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#56【推し活の歴史】アクスタのなぜ推し活の“最強グッズ”になったのか?【推し活未来研究所】
2026-07-21 23:21

#56【推し活の歴史】アクスタのなぜ推し活の“最強グッズ”になったのか?【推し活未来研究所】

『推し活未来研究所』🎧 毎週月曜あさ7時配信!ビジネスとカルチャーをつなぐ「推し活」の世界を、ほっこりトークでお届けする番組へようこそ!Z世代の推し消費トレンド、社員のエンゲージメントを高める「社内推し活」の可能性、ファンに熱烈に”推される”ブランドやサービスの作り方など、身近でちょっと気になる推し活関連のトピックをピックアップ。難しい専門用語は使わず、「ゆるっと深掘り」していきます。聴いていると元気が出て、明日からのちょっとした活力になるような番組を目指しています☀️▼ パーソナリティ矢澤 綾乃株式会社KAZAORI (https://kazaori.co.jp/) 代表取締役ファンやコミュニティの「好き」や「熱量」を起点に、企業のマーケティング支援、ブランドプロデュース、新規事業開発などを手掛ける。推し活の記念日やイベント等を華やかに彩るバルーン事業なども展開し、「好き」を形にするための多様なサポートを提供している。現役ベーシスト様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに参加するミュージシャンとして、現在も活動中。推す側・推される側の視点を持つ「現場あがり」の実践者アーティスト/クリエイター側と、それを応援するファン側の両方のリアルな視点と経験を持つユニークな存在。この経験を活かし、“推し活×ビジネス”の新しい可能性を日々探求し、そのインサイトを番組で分かりやすく発信しています。▼ 応援&メッセージはこちら📣あなたの推し活体験やアイデアが、番組をもっと豊かにします!ぜひお気軽にご参加ください。SNSで参加: 番組へのご感想、あなたの「推し」紹介、熱い推し活エピソード、ビジネス活用アイデアなどを、ハッシュタグ #推し活未来研究所 をつけてぜひ投稿してください!Podcastを応援: SpotifyやApple Podcastで番組をフォローし、レビューや星評価(☆☆☆☆☆)をいただけると、制作の大きな励みになります!専用フォーム: 長文のメッセージや、SNSを使わない方はこちらからどうぞ。 https://forms.gle/zSD7LYrAscxYCoh79▼ 視聴・聴取はこちらから▶️ライフスタイルに合わせて、お好きなプラットフォームでお楽しみください!YouTube: 最新エピソードの視聴やアーカイブはこちら!チャンネル登録もお願いします🔔 https://www.youtube.com/ @oshikatsu_laboSpotify: 通勤・通学中やお休み前など、耳で楽しむならこちら! https://x.gd/9kSbnApple Podcasts: iPhoneユーザーの方はこちらも便利です! https://x.gd/lxYcKそれでは、また月曜あさ7時にお耳にかかりましょう!

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サマリー

アクリルスタンド(アクスタ)が推し活の「最強グッズ」となった歴史とビジネスモデルを深掘りする回。アクスタの素材であるアクリルのルーツは第二次世界大戦の戦闘機にあり、推しを連れ歩く文化はハロー!プロジェクトが火付け役となった。技術革新と経済的背景が重なり、アクスタは手軽さと収益性の高さから推し活の主役へ躍り出た。SNS時代に完璧なグッズとして普及し、韓国や中国といった海外市場でも独自の進化を遂げている。一方で、ランダム商法や転売といった課題も抱えつつ、アクスタ文化は進化を続けている。

はじめに:アクスタの歴史とビジネスの物語
こんにちは、株式会社KAZAORIの矢澤彩乃です。 推し活未来研究所へようこそ。
この番組では、ますます盛り上がりを見せる推し活をビジネスの視点から、 そして時には私自身の経験も交えながら、楽しくそして深く紐解いていきます。
さて、今日のテーマはアクリルスタンド、通称アクスタです。 推し活をしている方なら、もう説明不要のあのアイテムですよね。
推しのイラストや写真を透明なアクリルの板に印刷して、 小さな台座で自立させるあのグッズです。
先日私たちが参加した推し活エキスポでも、一番出展が多かったグッズがアクリルスタンドでした。 カフェに持って行って、頼んだパフェの横にちょこんと立てて写真を撮ったり、
旅行先の景色と一緒に写真を撮ったり、お部屋に何体も並べて飾ったり、 もはや推し活の必需品と言ってもいいくらいみんなが持っていますよね。
それでは、この小さな推しをカバンに入れて、どこにでも一緒に連れて出かけるっていう文化、 一体いつどこから始まったのでしょうか?
