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2026-08-01

第23回【激動の決戦】第3戦 長篠・設楽原の戦い(3/3話)

第3話

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00:11
こんばんは、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。
ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
長篠・設楽原の戦い、いよいよ第3話のお時間です。
前回は、設楽原の地に強固な馬房策を築いた小田・徳川連合軍が、
絶え間なく繰り出される火縄銃の猛射によって、竹田の無敵の騎馬軍団を打ち破っていく様子をお話ししましたね。
硝煙が深く立ち込める設楽原の戦場には、かつてない激しい衝撃と重苦しい静寂が交互に訪れていました。
数々の戦場で勝利を重ね、戦国最強と恐れられた竹田軍の突撃は、
織田信長が綿密に張り巡らせた馬房策と連続射撃の前に、ついに阻まれたのです。
しかし、竹田の武士たちの誇りは、どれほど傷つこうとも決して折れることはありませんでした。
山形正影や馬場信春をはじめとする竹田家の名将たちは、勝ち目のないことを悟りながらも、
主君勝頼を無事に逃すため、そして竹田の名誉を守るために、最後の最後まで誠実な死闘を繰り広げました。
何をももの策に阻まれ、身を晒しながらも前へ前へと突き進み、散っていった武将たち。
その勇猛で気高き姿は、敵である織田や徳川の将兵たちの心にさえ、深い敬意と恐怖を刻みつけるほどのものでした。
やがて日が高く昇る頃、一万五千を誇った竹田軍は壊滅的な打撃を受け、勝頼はわずかな側近に守られながら、涙を飲んで甲斐の国へと撤退を開始しました。
戦国の世を長らく揺るがしてきた名門、竹田家の時代の陰りと、新しい時代の訪れが、誰の目にもはっきりと映し出された瞬間でした。
したらがはらの激闘が終わりを告げると、あれほど吹き荒れていた硝煙と歓声は風に流され、戦場には深く重い静けさが戻ってきました。
竹田軍の壊滅という信じ難い結末は、甲斐の国のみならず、日本全国の戦国大名たちに落雷のような衝撃を与えました。
牙による圧倒的な突撃力を中心とした従来の戦い方は、強固な陣地と集中した夏季の導入によって過去のものとなり、戦の歴史そのものが一変したのです。
この勝利によって、織田信長の名声は完全に揺るぎないものとなりました。
東の強敵であった竹田家を後退させた信長は、西の脅威や天下統一へ向けた歩みをさらに加速させていきます。
自らが思い描く新しい世の姿へ向けて、迷いなく突き進む絶対的な覇者としての存在感を世界に見せつけた瞬間でした。
03:08
一方、三河の地を守り抜いた徳川家康にとっても、この流しの、下長原の勝利は非常に大きな意味を持っていました。
自らの領土を脅かし続けていた竹田の脅威を大きくどけたことで、徳川家は三河と東東海の支配を固め、さらなる飛躍への足掛かりを完全に手に入れたのです。
苦難に耐え抜き、堅実に対処してきた家康の歩みが、着実な決実へと向かい始めていました。
決戦の地となった下長原の山々には、夕暮れの柔らかい光が差し込み、去りゆく時代の武士たちへの鎮魂の風が、静かに吹き抜けていきました。
流しのの城を守り抜いた人々の執念、命を賭して忠義を全うした鳥居須英文の叫び、そして新時代の扉をこじ開けた一斉射撃。
下長原に響き渡った雷鳴のような銃声は、ただ一つの合戦の決着にとどまらず、中世の戦国時代に終止符を打ち、近世という新しい時代の幕を開ける大きな時代の曲り角となりました。
自らの信念を信じ、常識にとらわれない発想で歴史を塗り替えた織田信長、いくたの試練に耐え、努力作も堅実に自らの国と家臣を守り抜いた徳川家康、そして時代の潮流が変わりゆく中で、最後まで誇り高く己の義を貫いて散っていった武士たち。
倒れた者も、生き残った者も、誰もが己の運命と真摯に向き合い、全身全霊で命を燃やし尽くした激動のドラマでした。
彼らが残した熱い生き様は、時を超えた現代の私たちにも、諦めない強さと変化を受け入れる勇気を与え続けてくれています。
今夜のお話はこれでおしまいです。
夕闇に包まれるしたらがはらの静寂と、新しい時代へ思いを馳せた勇士たちの息吹を感じながら、どうか今夜は心も体もゆっくりとお休みさせてあげてくださいね。
次は一体どのような激動の物語があなたを待っているのでしょうか。
それではおやすみなさい。

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