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第30回【激動の決戦】第10戦 鳥羽・伏見の戦い(3/3話)
2026-09-02 06:19

第30回【激動の決戦】第10戦 鳥羽・伏見の戦い(3/3話)

鳥羽伏見の戦いの第3戦

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00:11
こんばんは。今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。
ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
【鳥羽・伏見の戦い】第3話のお時間です。
前回は、西紀の御旗の登場によって官軍となった薩長軍に対し、
朝敵の汚名を着せられた旧幕府軍が大混乱に陥り、
総大将である徳川義信が大阪城を脱出して海洋丸で江戸へ去っていったところまでをお話ししましたね。
1月7日、朝日が差し込む大阪城の中で、将兵たちが目にしたのは、
主君である義信が突然と姿を消したという絶望的な事実でした。
総大将を失った数万の旧幕府軍は、戦う術も式系統も完全に失い、
呆然自筆のまま大阪城を捨てて撤退せざるを得なくなったのです。
義信の脱出からほどなくして、空になった大阪城には薩長軍が堂々と入場し、
天下の名代はあっけなく新政府軍の手に落ちることとなりました。
わずか4日間の戦闘で決着がついた都幕府市民の戦いは、
単なる一地方の激突にとどまらず、
250年以上続いた徳川の世に完全に終止符を打つ決定的な動乱となったのです。
江戸へと戻った徳川義信は、自ら関栄寺に入って強順の意を示し、
江戸城の無欠会場へと道を開いていくことになります。
しかし、新選組の残党や藍津藩をはじめとする旧幕府勢力の苦難と抵抗は、
この後、北越や東北、そして北海道の函館へと舞台を移し、
母親戦争という激しい戦火となって全国へ広がっていくこととなったのです。
都幕府市民の戦いによって幕を開けた母親戦争は、
武士の時代の終わりを告げると同時に、
近代国家へと歩み出す日本の陣痛の始まりでもありました。
命を賭して戦った新選組の大使たちや、
最後まで忠義を貫いた藍津の武士たちは、
時代の大きな翻流の中で傷つき、
散り散りになりながらも、
己の信じた誇りを胸に各地の戦場へと赴いていきました。
彼らの流した血と涙の上に、
明治という新たな時代が静かに、
そして確実に築かれていくこととなります。
勝利を収めた薩長文にとっても、
この戦いは決して容易なものではありませんでした。
圧倒的な近代兵器と大義名分を掲げて勝利したものの、
かつて同じ日本国民として過ごしてきた者同士が傷つけ合う精算な悲劇は、
武士たちの心に深い傷跡を残したのです。
刀と槍で駆け抜けた武士の世が終わりを告げ、
03:02
鉄砲と大砲が戦場を支配する新しい時代の足音が、
戸場不死身の煙の中に確かに響いていました。
かつて命を燃やした若者たちの情熱と、
時代に置き去りにされた者たちの切ない無念は、
今も京都の地に静かに眠っています。
戸場不死身の戦いから154年の時が流れた今、
かつて激しい戦火に包まれた街道には、
変わらない穏やかな風が静かに吹き抜けています。
己の信じる正義と誇りを懸けて倒れていった武士たちの声は、
歴史の彼方へと静かに消えていきました。
しかし、激動のうねりの中で命を燃やした名もなき人々の生き様は、
形を変えて今を生きる私たちの胸の奥底にそっと深く息づいています。
一つの時代の終わりは新しい時代の始まり。
過去の悲しみも未来への希望もすべてをくるみ込みながら、
夜の闇は優しく深くこの世界をくるみ込んでいきます。
第10戦 戸羽不死身の戦いのお話は、これでおしまいです。
戦国の勇将たちから幕末の士師たちまで、
夜の静けさの中で寄り添ってきた数々の戦いと人々のドラマ。
物語を最後まで大切に聞いてくださり、本当にありがとうございました。
今夜はどうぞ、冷たい夜風の音と温かい布団のぬくもりに身を委ねて、
心も体も深くゆったりとお休みさせてあげてくださいね。
それでは、素晴らしい夢が見られますように、おやすみなさい。
06:19

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