2025年12月28日に配信したスペースのアーカイブです。
今回は厳選した文学作品10冊についての部分を配信📻
後半ではおたより紹介&中短篇ベストについておしゃべりしています🏆
■ベスト10冊
- E・ブロンテ(鴻巣友季子訳)『嵐が丘』
- ミッチェル(鴻巣友季子訳)『風と共に去りぬ』
- P・バック(新居格訳)『大地(一)』
- マルケス『百年の孤独』
- 谷崎潤一郎『細雪』
- 山崎豊子『女系家族』
- 井伏鱒二『黒い雨』
- 有吉佐和子『恍惚の人』
- 小川洋子『完璧な病室』
- 宇佐美りん『推し、燃ゆ』
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感想
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00:03
こんにちは、パーラー風待ち🍨へようこそ! ということで、小説書きの風待葵です。
はい、皆さん、明けましておめでとうございます。 去年ね、あのー、ポッドキャスト聞いてくださった方、本当にありがとうございました。
今年も不定期にはなると思うんですが、 こんな感じでおしゃべりしていけたらと思ってますんで、ぜひよろしくお願いします。
今回はですね、年末にベスト本の配信を スペースで、Xのスペースでやりましたんで、
アーカイブをちょっと、配信自体が長かったので、 2個に分けて、こっちで配信しようかなと思ってまして、
今回はベスト本ですね、ベスト本10冊の話をした部分を 配信しようかなという感じです。
ちなみに次回の配信文は、いただいたお便りと、 あとそれ以外の本だね、ベスト本じゃなくて、その中編とかの文芸誌に載ってて読んだ作品とか、
あとは短編とかをちょっとおまけでしゃべったみたいな部分を 次回に持っていこうかなと思ってます。
そうですね、当日聞きに来てくださった方もありがとうございました。
なんかね、スペースの使用なのかわからないんだけど、 もしかしたら匿名で入ってない方でも、私が視認できてない可能性があって、
もし当日いたのに気づかれなかったみたいな方とかいたら、 本当に申し訳ないんですけど、
あとで配信の再生数みたいなのが見れるんだけど、 それと実際に私が配信中に見てた画面との数字ってあんま合わない感じなんだよ。
体感と全然合わなくて、もしかしたら入ってきてたのに気づかれてないとか、 私がもしかしたらわかってないパターンがあるかもしれないんだけど、
ちょっとごめんなさいっていうところでお伝えしておきます。
では配信のアーカイブに移ります。
そうですね、私は今年の振り返りで最初に雑談的な感じですると、
今年は本当にいっぱい本を読んだ年になったなって思ってて、
私結構数年間小説から離れてたっていうところがあるので、
あんまり本を読むときも小説を選ばないで、 全然別の分野の本を読んでたりとかしたんですけど、
書けるようになったら小説もう一回読もうかなっていう気持ちになって、 また読み始めてっていうところだったんですけど、
03:04
それが去年ぐらいの話だったのかな。
去年の10月ぐらいから読書会を自分で始めたときに、
始める段階で読書会をやっている主催の人が出している本とかがあったりしたので、
それを読んだときに、とにかく読書会を主催する人は本の量を読まないとダメだっていうふうに書いてる人がいたんですよ。
なので私も実際始めてみて、
自分よりはるかにしっかり本を読んでる人っていうのが来るっていうか、
そういう人に参加してもらえるんだなっていうことに気づいたので、
ちゃんと読まないとダメだなっていうのを痛感したのもあって、今年は結構読書量を意識的に増やしました。
ちなみに一応年間の冊数はだいたい105ぐらいは読んでて、
うちでも10冊とは言わないけど、それぐらい採読したものもあるので、新しく読んだものってなるともうちょっと数が減るんですけど、
だいたい100冊ちょいぐらいは読みました。
今日はその中で特に良かったっていうか、印象に残ったものを紹介しようかなっていうところです。
はい、じゃあどうしようかな、最初ベスト10からやろうかな。
事前にXの方に投稿してたりとか、あと概要欄の方に書いておくので、それを見ていただければって思うんですけど、
えっとね、ベスト10の、そうだな、全部紹介すると時間が結構経っちゃうかもしれないから、
かいつまんで、いやでも全部良かったんだよね、どうしようかな。
じゃあ前にちょっと話したことが多分、そのポッドキャストで話したことがあるなっていうやつにもちょっと触れながらやっていこうかな。
一応このベスト10のリストの順番っていうのは、
海外文学を上の方にまとめて、下の方に日本国内の文学っていう感じなんですが、
勘だけで時代順に並べてるんですよ、だから違うかもしれないんだけど、
ささみゆきと黒屋も逆かもしれない、もしかしたら。
