では、とりあえずタイトルコールということで、
この番組は趣味でOSSをやっているものだという番組で、
OSS作家のソングがゲストを交えながら、趣味や仕事等についてお話しするポッドキャストです。
ということで、今日のゲストは川口さんです。よろしくお願いします。
はい、川口です。よろしくお願いします。
じゃあ、川口さん、自己紹介をお願いします。
はい、そうですね。僕はたぶん、ジェンキンスを作った人というのが一番の今までの業績だと思うんですけど、
ここ25年くらいかな、カリフォルニアに住んでいて、
日本とアメリカに両方行ったり来たりしつつ、
ソフトウェアを書いたり、いろいろしているという感じです。
その後、ジェンキンスを作ったクラウドビジという会社にCTOをだいぶやって、10年くらいですかね。
その後、ローンチャブルという会社を作って、松木さんとご縁ができたのもそこで、
そこで6年くらいかな。
その後、またクラウドビジに買収されて、2年たち、
そのぐらいのタイミングだと思って会社をこの間辞めて、
今、無職になって、ただ遊びまくっているという、そういう状況です。
はい、よろしくお願いします。
はい、そういった状況なので、リモートですけど来ていただけて嬉しいです。よろしくお願いします。
はい、こちらこそありがとうございます。
そうですね、ジェンキンスといえば、
僕も2010何年くらいから、名前が変わった後ぐらいからかなり一時使ってて、
お世話になったソフトウェアですし、
その後、思いがけず川口さんの会社で働けたのは、すごい今から思ってもいい経験でした。
ありがとうございます。
いやでも、
なので、そうですね、一緒にちょっと日本に来たタイミングでサイクリングに行ったりとか、
そういったこともさせていただきましたね。
そうですね、あれは、たぶんあれが僕の中では日本で真面目に、
真面目にというか、ちょっと遠出した初めての日だった気がするんで、
それ、感慨深いですね。
ああいう、なんかこう都会以外にもああいうとこあるんだなっていうのは、
その時初めてした気がするし、はい。
確かに、そうですね、たぶん、そうですね、京都とあと神奈川でも行きましたけど、
両方そうですよね。
京都でもやりましたね、会社の用事のついでにね。
そうですね、はい。
それは楽しかった。
京都もよかったですよね、にんじんくんさんも一緒に行って。
そうですね、はい、なんかやっぱり、ちょっと街を離れるだけで全然景色変わるし、
やっぱり車に乗る人がひょっとしたら、自然とああいうとこに行くのかもしれないけど、
僕は基本的に電車で暮らす人だったんで、
そうすると、なんか点と点の移動しかしてなかったんだなという気がしますね、
自転車で始めると。
いや、本当にそうですよね。
僕も、自転車とかで、なんか案外ここに行けるんだっていうのと、
あとそうですよね、人間がある意味認知できる変化というか、
で、どんどん景色が移り変わっていくから、やっぱり自転車はそういったところがいいですよね。
そうなんですよね。
だから、そういうのがなんか面白くなると、やっぱりそのままどんどん遠くに行ってみたくなるというか、
そういう気持ちが起こって、家から乗ってどこまで行けるかなみたいな感じになる、
それも一つの楽しみかなと思います。
はい、いやなんか仕事を辞められたということで、ちょっと驚いたんですけど、
なんかこれってどのレベルで辞めてるんですかっていう、
一応クラウドビーズは、多分創業にも関わられて、
シェアホルダーでもあるんじゃないかなみたいなところも思ってるんですけど、
そういう関係性みたいなのも残ってるんじゃないかなとか、
どういう形で、あとかなりやっぱりそういった意味で、
なかなか抜けるのもむずいんじゃないかなと思ったんですけど。
