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想像してみてください。 あなたは仕事帰りにとあるスーパーにおりました。
なんだか今日は果物を買って帰りたい気分だなぁ。 目の前にはたくさんの果物が並んでいます。
真っ赤なリンゴが包まれた棚が目に留まりました。 そのリンゴが並んでいる棚の下に、リンゴのマークとアップルという文字が書かれているカードが置かれていました。
それを見た時、あなたはどう感じますか? まあそうだよね、リンゴだよねっていう感じ。
あまりにもありふれたものとして、特に何も感じないかもしれないですね。 視界にすら入ってないこともあるかもしれません。
そんな時に、あなたの横にグラフィックデザイナーがいたとしましょう。 あなたは、その彼か彼女を少し横目で見てみました。
なんだかそのデザイナーが心なしかプルプルと拳を震わせているようです。 そしてある瞬間、突然狂ったようにリンゴ棚をめちゃくちゃに叩き壊し始めてしまったんです。
こんにちは、こんばんは。押し勝トークチャンネル押しっぱなし始まりました。 この番組は私、ふぐさっしょうが今個人的に推していること、これから推していきたいことについて話していくポッドキャスト番組です。
ということで、本日の押し勝テーマはデザインです。 私、実は本業がグラフィックデザイナーでして、
今こんな感じでポッドキャストをちょっとやり始めてはいるものの、 人生でデザインの仕事しかしてないんですよね。
もうこんだけ長いことやってるんで、これはもう立派な推しでしょうということで、今日はデザインとデザイナーについて少しお話しできたらなと思っております。
もちろんね、まあ仕事ではあるんですけど、本当に純粋な意味でデザインが好きなんですよ。 まあ好きじゃなかったらこんなにずっとやってないですからね。
街の中で見て気に入ったデザインの写真とか撮って、自分だけのコレクションファイルとか作ったり、 あとねポスターとかも気に入ったものがあったらすぐ買っちゃうんですよ。
いいですよポスター。ポスター買ってそれに合いそうな額縁もちょっと探して、
ちゃんと額装をして、自分のお気に入りの部屋の隅とかに飾ると、もうそれだけで部屋がオシャレになったみたいな感じで気分上がるんですよね。
ポスター買うのねおすすめですね。 あとポストカードとかねレコードジャケットとか、あとまあちょっとこじゃれてますけど海外の本買って棚に並べたりとか、
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こういうのね本当にそれだけで部屋の雰囲気がグッと変わってテンション上がるんでおすすめなんですよ。 ということでデザインについて語っていきたいんですが、皆さんの周りにデザイナーのお友達っていたりしますかね。
ひょっとしたらデザイナーさんと一緒にお仕事したことのある方もいるかもしれないですね。 こんなこと思ったりしたことありませんか。
なんかデザイナーの人たちって変わってんなぁって。 僕もねデザイナーだからって理由で、佐々木さんってなんかちょっと変わってるよねって言われることたまにあるんですよ。
まあ正直で個人的にあんまりちょっとわかんないんですけど、いや別にデザイナーじゃなくても世の中変わってる人はいくらでもいるじゃんって思ったりもするんですけど。
まあねある一部のデザイナーだとねちょっとこの人は確かに変わってるなぁみたいな人もいるかもしれないですよね。
もちろんねみんながみんなじゃないし、仕事も当然ねちゃんと皆さんやられてるし、 コミュニケーションも普通に取れてると思うんですよね。
大丈夫かな。いろいろと自分のことを置き換えて考えると不安だったりする部分もあるんですけど。
まあねちょっとしたところでなんか違うなぁとか何考えてるかわかんないなぁみたいな思うことあるかもしれないですね。
今日はそんな皆さんにデザインって何なの? デザイナーって一体何考えてるの?っていうところについてわかってもらえたら嬉しい回となっています。
デザイナーって言ってもいろんなジャンルありますよね。 ファッションデザイナーもいるし、建築デザイナー、フラワーデザイナーとか、
あと最近だとAIのプロンプトデザイナーとかね、 新しいジャンルも多分どんどん出てきてますよね。
今回はその中でも私もお仕事させていただいているグラフィックデザイナーについてお話ししたいと思います。
グラフィックデザインっていうのは主に平面、二次元のデザインをしている人たちのことですね。 ちょっとわかりづらいかもしれないですけど、
印刷物とかモニター上の二次元のデザインと思っていただいていいかと思います。