ちょっと概要欄では逆にしてる可能性があるけど、まあそう、っていう感じなんですけど、
06:01
上からというか、最初に全体で選んだ理由みたいなのを話すと、別に一応ベスト10みたいな表現にはなってはいるんですけど、
個人的に別にこれがすごい年間で読んだ中で良かったっていうよりかは、
私がその主に言うてもでも10月ぐらいから、文学振り間が終わったら次こういうの書こうかなっていうのを考えてるものがあって、
それを今書いてるんですけど、そういう次の書くもののことを考えたときに、
全然それに関連した本とかを読んできてないなっていうふうに私が思ったんですよね。
それもあって、そのテーマに関連した小説を重点的に読んでいこうかなっていうところで、
そういうテーマに沿った読書をした結果、やっぱり印象に残ったっていう感じなので、
それがどういうテーマかっていうと、土地とか、あと血縁関係、家族とか、あとは家とか、
そういうものを中心にしてる本を読もうっていうふうに思いまして、結構選んでるものが多いんですよね。
だからそういうふうな気持ちで読んだ本が結果的に記憶に残ったっていうことだから、
割とテーマを決めて読むっていうのもいいなっていうふうに思いました。
でね、そうですね。
だから、それで言うとこのリストの嵐が丘とか、風と共に去りぬ大地、
あとまあそうですね、女系家族とか、それこそそういう話だし、
あと笹見駅とかもちょっと姉妹の話だったりするので、割と近いところにある作品かなとは思ってますね。
だから結構あれですね、あんまり本当に最近の文学作品がベスト10の中には入ってないんですけど、
たぶん暫定の方で入れてた作品がちょっと抜けたりとかしてるかな。
12月に読んだ本でもう一回加えてやり直したりとかもしてるから、外れたものもあるけどっていうところです。
そうですね、何から話そうかな。
まあ風と共に去りぬに関しては、それこそ一番最初に私が家とか土地みたいなことを考えたときに最初に思い浮かんだ作品だったんですよね。
09:03
今年のいつだったか忘れちゃったけど、映画を見に行って、映画館で風と共に去りぬがかかってたときがあったので、
それを見に行って初めて通しで4時間くらいある映画を見たんですけど、話自体もすごい面白いし、
あとあれは、それこそ地主の娘が主人公なんですよね。スカーレ・トーハラっていうのが地主の娘なので、
作品の舞台が南北戦争時代のアメリカ南部なんですけど、南部に生まれた地主の娘のスカーレ・トーハラが戦争とかを経験しながらどう成長していくかみたいな話でもありつつ、
映画から想像するとわかると思うんですけど、めっちゃ長いんですよね。文庫で5巻とかある小説なので、それを読もうっていうのは最初本当に読むのかって自分でも思ったんですけど、
たまたま10年くらい前に河野素之子さんっていう方が有名な翻訳家の方で、最近新書で新刊出されたと思うんだけど、その方の役で読むことができたので、
河野さんの役って初めて読んだんですけど、非常に読みやすいし、翻訳の技術とかそういうやり方みたいなところはあんまりわかんないんですけど、読んだ感じとしてはすごく主人公たちの声が聞こえてくる感じがして、
それもあって非常に読むのが苦にならなかったなっていう作品でしたね。
風と共に去りぬの役に関して、100分で命中っていう番組あると思うんだけど、あれの解説書みたいなのが出てて、それにわりと詳しめにどういう風に役していったかっていうのが書いてあるんですけど、
それの自由間接話法っていう英語の文法みたいなのがあるらしくて、それをどういう風に役していくかっていうのをすごく考えたっていうことが確か書かれてて、
この小説って三人称なんですけど、三人称の語りの中に、主にはスカーレットですよね。スカーレットが内面でどう思ってるかっていうのを字の文でも書いちゃうみたいなところがあって、
12:01
わりとそんなに突拍子もない語りのやり方ではないと思うんだけど、三人称的な文章の中に一人称の語りを入れるってそんなに突拍子もないあれではないと思うんだけど、
それをいかにうまく訳すかっていうのがポイントっていう風に河野さんおっしゃってて、そのやっぱり三人称の小説って結構単調だって受け取りがちなんだけど、
そういう風に一人称の語りが間に入ることによってすごく読みやすいようになってるなって思いましたね。
ちょっと長いので進めづらいんですけど、よかったら読んでみてほしいっていう作品ですね。
最初は映画から入ってもいいかもしれないですね。
わりと映画は所々要素を当然ですけど削りながらやっぱり描いていくしかないじゃないですか。
文庫で5巻分の映画を4時間つっても結構大変ですよね、削るのみたいな感じなので。
あらすじだけをギュッと把握するとか、あと登場人物がまあまあいるから、それで映画で出てくる人たちをある程度想像しやすくするって意味でも、先に映画から入るっていうのもありかなと思いますね。
