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問題が起きたら「課題をテーブルの上に置く」〜子どもと敵対しない、構造の作り方〜 #32
2026-06-22 10:32

問題が起きたら「課題をテーブルの上に置く」〜子どもと敵対しない、構造の作り方〜 #32

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サマリー

このエピソードでは、子どもが問題を起こした際に、子ども自身を責めるのではなく、「課題をテーブルの上に置く」というイメージを持つことの重要性が語られます。これにより、親も子も傷つかず、心理的安全性を保ちながら問題解決に向かうための具体的な声かけのコツが紹介されています。このアプローチは子育てだけでなく、職場やパートナーシップなど、あらゆる人間関係に応用できることが強調されています。

はじめに:子育てにおける問題解決の難しさ
この番組は、ティーチャーティーチャーで、親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているKUMIが、日々の気づきをシェアしていく番組です。
みなさん、こんにちは。ペアレントークパーソナリティーのKUMIです。
前回は、子育ての先輩、オノミーさんからのメッセージをきっかけに、
子育てにも正解はないよね。子育てって、子どもと一緒に道を作っていくことなのかもしれないね、というお話をさせていただきました。
さて、そんな風に子どもと一緒に道を作っていきたいなぁと思いながらも、どうしても避けて通れないのが問題が起きた時ですよね。
そんな時は、一緒に考えようよっていう関係を作りつつも、子どもが約束を守らなかったり、準備が進まなかったりする時って、
ついつい、なんでできないの?とか、何回言ったらわかるの?っていう風に、子ども自身を責めてしまうことってあるんじゃないかなと思います。
私もつい、この間も言ったでしょ?って怒りモードになってしまうことがたくさんあります。
今日は、そんな問題が起きた時に、親も子も傷つかずに、心理的安全性を保ちながら解決に向かうための、
持っておきたいイメージと対話のコツについてお話ししていきたいなと思っています。
本当は、ガミガミ怒らずに子どもと関わりたい、つい子どもを強く責めてしまって自己嫌悪になっちゃうっていうような方には、ぜひ聞いてもらいたい内容です。
このイメージを持って子どもや人に関わると、出てくる言葉も変わってくるかなと思いますし、
今日はイメージだけじゃなくて、具体的な声かけの事例っていうのも一つ提案したいなと思っているので、ぜひ最後までお聞きいただけたらと思います。
「課題をテーブルの上に置く」というイメージ
ということで、問題が起きた時に持っておきたいイメージについてなんですけど、
実は最近、私がすごく、これしっくりくるなって感じた表現に出会ったので、それを一つ紹介したいと思います。
森田しおむさんという方の著書で、自分も相手も尊重し心理的安全性を高めるアサーティブコミュニケーションという本がありまして、
アサーティブなコミュニケーションっていうのは、相手の思いを聞き尊重しながら自分の思いも伝えるっていうことで、ご存知の方も多くいらっしゃると思うんですけど、
森田さんはNPO法人アサーティブジャパンの代表理事をされている方なんですね。
この本、本当に勉強になる内容で、子育てだけじゃなくて、ビジネスの場面でも使えるアサーティブなコミュニケーションの仕方について書かれています。
この本の中に、課題が見つかった時に、課題をテーブルの上に置くっていうイメージを持つといいよっていう風に書いてあったんですよね。
これどういうことかっていうと、問題が起きた時って、人ってその問題をその人の人格とかその人自身とくっつけて見てしまいがちなんですよね。
責任の所在はみたいな話が出てきますよね。
多分なんですけど、そういう風にすることによって、安心しようとするなんか本能的な反応の一つなんじゃないかなって思うんですけど、
ただ、そんな風に問題をその人のせいにしてしまうと、実はその問題の解決がしづらくなったりとか、いい関係での対話ができなくなってしまって、結果的に誰も得しないような状況になってしまうと思うんですよね。
だから問題が発生した時には、ついつい向けてしまうそういう人への矢印を、問題そのものへ向け直す努力をするっていうのが大事だと思うんですよね。
そこで森田さんは、課題をテーブルの上に置くイメージを持つといいよっていう風におっしゃっています。
これが子供との関係に結構有効だと私は思っております。
何か問題が起こると、ついなんでそんなことしたのとか、なんであなたはこうなのっていう風に相手を攻撃しちゃうし、
攻撃された子供は、自分を責められていると感じるので、心を閉ざしてしまうか、言い訳をして反発するっていう行動になっちゃいますよね。
つまり、お互いに敵になっちゃうっていうことですね。
そうじゃなくて、起きた問題を一回、自分と子供の間にあるテーブルの上にポンと置くっていうイメージを持つんですね。
そして、親も子どもも同じテーブルの、ダイニングテーブルみたいなところの椅子に座って、
さて、このテーブルの上の問題どうしようかっていう風にすることによって、いろんな角度から一緒に眺めることができる。
人を責めるんじゃなくて、テーブルの上にある課題に目を向けてみようよっていうことですね。