例えばポスターとかロゴ、あと本とか雑誌、 最近だとウェブデザインとかスマホ上のUIのデザインとかね、そういうのもいろいろ含まれますかね。
厳密に言うとね、まあいろいろあるんですけど、ざっくり言うとこんな感じです。 その辺をお話しするにあたって、
まずはね、デザイナーがどんな教育を受けてきたかっていうところからお話しすると、より理解が深まると思うので、ちょっとお付き合いいただければと思います。
僕たちグラフィックデザイナーが大学とか専門学校とかで勉強していることって、 ビジュアルコミュニケーションって言われるんですよ。
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視覚伝達って言ったりもするんですけど、耳からの聴覚や肌の接触とかからによる情報伝達ではなくて、視覚からですね、目から入ってくる情報に特化したコミュニケーション方法を勉強しようってことなんです。
特に最初は文字や言葉を使わずに、図形や色だけでできるだけ伝えてみようっていう基礎訓練を受けるんですね。
伝えたい情報を保ちながら、その要素をギリギリまで減らすっていう訓練。 どこまでシンプルにできるんだろうっていう訓練ってことなんですね。
ちょっとイメージしづらいかもしれないですけど、ここでいうその要素っていうのは、形とか色とかサイズとか質感とかいろんな要素ですね。
そういうのをどれだけ減らしていっても、情報って保てるんだろうかっていう基礎訓練をするんです。
一番最初の訓練として、まずやらされるのがデッサンですね。
中学校とか高校でやった人もいるかもしれないですよね、デッサンって。やった人ね、皆さんどう感じるかいろいろあると思うんですけど、
僕ね、これなんでこんなつまんないことをやらなきゃいけないのって最初ね衝撃を受けたんですよ。こんなつまんないことある?みたいな。
鉛筆でただただ目の前にあるものを模写していくっていう、もうこれを最初散々やらされるんですよ。
とにかく延々にこの鉛筆の粉まみれです。服も真っ黒になるし、指先とかも洗っても落ちないぐらい真っ黒になったりするんですけど、ずっとデッサンを描いてると、
世の中の目に入る世界がだんだんモノクロームに見えてくるんですよね。何見ても光と影の濃淡にしか見えなくなってくるんですよ、世界が。
延々とそういうことをやらされるんですけど、そのデッサンで一番最もメジャーな、よく描かせられるモチーフがリンゴなんですね。
もうね、親の敵ぐらいリンゴに向き合ってますからね、僕たち。先生からね、こんなんリンゴじゃねーってボロッカスにデッサンのダメ出しをくらいながら、それでもね、もう何とかこのリンゴを紙の上にモノクロで表現しようと思って食いついて、
時には本当に食べちゃったりして、あら美味しいみたいな、とかね、やりながらリンゴにいかに迫るかっていうのをずっとやってたんですけど、もうね、このリンゴのフォルムを光と影だけでいかに捉えるかってことを繰り返し繰り返しやるんですよ。
まあそのモチーフとか主題を客観的にどう捉えるかっていう基礎訓練なんですよね、これ。早くフォトショップでかっこいいデザイン作ってインスタにあげたいなぁとか思いながらね、地味な訓練を繰り返すんですよ。
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僕の時代にはまだインスタとかなかったですけど。これね、ちょっと完全に余談なんですけど、話が長くなって申し訳ないですけど、僕ね、人生で最も衝撃を受けた事件が予備校時代にあったんですよ。
当時ね、受験に落ちて浪人するわけですよ。で、予備校に入るんですけど、普通の予備校じゃないんですよ。美大受験用の美術予備校。
当時僕、名古屋の河合塾に通ってたんですけど、みんながね普通にあの受験勉強をしてる横でね、僕たち本校とは別の小さいビルで、なんかね1日中絵描いてるんですよね。
みんながね勉強してる中、僕たち絵描いてていいのかなぁとか思いながら、ずっと絵描いてるっていう予備校があるんです。美術予備校っていうね。普通の人にはあんまり聞いたことないかもしれないんですけど、美大を目指すための予備校に通ってたんですね。
まあそんな感じでね、ずっとデッサン描いてたんですけど、僕それまでほとんどやったことないからめちゃくちゃ下手だったんですよ、デッサン。
でもね、周りには高1ぐらいからやってきたようなめちゃ上手い人たちしかいないんですよ。こんな上手い人たちでも受験落ちてんだったら僕が受かるわけないじゃんって、もう4月の段階で絶望しながらね、まあなんとかやってたんですよ。
