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038 『ルックバック』と可能性
2025-12-28 22:33

038 『ルックバック』と可能性

可能性とか通過儀礼の話をしています


今年最後の更新です📻

1年間お聴きいただきありがとうございました🦻


■言及した映画(ネタバレあり)



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感想

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00:04
こんにちは、パーラーかぜまち🍨へようこそ! ということで、小説書きの風待葵です。 すいません、なんかちょっといきなり鼻声になっちゃったんだけど、このままやりますね。
で、なんかもう寒い、部屋が。 なんかさ、何やっても寒いんだよね、私の部屋。何なんだろう。断熱がおそらく終わってて、
日本の家って断熱終わりで有名というか、なんだっけ、海外の基準からは著しく低い断熱性能の家ばかりという状況ですので、私の住んでるマンションとか別に蓄圧じゃないので、
まあ普通に断熱多分終わってるんですけど、寒い部屋が。なんか暖房しても寒い。 で、今日は、まあまだあの録音時点では年越してないんですけど、これを配信するのが年明けになるのか年内になるのかちょっとわかんないんだけど、
まああの年末の挨拶とかはちょっとあの、生配信的なことをやる予定でいるんで、その中でやろうかな、忘れなければという感じなんですが、
まああのルックバックを見たらね、だから今日はそのルックバックの話をしようかなって思います。
まああの藤本達喜さん原作の、あの読み切りというんですかね、の漫画のルックバックを映画にしたものなんですけど、まあnetflixに来てたんで見ました。
まあちょっと前にチェンソーマンの話なんかもしてっていうところだったんですけど、まあ私はその時もね、ちょっと話したんだけど漫画を全然読んできてないんですね。なのでリテラシーがめっちゃ低くて、でルックバックも友達に勧められて漫画を先に読んだんだけど、
漫画やっぱ読み慣れてないのか知らんけど、全然なんかちゃんと読めてなかったなって映画見て気づいたの。だから映画を見て改めて感想を話そうかなっていう風に思いました。
原作の記憶ちょっとある状態で見たんだけど、割とまあ当然話とか大きく変えされてはなくて、普通にあの原作通りに映像化されてるんじゃないかなっていう印象でした。
声優さんもあの川井由美さんがやってるってのも知ってて、で私最初本当にどれが川井由美さんって思ってたぐらい声が馴染みすぎてて、で後々こうだんだん聞いていって、あ、これが藤野川が川井さんだってなったっていう感じでした。
であと意外だったのが、あの京本の方が方言だったっていうこと?なんか漫画だとあんまり方言の印象なかったんですけど、個人的には。京本の方だけなんか鉛があってっていうところで、あんま私感想とかこの作品に関して見てないんですけど、
割とこうなんだろ、クリエイターとはみたいな観点で見てる方が多いのかなっていう印象だったんだけど、まあ私があの観測した範囲では。なんか私はあんまりそこは感じなかったですね。まあ私も別にあの小説書いてるんで、なんかこう創作のなんていうのかな、創作する人のなんか話だっていうのはまあ、
03:13
漫画家さんがさ、書いてる、その漫画を書く人たちの話なんで、そこは全然信頼っていうかさ、ちゃんと書いてるんだろうなみたいな、そのちゃんとそのクリエイターとはみたいなテーマももちろん織り込んで書いてはいるんだろうなとは思うんだけど、
もっと普遍的な話なんじゃないかしらって今思って、まあそれをまあ話してみようかなという感じなので、なんていうかね、別にでも私の感想がその、いやむしろこっちじゃねみたいな話ではなくて、作品というもの、創作物っていうのはなんか割とレイヤーだと思ってるのね。
だから、まあそれもなんか深い浅いっていう比較が出ちゃうかあれなんですけど、なんていうかその切り方によって、あーなんだ解釈みたいなものが変わってくるものだって思うし、まあいろんな切り方ができる作品っていうのは割と豊かだなっていうふうに私は思ってて、
なんでまあそういう切り方の一つだと思って聞いてほしいっていうか、だから全てにこう辻褄を合わせようとかあんましないから、あの印象で話すみたいな感じにはもちろんなるんだけど、で、私すごい最初に感じたのがその二人ですよね、その藤野と京本のその二人がまあ中心人物として出てくるけど、その二人が割となんていうのかな、
