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【ちいかわ・ミャクミャク】推し活コラボの"天国と地獄"——成功と炎上を分ける決定的な差とは?【推し活未来研究所】
2026-04-20 24:57

【ちいかわ・ミャクミャク】推し活コラボの"天国と地獄"——成功と炎上を分ける決定的な差とは?【推し活未来研究所】

『推し活未来研究所』🎧 毎週月曜あさ7時配信!ビジネスとカルチャーをつなぐ「推し活」の世界を、ほっこりトークでお届けする番組へようこそ!Z世代の推し消費トレンド、社員のエンゲージメントを高める「社内推し活」の可能性、ファンに熱烈に”推される”ブランドやサービスの作り方など、身近でちょっと気になる推し活関連のトピックをピックアップ。難しい専門用語は使わず、「ゆるっと深掘り」していきます。聴いていると元気が出て、明日からのちょっとした活力になるような番組を目指しています☀️▼ パーソナリティ矢澤 綾乃株式会社KAZAORI (https://kazaori.co.jp/) 代表取締役ファンやコミュニティの「好き」や「熱量」を起点に、企業のマーケティング支援、ブランドプロデュース、新規事業開発などを手掛ける。推し活の記念日やイベント等を華やかに彩るバルーン事業なども展開し、「好き」を形にするための多様なサポートを提供している。現役ベーシスト様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに参加するミュージシャンとして、現在も活動中。推す側・推される側の視点を持つ「現場あがり」の実践者アーティスト/クリエイター側と、それを応援するファン側の両方のリアルな視点と経験を持つユニークな存在。この経験を活かし、“推し活×ビジネス”の新しい可能性を日々探求し、そのインサイトを番組で分かりやすく発信しています。▼ 応援&メッセージはこちら📣あなたの推し活体験やアイデアが、番組をもっと豊かにします!ぜひお気軽にご参加ください。SNSで参加: 番組へのご感想、あなたの「推し」紹介、熱い推し活エピソード、ビジネス活用アイデアなどを、ハッシュタグ #推し活未来研究所 をつけてぜひ投稿してください!Podcastを応援: SpotifyやApple Podcastで番組をフォローし、レビューや星評価(☆☆☆☆☆)をいただけると、制作の大きな励みになります!専用フォーム: 長文のメッセージや、SNSを使わない方はこちらからどうぞ。 https://forms.gle/zSD7LYrAscxYCoh79▼ 視聴・聴取はこちらから▶️ライフスタイルに合わせて、お好きなプラットフォームでお楽しみください!YouTube: 最新エピソードの視聴やアーカイブはこちら!チャンネル登録もお願いします🔔 https://www.youtube.com/ @oshikatsu_laboSpotify: 通勤・通学中やお休み前など、耳で楽しむならこちら! https://x.gd/9kSbnApple Podcasts: iPhoneユーザーの方はこちらも便利です! https://x.gd/lxYcKそれでは、また月曜あさ7時にお耳にかかりましょう!

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サマリー

本放送では、推し活コラボにおける成功と失敗の分かれ道について、最新事例を交えながら徹底解説します。成功例として、くら寿司とちいかわのコラボや、大阪万博のミャクミャク、鳥貴族とSEVENTEENのコラボなどを挙げ、参加のハードルの低さ、グッズのクオリティ、体験との融合が成功の鍵だと分析します。一方、セーラームーンカフェやちいかわのランダム販売など、ファンを失望させた事例からは、作品への愛の欠如や搾取的な設計、対応の遅れが炎上を招く原因であることを指摘。最終的に、ファンへの敬意と作品愛こそが、推し活コラボ成功の絶対条件であると結論づけています。

はじめに:推し活コラボの現状と番組紹介
こんにちは、株式会社KAZAORIの矢澤 彩乃です。 推し活未来研究所へようこそ!
この番組では、ますます盛り上がりを見せる推し活をビジネスの視点から、 そして時には私自身の経験も交えながら、楽しくそして深く紐解いていきます。
さて、今日のテーマはこちら。 推し活コラボの天国と地獄です。
皆さん、最近こんなニュース見ませんでしたか?