あと、エミリー・ブルンテの嵐が丘に関しては、たまたまミッチェルの風と共に去りぬの後に読んだんですけど、
時代的には逆で、嵐が丘の方が先に書かれてて、たぶん100年くらい間空いてると思うんですけど、
だから、風と共に去りぬのが、もちろん参考にしてるっていうか、ミッチェルが参考にしてる作品の一つっていうことなんですけど、
これはイギリスの話で、言ったら田舎っていうレベルももう超えてない?変境の地みたいなところに住んでる2つの家があるんだけど、
その2つの家を基本的に行き来するだけの話なんですね。なんだけど、面白い。非常に面白いっていうものなんですけど、大きく言えば復讐の話かな。
でね、この家計図がマジで、家計図ないと厳しいんですけど、100年の孤独も家計図がないと厳しいで有名なんですけど、
私割と嵐が丘もしょっちゅうページを戻りながらっていうか、家計図のページに戻りながら読んだんですけど、
15:01
あのね、なんか、謹慎婚みたいなのが繰り返されるんですよ。2つの家庭しか出てこないから、そりゃそうなんだけど。
だから、たぶんいとこ婚とかをしてるんだと思うんだよね、最終的には。
なんで、しかも名前も同じのをつけたりとかするわけ。だから、100年の孤独も名前同じの出てきたりするんだけど、
なんかそういう、繰り返されるみたいなところで、まあ家計図見ながらじゃないと厳しかった小説なんですけど。
でね、これはヒースクリフっていうステ語なんだろうね、ステ語が家に来るっていうところから始まるんだけど、
ある一家のお父さんが出かけて、帰ってきたらヒースクリフを連れてくるわけ、家に。
なんですけど、その家にはすでに子供が2人いて、男の子と女の子がいるんだけど、女の子の方は結構仲良くするんだけど、男の子の方がすごいいじめるわけね。
で、ヒースクリフの自尊心をくじくようなことを結構やるんですよ。
で、本当にその嵐が丘って、なんていうの、いい人がいなくないみたいな、みんなちょっと性格が歪んでるみたいな感じなんですけど、
で、そのヒースクリフがあまりにもそういう仕打ちというかさ、耐えられなくなったわけじゃないんだろうな、にすごい怒りを抱いて、ある日家を出て行っちゃうんですよね。
で、何年か経ってそいつが帰ってくるわけね。で、完全に大人になって、でもやりに来てるんですよ。
完全に復讐をしに来てるみたいな感じで、2つの家をかき回していくみたいな話なんですよ。
いやーこれがね、その家の話っていうところで結構ドンピシャなんですけど、非常に暗いし、ちょっとゴシックっぽい感じ、雰囲気とかも。
冒頭で幽霊を見たりとかするから、登場人物が。結構ゴシック的な雰囲気がある小説っていうのと、
あとね、語りが、ネリーっていう家政婦がいて、この家政婦さんも両方の家庭を行き来するんですよね。
これもすごい上手いなと思うんですけど、語り手がちゃんと見てないと物語として描けないっていう構造になってるから、
ちゃんと説得力を持たせながら両方の家を行き来させるっていうところもすごいなって思いましたね。
あと、これもちなみに河野さんの役で私は読んだんですけど、河野さんの役が好きっていう理由で、実は風と共にサリの南都に嵐が丘行ったみたいなところがあるんですけど、
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嵐が丘もね、一巻ではあるんだけど分厚いんだよね、700ページくらいある。しかもなんか結構滑字が小さい身長文庫なんで、
風と共にサリの南都よりはちょっと読むの大変だったかなっていう感じでしたかね。
長さで言ったら全然違うんだけど、やっぱ時代が前だからかなっていうのもあって、嵐が丘の方は結構読むの大変だったけど、面白かったですね。
で、これ私好きなシーンはね、結構本当に最後の方で、ヒースクリフが復讐をしようとして、で、最後の最後なんだったかな、女の子だね。
だから、自分が結婚したかった女性がいるんですけど、その人と結婚、その人が土地とかね、そういう相続とかそういう関係で、ヒースクリフではない男の人を選んで結婚していってしまうっていうところから始まるんですけど、悲劇が。
で、その自分の好きだった女の人の血を引いた子供が親戚同士になってるんですよね。
なんていうのか、女性が直接生んだ子ではなかったと思うんだけど、その家の血かな、だから結局。女性が娘として生まれた家の血を引いてる2人、男女がすごく仲睦しくなって、
で、でもその人たちは結婚するんですけど、最後の最後に。でね、2人がヒースクリフの顔を見上げるっていう場面があるのね。
で、その2人の目っていうのが、キャサリンの目だっていうふうになるんですよ。キャサリンっていう女の子のことが好きなんだけど、ヒースクリフはね。
2人ともキャサリンと同じ目をしてるっていうふうになって、もう完全に心がくじけるみたいな場面があるんですけど、私はそこがすごい好きで。