まあ犯人前というのがすごい強調されてるなっていうふうに思っていて、まあまず原作者が藤本さんっていう方で、まあ二人の名前が藤野と京本っていうところで、まあその作者の名前を半分にしてつけてるっていうところ、まあこれは別にあのみんな気づいてることだと思うけど、
かつ一人は引きこもりで一人は割とこう、なんだろうな、私が最初にその藤野さんを見たときに結構喋る子ねって思って、こう絵を描いたりとかさ、そういう何か創作することに没頭してる人って基本的になんか口数少ないイメージというかあるけど、その創作物の中に出てくる場合は、なんかこの女の子はすごく快活だしおしゃべりだし、あとなんていうかビッグマウスだなっていうふうに思って、
そこがまあ魅力でもあるんだけど、まあそういう感じでこう対人的な態度みたいなのも割と二人とも対照的で、藤野の方は割とこう話とか、
あとなんだろうそのキャラクター造形みたいなところですごく長けてる、まあ描き手なんだけど、京本の方は背景美術がすごく上手でっていうところで、
まあこの二人が出会って、一本の漫画を描いていくみたいな話の流れになっていくと思うんだけど、なんかそこもすごく二人で一つっていう感じがするよね。
06:07
私はそのまあこの作品上ではもちろんその二人の話として描いてるんですけど、なんていうかその一人の人間の話っていう見方もすると、なんかちょっと面白いかなって思ってて、
まあ漫画家さんってどうなんだろう、まあどっちかがすごく上手いっていうのもあるのかもしれないけど、
なんていうか最終的には両方できないとやっぱダメなのかなっていう気はしてて、少なくともそのなんだろうな、例えばその他のアシスタントさんなのかわかんないけど、
そういう方が描いてきた背景に対してとか、なんか絵に対してフィードバックできるぐらいにはこうわかってないといけないと思うのよ、その絵とかね。
だから最終的にはその二人がそれぞれ持ってる能力みたいなの両方持った上で、こう一人の漫画家として成立するみたいな感じなのかなーみたいなことをなんかぼんやり思って、
二人で一人、やっと一人前っていうことなのかなっていうふうに思いました。
なんかそれは単純にその小学生とか中学生とかまだ子供だから、その二人ともその片方ずつしかできないっていう、まあまあそういうなんだろうな設定というか、
としても普通に飲み込めるんだけど、なんか私はそういうふうに一人の人の話として読むのもおもろいなって思いながらまあ、
読むっていうか見る、映画だったから映画として見るのも面白いかなって思いながら見てました。
まあ、ごめんね、その言ってなかったけど普通にネタバレしますのでっていう感じなんですが、で、まあ二人が結別していくじゃないですかね、途中で。
私はあれはすごく、うーん、なんていうのかな、
単純にその二人の友情物語として見たときに、まあそこで別れ道が来るっていうのはもうまあいいんだけど、それはそれでなんかこうグッとくる展開ではあるけど、
生きててさ、自分の中でも割と分裂することって普通にあると思うのよ。
なんかこれもやりたいし、これもやりたいかもしれないし、まあこれもやりたくないし、これもやりたくないみたいな、そういうさ、なんか二択かもしれないけど、
そういうキロみたいなものって誰しもなんか直面はすると思うのよね。
なんかこの生き方がこの生き方か、みたいな感じで二択を責められたらと思うんですよ。
青春期って結構そのどっちつかずでいられる時間なんだけど、成長するというかな、なんかこう選んでいかなきゃいけないわけじゃん、いろいろ。
っていう風にも取れるなと思ったわけね。で、まあ私はそのちょっとさ美術とかさ、そっちの話はちょっと明るくないんでわかんないんですけども、
でもさ、その背景美術を学びに、美大に進みながらちょっと漫画も頑張りたいみたいな人って言いそうだなと思ったんだよね。
09:05
いやもちろんその藤野波にさ、こうもう連載を持ちますとかそういうレベル感の話はしてなくて、
なんか一人の人間の中でその絵を描くっていうのにもいろんな種類のたぶん道があって、
その背景美術もそうかもしれないし、漫画家もそうかもしれないしとかいろいろさ、いっぱいあるじゃない。
だからそれを選べないってありそうだなって思ったりして、両方とも自分の中にあってっていうこともありそうだなっていうふうに思ったりしました。
で、まあ最終的に結構その共和2のその事件を元にして描いてるっていうふうに、
なんだろ、そこがすごく話題になったというか、まあそれはそれで作品にとって読まれる機会になったから、
それはそれでありなんだかもしれないんだけど、私は結構まあ諸波だなっていうのは感じてて、
やっぱその共和2の事件だっていうのが先に来ちゃうともうなんていうか、