実はこれ調べていくとめちゃくちゃ面白かったんですよね。 アクリルという素材のルーツは、なんと第二次世界大戦の戦闘機にまで遡ると言われていますし、
推しを連れ歩くブームの引きつけ役は意外にもあのアイドルグループだったんです。 そして今この文化は海を渡って中国では市場規模が日本の2倍、3兆円を超える巨大ビジネスに分けているんです。
今日はこの小さなアクリルの板に詰まった壮大な歴史とビジネスの物語をたっぷりお話ししていきます。
自己紹介と推し活市場の現状
本題に入る前に今回初めて聞いてくださる方もいらっしゃると思うので、少しだけ自己紹介をさせてください。
私は普段推し活をテーマにしたビジネスをしていまして、 例えばファンの皆さんがイベントを一緒に盛り上げられる
プクートというサービスなどを提供しています。 それと同時にベーシストとしてアーティストさんのバックバンドでベースを弾かせてもらっていて、
いわば押される側の空気感も肌で感じているんですよね。 この番組はそんな押す側と押される側、両方の視点を持つ私だからこそ見えてくる
推し活の面白さや可能性を皆さんと一緒に探っていきたいと思います。 YouTubeのチャンネル登録、そしてポッドキャストのフォローも是非よろしくお願いします。
さて本題に入る前に、今推し活市場がどれだけ大きな存在になっているか 数字で押さえておきたいと思います。
まず全体像から。 推し活総研という研究機関の最新の推計だと、グッズもチケットも推しに会いに行く交通費や宿泊費も全部含めた
推し活市場は年間で約4.1兆円。 ではその中で作り手側、つまり企業の売り上げはどうなのか。
財務省が2025年の11月に出したコラムに矢野経済研究所という調査会社の推計が載って いるんですけど
アニメの制作、アイドルのライブやCD、フィギュアやプラモデルの販売 そういったいわゆるオタク系ビジネスの売り上げを全部貢献すると、2024年度についに1兆円を超えたそうです。
しかも2020年度は6730億円だったので、たった4年で約1.5倍。 内訳を見ると一番大きいのがアニメで3500億円
次がアイドルで2050億円。 そして2.5次元ミュージカル、これは漫画やアニメを舞台化したジャンルなんですけど
これが500億円。財務省のコラムには15歳から79歳の3人に1人が推しを持っているとも書かれているんです
3人に1人、これすごいですよね。もう国民的な現象ですね。 1人当たりの金額も具体的でインテージという調査会社のデータだと
国内アイドルの推し活で年間およそ48,000円。 ミュージシャンで34,000円。 K-POPアイドルで27,000円。
日本銀行のレポートにまで1万円を超えるトレーニングカードのセットを若者が複数買っていく。 日用品は安いものを選ぶのに推し活グッズは数万円値上げしても買ってくれる
なんていう企業の声が乗るくらい推し活の消費は今は経済のプロが真剣に注目する対象なんです。 これは景気のバロメーターといっても過言ではないかもしれません
そんな4兆円の推し活市場の中で数あるグッズの中でもここ10年で一気に主役の座に踊り出たのが今日のテーマ
アクスタの素材としての歴史:戦闘機から看板へ
アクスタなんです。様々なグッズがある中なぜアクスタだけがこれほど特別な存在になったのか
それを解き明かすためにまずはアクスタの素材そのものの歴史から旅を始めてみましょう 今日はこの後5つの章でお届けします
まず皆さんアクリルってそもそも何ものか知ってますか 正式名称はポリメタクリルサンメチル
はいこれも全然忘れて大丈夫です 覚えてほしいのは一つだけ
ガラスみたいに透明なのにガラスより軽くて割れにくい 有糖性プラスチックこれがアクリルです