でね、先生がまあデッサンはこうやって描くんだみたいなね、基礎1から教えてくれるわけなんですよね。手前にあるモチーフはしっかり描いて、後ろはちょっと優しく描けとか強弱つけろとか。
いろんなテクニックとか教えてくれるんですよ。この受験用のねテクニックを教えてくれてたんですけど、まあこのね素人からするとそんな簡単じゃねえんだよみたいな。
言われてることはわかるけど、でも実際描けって言われたら描けねえよって思いながらずっと絶望してたんですよ。もう今年もダメだみたいな。
落ちたら母ちゃん何て言おうとかずっと思ってたんですけど。でまあヘタなまんまどんどん時間は経っていって、ある夏の日にね、
ああもう今日もまた描けねえなあみたいなもうダメだなあみたいな感じで、途中で描くのやめてぼーっとしてたんですね。
あっちいなあとか言いながらもう全然ダメだわって言ってぼーっとしてて、なんとなく隣で描いてる人のを眺めてたんですね。
女の子だったんですけど、その子のデッサンがちょうど僕と同じぐらいのレベルだったんでしょう。
まあぶっちゃけそんなにうまくないみたいな。頑張って描いてたんですねその子も。
だから多分まあ僕と同じぐらいのレベルでその予備校に入ってきたんでしょうねきっとね。
でその子のデッサンを何気なくずっとぼーっと眺めてたんですけど、見てるとこここうしたらいいのになあとか、
その角は鉛筆の3Bぐらいでガシガシ描けばいいのになあとかって見てて思い始めるわけですよ。
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でその瞬間にグワーって雷を受けたような衝撃が全身走ったんですよ。
電流がもう頭から足先までバーって抜けたぐらいの衝撃を感じたんですね。
その瞬間にあ全部わかったと思ったんですよ。
先生が言ってたまあここを擦るといいよとかまあ俯瞰でみなさいとかずっと基礎を教えてくれてたけど、
あんまりよくわかってないことを完全に理解したっていう衝撃が走ったんですよ。
あもう100%わかったわっていうなんだろうなぁ謎の電流が走ったんですね。
理屈じゃ説明できないんですけど。
でその後僕ねデッサンがめきめき上達してでなんとかね大学合格したんですよね。
あの時の衝撃今でもめっちゃ覚えててまあこうやって話してるんですけど、
その経験として何か必死に頑張って一つのことに集中してやっていけば、
いつかまたあの衝撃がやってくる時があるんじゃないかなって思って今も頑張ってるところがあるんですよ。
まあね結論何も来てないですね。
デザインの仕事ももう何十年やってるんですけどあの衝撃は全然来てない。
あれ何だったんだみたいなね何だったんですかね。
でもねはっきり覚えててあの衝撃が来るほどのね一つのことにまだちゃんと向き合えてないんだな、
もっと頑張ろうかなっていうふうに逆に思える事件でもあったんですよね。
完全にねちょっと脱線しちゃったんですけど、
すいませんそんな感じでデッサンとかね基礎訓練を繰り返してようやく大学とか学校に入れたとしましょう。
もうやったこれでやっとマックでかっこいいデザインが作れる。
俺がもうバキバキのデザイン作ってやるぜみたいな生きた感じで入学するんですよね。
で授業初日。
教授から出された課題はポスター1枚を作ってください。
いいじゃないですか面白そう。かっけえポスター作ってやんよって思ってたらテーマはリンゴです。
リンゴを最もシンプルに顧客に伝える表現を考えてくださいって来るんですよ。
またリンゴですよ。
もういいよリンゴもうあんだけ散々書いてきてもうまたリンゴかよもう嫌だよリンゴ。
最もシンプルに顧客に伝える表現ときた。
できるだけ情報量削っていってもう減らしに減らしたとして
それでも伝えたい情報が伝わる限界はどこなんだろうっていうのを探っていくんですね。
ではちょっと学生の気持ちになって最初からその課題考えてみましょうか。
リンゴを伝えたい時のコンテンツとして今ならまず動画で伝えてみたいとしましょう。
今だったら手元にスマホありますからね。
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手に取ってカメラアプリのボタンを押せば簡単に動画撮れますよね。
ショート動画風とか良さそうですよね。
これなら間違いなくリンゴは伝わる。
でもシンプル、最もシンプルかはちょっと分かんないな。
動画を撮るって結構めんどくさいじゃないですかコストいろいろかかる。
ちょっとしたストーリー展開も考えなきゃいけないし
場合によってはキャッチコピーとかもいるのかなみたいな。
ちょっとめんどくさいと。
じゃあ動画にまでしなくてもいいかもしれないな。
写真でいいんじゃない?