なんていうのかな、なんかそのレイヤーでしかもう見えなくなるというか、私も結構最初それで入っちゃったんですよね。
で結構その読み方、漫画原作の方を読んだときは、その共和2の事件だみたいなのが先にちょっとどうしてもあったので、
割とその硬着した頭で読んじゃったというか、なんかその線が強すぎちゃったみたいなのがあったんだけど、
時間を置いて映画見たら結構そういうそれだけじゃもちろんないなみたいなところで、
非常にその共和2の事件をモデルにしてるっていうのが強いんだけど、
なんていうか私はその共和元がいなくなってしまったっていう、そのなんていうのかな、
いなくなってしまったっていうのはまあプロット的に、まあだからそのいなくなり方は別に何でもいいって言うとあれだけど、
別にいなくなり方に関してその詳細はあんま考えないで、その共和元が退場したっていうか物語から退場したっていうことを考えると、
なんかもう可能性を排除したみたいな風にも思えるなーっていう気がしたんだよね。
さっきの話と繋がるけど、生きていく過程で何かを捨てながらみんな生きてると思うんですよ。
別にそんな大げさな経験じゃないよっていう人もいると思うんだけど、なんていうかさ、
ルックバックという作品が扱ってることって、そういう大事な友達がああいう形でなくなってしまうみたいな経験って別に全員がするわけじゃないじゃないですか。
なんかこう私の方から、その鑑賞者の方から結構共感しに行くみたいなのが必要かなって思うんだけど、その立場を考えるみたいな方向になりがちなんだけど、
12:01
なんかもっと普遍的な痛みみたいなものがある気がしてて、それがやっぱりその共和元っていうその存在に何か象徴される、
なんだろうな、あり得たかもしれない可能性みたいなものを消さざるを得なかったっていうか、そういう種類の痛みってみんな経験してて、胸に響くんじゃないかなって思ったのよね。
やっぱりその、じゃあどうして藤野先生は漫画を描いてるの?っていう問いみたいなのが共和元から発せられるんですけど、
作中で藤野が、私はこうこうこういう理由で描いていますっていうことを別に言うことはないんだけど、
その創作物っていうのはそういう可能性を取り戻すみたいな意味もあると思うんだよね。だからそういう話なんじゃないかなって思ったかな。
シャークキックだっけ、作中作では、途中になって連載の最新話かな多分、敵役をぶっ飛ばそうとしている、おそらくその主人公の絵が、コマがね最後にあって、
藤野が考えるあり得たかもしれない未来みたいなところで、ちょっとこう重なってくるところがあるっていう風な演出に多分なってたんだけど、
そういう形で可能性を何だろうな、創作物の中で回復するみたいなところはあるのかなっていう気がしてて、
それって結構作り手あるあるっていうか、そこでやっぱり創作者あるあるというか、創作者のゴーみたいなところに帰ってくるのがすごいなと思うんだけど、
結構あるんじゃないと思うのが、過去の自分に向けて何か作ってるみたいな人っているんじゃないかなと思ってるのね。
私もありとそういう風に考えて作品作ったこととかあるんですけど、過去の辛かった時の自分とか、誰もわかってくれなかった時の自分みたいなものに向かって何か作るみたいなことってあると思ってて、
それって別に当時の自分に、過去に戻って理解者がいた場合の人生をやり直すことってできないんだけど、
未来の自分がその子の理解者とまでは言わないけど、何かその子の気持ちみたいなのを組んだ創作物とかを生み出して、発表するみたいなことができたりするんですよ。
15:00
なんかでもこれってすごい不思議なことなんだけど、すごい不思議なことだなってつくづく思うんだけど、
前に朝日菜明さんがインタビューでおっしゃっててすごく記憶に残ってるのが、全ての他者は自分が生きなかった可能性であるみたいなことをおっしゃってたんですよ。
朝日菜さんってお医者さんなんですよね。
自分の作品の中で患者とか、つまり病気を持った人とか、患者的な立場の人を描くことがあった。
私も作品配読してるんでわかるんですけど、そういう方を描いてるんですよね。
自分が経験してない病とかを描くのって、すごく勇気がいることじゃないかなって私は思ってたんですよ。
なんだけど、朝日菜さん的には別にそれは気にしないというか、インタビューで話された時点では特にそういうことは考えない。
それは全然気遣いをしないっていう意味じゃなくて、別にその病んでいる人のこと何か判断しないっていうか、
例えばわかんないけど、かわいそうだとか気の毒だとか、そういうふうには見ないっていうふうにおっしゃってて、
自分もそうであったかもしれないみたいな、一つの可能性として見てるみたいな話をされてて、