どういう感じなんでしょうか。
そうですね、そういう意味だと確かに縁がゼロになるわけではないし、
人もたくさん知ってるし、おっしゃるように株主でもあるんで、
頑張ってくれという感じですが、
でも一方で、ローンチャブル始めてから7年ぐらいになるのかな、
このクラウドビーズに戻ってきてからプロダクトも評価されたし、
どっかの時点で手を洗わないと、
これもう一生クラウドビーズにかかることになるなと思ったんで、
このタイミングでこの辺がちょうどいいかなと、そういう感じです。
経過でこれ15年ぐらいじゃないですか、クラウドビーズとの経験ができたのは。
すごいですよね。
そうですよね、結局クラウド全金属作ってクラウドビーズ創業されて、
スピアウトというかローンチャブルみたいな、別会社でやったけど、
結局というかクラウドビーズがローンチャブルを買収してみたいな、そういう形ですからね。
そうなんですよ、狭い世の中で。
じゃあこれからどうされるのかみたいなのも気になるところなんですけど、
ローンチャブルの振り返りみたいなところでお話できることあれば伺いたいと思ってて、
もともと結局AIを使ってテストをもっと効率よく動かすみたいな事業を、
僕もちょっと関わらせてもらってやってたわけじゃないですか。
その中ですごくここ数年のAIの捉え方の変化とか、実際の激動みたいなのがあったと思うんですけど、
その辺りも今回の動きに関係してるのかとか、
そもそも創業時にこの状況をどれくらい予期してたのかみたいなところがすごい気になります。
いや、そうですよね。確かに会社始めた頃はLLMとか、影も形もっていうことはないかもしれないけど、
少なくともメインストリームで話題に上がるようなことはなくて、
むしろもうちょっとクラシックなマシンラーニング的なことがメインだったと思うんで、
僕らもそこが起点だったんですけど、
一方でデータがたくさんあるところから面白いことがあって、
効率化みたいなのがドライブできるはずだっていうのは発想の方針としてはあってたから、
そういうのはありますよね。
そしたらLLMが起こって、激動が起こり、
でもあのおかげで行かずというか、全体にこの分野に対する関心が非常に高まったんで、
それはよく助かったし、一方でそういうLLM的な方向に舵を切ることが期待されるということもあって、
じゃあそれに対応するのは代わってどうするのかみたいなこともあったと思いますし、
面白い、面白い状況ではありましたよね。
そうですよね。
でも、最近LLMが出てきて、
ちゃんと自動テストを書くみたいなことが定着させやすくなってるなっていうのをちょっと感じていて、
し、結構僕がそういうマシンラーニング、マシンラーニングじゃなくて、
そういうエージェンティックコーディングとかやるときに、ちゃんとテストを書いてもらいましょう、
AIにテスト書いてもらいましょうみたいなこと言うことが結構あるんですね。
そうすると、今までテストの書き方がわからなかった人たちも、
AIからテストの書き方みたいなのを学んで、
ちゃんとそういうテスト駆動開発的な、
ちゃんとレッドグリーンを回していくみたいなのができるようになりますよみたいなことを結構話をしてるんですけど、
ロンチャブルがやってたビジネス領域とかだと、
もともと爆発的なテストケースがあるようなお客さんで、
ものすごいロングテストを回すのに困ってるみたいな、
だから結構ちゃんとそこで適切なテストを回しましょうみたいな事業をやってたと思ってて、
逆にLLMとかが出てきて、さらにテスト量が増えちゃうみたいなことが困ったり、
さらに困ったりすることが起きそうだなみたいなのを思ったんですけど、
そのあたりって思ったりしてることってないですか?