ちいかわのぬいぐるみが、発売発表翌日に販売方法を全面撤回。 セーラームーンのコラボカフェが史上一番ひどいと炎上して全額返金。
マクドナルドがたった3ヶ月の間に2回も同じような騒動を起こした。 その一方で、くらずしはちいかわコラボで売り上げ23%増。
ミャクミャクのグッズは800億円を超える大ヒット。 トリキ族はセブンティーンと3回目のコラボが実現するほどの成功を収めている。
同じ推し活コラボなのに、なぜこんなにも名案が分かれてしまうのか、とっても気になりますよね。 今日はここを徹底的に掘り下げていきます。
本題に入る前に、今回初めて聞いてくださる方もいらっしゃると思うので、少しだけ自己紹介させてください。
私は普段推し活をテーマにしたビジネスをしていまして、 例えばファンの皆さんがイベントを一緒に盛り上げられる
フクートというサービスなどを提供しています。 それと同時にベーシストとしてアーティストさんのバックバンドでベースを弾かせてもらっていて、
いわば押される側の空気感も肌で感じています。 この番組は、そんな押す側と押される側、
両方の視点を持つ私だからこそ見えてくる推し活の面白さや可能性を、皆さんと一緒に探っていきたいなと思って始めました。
youtube のチャンネル登録、そしてポッドキャストのフォローも是非よろしくお願いします。 さて、まず前提として、今の推し活市場がどれくらいの規模なのかをお話しさせてください。
推し活市場の規模と企業参入の現状
2025年時点で推し活の市場規模は約4兆円。 推し活をしている人口は約1400万人。
一人当たりの年間平均支出は約21万円から25万円と言われています。 しかも財務省が公式コラムで急成長する消費形態として特集するほど、
国家経済レベルで注目されているんです。 そして何より驚くべきなのは、物価高のこの時代でも推し活への消費意欲がほとんど落ちていないこと。
ある調査では、物価が上がっても推し活の支出を減らしていないという回答が多数を占めています。 食費を削っても推しへの支出は守る。
それくらい推し活は人々の生活に深く根付いているんですね。 これだけの巨大市場ですから、当然企業もこぞってコラボを仕掛けてきます。
コンビニ、飲食チェーン、百貨店、テーマパーク、さらには銀行まで。 2025年には三菱UFJ銀行が推し活特化型アプリ
バズバンクをリリースしてアイドルマスターとコラボしたほどです。 実際コラボの範囲はどんどん広がっています。
2026年に入ってからだけでも、USJのクールジャパン2026では呪術回戦、名探偵コナン、 早々のフリーレン、モンスターハンターワイルドというIPが一同に集結。
ファミリーマートは呪術回戦と3回連続コラボで全国16,400店舗に展開。
ホロライブはガンダムとコラボするなんていう、ちょっと前なら考えられなかった組み合わせも生まれています。
さらに3月にはフォーホーがフォーホー1という推し活ポイント掲載券をスタートさせました。 映画館で推し活してポイントを貯めてそのポイントでまた推し活する。
もうあらゆるところに推し活コラボが入り込んできているんですよね。 でもここに大きな落とし穴があるんです。
企業が推し活が儲かるらしいと参入するのは自由です。
でもファンの心を理解せずにコラボを仕掛けると一瞬で炎上する。 しかもSNS時代の炎上は本当に一瞬です。
Xでトレンド入りしてまとめサイトに乗ってニュースメディアに取り上げられて、企業が対応を考えている間にブランドイメージは取り返しのつかないダメージを受ける。
今日はその天国と地獄の分かれ道を2025年から2026年の最新事例で見ていきましょう。
成功事例①:くら寿司とちいかわ
まず成功事例の代表格が蔵寿司と知川のコラボです。 初めてコラボした2024年3月には既存店売上高が前年同月比プラス23%
来店客数プラス9.5% 客単価プラス12.3%と年度最大の成長月を記録
蔵寿司が通期の業績予想を情報修正するほどの大成功でした。 会社側も決算で圧倒的に知川高価と認めています。
そしてこのコラボ1回で終わらなかったんです。 2024年9月に第2弾、そして2025年6月からは第3弾が全国の蔵寿司で開催されました。
第3弾では知川の作中に出てくるアイテムをモチーフにしたコラボメニューも登場して、さらにパワーアップしていました。