あれだよね、ハリーポッターのさ、ハリーポッターのスネイプ先生が最後、ハリーに私の目を見てくれっていうのと結構似てると思うんですけど、そこのシーンが結構印象に残ってますね。
はい。で、あとは、その繋がりでそのままいくと、パールバックの第一っていう小説なんですけど、これもね、同じような感じですね。
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家と土地と家族とみたいな話で、これは4巻あるんですけど、私ちょっとまだ1巻読んで2巻の最初ぐらいかな、まだしか読めてないんですけど、
これもね、いわゆる現代文学からすると非常に結構ドライな書き方、これも3人称で書いてるんだけど、あんまり登場人物の内面とかには立ち入らない感じの語りですね。
でもこれも言ったら、世代を変えながら、1巻の歴史みたいなのを語っていくタイプの小説なので、最終的には人数めっちゃ多いってなると思うんですよ。
家計図が結構しっかりあるみたいな作品なんですけど、これはまあ、パールバックってアメリカの作家なんだけど、自分は中国で生まれて、だから自分のアイデンティティとしては結構もう中国人だって思ってたぐらいの人らしいんですけど、
この作品も英語で書かれてるけど、中国の話なんですよね。1巻の話をすると、作品の第一世代にあたる人が、ワンルンかな、王に龍って書いてワンルンって読ませるんだと思うんですけど、ワンルンの話。
この人は農民なんだけど、一応ちっちゃな畑を持って耕していてっていうところで、王子主のホワン家っていう家があるのね。その家がちょっとお金に困り始めてるみたいな風になっていって、だんだんだから自分の領地を結局拡大していくっていう話なんですけど、ワンルンが。
だから社会の最下層にいた人が、だんだん大地主になっていくみたいな、成り上がりみたいな話なんだけど、もちろんそれと反比例して裕福な地主が没落していくっていうところも描くんですけど、
これが、1巻は結構サクサク読めたんだけど、2巻に入ると息子たちの話になるのよ、ワンルンの。3人かな。あとは娘がいたりもするんですけど、主には男が中心なので、男性、息子3人の話になっていくんだけど、
やっぱり1位の成り上がりが非常に面白いんだよね。私、山崎という子も白い巨頭が好きなんですよ。白い巨頭の財前が教授選で勝っていくみたいなところが好きなのね。
24:15
だからその成り上がりの話が好きなんで。1巻はそういう面白さがあったんですけど、2巻に入るとやっぱ、そもそもなんだろうな、言ったら今風に言うと実家が太い息子たちが、自分が持っているものをどう生かすのかとか、どういうふうに増やしていくのかみたいな話に多分なっていくので、結構違うよねっていうところ。
世代ごとの違いとかもしっかり入っていくんだろうっていうところで、頑張って読もうっていうところですかね。
次が、マルケスのうちは百年の孤独か。これは読書会で読んだのね。はっきり言って読書会でやらなかったら読まないよっていう作品ですよね。
すごい読むの大変だった。なんかね、もう切羽詰まっちゃって、結構ギリギリまで読んでたんですけど、5時間とか読んで。
やっぱね、主催するって思うと、結構メモ取りながら読んだりとかもするのね。だからすごい量になっちゃってメモが。
でも、そういうふうにちゃんと誠読できたっていうのもいい経験というかね。百年の孤独を誠読するって結構大変な作業だったんで、できてよかったかなとは思ってますね。
これは、今ネットフィックスでドラマ連ドラ化されていて、私ちょっと見てないんですけど、多分もうワンシーズンぐらいあるんじゃないかなと思いますね。
あらすじ見た感じだと明らかに途中で終わってるので、ドラマが。もうワンシーズンぐらいはありそうだなって思ったんですけど。
南米のマコンドっていう村が舞台の話で、これも家族の話なんですけど、新潮文庫の方だと家計図がバッチリ書いてあるんですけど、家計図を見てもね、すごい見ながら読んでもすごい大変なんだよね。
で、同じ名前が繰り返し出てきたりとかするし、あとその名前自体が似てたりとかするのよ。なんかもう罠やんと思うんだけど。
あと、いなくなったとか、もう死んじゃったのかなみたいな人が復活というか急に出てきたりとかするので、そういう意味でも結構混乱しながら読むというか。
27:00
でも別に整合性をここが違うじゃん、そこが違うじゃんって言いながら読むっていうよりかは、その矛盾すら楽しむというか飲み込んでいっちゃうみたいな作品だなと思いましたね。
で、聞いた話なんですけど、ドラマ版だと割と大河っぽいって言ったりだけど、ちゃんと時間を1から時代順に作ってるらしいんだけど、100年の孤独って割と章ごとに見ていくと階層だったりするんだよね。
確かその一番最初の章で大佐が結構中心人物に出てくるんですけど、大佐が重殺刑を受ける時にこういう景色を思い出したみたいな一文で始まるんですね。