生まれは今から90年以上前1930年代のドイツ プレキシグラスという商品名でデビューしました
日本でも1938年には作られ始めているそうです ここからが面白いんですけどこのアクリル
最初に大ブレイクしたきっかけが第二次世界大戦だと言われているんですね 何に使われたかというと戦闘機の風防
パイロットの頭の上にあるあの透明なドームなんです ガラスだと思いし割れたら破片が飛んで危ない
でもアクリルなら軽いし割れても粉々にならない 軽い透明割れにくいの3拍子が空の上で評価されたわけです
つまり皆さんの机の上で推しがニコニコ立っているあのアクスター あの素材のルーツは戦闘機の窓だったかもしれないんです
私これ調べていてちょっと意外だったんですよね なかなかヘビーな歴史だったことに驚いてしまいました
これは諸説あるので有名な逸話として聞いていただければありがたいです 戦争が終わるとアクリルは平和なキャリアチェンジをします
水族館の大きな水槽町の看板 そして1970年代はお店のテントポップなどに使われ始めるんです
この新商品おすすめ書いてある あの立ててみせる反則の板ですね
アクリルの板を台座で立たせてみせる そう実はこれこそがアクスターの一番原始的なご先祖様だと言われています
お店の反則グッズが数十年かけて推しを飾るアイテムに進化した 素材の壮大な出世物語に驚きました
ではその推しを印刷したアクスターはどこから広まったのか ここはちょっと意外な話なんですよ
実写アクスタの誕生と普及:ハロー!プロジェクトの影響
アクスターっていうものそのものは元々アニメやゲームの二次元キャラクターのグッズとして生まれたんです
でも今私たちがやっている推しを持ち歩いて一緒に写真を撮る あの実物の人物アクスターの引き付け役になったのは意外にも一つのアイドルグループだったんですよね
答えはハロープロジェクトいわゆるハロープロです ちょっと意外じゃないですか
年表で追うとまず技術的な下地ができたのが2010年頃 この時期にUVプリンターっていうアクリルみたいな硬い素材に直接フルカラーで印刷できる機械が普及し始めたんです
しかも決定的だったのが白インクの実用化 透明なアクリルにそのままイラストをすると後ろが透けちゃうんですけど
白インクで裏打ちすることで色がくっきり出せるようになった この技術革新がアクスター量産の土台になったんです
そしてその技術を使って2014年の1月に ハロープロがフィギュアスタンドキーホルダーというグッズを出したんです
これが実写の人物アクスターの先駆けと言われてるんですよ 同じ年の7月にはAKB48も発売をして
韓国の k-pop アイドルもこの頃から さらに2015年にはラブライブみたいな二次元キャラのアクスターも一気に広まって
実写もキャラも一緒になって大ブームになっていったんですよね つまりこういう構造なんです
アクスターっていう器そのものはアニメゲームの二次元から生まれたんですが 推しを持ち歩いて写真を撮るっていう楽しみ方を爆発させたのは実写アイドルのファンタジーだった
VTuberなんかも巻き込みながら今の巨大な市場に育っていったんです その後2017年に刀剣乱舞みたいな2.5次元舞台で広がって2018年にはジャニーズや
宝塚まで参入 2020年代に入るともう特撮ヒーローもお笑い芸人もプロ野球選手もなんとプロレスラーや
マージャンのプロまでアクスターになって完全に一般化したんですよね ここでビジネス的にすごく面白いポイントがあるんです
アクスタが主役になった理由:技術と経済の融合
なぜアクスターがこんなに広がったのか 実はフィギュアの高等が関係してるんです
ちゃんと作り込まれた立体フィギュアって昔は2000円から1万円くらいだったのが 海外の人件費が上がった影響で今2倍3倍の値段になっています
