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2023-02-23 02:00

AIは何弁しゃべるんでしょうかね

日本広し。北海道から沖縄まで、方言がたくさん存在しています。
国家が国を治める上で意思疎通はもちろんダイジですから、きちんと意思疎通ができるように教育を通して国語を広めるわけです。
そこで使われるのが標準語です。

と、ここまで素人の私の説明文を読んで違和感を持った方は仲間です。

意思疎通はダイジですし、政治や生活を進める上で間違いが有ったり通じなかったりしたら困りますから、それなりにきちんとした言語を使うべきだとは言えます。
が、実は日本国は、国語は日本語であると定めてないのです。

なんすかそれ?ってことですが、日本の義務教育で習う教科書に「国語」と書いてあることがおかしいのです。本来なら「日本語」と書いてあると良いと思います。アイヌ・朝鮮民族などなども日本にたくさん生活していますが、その人達の言語体系は日本語ではないのに、国の言葉として定義されてて違和感ありまくりでしょうね。日本の教育機関に頼るなら多勢に無勢で諦めるか、さらに補講か独自の教育体系で教育を行うかということになります。日本人が外国で日本語習うような感じですかね。

あと、方言と標準語というある種の対立構造みたいのがありますよね。これ、関西弁とか関東弁と呼ぶならともかく、標準と標準以外みたいな差別を感じてしまいます。
この違和感に対しては、共通語という単語があります。これは意思を通じ合わせるための共通の言語を指します。
これなら、どこ弁だろうが意思や意味が通じればそれでOKということですので、差別は生じにくいでしょう。

私は両親を含め、親戚縁者は全員コテコテの関西弁です。私だけが3歳以降関東でずっと暮らしてますので、イントネーションは関東弁です。
そんなことですので、ヒアリング(聞くほう)は両方とも100%近く意味はわかりますが、ベシャリ、もとい、話すほうは関東弁になってしまいますので、大阪弁、京都弁、神戸弁、河内弁、和歌山弁あたりは聞けばわかるものの、自分でしゃべるのはなかなか差がつけられません。
ここらが完璧にできれば、芸の一つにでもなるのですが、やはり奥が深いので難しいですね。

何が言いたいのかと言うと、標準!なんてネーミングにするから、関東以外の地方の方の多くは、改まったときなどには標準語で喋ろうとしたりするのです。

でもどうもNHKあたりの放送アナウンスのための標準語を、普段使いの口語に落とし込んでいるような無理を感じ、だいたい関東弁としては違和感があるものになります。
ですので、関東弁訛りなどをマネせずに、自分の生まれ育ったところで身についた言葉で話すのが、一番自分らしさが出せて、負担もかからないんじゃないかなと思う次第です。

この日本語の文章を読んでるみなさんは、育ったところでは英語はおそらく共通語ではなかったですよね?
がんばって英語しゃべっても、ぜったいタイヘンですよね。そもそも全部気持ちを表現できませんよねぇ。
これと同じような感覚で、方言で喋ったほうがいいですよ。

あ、ちなみに、関東地方=共通語(≒標準語)と思ってる方、違いますんで。
茨城・栃木・群馬あたりは、結構ガッツリ方言あります。千葉もそれなりに。あ、実は東京でもありますね!江戸言葉と山の手言葉とか。
イントネーションだけでなく、単語も違う使い方するのですぐわかります。あ、標準語ではないな!と。
言葉は生き物、年代と共に人も変わっていくので言葉もガンガン代替わりしていきます。
個人的に好きなのは、和歌山弁と江戸言葉です。あと東北弁いろいろあるけどどこも人間味有っていいですねー(^^

で、結論としては日本に住んでるなら、自分が一番楽ちんな言葉(方言)を使うのが良いんじゃないスカ?ということなのです。楽しいので。
日本人同士ならほとんど通じますので。通じなかったら訊けばいいし、訛ってるって言われるようなことがあってもお構いなしでOKですね。

今読み返しても毎度理屈っぽすぎますが、いつも最後まで読んでいただき感謝です!
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みなさん、おはようございます。
前に私、方言マニアだって話、ちょらっとしたと思うんですけどね。
日本語の特徴の一つに、アクセントっていうのが、この音程で表されるっていうのがあるんですよね。
音楽のドレミファのように、この音の工程の抑揚があるんですね。
この工程が全然ないとなるとですね、その昔のコンピューターの合成音声みたいに、
みなさん、おはようございます。みたいな、どう考えても人間がしゃべってないように聞こえてしまうと。
この抑揚、つまり音程の工程の付け方のちょっとしたことで、この人どこ出身とか何弁だっていうふうにわかっちゃうんですね。
中にはですね、地方によって違うイントネーションが違う意味で伝わってしまうっていう事故も起こり得るんですね。
最近発見したのが一つありましてね。
それなら売ったらいいじゃない。
ほなら売ったらええやん。
それなら売ったらいいじゃない。
ほなら売ったらええやん。
はい、関東弁と関西弁を交互に喋りましたが、一体何言ってんのってみなさんわかりましたかね。
最初の二つは、それなら販売してしまえばいいんじゃないですかっていう意味だったんですけども、
後の二つは、それならバットで売っちゃえばいいじゃないですかっていう意味なんですね。
もう超絶どうでもいい細かいことなんですけども、これで実はみんな無意識のうちに何弁で何を言ってるかというのを微妙に音程から感じ取ってるっていうみなさんすごい能力を持ってるんですよね。
さてこれからは喋るのもAI時代。何弁で喋るんでしょうかね。楽しみです。
パローでした。ではまた明日。
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