いや、そうですよね。CIまた来てるなという感じがするというか、
以前も相乗効果みたいなのがあるんですよね。
JENKINS作り始めた頃はユニットテストっていうのが流行った時代で、
テストを書くことの理論的な意義みたいなのはみんなもちろん理解してるんだけど、
実際に現場で限られた時間の中でどれだけそこにエネルギーを割けるのかっていうと、
優先順位的には難しかった。どうしても一定の難しさがあるんですよ。
でもCIみたいなのが始まって、書いたテストがたくさん使われる機会が増えると、
テストを書くことによって得られる価値がグッと上がるから、
そうするとテストより多く書くのが合理的になる。
テストが書かれるようになるとそれを使うことにより意義が生まれ、
性のフィードバックループが生まれるっていうことがあって、
CIAの認知が高まったと思っていて、
今もおっしゃるようにAIでコードを書くスピードが劇的に上がったんだけど、
みんな書いたものにがどれだけちゃんとなるのか自信ないなみたいなことになる。
だからテストが頻繁に走るということに意義も生まれるし、
テストだけにとどまらずデプロイメントを自動化してとか、
みんなどんどん人間をプロセスから取り戻していこうという方向に倒れてるじゃないですか。
そうすると再びCIA的な取り組みをやる意義がますます増していき、
そうすると今まではエリートチームでしか起こらなかったような、
例えばマージ級だったりとか、テストありすぎてとか、
コストが借りすぎてみたいな問題がより多くの人に感じられるようになるはずで、
っていう期待は間違いなくありますよね。
そうですよね。
でもロングテスト問題みたいなものがなかなか結局解決されないし、
結局人間って与えられた計算資源みたいなのを結局限界まで使っちゃうから、
なかなかそういうの解決難しいんだなみたいなのを感じたりします。
だからどのぐらいまで解決するのが経済的に合理的かっていうことだと僕は思うんですよ。
作り出てるものづくりの職人としてこういうふうにしたいとか、
ああいうふうにしたいみたいな気持ちはいろいろあるんだけど、
ソフトウェア産業の結局は合理性の範囲でしかできないから、
みんなそこが普段ちょっとつらいところじゃないですか。
テクニカルデッドとか積み上がってるけど、
プロダクト的にはこれは正しいからしょうがねえよなというかなる。
だからそういうバランスが必ずしも納得できないところだったけど、
そのバランスの位置が動くっていうことはあるから、
よりこれから動いていくから、ちょっと気が晴れるのではないかって期待はあります。
そうですね、結局合理性でしか動かないっていうのは本当にそこは同意ですね。
あとその反対方向もあると思っていて、
今まではソフトウェア産業ってやっぱり産業だったんで、
営利活動であり、そうするとやっぱり経済的合理性の範囲でしかできないんですけど、
その経済的な合理性とかクソだみたいなのに行くと今度はアートになるわけじゃないですか。
料理とかもそうだと思うんですけど、
シェフの人と話してて感じるのは、
お客さんが自分が作りたいものとお客さんがお店で出るものの間にギャップがありみたいな話。
それから作りたいものを作るんだっていう方向に行くとアートになるんで。
例えば音楽とかそういうのをアートでやってる人たちたくさんいるから、
そしたらアートでやる部分がこれからも残る、
というかむしろ増えるといいなという期待がありますね。
そうですよね、それはありますよね。
そうなるんじゃないかなっていう感じは僕も思ってます。
合理性って言っても経済合理性だけでもないみたいな話もありますし、
そうじゃない、ちょっとアーティスティックに始めたものが思わぬ発展を遂げるみたいなこともあると思うので。
リナックスとかもそうじゃないですか、かなり。
そうですね、あれどういうふうに解釈したらいいのかな。
確かに作り始めた人は経済的な合理性とか考えないで、
アート的に始めてると思うんですよね。
もともとオープンソースってそういう側面があると思うんですよ。