一方でアクスターはさっきの印刷技術のおかげで 原価が安くてだいたい1000円前後で作れる
ファンにとっては手頃だし作る側にとっても利益が出やすい 技術の進化と経済の事情この2つが噛み合ってアクスターは推し活の主役に押し上げられたんですね
それでは数あるグッズの中でなぜアクスターがここまで愛されるのか その使い方の文化を見ていきましょう
アクスタの文化:連れ歩き、祭壇、痛バッグ
一番の特徴はなんといっても連れ歩きです 推しのアクスターをカバンに入れてカフェに旅行にイベント会場に連れていく
そして風景や食べ物と一緒に写真を撮る これを推しとのデートって呼ぶ人もいるんですよ
撮った写真をインスタグラムに上げるのをアクスタグラムなんて言ったりして専用のハッシュタグ文化まで生まれています
それから祭壇 これはお部屋の一角を推しのグッズで売り尽くしてアクスターやぬいぐるみを飾り立てる
いわば推しを祀る空間のことです 100円ショップのダイソーなんかで手に入るディスプレイ用品を使ってみんな工夫を凝らしてるんですよね
あとは板場 これは痛いバッグの略で
訪名の窓のついたバッグにアクスタや缶バッジをこれでもかと敷き詰めて 私はこの推しが好きですって全身で表現するバッグのことです
ここで一つ面白い問いを立ててみたんですよね 缶バッジもあるぬいぐるみもあるキーホルダーもある
その中でなんでアクスタがここまで連れ歩きや飾りの主役になれたのか 答えはアクスタのいいとこどりにあるんです
缶バッジは軽いけど自立しない バッグに留めるものですよね
ぬいぐるみは可愛いけどかさばるしこれもなかなか自立しない ところがアクスタは軽くて割れにくくてしかも台座で自立する
フルカラーで細かい表情まで印刷できて写真映えもする 飾る連れ歩く撮るこの3つをたった1台で全部こなせちゃうんです
これが sns 時代のグッズとして完璧だったんですよね しかもファンの心理として保存用不況用持ち歩き用同じアクスタを3つ買うなんて文化もあって
アクスタのビジネス的魅力:作る側からの視点
この不況用っていうのは友達に推しの良さを広めるための予備っていう意味なんですけど 1種類を何個も買う全種類コンプする
この集めたくなる設計もアクスタがビジネスとして強い理由なんですよね ここ演者側であり事業をやっている立場からもちょっと解説させてください
アクスタって作る側から見ると実はすごく良くできた商品なんですよね さっき言った通り現価が安い
しかもフルカラーで印刷するだけだから10人グループなら10種類 違う衣装やポーズを立てば20種類30種類ってバリエーションをいくらでも増やせるんです
ファンは推しのメンバーの分は全部欲しい この衣装も集めたいってなるから自然と一人当たりの購入数が増えていく
缶バッジもそうなんですけどアクスタは単価が缶バッジよりも高い分売上げのインパクトが大きいんです だからライブ会場の物販に行くとアクスタコーナーに一番長い列ができていたりする
ファンにとっては推しを連れて帰る大切な儀式で運営にとっては大黒柱の収益源です 両方の気持ちがあの小さな板の上で交差しているんですよね
私はこれすごくよくできたエコシステムだなぁと思って見てます そしてここからはグッド視野を広げて海外の話をしたいんですよね
海外のアクスタ文化:韓国と中国の市場
この推しを集めて飾る文化 実は世界中でそれぞれ独自の進化を遂げているんです
まずお隣韓国 k-pop の世界ではアクスタももちろんあるんですけど 主役はむしろフォトカードなんです
他って略されるんですけどこれは cd に封入される推しの写真が印刷されたトレカみたいなカードのことです