動きの要素とかなくていいじゃんっていうね。
リンゴをパシャッと写真撮れば話めっちゃ早いでしょ。
シンプルじゃん。
これも絶対伝わる。
でもこんなに高解像度でなくても伝わるかもしれないよな。
てかリンゴをそもそも用意するの意外とめんどくさいな。
スーパー行って買わなきゃいけないですからね。
じゃあイラストではどうですか?
綺麗に描くのって意外と難しいですよね。
じゃあシンプルなイラストでいいか。
っていう感じでどんどん情報や要素を削っていくんですね。
そうやってある程度進んでいくと
いつかはみんながパッと思いつくリンゴのマークに行き着くかもしれないですね。
でも色はまだ赤かもしれないですね。
じゃあ黒一色にしましょうか。
あの形をしていれば黒一色でもリンゴっていうことは伝わりそうですもんね。
だいぶ要素が省かれてシンプルになってきましたよね。
もっと行ってみましょうか。
頭にある葉っぱを取ったらどうですか?
リンゴ特有のあの膨らみを取って楕円にしたらどうですか?
この辺りまで行くとリンゴだっていう特定の情報は伝わりづらくなってるかもしれないですね。
ちょっとやっぱり戻しましょうか。
こうやってどこまで削っていったらOKか
あるいはこれ以上削ったらダメかなっていうポイントを繰り返し探っていくんですね。
ある意味思考法のトレーニングと言えるかもしれないですよね。
デザイナーにミニマリスト多かったりするイメージあります?
部屋が整ってたりとか着てる服がめっちゃシンプルだったりとか
なんかそういう印象がもしあればこういう思考法が染み付いてるからでしょうね。
そうなった時に冒頭の話になるんですよ。覚えてますか?
スーパーでリンゴのマークとアップルの文字が平起されてるカードを見たデザイナーがブチ切れたってやつですね。
これだけギリギリのところを攻める訓練をしてきたデザイナーが
マークと文字が平起するパターンを見たらいかに気持ち悪いかってことなんですよ。
マークか文字かどっちか片方を使えばリンゴって伝えられるはずなのに
なんで同じ情報を2回も載せるんだっていうことです。
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片方邪魔じゃんっていうね。美しくないっていう感覚なんですよ。
これ言うとデザイナーはやっぱりめんどくせえなって思いますけどね。
なんかそういう思考法が身についちゃってるんですよね。
トイレが一番よくわかる例だと思います。
皆さんデパートのトイレ行くとき男性マーク女性マークを見てどっちか判断して入りますよね。
その時にマークの下にジェントルメンズとかレディースとかっていう文字が平起されてるのって見たことありますか?