このイメージこそが、子育てでもめちゃくちゃ大事にしたい感覚だよなっていう風に思いました。
具体的な声かけの実践例:宿題が進まない場合
じゃあ、実際に課題をテーブルの上に置いてみたときに、どういう言葉が出てきそうかなっていうのをちょっとイメージしてみたいと思うんですけど、
例えば、子どもが宿題になかなか取り掛かれなかったとします。
いつもの関わりだと、なんでやらないの、早くしなさいっていう風に子どもを直接コントロールしようとしたりとか、責めたりしがちですよね。
私もそんな時がたくさんあるんですけど、これだと、責められている子どもは、自分自身の方に矢印が向いてるなっていう感じですよね。
で、その向いてる矢印をテーブルの上に向けるために、ちょっと言葉書きを変えてみたいなと思っています。
それは何かというと、宿題がなかなか進まないっていう状況があるよね。
どこが難しかった?とか、どこに難しさを感じるの?とか、
そういう風に言い換えてみると、ちょっと何か変わってきそうだなと思ってて、
で、責めている対象が子ども自身から、宿題が進まないっていう状況っていうところに、矢印がシフトしていってると思うんですよね。
だから、あなたが悪いんじゃなくて、これが課題なんだねっていう風に、子どもと課題を切り離してみるっていうことができるんじゃないかなと思います。
そうすると、ここにある課題をクリアするために、どうしたらいいのか一緒に考えてみようよっていうスタンスに変わってくると思うんで、
子どもにこう向いてたものが、一緒にこう見るみたいな角度に変わってくると思うんですよね。
こうやって言葉を変えてあげると、子どもは自分が責められているんじゃないんだっていう風に安心感を持てるので、
実は算数のこの問題の意味がわからなくてとか、今ちょっと疲れててとか、お腹減っててとか、そういう本当の理由も話しやすくなってくるんじゃないかなと思います。
だから、何に困ってるんだろうって、何がそうさせてるんだろうっていう視点を持つと、子育ての関わり方がぐんと変わってくるんじゃないかなと思っています。
人間関係全般への応用:職場やパートナーシップ
そして、これお気づきの方もいるかもしれないんですけど、子育てだけじゃなくて、当然大人に対しても全く同じことが言えると思うんですよね。
例えば部下が仕事でミスをしてしまった時とか、予定通りに業務が進まなかった時とか、あとはパートナーとの関係とかもそうですよね。
なんかついつい、なんでそうなっちゃうの?なんでできないの?って聞いてしまうと思うんですけど、でもそうすると言われた相手は自分の能力が否定されてるとか、責められたっていう風に感じて防衛モードに入ってしまうと思うんですよね。
そうすると言い訳をしたりとか、萎縮してしまったりとか、最悪の場合はそのミスをなんとか隠そうとしてしまうみたいなことがあるかもしれません。
でもここでも課題をテーブルの上に置くっていうイメージを持つと、なんでそうしたの?じゃなくて、今回の業務どこが難しかったの?とか、どこに難しさを感じたの?っていう風に言葉を変えてみる。
言葉を変えた途端に、自分も相手も目線が本人から課題に移っていくと思うんですよね。
で、人と課題を切り離して、同じテーブルに座って、そのテーブルの上に課題を置くっていう風にすると、じゃあどうしようかって話に進んでいく可能性が高まってきますよね。
で、相手も安心できることで、実はこの部分が難しくてっていう、それこそ業務改善につながるような本当のボトルネックを本音で言ってくれる可能性もあるし、今後も困った時には事前にもしかしたら相談してくれるようになるかもしれないということで、
職場とか夫婦関係でもできる限りアサルティブコミュニケーションを実践したいなっていう風に、私はこれを読んでてそう思いました。
まとめ:子育てにおける「課題をテーブルに置く」イメージの活用
で、子育ての話に戻ると、一対一の子育てっていうのは、ついついイライラしたりとか問題に直面すると、子供に対してその子自身に矢印が向いてしまいがちだと思うんですよね。
でも問題が起きた時こそ一呼吸を置いて、あ、今からこの課題をテーブルの上に置くぞっていう風に頭の中でイメージして関わってみる。
で、それだけでも子育ての景色っていうのは変わってくるんじゃないかなと思います。
今日はぜひこのイメージと、どこが難しかった、何に難しさを感じてるっていう声かけを持って帰ってもらって、
今日から子育てに活かしてもらえたら嬉しいなと思います。
皆さんも子どもやパートナーとこんな課題をテーブルに置いて話し合ってみましたとかいうエピソードがあれば、ぜひ概要欄のお便りフォームから教えてください。
はい、また書籍子どもの行動が変わった子育てフレームワーク大全は絶賛予約販売中です。
これまでペア連トークでもお話ししてきたABAの理論だったりとか改善を向かうためのフレームワークっていうのを書き起こしております。
いつでも読み直して理論を落とし込めるお守り本となってますので、ぜひご予約お待ちしております。
理論だけじゃなくて私の子育てへの思いもたっぷり込めさせてもらっております。
概要欄に予約注文のページも貼っておりますのでそちらからよろしくお願いいたします。
ということで本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回の配信でお会いしましょう。
10:32

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