ティーチャーティーチャーで親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているkumiが日々の気づきをシェアしていく番組。
お便りはこちらからお願いします!
【kumi自己紹介】
保護者サポート歴7年 / スクールソーシャルワーカー / 社会福祉士 / 福岡在住3児のママ
【関連URL】
・子育てのラジオ「Teacher Teacher」はこちら(Spotify ,Apple)
・にちにちのインスタグラムはこちら
・にちにちのHPはこちら
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
子育てにおける「待つ」ことの重要性について語る。子供が困難を乗り越える力を育むためには、親が先回りせず、子供自身の選択と挑戦を見守り、信頼することが大切である。これは親にとっては修行であり、子供の自己決定を促すための根源的な関わり方である。
息子とのエピソードから深まった子育ての気づき
この番組は、ティーチャーティーチャーで、親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているkumiが、日々の気づきをシェアしていく番組です。
今回は、以前第18話でお話しした、子供が困難を乗り越えるための3つのポイント、プレゼンス、リスペクト、トラストについての回の時に、エピソードとして、
私の息子が、クラスがつまんないと言って泣いていた時に、自分でなんとかするという風に言って、自分から先生にアプローチをしましたよっていうお話だったんですけれども、
その後、最近の出来事から、あ、これってそういうことだったのかもと、息子の姿を通して改めて気づかされたこと、気づきがより深まったみたいなことがあったので、
今日はそのお話をさせてください。
今日のお話は、子育てしていく時の本質というか、私自身が大事にしている根っこの部分みたいなところを伝えたいなと思う内容です。
小さなお子さんをお持ちの方も、少し大きくなった子をお持ちの方も、すぐにでも関わりに行かせるかもしれないなという風に思う内容なので、
ぜひ全ての子育て中の皆さんにお伝えしたいと思っております。
学校嫌いな息子がチャレンジしたこと
ということで、18話でお話しした息子なんですけれども、この4月から小学6年生ということで、昨年1年間、なんか学校やだなーっていうことは結局言い続けておりました。
親としてはいつか楽しくなってくれないかなーなんて期待もよぎるんですけれども、結局年度の最後までやっぱり学校は嫌だは変わりませんでした。
ただ先日参加日があったんですよね、先日というか年度の終わりに参加日があったんですけど、
5年生は1年間の振り返りと6年生になって頑張りたいことっていうようなことを発表するという授業でした。
そこで彼がですね、この1年間でチャレンジしたこととして発表してくれた内容に私はちょっと胸が熱くなりました。
どの親御さんもなったんだと思うんですけど、彼はですね、運動会で応援団になって声をからして頑張ったこと、
そして自然教室では実行員として準備とか人前で話す役割をやり遂げたことっていうのを発表してました。
6年生になってもそのような大事な役割にチャレンジしたいというふうに言ってました。
学校は嫌いと言いながらも彼は自分から役割を引き受けて逃げずにチャレンジしていたんだなと思って純粋に嬉しかったんですけど、
さらにですね、この3月の修了式、そのクラスがもう終わりますね。
修了式の日に帰ってきた息子に最後の他人の先生のお話どうだったというふうに聞いたらですね、
彼がポツリと涙が出たって言ったんです。
あんなに嫌がってた場所でどっちかというと先生との相性もどうかなって思う部分もあって、
素敵な先生なんですよ、素敵な先生なんだけど彼との相性がどうかなって思う時とかもあったんですけど、
でも最終的にその先生の言葉を聞いて別れを惜しむ気持ちが出て涙が出たよっていうふうになってくれたこと、
そんな彼の姿を見て私はこれで良かったんだなって、なんか答え合わせができたような気持ちになったんですね。
子育ての本質「待つ」ことの重要性
こんな感じになったのは本当に初めてでした。
子育てをしていてこれで良かったんだなみたいな気持ちになったのは初めてでした。
そんな出来事があったので、私って何を大事に、何を一番大切にしてきたのかなっていうことを振り返るきっかけになったので、
ちょっと振り返ってみたんですね。
そこで自分の中で浮かんできた言葉っていうのが、子供の自己決定っていう言葉でした。
子供の自己決定なんて聞いたら、なんかちょっと立派にやってるような感じに聞こえるかもしれないんですけど、そういうことじゃないんですよ。
全然そんなかっこいいものじゃなくて、私の中でこの子供の自己決定っていうのは、親の我慢大会だと思うんですよ。
なんじゃそりゃって感じなんですけど、