だけどその一文が書かれた後全部過去の階層なんで、そういう円環構造みたいな感じになってて、だからそこが順列に下げてしまうと結構違いそうって思って、そこでためらいが生まれてドラマは見てないっていう感じなんですけど。
私が100年の孤独で好きなキャラクターは、ちょっと待って、名前あってる?ちょっと本持ってきていいですか?ちょっと待ってくださいね。
こまち娘のレメディオスっていうキャラクターがいて、私はこの人が大好きなんですけど、この子はね、すごい美人なのね。もう半端じゃない美人なんですよ。
今度にいる男の人全員惚れるぐらいの美人で、本当に人知を超越してるぐらいの美人みたいな形容のされ方を多分してたんですけど、と同時に本人はそれに全然気づかないっていうか、自分が美人であるとか、モテてるみたいなことに全然構わない人で、
とにかく快適さを追求して生きてますみたいな人なんですけど、自分の面倒を自分で見れないっていうか、トイレとかもあんまちゃんとできないみたいな設定なの。
私はこれを読んだ時に、自然のメタファーみたいな感じがすごいして、人間にはもうどうしようもない、手に負えない存在みたいな、だけどすごく魅了されてしまうみたいな、
そういう存在の擬人化って言うとあれだけど、かなーって思って、そういう意味ですごく好きだった。
30:01
このお町娘のレメディオさんが衝撃的な体状の仕方をするんですけど、そこも含めて非常に好きなキャラクターですね。
次はね、いぶせますじの黒闇ですね。これも読書会で取り上げた作品で、私ずっとこれ読んでみたいと思ってて。
っていうのも、私広島にちょっと住んでた時期があるんですね。子供の時なんだけど、住んでたことがあって。
私が通ってた学校というか、住んでた地域は割と山を越えて、
中心地から山を越えないと行けないみたいな地域だったので、
いわゆる一番有名な原爆ドームとかがあるのは中心地なんですよ、町の。
そこからは結構距離があるところに住んでいたんですけど、ただ当時の広島の中心地って今でもそうなので、
例えば休みの日とかに家族で出かけますってなると、やっぱり町の中に出て行って、
そうすると必ず原爆ドームが目に入るんですよね。
だからそういうふうな生活というか、そういう日常を送ってたっていうことが、そういう経験があるのと、
実際当時は、今から20年くらい前の話なので、まだ戦争体験された方がそこそこ生きてらっしゃったぐらいの時代で、
体育館にみんな集まって、体験者の方の話を聞くっていう時間があったんですね。
多分私、広島に住んでたのって1年ぐらいの話なんですけど、おそらく毎年やってたんじゃないかな、当時はって思うので、
だから6年間ちゃんと通ったか6回そのような機会があったんじゃないかって予想するんだけど、
実際にそういう話聞いたりとかできて、そういう経験できた人ってそんなにいないのかなとも思うんだけど、
だからこそ結構、戦争っていうのを聞いた時に一番最初に思い出すというか、
そういう自分が広島に住んでた時のことだったりするんですね。
っていうのもあって、黒い雨読みたいなってずっと思ってたんですけど、
一人で読むのが結構勇気がいるなと思ったので課題本で取り上げてみたんですけど、
33:01
読んでみて思ったより重くないって言うとあれなんですけど、
私、いぶせますじの小説って多分3章ぐらいしか読んだことなかったんですね。
で、その黒い雨を読んだ時にやっぱ思ったのが、なんていうのかな、
ユーモアっていうか軽やかさみたいなところをすごく感じたんですよ。
で、この小説って原爆が投下された当日のことだけを書くわけじゃなくて、
被爆した人がその後どういう生活をしているのかみたいなところから入っていくんですよね。
村で暮らしている茂松っていう男がいて、その人は被爆しているんですけど、
その人自身は原爆症なんですよ。ただ緩めのというか軽めの原爆症っていうところで、
だからあんまりきつい肉体労働とかはもうできないとかそういう感じなんですけど、
でもまあ普通に生きて暮らしてはいて、その村には被爆者っていうのがほとんどいないみたいなところから始まっていって、
茂松が書いてた日記を聖書するっていう作業が発生するんですけど、
聖書するもの、日記自体が小説になっているみたいな感じなんですね。
3人章でずらずらずっと同じ視点から書いていくっていうよりかは、
いろんな人のテキスト、手記とかが主なんですけど、
そういう個人が取っていた記録みたいなものをいくつか集めて、
折り合わせて一冊の本にしているっていう感じなんですよね。
よく黒い雨って検索すると、
主人公の芽一個が結構重めの原爆症級に発症して、
どうなるのかみたいな、
割とそういう若い女性の悲劇みたいなあらすじでまとめられていることが多いのかなってちょっと思ったんだけど、
そういう話でもないなっていうふうに私は思いましたね。
だから、戦争文学とか聞くと結構身構えてしまうんですけど、
実は黒い雨って作品としても非常に入りやすいし、
あと複雑、こういう形で複雑だけど面白いんですよね。