ひょっとしたら中にはあるのかもしれないんですけど多分滅多にないですよね。
でもねこんなことが仕事の現場になると往々にしてあるんですよ。
例えばクライアントさんからこんな修正入りました。
ホームマークが今トップページにあるけどマークだけだとわかりづらいから下にホームっていう文字を追加してくださいっていう修正あるかもしれないですよね。
デザイナーね。うわー!っていう気持ちですよ。
もう要素が増えてごちゃごちゃになっとる。もう気持ち悪いでしょこれっていうね。
今例え話ですよこれ。
仕事にはねいろんな立場がありますから 全部が全部こうとは言ってないんですけど
いろんな立場のね思いが感じられるデザインが世の中にはいろいろとあるんですよ 有名な話題だと少し前にねちょっとツイッターとかで盛り上がった例としてとある
コンビニのコーヒーメーカーの話があるんですよ 皆さんなんか思い当たるネタありますかね
コンビニのコーヒーメーカーのボタンがどれ押していいかわかんなくて 結局ね店員がその上からペタペタとテプラを貼ったものがあるんですね
コンビニコーヒーデザインとかで検索するとすぐ出てくるんで もし興味がある人がいたら見てみてもいいかもしれないですね
ちょっとねデザイナーとしては悲しくなるんですけどこれね結論としては厳しいかもしれないんですけど デザイナーが最適な仕事ができていなかったっていうことになっちゃうんですよね
悲しいなぁ まあねみんな全力を出してサボってる人なんて一人もいないんですけどね
もう一度リンゴのマークの話に戻りましょうか
ようやくミニマムなリンゴの形が出来上がってきたとします よしマークができた文字はいらないっていうね
マークができてきました これはリンゴの情報を伝えるに最適解かもしれない
うんよしいい感じ いいよね
うーん でもまぁこのままでもいいんだけどもうちょっと何かこう思想みたいなものをこのマークに
込めたいなぁ ってあなたが思ったとしたらどうでしょう
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ひょっとしてリンゴの片側がかじられてたりするといろんなことを想像してくれるかもしれないな よし片方削ってみよう
ってことをスティーブジョブズが考えたかどうかは知らないですけど 皆さんご存知のあのマークがありますよね
そうみんな大好きアップル社のマークです アップル社製品はかっこいいですよね
デザイナーはねまあ一昔前はフォトショップとかいわゆるアドビの製品がマックでしか 使えなかった時代がありまして
その時はねなんか強制的にマックを使わざるを得なかったんですよ 学生の頃からね強制的にマック信者にさせられるんですよね学校で怖いですよね
まあでもねマックブックのあのキラリと光るリンゴマーク見ると痺れますよね 僕たちデザイナーはねどこまで行ってもリンゴに支配されてるんですね
そんなこんなでアップル社製品今手元に皆さん iphone とかありますかね
マックでももちろんいいんですけどちょっと見ていただきたいんですが リンゴマークの横にアップルっていう文字が閉域されているのって見たことありますか
絶対ないですよね さっきの基礎訓練の話を多分知ってる
ジョブズの美学にはそれは絶対ないことなんですよ 兵器なんてしてたらねジョブスなら発狂するね
この冒頭ねリンゴ棚を破壊した話っていうのは例え話としてあげたんですけど ジョブズだったら本当に破壊しそうで怖いですよね
横にねマジで上司とかに言ったら本当にいやすで怖すぎますよね もしアップル社のマークがかじられてなくて綺麗なリンゴの形だとしたら
ジョブズが本当に伝えたい情報になってたでしょうか 綺麗なリンゴの形っていうのはリンゴっていう情報が伝わるかもしれないけどそれ以上でも
ない 片側がかじられていることによって人々はいろんな想像するだろう
人によっていろんな意見があっていい人と違うことを考えてもいい シンクディファレント自分なりの考えを持とうっていうジョブズの哲学をあのマークに
込めたんだと思うんですよね 当然かじられている部分に歯型なんてついてませんよね
楕円に欠けているだけです 理由はおわかりですよね
デザインは会話や文字ほどの情報の正確性はないかもしれないんですが 少ない要素で多くの情報を伝えることができる
情報に多様性を持たせられる伝達方法なんですね 言語に頼らない伝達方法ってことは国や言語に関係なく
世界中のいろんな人に情報を伝える手段ということでもあります ピンポイントの情報を伝えるには適してないかもしれないんですけど