作ったものを見せてその機能というか作られ方みたいなのを評価してほしいみたいな気持ちがずっとあるし、
でもあれが流行るようになったら間違いなく経済合理性っていう面ですよね。
つまり商用のユニックスがたくさんあってすごいお金とってたからそこを持てないようになると思うというか。
企業が参加してるのもやっぱりそうだし。
だから今ややっぱりあれはもはやそういう経済合理性の中に組み込まれていると、
経営のアレですよね。
そういう意味ではアート的な要素とそういう営利的な要素が高次元で結合するってすごいレアなパターンだと思うんですよ。
そうですよね、すごいレアだしずっとリーナスさんがずっとメンテナーとして残ってる、
リーダーとして残ってるっていうのは不思議な話ですよね、あれは。
すごい。料理だったらミシュランとかそういう感じだと思うんですよ。
ミシュランスターのついてるお店とかすごい値段つけて、
でも商売として回ってて、しかもその範囲で作ってる人が結構やりたいことをできてるように見える。
うらやましいですよね、そういうのが。
そうですね。
料理の世界とかもやっぱりそういう土手的な部分もアプレンティシップみたいなところもありつつも、
結構ちゃんとチェーン化してとか、そういうのもあるし、
なんかもう本当にすごい誰も来れないところに店を構えて、
会員性能みたいな、そういうシェフもあるし、みたいな。
そうですよね。
AIでソフトウェアが隠し事なくなるような、みんな最近言うことだけど、
そうすると逆にアート的な側面や物語性みたいなのが注目されるニッチができると。
それはできる感じはしますよね。
結局そこがエンターテインメントとして残る可能性っていうのは大いにあるよなっていうのは思いますね。
結局、多分トヨタの会長の人とかも言ってたんですけど、
結局馬は馬車はなくなったけど、競馬は残ってるし、
たぶん車も全部自動運転になってもレーシングカーは残るだろうみたいなことを言ってて。
まあ確かにそれはそうだなっていうのは思うんですよね。
そうですね。
うん。
それでなんか、そうですね。
でも、ロンチャブルどうでしたか?
今から思い返して激動、いろんなことがあったと思うんですけど、
印象深かったこととか、良かったこと、これは失敗したなとか、そういうのお話できることないですか?
まあもう無数にあるんですけど、やっぱり会社ができる時期とパンデミックの時期がかぶってて、
それがだから僕の中では結構結びついてて思い出深いですね。
一つはエンジニア技術部門を日本に作ろうっていう決断をどこかの時点ですることができて、
そのおかげで日本のエンジニアの人たちに面白い道を、少数ですけど面白い道を開くことができたなと思うし、
その人たちが今クラウドビジネスで活躍をしているのを見るのもとても嬉しいし、
ただ子会社作ったタイミングがまさにパンデミックの真っ当な中だったんで、
もう渡航もできなくて、海の向こうからよその国に会社を作るっていう曲芸をやることになり、
採用も一回も会わずにし、今はそれ普通な気もするけど、
当時ではちょっとなかなか考えづらいことだったんで、
それをできたのは良かったなと思うし、
僕自身も日本で最初育ってこっちに来てるから、
日本のエンジニアの人たちにこちらに活躍する機会を作りたいね、
みたいな個人的な気持ちはあったんですけど、
そういうのをさっきの経済合理性じゃないですけど、
会社の体でやるにはちゃんと合目的性みたいなのがないとダメだから、
そういうのを2つ結びつけることができたのは良かった。
だからそこはパンデミックって助けもあったけど、
助けっていうか、周りの状況みたいなのもあったけど、
そういう状況をうまく活用できたっていうのは良かったなと思うところですね。
あと社長をやると技術のことよりも他の仕事が増えるんで、
そうすると、例えばお金を見るのは何となく僕の仕事になって、
社長がこうしようってかっつって、僕ともう一人一緒にやってたんですよ。
そして役割分担をどうするかっていうのは結構ファッジーなんだけど、