36:04
私が結構なんじゃそりゃって思ったのは、
爆弾が落ちて、その時主人公が駅にいるんですよね。
で、眼鏡とかも吹っ飛んでるというか、
多分歪んでるみたいな話だった気がするんだけど、眼鏡がないみたいな。
とか言って、とにかく目的地というかどっかまでは歩いていかなきゃいけないってなって歩き出した時に、
たまたま帽子が転がってて、自分のじゃないですよ。
で、被るみたいな。
それもなんかさらっと書いてあるんですよね。
これがすごいなって思うんですよ。
なんかそんな風に爆弾が落ちてさ、直後に帽子が落ちてるから被ろうってなるっていうのがものすごいリアリティっていうか、
普通に想像だけでたどり着けなくないそれはっていう風に私は結構思った場面だったんですけど。
とか、なんかそういう細かいところで、
いぶせますじがやっぱこれ書いてくれてよかったなって私が思うのはそういうところですよね。
なんかその日記とかは実際その被爆者しげまつさんという方が書いた日記があるんですけど、
それを元にいぶせさんが書いてるっていうものにはなるんですけど、
同じ素材を使っても作家が違うと絶対仕上がりって変わってくるからやっぱりいぶせますじが書いてくれたのは本当によかったなって思いますね。
はい、という感じで。
じゃあ次が谷崎のささみゆきですね。
ささみゆき思いのほかっていうとあれだけど、読んでみたらすごい面白い小説だったね。
もう私最初やっぱひよってじょうしか買わなくて、あのささみゆきじょうちゅうげってあるんだけど、
面白くなかったらもうあきらめようって思ってじょうを買って読み始めたら、
なんかもう面白すぎてどんどん進んでしまって、
これ早く買わないと終わるぞじょうが、みたいな。
なってちゅうげって買いに行ったみたいな経緯があるんですけど。
谷崎はね、春季賞をやったんだよね。
あの読書会でやって。
まあ面白かったんだけど、なんかほかの文体も読みたいなってなるんですよ。
春季賞読んだことある人はなんとなくわかるかなって思うんですけど、
文体がわりと独特というか、結構実験的な文体なので、
なんかあれ以外の文章もちょっと読みたいなと思ってささみゆきに行ったっていう感じなんですけど。
話の内容としては上流階級の姉妹の話で4姉妹かな。
ただそのメインになるのはじじょう、さんじょう、よんじょうなんですけど、
39:04
とにかく姉妹の話で、足屋に住んでる姉妹なんだけど、
2番目まで、ちょうじょう、じじょうはもう結婚してるんだけど、
さんじょう、よんじょうが結婚してない。
で、この2人の縁談をどうするかっていうのが、
わりと一本太めの柱としてあって、
それにひもづいていろんな日常のこまごましたことが起きてっていう、
そういう話で、話という話はないんだけど、
風俗をそのまま映しとってるみたいなところもあって、
だから、なんていうのか、ドラマチックではない。
例えば風と共にされ犬って結構ドラマチックな話なんですよね。
戦争があり、みたいな。
スカーレットが思いを寄せてる男がいて、みたいな。
でも本当はこっちの男の方が好きなんだけど、本人は気づいてなくて、みたいな。
結構わかりやすく波があるんですけど、
ささみ役はもうちょっと穏やかな感じというか、
人によっては非常にダラダラしてるなってもしかしたら思うかもしれない。
文章とかも結構丸がなかなか来ないなみたいな感じだったりするので、
印象としては結構ダラダラ感があるかもしれないんだけど、
私はすごく面白かったですね。
ジェーン・オースティンの高満と偏見とか、ああいうのが好きな人は多分好きだと思う。
私もその高満と偏見好きなんですけど、結婚話なんで、ジェーン・オースティンの作品もね。
なのでそういう関係でちょっと読んでみるとかもありかもしれないですね。
次に書いた山崎豊子の女系家族も、これも三姉妹の話なんですよね。
ただ全然経路が違って、ただ共通点を挙げるとすると、
ささみ役って千葉言葉っていう関西弁の一種だね。
大阪弁なのかなあれ。大阪弁なのか。
大阪弁の一種の千葉言葉っていうものをみんなが喋ってるんですけど、
これは谷崎が、もともとあの人柿の木坂とかね、あの辺の柿の木坂じゃないわ、柿殻町。
目黒じゃなくて、中央区の方なんですけど、すみません間違えちゃった。
柿殻町とかあの辺の生まれなんで、全然東京の人なんだけど、
しばらく大阪に住んでたことがあって、
42:00
っていうので千葉言葉をたぶん聞いたり、もちろん取材したりしたんだろうと思うんですけど、
書いたのがささみ役なんですけど、
女系家族の山崎豊子は千葉の松果の生まれなんですよ。
松果って商人とかの秋内の家、松果の生まれで、
だから自分がネイティブなんだよね、千葉ネイティブなので、
その方が書いてるっていうところで、わりと言葉が似ているし、
三姉妹っていうところで、姉妹を描いてるってところで、
私個人的には入りやすかったんだけど、