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自分でいろんな風に解釈してみようよっていう幅広い情報を伝えたい時に適してるんですね 最近だとブランディングとかね
ブランディングとは何かを説明しなさいって言われてもなかなか難しいですよね
例えばルイビトンのブランディング あれはこうこうこういうことだって文字で表明してるわけじゃないですよね
少なくともほとんどの人はそんなこと知らないじゃないですか でもみんなルイビトンに一定のイメージ持ってますよね
あの全体のデザインでなんとなくみんな 例えば高級層で落ち着いた雰囲気の共通イメージを持ってるじゃないですか
でも全員が全員完璧に同じイメージではないかもしれない そんな人それぞれの解釈があっていいんだよっていう情報を伝える時にデザインの力を発揮されるんですよ
人それぞれでいいんだよ幅広い解釈があっていいんだよっていう情報を伝えてるっていうと なんだか曖昧だなぁと思いますよね
結局何を言いたいのかわからない言いたいことを言ってない モコモコと話してるけど実はこういう方法性に持っていきたいのかどうなんだろうみたいな
大人になるとね主に仕事でよく見られる現場を想像しちゃうかもしれないんですけど 特にね政治家でもこんな話し方してる人いるじゃないですか
長々と話してるけど結局何を言ってるのか話の要領を全く得ないってやつ でもまあみんな裏ではなんとなく察してるっていうあのふわーっとした状況ですね
政治家はねあのモコモコ話し方でデザイン哲学を体現したかったのかもしれないですね でねまあ想像をつくかもしれないんですけど
そんなような状況をさらに押し進めていくと グラフィックデザインはプロパガンダに使われるようになっちゃうんですよ
どんぴしゃの言葉であいつらを倒せ戦争するぞとは言いたくないけど なーんとなくそっちの方向に民衆の意思を持っていきたいなーっていう時の伝達手段として
昔も今もよく使われてます デザインがねプロパガンダで使われた有名な例で言うと
第1次から第2次対戦中のドイツとか革命時のロシアとかが有名ですね ロシアアバンギャルドとかね
デザイン師とかね勉強すると出てくるんですけど日本でもねありましたよ フロントっていう雑誌とかね
またねそのデザインがかっこいいんですよ もしね皆さん興味あればグラフィックデザインプロパガンダとかで検索するといろいろ出てくると思うので
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はい こんな風にデザインが使われてなんだかよくわからんがとにかくなんかいい感じじゃん
みたいなそういうイメージ作りに成功して民衆もね あーなんかいい感じねうんなんかいいんじゃんみたいな
そういうよくわかんない漠然とした感じで政治家が持ってきたい方向性に向かっちゃう ことってあるんですよ
時代の空気とかノリとかねそういうねホワッとしたものを作るのに適してるんでしょうね 怖いですよね
もし今現在日本でそういう方向性に民主を持ってきたいとしたら政治家は絶対 sns 上で 同じことやるでしょうね
まあ戦争だけじゃなくてね皆さんも街の中の広告を見たときに この会社は本当は何を伝えたいんだろう本当に単純にこの商品を売りたいだけの広告なんだろう
か 実はもっと裏に本質的なメッセージが隠されてるんじゃないだろうか
ということを想像しながら見るとまた違った一面が見れてね楽しいかもしれないですね あれこれって知らないうちに洗脳されてないみたいだね
デザイナーに仕事を頼んだ時になんでこんなデザインになってるんだとか こっちの修正要望が全然反映されてないじゃんとかっていうことがあるかもしれないんですけど
その時にデザイナーが考えていることは基本的にはこの必要な情報を最低限の要素で構築したい っていうことが本体にあることが多いんですね
あのまあちゃんとコミュニケーションできてないとかはちょっと一旦別の話としてはい こんなに情報を足したら本当に伝えたいことが伝わらなくなっちゃうよとか
こっちを修正したらあっちの方にも影響出るから 一から組み上げてきた構成がガラッと変わってきちゃいそうだなぁとかそういうことを想像するんですね
もちろんね修正を出している側からすれば必要な情報だからこれを追加で入れたいんじゃい とか
強弱のバランスを言うとこっちも重要だから目立たしたいんじゃいっていうご要望もあると思います そこをね単純に大きくしてとか
目立たしたいから赤色にしてとかってお願いするんじゃなくて こういう理由があるからこういうふうにしたいんだよっていう目的を共有できれば