3回も続いているということはファンにも企業にも確実にメリットがある証拠ですよね。
ではなぜ成功し続けるのか? ポイントは3つあると考えています。
1つ目は参加のハードルが低いこと。 会計2500円ごとにクリアファイルや寿司皿などの限定グッズがもらえる。
地方の人でも近くに蔵寿司があれば参加できる。 この誰でも参加できる設計がファンの裾野を広げました。
2つ目はグッズのクオリティが高いこと。 蔵寿司では基本的に5枚のお皿をテーブルの回収ポケットに入れるごとに1回ゲームに挑戦できる
ビッグラポンという子供たちに大人気のサービスがあるんです。 むしろうちのお一個たちはこれを目当てに蔵寿司に行きたがるほどなんですよね。
小さなお子さんがいるご家庭にはおなじみのサービスです。 このビッグラポンでちい川のオリジナルフィギュアが景品として用意されていて
SNSに可愛いと写真をあげたくなる出来栄え。 このSNSにアップしたくなる可愛さとクオリティこそが無料の広告になって
さらに来店者を増やす好循環が生まれています。 3つ目は食体験と推し活が自然に融合していること。
推しのために無理をするのではなく、普通にお寿司を食べに行ったら推し活もできるという設計。 これが大事なんですよね。
ちなみにちい川のコラボ力は蔵寿司だけに留まりません。 島村グループのアベイルでアパレル展開
キャンドゥやワッツなどの100円ショップでは第8弾まで続くコラボシリーズ。 2026年1月には全国ごとしでポケットポップアップストアも開催されています。
ほぼ毎月どこかで新しいちい川コラボが始まっているんです。 もはやちい川経済圏と呼べるほどの規模になっています。
私が香港に行った時にもちい川がすごい人気だったんですよね。 ちい川人気の勢いは増すばかりです。
なぜここまで強いのか。それは共感型勾配と呼ばれる現象にあります。 ちい川のキャラクターたちは頑張っているのにうまくいかなかったり、理不尽な目にあったりする。
そこにファンが自分自身を重ねて応援したい、守ってあげたいという感情が生まれる。 その感情がそのまま勾配行動に直結するんです。
成功事例②:ミャクミャクと鳥貴族
これは単なるキャラクター人気とはちょっと質が違いますよね。 次に2025年の大阪関西万博のマスコットキャラクター、ミャクミャク。
正直発表当初は気持ち悪い怖いという反応が多かったんです。 でも万博が始まってみたらどうなったか。
公式ライセンス商品は約6800種類。 グッズ売り上げは8月末時点で約800億円。
最終的にはなんと1200億円にまで到達。 想定外の人気でグッズ販売期間を2026年3月末まで延長する事態にまでなりました。
これ典型的なギャップ萌えなんですよね。 最初のネガティブな印象が実際に触れてみるとなんか可愛いかもに変わる。
そしてSNSでミャクミャク可愛いと投稿する人が増えて一気にムーブメントになったんです。 ここで大事なのは運営側が気持ち悪いという声に動揺せず、
ミャクミャクの個性をぶれずに貫いたこと。 IPの世界観を信じ切る姿勢が結果的にファンの心を掴んだんです。
しかもミャクミャクがすごいのは、たまごっちやジェラートピケ、サンリオ、リラックマ、さらにはラブブマで異なるIPやブランドとのコラボを次々と成功させたこと。
来場者2500万人超えの万博という舞台を最大限に生かして、万博に行ったらミャクミャクグッズを買うという行動が当たり前になった。
これってまさにテーマパーク型のIP体験設計のお手本ですよね。 ちなみに私にはミャクミャクはあんまり刺さらなかったです。
そしてもう一つ注目したいのが、鳥貴族とK-POPグループセブンティーンのコラボです。 2024年5月の第1弾から2024年11月の第2弾、そして2025年12月の第3弾まで3回もコラボが実現しています。
焼き鳥屋さんとK-POPって一見すると全然結びつかないですよね。 でもライブ後の打ち上げ文化と居酒屋の神話性を生かした戦力が見事にはまったんです。
ネジで合言葉、鳥貴族アジュナイスを言うとオリジナルグッズがもらえるという仕掛けもファンの間で話題になりました。
3回続いているということは双方にとってメリットがある証拠です。 ファンは推しが大切にされていると感じるし、鳥貴族は新しい客層を取り込める。