なんかあんまりこのルートで読む人はいなそうとは思った。
っていうのは、女系家族は相続争いの話なんですね。
でも私が最初に言ってた、今年は結構家とか、
家族とかそういうものをテーマに読みましたっていう話をしたんですけども、
それ系列の話ですね。
だから非常にドロドロ系ですよね。
三姉妹それぞれの思惑とかが絡み合うってところなんですけど、
タイトルの女系家族っていうのは、
女性しか生まれてこないっていうことなんですよね。
普通はというか、一般的には、
息子、長男が家を継いでいくんだけれども、
男の人が生まれないので、
無子養子をとって、
養子に家の商売をやらせて、
次の代々継いでいくみたいな、
家族のことを女系家族っていうみたいなんですけど、
この小説で出てくる矢島家は、
5代ぐらい女系が続いているっていう家で、
そこのお父さんが亡くなりましたっていうところで、
相続が発生するっていう流れになるんですけど、
長女は出戻り、
次女が無子養子をとって、商売をやっている。
で、三女がまだ大学生ぐらい、
大学に行った設定がちょっと多分言ってないと思うんだけど、
大学出て家事手伝いみたいなことやってるみたいな、
ええとこのお嬢ちゃんなんで、働いてはないっていう感じで、
その3人がいるんだけど、
お葬式の場面から始まるんですけど、
そこでどうやら、
今日葬儀にお父さんの目掛けが来るらしいみたいな、
話から始まるんですよね。
だからこの相続争いに目掛けが関わってくるっていうところがあって、
結婚状が一応あるわけですよ、お父さんが書いてるね。
このお父さんっていうのは、
45:01
やっぱり女系家族の中で割と男の立場が弱いっていう設定になってるので、
ちょっと周りの言ったら当時の社会では男の人の方が強いわけじゃん、全然。
なんだけど、自分は女系の一家に木曜市に入ったばっかりに、
結構霊宮というかさ、
他の男の人だったらできたかもしれない良い思いとかを全然できなかったな、
みたいなのがあるから、
家族に対する気持ちもちょっと複雑なんですよね。
そういう人が書いてる結婚状なんで、
ちょっと悪意があるんだよね。
わざと争わせようとしてるでしょ、絶対みたいな結婚状なわけよ。
目掛けに対してもいい感じにしてくださいみたいな、
すっごい曖昧な文言が書いてあって、
そこで他の娘たちは、なんでそんな知らん女に財産を分けなきゃいけないんだ、
みたいな感じで、そこでもバチバチがあってとか、
あと大番棟さんといって、経営に結構関わる立場の人がいて、一人。
その人も実は裏でずっと会社の売り上げを応領してたみたいな話とかが出てくるんですよ。
結構入り組んでてドロドロしてて面白いっていう小説でしたね。
ただすごいのが全然読みにくくないですよ。
なんでかなと思ったんだけど、この小説ほぼ会話文なんですね。
結構必ず誰かと誰かが喋っているんですよ。
取引をしたりとかもするんだけど裏で。
もあるし、腹の探り合いみたいなこともあったり、
あと姉妹それぞれに協力者がいたりするので、
協力者と長女次女それぞれのやりとりとか、
わりと読みやすいっていうのも意外でした。
山崎豊子さん、白い巨頭の原作ちょっと読んだんですけど、
それもすごい面白かったんで。
長いけどね、山崎さんも長いけど、
今後も引き続き読んでいきたい作家ですね。
次が有吉沢子の甲骨の人。
これは家族がどうとかとは違う入りだったんだけど、
これも家族の話ですね、結局。認知症の話なんですよ、これは。
有吉沢子さんも山崎豊子さんも、
わりとエンタメ寄りの作家さんかなって思って、
山崎豊子さんは完全にそうですけど、
有吉さんも結構そうなのかなって思うんだけど、
48:02
それはいいかとか言って。
甲骨の人は、認知症の話で誰が認知症になるかっていうと、
主人公の女性の主人公ですね。
だから旦那さんのお父さんが認知症になるんだけど、
でもこれが本当になんかね、
読んでて結構嫌になるんだけど、そこがすごく、
いやー、よくこういうふうに書くよねみたいなふうに思って、
さすがにベストに入れようってなったっていう感じなんですけども、
何が嫌だなこれって思ったかっていうと、
結構昔って言ったりだけど、
50年代、60年代くらいの話だと思うんですよ、この甲骨の人って。
おそらく。
なんだけど、家庭でのやりとりっていうか、
こういうところが嫌だみたいな。
これ主人公が女性なんで、
妻の立場から書くので、
夫のこういうところが嫌だみたいなのが、
ずっと変わってないんだみたいな。
若干絶望するというか、
みんなずっと同じことを言ってて、
ずっと解決しないんだみたいなところとかで、
若干人間に対して絶望しそうになるんですけど、
ただそこも含めて結構リアリティーあって、
いいと言わざるを得ないみたいな感じでした。
ただ、これに関しては結構時代も感じたかな。
でもなんでだろう。
そもそもさっき話したささめ息とか、
家族もおぎりそうかな、