お金を見るのは僕の仕事になって、
そうすると、それは新しいスキルなんですけど、
それを身につけていくっていうのは結構面白かったですね。
これをどういうふうに使うといろんな人の仕事の仕方に影響を及ぼせるのかみたいなのは、
発見していく過程があって、貴重な経験でした。
なるほど、そうですよね。
本当にそういう、やっぱり最初の日本の開発チームの話でいうと、
その話もあっておかげで、僕も一時期一緒に働くことができてよかったですし、
ちょっと僕は短く終わっちゃったんですけど、
それをまた諦めきれずに今はGitHubっていう会社で働いてますけど、
やっぱりあの時のいろんな経験が、僕はそこにつながってるなっていうふうに思ってますね。
そう言っていただけると何よりです。
あとお金も見られてたんですね。
そうなんですよね。
結構エンジニアリングだけではなくて、
割と他の会社全体のやつも管理されてたって感じだったんですね。
小さい企業の社長なんて結局、全部やるっていうのは基本なんで、
ファイナンシャルモデリングっていうか、こういうふうに、
結局は会社だから、こういうふうにお金を得て、
そのためにこういうふうにお金を使うみたいなのって、
モデリングされるべきものなんですよ。
そういうモデルを立てる、それにパラメーターがふずしてて、
それは実測値からこんな感じになってるじゃないですか、みたいな。
じゃあ今度ちょっと時間変化をモデルに取り込むと、みたいな感じで、
ちょっと物理みたいなところがあるんですよ。
そうすると、モデルに誰かを巻き込んだ時点で、
ある意味、僕のフレーミングする世界に相手の人もそこにはまっているという、
暗黙のうちにはまっているんで、
パラメーターの数字とかで微妙な議論はあり得るんだけど、
結局だからそうすると、なんかより深いレベルで、
僕の世界観に向こうの人が囚われてしまうんですよね。
そういう、営業とかマーケティングの人とかプロだから、
彼らがどうやって何を実現するのかみたいな、
戦術については僕は何にも言えないんだけど、
この会社っていうマシン、お金儲けのマシンの中で、
この部分をあなたが担当していることで、
このインプットの範囲でこのアウトプットが出るんですかっていう、
そこが確認できるっていうことで、
道具になってもらうって言ったらあれですけど、
そういうふうに接続できるんだなということが。
やっぱり自分の専門の分野じゃない人を見るっていうのは、
結構新しい、それも難しい体験で、
エンジニアリング組織の中でいたらそういうことは普通に起こらないじゃないですか。
シニアのエンジニアがジュニアのエンジニアを見るっていう、
今まであれば当然慣れてるけど、そこも面白かったですね。
そうですよね、それはきっと確かに。
しかも会社の経営者としてっていう。
僕もそうです、チームのマネージャーとかやってるときにデザイナーだったりとか、
あとCSの人とか、一時はセールスエンジニアの人とか、
見てたことありますけど、やっぱりそれぞれの思惑とか、
どういうモチベーションでこの人は働いてるのかみたいなのが結構違ったりするから、
そこを組み取って引き出してやっていくのみたいなのは、
面白かったなっていうのは思ってますね。
そうですよね、あとローンチャブルは結構、
それこそエンジニアリングチームと同じぐらいの、
やっぱり営業とかマーケティングの人とかがいたような組織でしたよね。
比率は、その比率は多分僕の印象では普通かなと思います。
逆に言うと日本はそうじゃないですか。
いや、そんなことはないと思います。
でもなんかその辺、会社によってかなり違うかなっていうところと、
割とエンジニア向けの製品とかだと、
スタートアップ時期はそんなに営業の人がいないみたいなイメージだったので、
そういう意味では結構、僕ローンチャブルにいたときは意外だったし、
割と作りながら、もうバンバン営業の人採用して、
バンバン営業に行くみたいなことをやってるから、
すごい、なんていうか、刺激的でしたね。