だから別に当事者ではないけど、当事者であり得たかもしれない自分みたいなふうに思ってるみたいなことを確かおっしゃってて、
いやなるほどねみたいな感じで、すごい感銘を受けたっていうとあれですけど、
なるほどそういう考え方があるんだなって思ったっていうことなんですよね。
ここからは別の映画の話になるんだけど、クロースっていう北欧の映画があるのよ。
何年か前に見たんだけど、クロースも結構そのルックバックに似たところがあるんですよね。
だからルックバック好きな人はよかったらクロースも見てほしいんだけど、すごい良い映画だから、まあ辛い映画だけど。
それもすごく仲の良い少年ですね、小学生ぐらいの少年が2人出てきて、すごい仲の良い友達なんですけど、
ある時その主人公の方が、なんだったら中学かな、中学に2人が進んだ時に、
お前ら仲良すぎじゃねみたいなことをからかわれてしまうっていうことがあって、主人公の方がそれに対してすごいショックを受けちゃって、
わざとすごいこの前仲良かった男の子のことを避けたりとか、ちょっと冷たく接したりとかするんですよね。
18:07
その友達の男の子の方は別に仲良くたって構わないっていう姿勢というか、
まあある意味その非常にそのピュアというか、主人公の男の子の方の機微みたいなものをあまり感じないっていうところがあって、
なんでその仲良くしてくれないのみたいになってくるっていうところで、物語の結構序盤の方でその友達は何も言わずに自殺してしまうんですよ。
だからほとんどその主人公の男の子がその友達を失ったっていうその喪失に向き合っていくっていう映画なんですけど、すごいねつらいんだよね。
ずっとつらいんだけど、まあその遺族ですよね。だからそのお母さんお父さんとか、
まあ一家、その男の子、友達の一家っていうのは街を出てしまうんだけど、なんか私はその最後にその友達の男の子の一家が街を出た後のシーンっていうのがすごく印象に残ってて、
なんかね最初から誰もいなかったみたいな演出なんだよね。なんかね、そこに人が住んでたみたいな嘘のような映像になってて、どうやらその主人公の男の子もその友達の一家が引っ越したってことをなんか知らないっぽく見えるんですよね。
だから本当に急にふっていなくなっちゃったみたいな演出になってて、なんかこれがすごい広がりがあるっていうかさ、ちょっと昔話みたいな感じがするんだよね。
あの鶴の恩返しとかさ、急にいなくなってしまうみたいな、ちょっと偶話とかああいうものに接続していくような雰囲気で終わっていくんだけど、なんかそういうイニシーション的にも見れるみたいな作品だったんだよね。
だからそういう意味ですごくルックバックに近いものを私は感じたんだけど、すごく私はそのクロースを見た時に、正直全然そんな経験はしたことないですよ。具体的にだから友達が急にいなくなってしまうとか、私どっちかっていうと転校していく側だったんで、どっちかっていうといなくなる側だったんだけど、そういう経験でほとんどっていうか全然心当たりがないわけね。
だからすごく、その主人公の痛みみたいなものをビシバシに感じるっていうか、まあそれ映像とかその子役の演技も奇跡が起きてるとしか思えないみたいな演技だったんですけど、それもあるけど、
やっぱりそういう一つの季節の終わりみたいな形でちゃんと描いてるっていう、だからそういうレイヤーでも見れるものになってるっていうことなんじゃないかなって私はすごくそのクロースを見た後に思ったんですよ。
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でもルックバックはコレーダー監督が映像化するっていう話になってるっぽいんだけど、どうなのかな?なんか長くするとそういう、結構もっと具体的な話になりそうだね。だから私は思ったんだよね。そういうこう、なんていうかな、イニシーション的な側面っていうのがどこまで読み取れる映画になるのかな?みたいな気になってて。
なんかもうちょっとドキュメンタリー調の話になりそうだなっていうふうには思うというか、よりなんていうのかな、社会派に近づくみたいな感じがあるんですけど、まあ想像としては。
っていうところでね、そうだから、ルックバック好きな人は是非ちょっとクロースも見てみてほしいです。結構静かめな映画なんで、ルックバックの方がよりエンタメに近いかもしれないけど、ということでね、まあちょっとせっかくあの映画を見たので、ちょっと感想を話してみました。
じゃあ今日はこの辺でおしまいにします。お聞きいただきありがとうございました。
22:33

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