このWINWINWIN、企業、IP、ファン、3者全員が幸せになる構想が成功するコラボの本質だと思います。 そしてもう一つ注目事例を紹介させてください。
成功事例③:刀剣乱舞とトカチ飲むヨーグルト
2025年の東京乱舞オンラインとトカチ飲むヨーグルトのコラボです。 キャンペーンの名前がまず面白くて、トカチ飲むヨーグルトをゴクゴク飲んで超すっきりキャンペーン。
これポッドキャストで聞いてもらっているだけだとちょっとわかりづらいので説明すると ゴクゴクという部分が極みという漢字を2つ使ってゴクゴク
すっきりの霧が刀で切るっていう感じを書くんです。 これはすごい良いネーミングだなと思っています。
内容は刀剣男子のイラストを使った限定パッケージが20種類。 さらに購入者全員にゲーム内の便利道具や気力回復アイテムがもらえるという仕組みです。
私がこの事例を特に注目しているのはこれが日常消費と推し活の理想型だからです。 飲むヨーグルトって毎日飲んだりもできるじゃないですか。
特別な日にわざわざ行く場所じゃなくてスーパーやコンビニで毎日の買い物のついでに手に取れる。 しかもゲーム連動特典があるから1本買ったら終わりじゃなくて明日も買おう。
別の推しのパッケージも集めたいという継続的な購買動機が生まれるんです。 くら寿司とちい皮が日常の食事で推し活ならこちらは日常の飲料で推し活。
推し活がどんどん日常世界に溶け込んでいくその前線にある事例だと思います。 しかも価格帯が手頃で誰でも参加できる。
地方のファンもコンビニで買える。 この参加のハードルの低さは成功するコラボの共通点ですよね。
失敗事例①:セーラームーンカフェ
さてそしてここからはファンを怒らせてしまった地獄のコラボのお話です。 2025年11月セーラームーンの公式コラボカフェが東京港区でオープンしました。
竹内直子先生の新しいパネル展示もあるということでファンの期待は最高潮だったんです。 ところが初日から第三次、SNSに次々と悲鳴のような投稿があふれました。
写真と実物が全然違う。味がしない。ジャガイモの皮が剥かれていない。 ブロッコリーが変な匂いがする。予約制なのに1時間以上待っても入れない。
中でもファンが最も怒ったのはルナのカレーの三日月マークが上下逆に描かれていたこと。 セーラームーンを知っている人なら絶対にやらないミスですよね。
これは作品への愛がないと判断された決定打でした。 Xでは史上一番ひどいコラボカフェ、詐欺がトレンド入り、最終的には運営は謝罪文を掲載し返金対応という異例の措置に追い込まれました。
これ私もリアルタイムでXでファンの声を追ってて写真とかもアップされてたんですが、これはさすがにひどいなぁというクオリティで、私もセーラームーン世代でもちろんセーラームーン大好きなので、これは私でも怒っちゃうなっていうクオリティでした。
そして何より悲しかったのはセーラームーンがかわいそうというファンの声です。 怒りの矛先はカフェの運営であって作品そのものではありません。
でも推しの名前を冠にしたイベントがこんな形で話題になることがファンにとってどれほど辛いか。 企業はここをもっと真剣に考えていかなければならないと思う事例でした。
失敗事例②:ホロライブとちいかわのランダム販売
次に2025年7月、VTuber事務所ホロライブの期間限定ショップが渋谷ツタヤで開催されました。 ここで問題になったのがグッズの販売方法です。
浮き輪キーホルダー1540円、アクリルコースター1320円、アクリルチャーム660円、それぞれ所属タレント66名分のデザインで全てランダム。
つまり自分の推しのグッズが出る確率は66分の1です。 これに対してファンが猛反発したのは当然ですが、異例だったのは所属タレント本人からも苦言が出たこと。
イヌガミコロネさんが配信で、笑顔で買ってねとは言えないと発言したんです。 押される側がこれはおかしいと声を上げる。これはもう企業の姿勢が問われる重大な事態ですよね。
結局、ツタヤは即日販売方法を変更せざるを得ませんでした。 同じくランダム商法で炎上したのが2025年10月のチーカワです。
チーカワのキャラクターたちが、テディベアの着ぐるみを着たぬいぐるみ、 チーカワキラメコテディベア全6種類、1個2420円で中身は選べない。
ボックス販売もなし。1人2個まで。 発表直後からXでランダムがトレンド入りして、2420円も払って中身を選べないのはおかしい。