確かに、これも事故だから、
お金をどのぐらい消費するかっていうのは結構難しい判断だと思っていて、
やっぱり数字立たないと会社として回らないんで、
次の資金に到達もできないし、そこやっぱり気になる。
そのためには、
営業の人が1人で1億儲けるんだったら、
2人いたら2億になるでしょうみたいに思いがちなんだけど、
一方で効率が悪い状態で、
営業の人が1人来て、
例えば1万円しか儲かりませんみたいな状況で、
1万人の営業を雇って1億円の売り上げだみたいなことをやってもしょうがない。
その辺の判断の見極めがやっぱり難しかったなという、
そこは必ずしも最適な判断をしていなかったのではないかって気が今はしますね。
なるほど、そういったところに、なかなか反省ポイントもあるっていう感じなんですかね。
でも、シード的な製品がまだ若いフェーズから、
けっこうバンバン営業に行ってるし、けっこうでかいところに行ってるから、
僕はすごい驚きましたね。
やっぱりジェンキンスってすごいなっていうか、
いろんな大きな会社が、それこそビッグテック級のところも、
まだ当たり前のようにジェンキンスが使われてるところも、
特に大きい歴史ある企業だとそういうもんだから、
引きがあるみたいなところがあって、そこはすごいびっくりしましたね。
そうですね。やっぱり売るっていう行為は大事だなというか、
それは前、クラウドビーズを始めた頃から思ってましたけど、
いいものを作るだけじゃ売れないというか、
マーケットの対話の中で自分の考えが変わっていかないとダメだ、
みたいなところは間違いなくあると思っていたので、
そこは大事だと思うんですよね。
なので、効率バリエティーにスケールアップするのは良くない。
日本で開発チームを作ったみたいなことについては、
結果的にどういうふうに思われてますかっていうのと、
今逆にUSのソフトウェア、ジョブマーケットがどうなってるのが気になるっていうか、
逆にそこ一転集中が最近なくなってきてる感じもしていて、
逆に西海外、そこのソフトウェアエンジニアが逆に他のところで働きたいみたいな、
そういう動きとかが起きてないかみたいなところがちょっと気になるんですけど、
何かご意見ありますか。
そうですね。
僕にとってはやっぱり日本のチームは優秀だし、
その割に今円安とかのおかげで物価水準の違いとかがあるんで、
経済的には非常にお得なんですよね。
だからそういう合理性は間違いなくあるなと思う一方。
英語がどうしてもみんなあんまりうまくできなくて、
タイムゾーンもどうしてもそんな位置にいるんですよね。
アメリカとヨーロッパはもともと密接につながってるし、
ビジネス、お客さんもだいたいその辺がメインなんですよ、このソフトウェア産業って。
英語経済圏というか。
そうすると日本のタイムゾーンが入らない。
どうしても入れることが物理的にできなくなっちゃうんで、
そういう難しさがあって、
僕は日本語と英語できるしこっちにいるから、
そういうことがあってうまくそれなりに回すことができたと思うけど、
万人にはお勧めできないタクティクスであるかなという感じは正直しますね。
なるほど。
なんかそうですね、僕としても、
そうですね、なんだろうな。
一時期結構西海岸行って働きたいみたいな、
そういう日本人も多かったし、今もいると思うんですけど、
今そこまでエンジニアにとって西海岸が魅力的なジョブマーケットじゃなくなってきているような感じもする。
しているし、逆に職に困っているエンジニアも結構いるみたいな話も聞くので、
そのあたりの雰囲気みたいなのはどういう感じなんだろうなっていうのが気になります。
確かにソフトエンジニアの人とかはレイオフされる例が多い。
だから微妙な人材市場、結構微妙な状態だと思います。
だけど、そうですね。
いや、どうなのかな。
あと、今ビサとかがほとんど取れない状況なんで、
政府のせいで。
だからそういった理由で経済的なんとかって言いずれに政治の方針でアメリカに来るっていうのは難しくなっているし、