デザイナーもね理解できるケースが多いんですよ お互いね言葉が足りてないっていうケースはめっちゃあるあるですよね
逆にそのデザイナーがもねこういう意図でこういうデザインをしましたってちゃんと言語化して 説明しないといけないですよね
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このあたりの話ね実は近々ノートの方でもしたいと思ってるんで もし興味ある人がいたら楽しみにしててください
言語化とかビジュアル進化とかの話ですね まあね最近のね特にウェブサービスとかのデザインはとにかく情報量多くて整理して
わかりやすくするっていうのがねなかなか難しくなってきますよね であと当然でマーケターとかいろんな分析の要素も反映しなきゃいけないんで
あのさっき言ったね要素を減らすみたいなシンプルな話だけで解決するってことがなかなか ない状況ではあるんですよ確かに
何が何でもねそういう要素を追加するっていうのがダメっていうデザイナーはあんまりいないと思いますけどね
ジョブズ以外はね
アップルの人たちすごいなって思いながら あのねあのクオリティは唯一無二のもんですからねはい
全てをね伝える必要があるのかとかこれを伝えるために本当にこの情報でいいのかなっていう デザインよりもっと前の最初の設計が一番大事ですよね
デザイナーだけじゃなくて企画する人とかエンジニアの方とか営業の方とか マーケターの方とか
いろんな人のね知見を意見を持ち寄ってしっかり方向性を決めようっていう 最初の共有がめっちゃ大事だと思いますまあ皆さんね
あのよく仕事で経験されていることだと思うので僕が偉そうに言うようなもんでもない とは思うんですけど
で例えばね途中でお互いの方向性がずれてきちゃったとしても 基本はちゃんと話し合って擦り合わせていけば解決すること多いと思います
うーん結局はねまあいろんなとこからいろんな意見出てくるんで そういう意見をスピーディに決断していく
鍵取りの役割の人の力が一番大きかったりするんですけどね なんか偉そうですいません
はいということで今回はですね僕の最も推しのお仕事である デザインデザイナーについてのお話をしてきました
お仕事っていろんな立場のいろんな考えの人たちの集まりじゃないですか デザイナーだろうがね営業だろうがクライアントさんだろうが相手の考えを理解して
一緒に作り上げていきたいって多分みんな根底にはあると思いますよね そのためにはねコミュニケーション能力もめっちゃ大事
ねこれねっ コミュニケーション能力で漠然としすぎてなんだっていう感じもしますけど
あのまあデザイナーを変わってるよねって言われてるようじゃダメですよね あのデザイナーさんめっちゃこっちのことを理解してくれじゃん裏側まで組み取ってくれるじゃん
ぐらいのね関係性が築けたら最高ですよね なので皆さんもデザイナーさんを相手にお仕事するときにちょっとでこの人向かって
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いる方向性ずれてるかもなーって思うことがあったら まずはねお互いちょっと一度立ち止まってねじっくりと話し合いすればきっと全員
が幸せになるんじゃないかなって思います はいちょっとね喉痛くてですね熱とかはないですけど乾燥なのか花粉なのか
お聞き苦しいところがあったら申し訳ございませんでした 花粉がねそろそろ来ますかね
僕もすっごい花粉持ちなんで辛いんですけど ただね花粉が来るとちょっと春の到来を感じて
ウキウキするところもあるんですよねわかります いやめっちゃ辛いですよもうね
鼻水だらだらなんですけどもうちょっとしたら春になるなぁなんて気分が軽くなるん ですかね
もうね1月もあっという間に終わってしまいましたからね 春もあっという間に来ちゃうかもしれないですね
はいということで今回も聞いていただいてありがとうございました こんな世界あるんだと新しい世界を知っていただいて皆さんのお仕事に少しでも貢献でき
たらこんな嬉しいことはないです またね皆さんのしているものがありましたらぜひ教えていただけるとめっちゃ嬉しいです
フォームとかね あのメッセージをやり取りできるような場をこれから設けようと思ってますんで
あのもし今の段階であれば x とかにも何でも dm でもね送っていただけると嬉しいです ゲストでねで体像みたいな人がいたらもうガンガン連絡ください
まだ見ぬ新しい推しの世界を一緒に広げていきましょうそれでは聞いていただいて ありがとうございましたではまた