展売を助長するだけファンを軽視しているという声が上がりました。 結果発表からわずか1日で販売方法を全面撤回。
全6種コンプリートボックスの受注センサーのみに変更されました。 ここで注目したいのはこの事件がランダム商法の終わりの始まりと呼ばれていることです。
実際、消費者調査ではランダム販売を買いたい人は31.6%に対し、 仕方なく買っている人が45.4%。
つまり多くのファンが本当は嫌だけど推しのために我慢していたんです。 実はテディベア事件の前、2025年6月にはチーカワとサンリオコラボが即販売して、
こちらも全商品の受注生産販売に切り替えられていました。 つまりチーカワ関連では何度もファンに届かない問題が起きていた。
テディベア事件はその不満がついに爆発した瞬間だったんです。 この一連の流れを受けて業界全体がランダムから受注生産へという方向に動き始めています。
これは完全に私の個人的な見解なんですが、ランダムでたくさんの種類を作るのであれば1つ1000円以下、ギリギリ1500円ぐらいが限度なんじゃないかなというのがたくさんの現場を見てきて感じたボーダーラインだと思います。
失敗事例③:マクドナルドのハッピーセット
さて、そしてマクドナルドです。 マクドナルドについてはこの番組でも転売案問題で取り上げましたね。
2025年5月のチーカワハッピーセットはたった3日で在庫切れ。 展売屋がおもちゃだけ持ち帰って食品を大量に廃棄する動画がSNSで拡散され大炎上しました。
メルカリでは1000個セットが893万円で出品される始末。 ちょっと信じられないですよね。
そして驚くべきことに、わずか3ヶ月後の8月8日、ポケモンカード付きハッピーセットで全く同じことが起きた。
早朝5時から行列、初日で完売、大量の食品廃棄が問題視され、消費者庁の長官が8月21日の記者会見で極めて遺憾とコメントする事態にまで発展しました。
3ヶ月で同じ失敗を2回繰り返す、これはたまたまではなく構造的な問題です。 展売対策や需要予測の仕組み自体が変わっていなかったということなんですよね。
ちなみに2025年10月には、Xでアニメのコラボカフェは高いのにまずいという投稿が大バズりしました。6.2万いいね、関連投稿も含めてインプレッション約1億回。
コラボカフェの品質問題が社会的な議論にまで発展したんです。 東洋経済オンラインでも取り上げられて、運営会社の過去の不祥事なども改めて注目されました。
呪術回戦カフェで、仮輪刀1本約400円という価格設定や、過去にはグランブルーファンタジーカフェでノンアルコール飲料にアルコールを誤って購入して救急搬送車が出た事件にもありました。
構造的な品質問題が業界全体に横たわっていることが改めて浮き彫りになったんです。 私も何回かコラボカフェに行ったことがあるんですが、なかなか短期開催でオペレーションを構築する部分も含めて課題があるなと思っている部分があります。
推し活コラボ成功の3つの法則
コラボカフェについてはまた別の回でゆっくり深掘りしていきたいと思います。 本題に戻しますと、つまり2025年はファンがもう我慢しないと声を上げた年だったんです。
ランダム商法、品質の低いコラボカフェ、転売対策の不備、これまで推しのためだからと飲み込んできた不満が一気に吹き出しました。
これは推し勝つコラボ業界にとって大きな転換点だと思います。 ここまで成功と失敗の事例を見てきましたが、その差は意外とシンプルな3つのポイントに集約されると私は考えています。
法則1は作品愛が見えるかどうかです。 成功するコラボには必ずこの人たち本当にこの作品が好きなんだなと感じるディテールがあります。
プラズシのチーカーフィギュアのクオリティ、トリキ族のセブンティーファンの文化を理解した仕掛け、逆にセーラームーンカフェでルナの三日月マークが逆だった、これは作品を知らない人が作ったと一目でわかってしまう。
ファンは細部に宿る愛を驚くほど正確に見抜きます。 ファンって本当に細かいところまで見てるんですよね。
だからこそ作品やアーティストを雑に扱われると自分のことのように起こる。 それは推しを自分の一部として大切にしているからなんですよね。
法則には、搾取ではなく参加の設計になっているかです。 プラズシは2500円でコラボに参加できる。