そういうことを考えると、やっぱりアメリカを指している憧れみたいなのは間違いなくあったし、
その斬新みたいなのは今も残っているから、
やっぱり一定の惰性というか、今まで築き上げたものの効果で人を引きつける効果ってまだあると思うんですよ。
それはこの会社の人とロンチャブルの人と話してても感じるんですけど。
でも一方で長期的にはアメリカがまだ改善する、
良くなる前にもっと悪くなりそうな気がするし、
すると歴史的に日本だと、
山崎さんも一回言ってましたけど、中国とかそういう上り坂のマーケットともっと色々付き合った方が
面白いことが起こるんじゃないのかなっていう期待は僕はありますね。
まだみんなの中であんまりそこが面白いテックの発信地みたいな認識は多分ないと思うけど、
もう随分前、10年くらい前だと思いますけど、
行って技術カンファレンスに登壇したら、やっぱ彼らのやってることは非常に面白かったし、近いし、
いいのになぁって思うんですけどね。もっとみんな中国へ行けばいいのになっていうのが思います。
まあ中国も中国で行くのが難しいですからね。
あとネットのやっぱ遮断とかもあって。
まあでも結構そうですね、中国で技術が盛り上がってくれると、
それこそ言葉の問題みたいなところのマルチバイト文字とか、今のLLMの性能みたいなところも含めて、
結構そういうところでじわじわと日本語もダメージを受けてる部分っていうのがあると思うんですけど、
逆にこっち側でそういったところの研究開発とかが進めば、
また一つのエコシステムみたいなのができる可能性もあるし、そうなると嬉しいなっていうのはありますよね。
そうっすよ、と思うんですよね。
なんか20年くらいのタイムスパンで考えたら、そっちの方がいろいろ面白いでしょって思うんですよね。
チリとかどうにも、タイムゾーンの問題とかもどうにもならないから、そういう。
そうですね、本当にもう、そうですよね、さっきのアメリカとヨーロッパの話だと、
そこでやっぱ会議をしてることが多いから、そこに日本から割って入る時間帯を見つけるのが異常に大変みたいなのがありますもんね。
だって日本からだともう、それこそ僕もローンチャブルにいたときとかだと、
西海岸と東海岸の人と日本で会議の時間を合わせるのがすごい大変みたいなのがありましたからね。
東海岸と日本ではもう12時間くらい違いますもんね。
でもなかなかそういう視野に、だから中国がそういう魅力を発信してくれる国になるといいんですけどね。
アメリカもハリウッドじゃないけど、アメリカの良さみたいなのを発信するのが非常に得意だったから、
MTDとかね、そういうのを見て育った世代じゃないですか、我々はねって思うんですよね。
そうですよね、僕は全然そういうのをあんまり見なかった、ひねた子供だったので、
あんまりそういうところ、洋画とかそういう音楽を喜んで聞くみたいなところに、
あんまり魅力を感じてなかったんですよねっていうのがあって、
それはそれでよかったと思うんですけど、損したなと思わないけど、もっと素直になっておけばよかったなみたいに思う分は、
あるというか、そこででも結局、僕はあんまり英語とかと向き合うのが遅かったなっていうのはすごい思ってますね。
そのおかげで中国で暮らすことになったんだからよかったじゃないですか。独自生活っていう意味ではね。
それは思います。
クラウドベースずっと続けてもみたいな、続けてもそういう言い方じゃなかったかもしれないんですけど、みたいなことおっしゃってましたけど、
じゃあこれからどういうことを考えられているのかとか、そこにAIが関係あるのかどうかみたいなところをちょっとお伺いしたいです。
いやなんかこれはっていうはっきりしたものが決まってるわけじゃないんですけど、
一つはこのミッドライフクラシスっていうか、仕事以外にやりたいことがいっぱいあって、
それを年を取ってからやるんじゃなくて、今やりたいなみたいな、唐突にこの人生の短さみたいなのが必死と感じられるお年頃になってきたというか、
