1. おやすみ歴史ラジオ
  2. 第28回【激動の決戦】第8戦 大..
第28回【激動の決戦】第8戦 大坂の陣(2/3話)
2026-08-23 06:30

第28回【激動の決戦】第8戦 大坂の陣(2/3話)

大坂の陣の第2話

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:11
今晩は、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。大坂の陣、第2話のお時間です。
前回は、豊臣と徳川の対立が深まる中、全国から集まった老人たちと共に 真田信重が出次郎、真田丸を築き、押し寄せる徳川の大軍を圧倒したところまでお話ししましたね。
真田丸での壮絶な惨敗により、力づくで大坂城をねじ伏せることが困難であると悟った徳川家康は、力攻めから心理戦へと迅速に作戦を切り替えました。
家康は昼夜を問わず、大坂城の天守閣に向けてオランダから取り寄せた最新式の大砲を打ち込ませたのです。
拷問とともに城内に打ち込まれた砲弾は、淀殿の次女の命を奪うなど、それまで一度も攻撃を受けたことのなかった城内の人々に絶大な恐怖と精神的なショックを与えました。
激しい砲撃の連撃と、絶え間なく続く精神的な揺さぶりによって、それまで強気だった淀殿や豊臣方の幹部たちの心はついに折れてしまいます。
恐怖に耐えかねた豊臣側は、徳川方からの和儀の申し出に応じる決断を下しました。
慶長19年12月、双方の間で和儀が成立し、冬の陣は一旦の終結を迎えることとなったのです。
しかし、この和儀こそが、徳川家康が仕掛けた最も恐ろしい罠でした。
和儀の条件であった堀の埋め立てを利用し、徳川軍は約束していた二の丸の堀だけでなく、大阪城の防御の要であった三の丸や外堀までも怒涛の勢いで埋め立ててしまったのです。
さらに、あの猛威を奮った真田丸も完全に破壊され、平地に消えていきました。
わずか一ヶ月ほどの間に、誰もが難航不落と称えた居城、大阪城は外堀をすべて失い、裸同然の丸裸の城へと姿を変えられてしまったのです。
丸裸にされた大阪城を前に、豊臣側の怒りと危機感は頂点に達しました。
埋め立てられた堀を掘り返そうとする豊臣方に対し、家康はそれを詫びの違反であると喫問し、老人たちの追放や秀よりの大阪退去という無理難題を突きつけてきます。
もはや徳川との激突は避けられず、慶長に十年四月、再び天下を揺るがす大阪夏の陣の火蓋が切って落とされました。
外堀をすべて失った大阪城に、もはや老城という選択肢は残されていませんでした。
03:01
真田信重や後藤又兵衛ら豊臣方の武将たちは城を打って出て、大阪の郊外や野山で徳川の大群勢を迎え撃つ決死の夜戦へと挑むことになります。
大和川沿いの道明寺や国武の地において、後藤又兵衛は農務の中で圧倒的な数の徳川軍と遭遇し、視力を尽くした清潔な激闘の末に打ち死にを遂げました。
また、木村重成も若江の戦いで井伊直隆の軍勢と激しくぶつかり合い、勇猛果敢に戦い抜いて散っていきます。
豊臣方を支えてきた名だたる豪将たちが次々と命を落とし、戦況は圧倒的な不利へと傾いていきました。
追い詰められた豊臣軍に残された最後の希望は、天皇寺・岡山口の地に陣を張る真田信重、そして毛利勝長らの軍勢でした。
信重は手塗りの鎧を身にまとい、残された将兵と共に決戦の地、天皇寺へ臨みます。
排水の陣を敷き、全軍の士気を最高潮に高めた信重の胸中には、天下の覇者徳川家康の本陣へ直接突撃し、その首を打ち取るという前代未聞の壮大な秘策が秘められていたのです。
5月7日、決戦の舞台となった天皇寺の野には、初夏の風が吹き抜け、両軍合わせて10万を越す兵たちが一触即発の緊張感の中で退治していました。
信重は自ら戦闘に立ち、赤く染め上げられた真田の真紅の旗印を風になびかせながら、じっと敵陣を見据えています。
正午ごろ、一心一体の激しい銃撃戦が始まると、信重はついに全軍へ命を下しました。
真田の赤空へと毛利勝長の軍勢は、猛虎のごとき勢いで徳川軍の幾重もの防衛線を次々と突き破り、怒涛の進撃を開始します。
その凄まじい突撃の鋭さは、徳川型の戦砲を瞬く間に粉砕し、後方の陣営までも大混乱へと陥れました。
狙うはただ一つ、家康本人の首のみ。信重率いる真田軍は、押し寄せる敵の怒涛を這いし、正面から徳川家康の本陣へと突入していったのです。
三度に渡る壮絶な突撃の前に家康の本陣はついにがかい、家康を守る馬印が倒れ伏し、家康自身も死を覚悟して自害を覚悟したとされるほど、徳川軍は壊滅的な混乱に陥りました。
三方がはらの戦い以来、数十年ぶりに本陣を破られ、逃げ惑う家康の前に、日本の歴史上において日本一の強者と称えられた真田信重の執念と矜持が激しく轟いた瞬間でした。
今夜のお話はこれでおしまいです。赤き旗印の下で命を燃やした武士たちの熱き魂に思いを馳せながら、どうか今夜は心も体もゆっくりとお休みさせてあげてくださいね。次は一体どのような激動の瞬間があなたを待っているのでしょうか。それではおやすみなさい。
06:30

コメント

スクロール