップじゃないですか
6月まで出てきて
真っ黒真っ黒真っ黒真っ黒話を1時間半近く聞いてると
遠い世界の話に感じるなとかどんどんどんどん遠くに行きそうになるんですけど
そうですよね宇宙の果てみたいな
そうそう宇宙の果てみたいになっちゃうんですけど
すごいこんなにうちのラジオでも毎回ちゃんと音してくるじゃないですか
だって日常の音しこむって言ってるんやけどさ
はいはいはい
一生真っ黒話しちゃうから
まあまあそうなんすよね
そうそうそう
僕が本気で喋るとこうなっちゃう
なるほどね
ありますよね
本領発揮して目の前の人嬉しそうです
そうそうそうありがとうございます
私がついていくの必死ですね
していたしました
ということで一旦切りましょうかね
そうですね
時間が時間なんでね
はいはいはい
このまま連続して8月以降も行きますよと
はい
2024年の注目する野村さんがマクロのニュースばっかり見てる野村さんが注目したニュース
経済を動かしてる側とか政府っていうのはこういうところに目線がいてるんだよみたいなのをね
はいはい
といって2025年も政治経済情勢チラッと見つつ
はい
理論の仕事ごと掲げましょうというやつ
はい
では一旦切ってまた次回ということで
はい
よろしくお願いいたします
はい
政治経済情勢活用ラジオ 次回へ続く
39:23

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