さっきクラウドベースで15年って同じですよね。このままだと他のことをいくつできる、
ワンプロレスって15年かかるってことであとこれ何個できるんだっけみたいな思うと、
他のものをやってみたくなるみたいな、ちょっとそれ根が近いところがあると思うんですよ。
だから今ちょっとそうやって遊ばせてもらって、春先で季節もよかったし、
あともう一つは、テックについて言えばAIいろいろ面白いし、ソフトワーク開発がどうなるかみたいな非常に興味深い状況。
ただ開発ツールでお金儲けするのは難しい状況はあんまり変わってないし、
なので一旦企業でというか、クラウドビジという会社であるいはローンチャブルって事業を伸ばさないというところに全部120%振り向けないといけない状態から外れて、
ちょっと何かくだらないものを作り散らかしたりとか、売れなくてもいいものを作ったりとかするうちに何か面白いことにたどり着かないかなと。
っていう期待は一つありますね。
もともとゼンキンス作り始めた時だって別にこれを会社のネタを考えるぞみたいなことでやってたわけじゃなくて、
とにかくいろいろ作ってたらその時以降に反応があって、そっちの方向へ歩き始めたらみたいな、そういう経緯があるんで、
それもいいなと思うし、あとはその引き続き日米に足をかけたいなって気持ちもあるんで、
一層別に120%仕事しなくて、そういう形で社会との形を維持しつつ半分リタイアみたいなことをしようと思えばできるんじゃないかって気もするから、
そういう風になったらそれはそれで面白いし、旅をしてて感じるのは、何に出会うのかっていうのはあらかじめ前もってはほとんどわからないんだけど、
向こうから何か来るもの、それ故に向こうから来るものが面白いんですよね。
だから何か横でもう会社辞めて、今プー太郎ですって言ったら向こうから面白いことが転がり込んでこないかなって期待もありますね、そういう感じです。
お、いいですね、確かに。そういう、確かに何か面白いこと絶対川口さんだったらいろいろ転がり込んでくるだろうなっていうところはあると思いますし、
割とそういう川口さんは、何ていうか旅人というか、そういう思考なのがすごい僕は好きだなというふうに思っていますね。
何か山登りか川下りかみたいな話があると思うんですけど、結構目標を定めて登っていくみたいな、
そういう感じよりかは何かこう、流れていって何か面白そうな方に行くみたいな、そういう感じがあるのかなというふうに思ってます。
そうですね、それは非常に言えてみようだなと思うけど、まさにその通りだなって気がしますね。その瞬間、その瞬間。
じゃあまあ、そうなんですね。これからはまた楽しみだなっていうところと、
まあでもそう、日米の架け橋みたいなところはやっぱやっていただけると嬉しいなっていうのはすごく思いますね。
何か日本のエンジニアって結構、言葉の壁もあるけど、割とそのコミュニティの断絶みたいなところもあるから、何かうまく、
また別の文化圏があって、ありすぎるみたいなところがあるから、何かもっとその、
そうですね、向こうのコミュニティとつながってもっとシナジーが生まれるみたいになると嬉しいなってすごい思うんですよね。
そうですね、やっぱりそうなんですよね。さっき何か中国とはネットの遮断がみたいな話したりしてて、
そういうわかりやすい衝撃みたいなのはないんだけど、でもやっぱり巨大な断絶がいろいろあるんですよね。
だから、人の集まりってそういうもんなのかな、何かもったいないなっていうか。
そうですね、結構人間関係で使うものが決まるみたいなところは、やっぱなんか日本でもあるしアメリカでもあるなっていうのは、
結局割と近い人たちが使ってるサウスを使うとかツールを使うみたいなのもあるじゃないですか、何か。
ありますね。そういう何か人間的ムーブっていうのは、別に洋の東西を問わず変わらないんだなっていうか、
よくね、西洋人は合理的で論理的だからとか言うんだけど、全然そんなことはないなっていう。
日中学んで学びですね。
いや、本当にそういうふうに思います。そこはもう。