これがもうファンの間で愛情の通貨で呼ばれるくらい重要で 二次流通つまり中古の売買市場だけで年間5億ドル
約700億円以上あると言われているんです ソウルの明洞や本でという日本でいう原宿みたいな街には小さなアクリルのケースを
1カ国ずつ借りて自分のコレクションを売り替えする独特の委託販売のお店がずらっと並んでいます そして韓国で面白いのが売り方の仕組みなんですよね
cd を予約すると特典としてランダムなフォトカードやアクスタがもらえる 予約特典それから購入するとその場で9時を引ける
ラッキードローという仕掛けが定番になっています つまり何が当たるかわからないワクワクを公式が上手に設計しているんですよね
kpop のグッズ市場は2025年時点で約21億ドル 日本円で3000億円規模とも言われていますそして一番衝撃的なのが中国です
中国ではキャラクターグッズ全般のことをグーズって呼ぶんですよ 英語のグッズというワードの音に似た感じを当てて作った新しい言葉で2024年には
中国の流行語にもなりました しかも言い方が独特でグッズを買うことをグッズを食べるって言うんです
アーティストなどのグッズを買って今日もグッズをたくさん食べたみたいな表現をするそうです でこのグーズ経済規模がとんでもないんです
2024年で約3兆4千億円 1年で40%増えて日本のグッズ市場のおよそ2倍です
人口が多いとはいえ2倍はすごいですよね 上海にはグッズ専門店だけで360件以上あるというデータもあります
日本初のお仕方文化が海を渡って本家日本を超える規模に育っちゃったんですね 文化として独自に進化していてグッズを部屋やバッグに綺麗に飾ることも
グッズ専門店にも全部専用の言葉があるんです 一つの言語体系が出来上がってるんですね
フィギュアで世界的に大成功した中国のポップマートもこの巨大な地盤の上に立っているんです ただここがビジネスとして本当に面白いところなんですけど
中国市場のバブル崩壊と英語圏のスタンディ
このブーム早くも中国ではバブル崩壊の兆しが出ています グッズ専門店の閉店率は3割超え
大手チェーンでもピークの148店舗から95店舗まで減りました 酷い日には300円の缶バッジが1個売れただけなんてお店もあるそうです
熱狂とその反動 これ後のショーでお話しする日本の課題とも重なってくるんですよね
ちなみに英語圏だとアクスタはスタンディなんて呼ばれていて ハンドメイド通販サイトではファンが自作した非公式アクスタが巨大な市場になっています
世界中でみんなそれぞれのやり方で推しを立てて飾っているわけです これ本当に面白いですよね
アクスタの影の部分:ランダム商法と転売問題
さて最後にここまでアクスタの魅力をたっぷり語ってきましたが その裏側にある影の部分にもちゃんと触れておきたいんですよね
一つ大きな問題がランダム商法 いわゆるブラインド販売です これは中身が見えない状態でアクスターを売って開けるまでどのキャラが出るかわからない
という売り方のことです ガチャみたいなものですね
推しを引き当てるまで何個も買っちゃうんですよね 一昔前は1回500円から800円くらいだったのが最近は2000円を超えるものも出てきていて
しかも92種類のうちお目当ての4種を狙うみたいな 確率的にかなり難しい設計のものまであるんです
ある調査ではファンの約9割がこのランダム商法を嫌いと答えているんです
この9割がノーと言っているにも関わらず 業者側がやめないのは不人気なキャラも一緒に売れる
社交心を煽って複数買いを誘えるからなんですよね 売る側の倫理とファンの気持ちが真っ向からぶつかっている場面です
そしてこれを象徴する事件が2022年に起きました ジャニーズアクスタフェスという大規模なアクスターの数量限定販売があったんですけど