つまりどういうことかというと、先回りをしないっていうことと、待つっていうこと。
この2つがいかに子供の乗り越える力を生み出してくれるか。
かつ、それは親にとっては修行なんだなっていうことに気づいたんですよね。
で、この先回りしないってことと待つっていうことをやった結果、自分で選択して自分で取り組む。
そして困難があったら自分の力で乗り越えるっていう、ここが育っていくんじゃないかなっていうふうに思いました。
「待つ」ことと子供の自己肯定感
例えば、子供が道で転びそうになった時に先回りをしないっていう、そこから始まると思うんですよね。
もちろん、車が来てたりとか大怪我をするような場面だったら、もうなりふり構わずに全力で助けますよ。
でも、ちょっとすりむくぐらいの安全な場所だったら、本当は危ない、大丈夫ってすぐに駆け寄りたいし、何なら転ぶ前に手を出したい。
でも、そこをグッとこらえて、本人が自分で立ち上がるのを待つ。
これを徹底的にやろうとしてきたのかなっていうふうに思っています。
で、別にその動作だけの、転ぶ時のサポートだけの話じゃないんですよね。
子供が何かを選ぶ時も何かを始める時とかも、親が先回りをして、こうした方がいいよ、こうしなさい、絶対こうした方が失敗しないから、みたいなレールを敷かないこと。
これが大事なのかなっていうふうに思っています。
そして、ここがさらに面白いなって思うところなんですけど、この先回りしないっていう関わりは、子供が多席志向にならないための種まきでもあるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
例えば、もし転びそうになる度に、私が飛んで助けに行っているとする。
すると、いつか私が助けられなかった時に、子供はお母さんが助けてくれなかったから痛い思いをしたじゃんって思っちゃうかもしれないですよね。
でも、転んでも自分で立ち上がり、なんとか親の元まで歩いていって、そこでお父さんやお母さんが痛かったね、でも自分で立ち上がれたね、よく頑張ったねっていうふうに抱きしめれば、子供は自分で乗り越えられた。
頑張った先に安心させてくれる場所もあるんだっていうことを実感できる。
そうすると、もしも困った時は自分で立ち上がって、お父さんやお母さんのところに行けば受け止めてもらえるっていうふうに学習するんだと思うんですよね。
困った時にちゃんと受け止めさえしてあげれば、受けたことも立ち上がれたことも子供の課題であり、そこには誰かのせいにする隙間なんてないんですよね。
親としての「待つ」修行
と言いつつ、皆さん私も毎日これができているわけじゃありません。
忙しい朝なんて早くして、あれ持ったこれ持った先回りしまくりです。
口出ししまくりです。
でもこの考えをずっと心には持っていて、何かにつけて先回りしないぞ待とうっていう修行をしているなっていうふうに思っています。
今回の息子のチャレンジと終了式の日に帰ってきた涙を見て、学校が嫌いなままでも自分で選んで自分で頑張ってきた姿はちゃんと彼の根っこになったんだなっていうふうに私自身も救われた気持ちになりました。
親が選ぶんじゃなくて子供に選ばせる。失敗した時も少しだけ遠くから見る。
そしてうまくいかない時はいつでも一緒に考えるよっていう姿勢で待つ。
これが18話でも話したプレゼンス。子供が助けを求めた時にちゃんとそこにいること。
リスペクト。子供を一人の人として尊重すること。
トラスト。子供を信頼し、あせたら口を出しすぎないことっていうこの3つにつながる私たち親の具体的なアクションであり、かつ親としての修行なんだなと日々痛感しています。
つい子供の将来を心配して先回りしたくなるし、待たずに正解を伝えたいし、失敗しないように安全な道を通らせたい。
でも子供の課題は子供の課題で、私たち親が乗り越えるんじゃなくて、子供自身の力で乗り越えられるように待たなきゃいけないんですよね。
本当に修行だと思うんです。
リスナーへのメッセージと今後の展望
ということで、今日はちょっと私の個人的な語りをすごく熱く語っちゃったんですけど。
皆さんも今日、今先回りしようとしたなーって気づく瞬間があったら、今私修行してるっていうふうに思ってもらって、一緒に頑張っていけたらいいなと思います。
皆さんのそんな待てたエピソード、先回りしなかったエピソードみたいなことも、もしあったらぜひ教えていただけたら嬉しいです。
お便りのフォームは概要欄にございますので、よろしくお願いします。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回の配信でお会いしましょう。
10:26
コメント
先回りをしない、親の我慢大会・・・ほんとそれです!💦毎日その葛藤と反省の日々。種蒔き、私も息子(小4)の根が張って芽が出て花が咲くのを楽しみに、ぐっと自分を抑えようと思いました。息子さんとのステキなうるっとエピソードをシェアしてくださり、ありがとうございました。
スクロール