トリキ族は合言葉を言うだけ。誰でも気軽に無理なく参加できる設計です。 一方で66種類のランダムや2420円のランダムぬいぐるみは、ファンの推しのためならお金を使うという気持ちに付け込んだ構造です。
ファンは私の大切な推しを利用して搾取されていると感じた瞬間に一気に冷めます。 推し勝つコラボはファンからお金を取る仕組みではなく、ファンが喜んで参加したくなる体験であるべきなんです。
面白いデータがあって、ある消費者調査ではランダムグッズを実際に購入している人は45.4%いるのに対し、購入したいと積極的に思っている人は31.6%しかいない。
この13.8ポイントの差がまさに搾取の正体です。 多くのファンは推しのために仕方なく買っているだけで本当は嫌だということの現れかもしれません。
2025年にちいかわやホロライブの件でファンが声を上げたことでこの構造がようやく可視化されました。法則3つ目
失敗後の対応と業界の変化
失敗した後の対応速度です。 実はちいかわのテディベア事件はある意味でいい炎上対応の教科書です。
発表翌日に全面撤回し受注生産に切り替えた。 この速さがあったからこそちいかわというIPAの信頼は守られました。
逆にマクドナルドは5月の炎上から何も学ばずに8月に同じことを繰り返した。 失敗は避けられないこともあります。
でもその後にどう動くかでファンの信頼は取り戻せるんです。 さて今日の話をまとめると、押し勝つコラボの天国の地獄を開けるのは結局のところファンへの経緯があるかどうかこれに尽きると思います。
作品を愛しているかファンの気持ちを理解しているか お金を払わせるのではなく体験を届けるという意識があるか。
2025年はランダム情報に対するファンの氾濫が起きた年でした。 地域側の受注制裁への転換は業界全体の転換点になるかもしれません。
2026年押し勝つコラボはもっと進化していくと思います。 東方の東方ワンのような押し勝つポイント経済圏やドクターストーンとジャクサのコラボのような予想外の組み合わせ。
押し勝つの可能性は本当に無限大です。 ドクターストーンとジャクサの筑波宇宙センターがコラボしてアニメと宇宙科学が融合した展示が実現する。
これなんて本当にワクワクしますよね。 アニメが文化的な力として認められている証拠です。
それから2026年2月には渋谷ツタヤで鬼滅の刃のグッズ販売が開始30分で中止になるという事件もありました。
でも今回はすぐにウェブ抽選販売に切り替えた。 2025年の失敗から学んで対応が早くなっている。これもまた進化だと思います。
押し勝つコラボは今、量の時代から質の時代に移行しつつあると私は感じています。 とにかくコラボすれば売れる時代は終わり、ファンに本当に愛されるコラボだけが生き残る時代が来ているんだと思います。
でもその根底にあるのは、いつだって推しへの愛とファンへの敬意。 これを忘れた瞬間に天国は地獄に変わる。企業の皆さんにはぜひそのことを忘れないでほしいなと思います。
今後の推し活コラボの可能性とリスナーへのメッセージ
実はこの押し勝つ未来研究所には時々びっくりするような企業さんから問い合わせが来るんです。
それはこの番組を聞いてこういう企画を考えているんだけど延長しそうな要素がないかをチェックしてほしいなんて依頼が来たりします。
その時は全力でお答えするので少しでも困ったり迷ったりしたらぜひ一度お問い合わせください。
そして最後にリスナーの皆さんへ、もし皆さんがこれはちょっとと感じるコロナに出会ったらぜひ声を上げてください。
2025年に地域側のファンが声を上げたことで業界は変わり始めました。ファンの声にはビジネスを変える力があるんです。
さて本日の押し勝つ未来研究所いかがでしたか?
この企業コラボの名案は本当に小さなところではっきりと分かれます。絶対にここをないがしろにしてはいけません。私自身もそれを痛いほどよく理解しています。
番組を聞いての感想や皆さんが体験した最高だったコラボ、ひどかったコラボのエピソードぜひハッシュタグおしかつ未来研究所でシェアしてくださると嬉しいです。
それでは今日のおしかつ未来研究所へこの辺で最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
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