は割と家族感みたいなものが古いっていうか、
こういう家族の形って結構少数派だから、
あんまり時代とかを意識しないのかもしれないですよね。
読む側が、そういう家なんだなとか思いながら読むから。
あまりにも普通の家庭、各家族とは違うから、
そういう受け入れをするのかもしれないんだけど、
高骨の人の家は、
旦那さんのご両親の隣に住んでるって設定だったかとは思うけど、
言ったら各家族、各家族化しつつあるみたいな話なので、
割とそういう時代を感じる部分もありつつ、
51:00
ただ根っこのところは結構一緒みたいな、
そういうバランスの小説だったかな。
ざっくり言うと家庭のケアを全部女に押し付けるっていう家が描かれてるっていう話ですかね。
だから認知症も結構ヘビーな話ではあるんですが、
そっちのケアが女に行きがちみたいなところでも結構きつい話だなと思いました。
次、小川陽子さんの完璧な描写。
これ本当にすごかった。
これは中高文庫から出てるものになるんですが、
デビュー作が入ってるものなんですね、小川さんの。
だから初期3作ぐらいをまとめた作品集なんですけど、
表題作はあれです、デビュー作ではないんだけど、
表題作はアゲハチョウが飼われるときっていう作品なんですけど、
だいたいでも5、60枚くらいかなの作品だったんだけど、
私はでもこの表題作がすごい好きだったんだよね。
完璧な病室は、まず病気にかかって死んでいく弟と、
主人公がお医者さんの女性で、結婚はしてるっていう設定で、
弟の主治医が出てくるんだけど、
その先生に対して、主人公がめちゃめちゃフェティッシュな行為を寄せるんですけど、
小川洋子さんはすごく優しさみたいなものを感じると同時に、
フェティッシュな部分が出た瞬間が私すごい好きなんだよね。
読書会で取り上げたことがある短編集で、
人質の朗読会っていうのがあるんですけど、
あれも全然フェチがないっていうわけではないとは思うけど、
もっと初期っていう性もあるのか、
もともとはフェティシズムみたいなところも特徴として持ってる作家なんだろうなっていうのは思いましたね。
もう一個、ダイビングプールっていう小説もあって、
私そっちも好きなんだけど、
だから兄弟作以外の2つが異常に壺にはまってしまったんですけど、
それも良かったんだよね。
ダイビングプールは、個人を経営してる親の娘が主人公で、
54:05
その個人で暮らしてる男の子が出てくるんだけど、
その男の子が飛び込みをやってる、そのプールの。
主人公はその男の子のことが好きなんですよね、言ったら。
いつもダイビングプールに行って、その子の飛び込みを見てるっていうところから始まるんだけど、
ここも言ったらめっちゃフェチが出てるとこなんだと思うんだよ。
ここもいいし、私終わり方が好きなんだよね。
主人公が結構意地悪なところもある子なんだよね。
最後の最後で、好きな男の子が主人公のそういう汚い部分みたいなのを全部わかってたんだってなる場面があって、
そこがすごく苦しいけど、好きなところですね。
次が宇佐美凛さんの推し模様。
これすごい良かった。
私あんまりどうなのかなっていうのは、私があんまり推しとかがわかんないみたいな人なんで、
どうだろうなって思ったんだけど、すごくこれは良かったですね。
後でインタビューみたいなやつ見たら、宇佐美さん自身も推しがすごくいるとか、
別に主人公に近い感覚を持った人じゃないっていうのを知って、
さらに、それこれかけたのめっちゃすごいみたいなふうに思って。
主人公が何かしらの発達障害なのか、
なんか多分あると思うんですけど、その人の語りがすごいというか、
その人の一人称の語りで進んでいくんですけど、
なんていうんですかね、だからそういう人の世界の感じ方みたいなのを完全に描いてるっていうふうに読める文章になっていて、
それが素晴らしかったのと、
あと最後の最後の回収って言うとあれだけど、
最後主人公があるものを拾う場面で終わっていくんですけど、そこがすごかったんだよね。
モチーフの重なりみたいなところが非常に巧みだったっていうところで、記憶に残ってますね。
多分おしまいに関しては、一時期アクター賞を取った作品を集中的に読むみたいなのをやってた時があって、
57:00
その時に読んだものだと思うんだけど、これはでも読んでよかったですね。
だから今年のベスト10は結構古い作品が多いんだけど、
新しい作品も一応読んではいるんだけど、名作読んじゃってやっぱね、すごすぎるかなっていうのがあって、
どうしてもこういう感じになってしまうんですけど、っていうのもあって、中編とか短編その他みたいな枠を設けたっていう感じです。
やっぱり予想通りあれだね、ベスト10発表した時点でもう1時間ぐらい今経ってるんだけど、
せっかくお便りが来てるので、ちょっと紹介しようかなと思います。
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