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みなさん、おはようございます。
前に私、方言マニアだって話、ちょらっとしたと思うんですけどね。
日本語の特徴の一つに、アクセントっていうのが、この音程で表されるっていうのがあるんですよね。
音楽のドレミファのように、この音の工程の抑揚があるんですね。
この工程が全然ないとなるとですね、その昔のコンピューターの合成音声みたいに、
みなさん、おはようございます。みたいな、どう考えても人間がしゃべってないように聞こえてしまうと。
この抑揚、つまり音程の工程の付け方のちょっとしたことで、この人どこ出身とか何弁だっていうふうにわかっちゃうんですね。
中にはですね、地方によって違うイントネーションが違う意味で伝わってしまうっていう事故も起こり得るんですね。
最近発見したのが一つありましてね。
それなら売ったらいいじゃない。
ほなら売ったらええやん。
それなら売ったらいいじゃない。
ほなら売ったらええやん。
はい、関東弁と関西弁を交互に喋りましたが、一体何言ってんのってみなさんわかりましたかね。
最初の二つは、それなら販売してしまえばいいんじゃないですかっていう意味だったんですけども、
後の二つは、それならバットで売っちゃえばいいじゃないですかっていう意味なんですね。
もう超絶どうでもいい細かいことなんですけども、これで実はみんな無意識のうちに何弁で何を言ってるかというのを微妙に音程から感じ取ってるっていうみなさんすごい能力を持ってるんですよね。
さてこれからは喋るのもAI時代。何弁で喋るんでしょうかね。楽しみです。
パローでした。ではまた明日。