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こんばんは、おやこITノートのハルです。このラジオでは、ITと子育てに関する親子で学びたいITリテラシー情報をお届けしています。
本日はですね、震災時、地震の時ですね、震災時にSNSでの情報拡散を控えた方がいい理由、拡散した方がいいではなくて控えた方がいい理由というのをお話ししようと思っています。
3つですね、3つの理由があります。皆さんどうでしょうか?地震があった時にどのようにまず情報を収集していますか?
テレビやラジオ、ネット、スマホで検索などがあると思うんですけれども、どのように情報を収集していますでしょうか?
おそらくいろんなメディアから情報を収集することが多いのではないかなと思っているんですけれども、私もSNSで今どういう状況なのかですとか、調べることが多いです。
まずはスマホで、震災の時は速報とかが流れますからね、そこで情報を収集して、SNSなどでどういう状況なのかというのを調べることが多いです。
震災などの災害時というのは、皆さんSNSを見たらわかると思うんですけれども、通常よりも情報の発信、投稿というのが膨大に増えますよね。
その中でも、やはり誤情報やデマというのが多く、毎回災害のためにこんなお前寝ているという問題が出ています。
私もやはりSNSを見て、これはちょっと災害が起こっている、被災されている方にこの情報を届けたいなと思うことがあるんですね。
ですが、その気持ち本当に十分わかります。今すぐこの情報を届けてあげたいと思うと思うんですけれども、ですがそれがちょっと誤情報、間違った情報だったらどうでしょうか。
おそらくそういう緊急事ですとか、なかなか情報精査できない状況にある場合は、情報が正しいのかどうなのかということを精査せずに拡散などをしてしまうことが多いと思うんですね。
ですが、それが間違った情報の場合は、逆に被災者の方の命や救助活動に多大な影響を及ぼします。
ですので、情報の拡散は控えるべきだなと思っています。
3つの理由をこれからお話ししたいと思います。
まず1つ目が、被災者が必要な情報を探しにくいということです。
被災者は、今どうなのか、これはどうなっているのかという今の情報を探すために、SNSでの情報は本当に必要不可欠になってくると思います。
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先ほど言ったように、震災時はSNSでの情報量が急激に多くなります。
ですので、情報がどれを見たらいいのかというふうに探しにくくなるんですね。
たくさんの情報が拡散されていると探しにくくなります。
ですので、行政や信用できる情報をすぐに探せるように、被災者の方がすぐに探せるように、拡散は避けたほうがいいと思います。
そして2つ目、間違った情報、誤情報の場合、混乱させてしまうということです。
最初にもお伝えしましたが、被災地以外に住む人たちは、教えたいという欲求が大きくなると思います。
教えたい、助けたいという欲求が必ず生じると思います。
すぐに届けたいという気持ちで、簡単に情報を拡散してしまう傾向にあります。
ただ、間違った情報は反対に混乱を招いて、命の危険にさらされることになってしまうと思います。
間違った場所や情報を伝えてしまうと、被災者の方が混乱して、逆に危険な目に遭ってしまうということが考えられます。
情報を精査できない場合には、SNSで見て届けたいと思っても、情報を精査できない場合は、拡散しない方がいいと思います。
おそらく、拡散していくうちに、正しい情報からずれてしまうことがあるんですよね。
拡散の拡散、拡散、拡散という風に繋がっていくと、内容がずれますし、
あと、ご情報というのは、バズりを狙っただけの悪質な投稿があります。
例えば、助けてとか、SOSというようなハッシュタグの情報ですね。
それは、助けてあげてくださいというふうに拡散はしないでください。
おそらく、バズりを狙っただけの情報というのが混じっています。
本当に、そのように送っている方もいらっしゃると思います。
助けてほしいということで送っていらっしゃる方もいると思うんですけれども、
バズりを狙っただけの投稿というのも非常に多いです。
なので、こういうのを拡散してしまうと、やはり救助活動に多大な影響を与えますので、
その精査がやっぱりできないですよね。
ですので、ちょっと気持ちを抑えて、落ち着くまで拡散で、情報を拡大させないことが大事だと思います。
そして3つ目です。
3つ目が、AIを使った完全なデマ情報があります。
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皆さんも、このAIが今浸透してきているのを感じていますよね。
チャットGPTなどの文章であったり、あと画像生成AI、動画の生成AIなど、
本当にAIの技術というのが日に日に進化しています。
実際、この日本でも、確か2022年ですかね、静岡県であった水害の時に、
ドローンで撮影したような水害の様子ですね。
そういう写真があったんですけれども、AIで作成された偽画像であったという事例があります。
それが拡散されて、日本で水害がすごいことになっているぞ、みたいな感じで拡散されたという記録があります。
AIによるご情報の生成というのは、やはり世界的にも大きな問題になっていて、
やはり政治的であったり、そういう所でも混乱が今でも起きていたりするんですね。
ですので、特に震災時というのは、SNSで衝撃的な画像を目にすると、
どうしても拡散したいという気持ちになってしまうと思うんですが、
冷静になって、そういう衝撃的な情報こそ拡散しないようにしましょう。
今は本当に画像を信用できないような時代になっています。
被災者の方が安全に情報を探せるように、拡散できるだけしないように気を付けましょう。
今、3つ理由をお伝えしたんですけれども、
私たちが被災地ではない場所に住んでいる場合は、
震災が落ち着くまでSNSで情報拡散は控えることが大切だと思います。
SNSだけで被災地の方も情報を取得するわけではないのですが、
テレビが映らなかったらスマホ、スマホもダメだったらラジオというふうに、
いろんな形で情報は収集すると思います。
例えば行政ですとか、確実に正しい情報を提供できる場所が必ずありますので、
そこがしっかり情報提供ができるように、
私たちは落ち着くまで情報拡散は控えた方がいいです。
必要な情報を拡散してあげたいという気持ちは本当によくわかるのですが、
震災時の情報は被災者の命を左右します。
そのことをしっかり頭に入れて、
必要でない情報ばかりで溢れないように、
今日の話を思い出してほしいと思います。
ぜひ身近な方やお子さんにもお伝えしてください。
今日は被災時のSNSの拡散についてお話しさせていただきました。
以上になります。では明日も良い一日を。