これがもう大混乱で アクセスが殺到して買えない人が続出して
低価1200円のアクスターが店売サイトで1万円以上の値段をつけた SNSは大炎上ですよ
この批判を受けて事務所は数日後に完全受注生産 つまり注文を受けてから作るから欲しい人は全員買えるという方式に切り替えたんです
この一見数量限定は一体誰のためなのかっていう 押し勝つビジネスの根本を問う教科書みたいな事例だと思うんですよね
数量を絞ればレア感は出るけど買えないファンが悲しむし 店売の温床になる かといって受注生産にするとあの争奪戦の熱狂が薄れます
作り手がファンとどう向き合うのかこれはすごく難しい問題です でも暗い話ばかりじゃなくて最新のトレンドはちゃんと進化しているんです
アクスタの最新トレンド:サイズの二極化と進化
まずサイズの量極化が進んでいます 標準的なアクスターは高さ15センチくらいなんですけど
最近は手のひらにちょこんと乗る5センチ以下のミニアクスターで持ち歩きやすさを追求したものと逆に60センチくらいあるビッグアクスター
さらには等身大に近いサイズまで作れるようになっています これは祭壇に飾って祭壇の主役になるそうですよ
小さく可愛いサイズか大きく迫力があるサイズかっていうこの2方向に進化しているんですよね 技術面でもパーツが動くムービングアクスターなんていう凝ったものが出てきましたし
面白かったのが2025年の11月にあった 海天絶の素素人とVTuberグループのホロライブのコラボ
さくらみこさんっていう人気VTuberのアクスターが3種類あって なんと横に並べると絵柄が1枚の絵として繋がるっていう仕掛けだったんです
全部集めたくなりますよね こういう社交心を煽って複数買わせるのではなく
純粋に集める楽しさを前向きにデザインする工夫 これこそがランダム商法や展売への健全なアンサーになっていくんじゃないかなって私は思うんです
ファンが心から集めたいと思える設計と欲しい人が必ず買える受注生産 この2つが噛み合った時アクスター文化はもっと長く幸せに続いていくんじゃないかなって思っています
アクスタの本質:技術・経済・SNS・グローバル展開
さてここまでお話ししてきた内容を3つの本質に絞ってまとめてみたいと思います 1つ目の本質はアクスターは技術と経済が生んだ推し活の筆船だったということです
戦闘機の風貌だったアクリルが扁桃ポップになり UVプリンターと白インクの技術革新で推しを印刷できるようになった
そこにフィギュア口頭という経済の事情が重なって手頃で利益の出るアクスターが主役になった
ただ可愛いから流行ったんじゃなくてちゃんと技術と経済的な裏付けがあったんですよね 2つ目の本質はアクスターは sns 時代のグッズとして完璧な形をしていたということです
軽くて自立して写真映えする飾る連れ歩く撮るを1台でこなせる 缶バッジやぬいぐるみの弱点を全部克服したかこの形がインスタグラムのアクスタグラム文化と
がっちり噛み合ったものとしての機能が sns という時代の空気とぴったり一致したんですね 3つ目の本質は日本初のアクスタ文化は世界を巻き込みながら光と影の両方を抱えているということです
韓国のフォトカード中国のグーズ経済3.4兆円 日本の文化が海を渡って巨大ビジネスになる一方で中国ではバブル崩壊の兆しがあり
日本ではランダム商法や転売という課題を抱えている この熱狂と持続可能性のバランスをどう取るのか
それがアクスタ引いてはお仕事グッズ全体の次のテーマになっていくんだと思います 小さなアクリルの板1枚にこれだけの歴史とビジネスとそして私たちの好きという気持ちが
詰まっているそう思うといつものアクスタがちょっと違って見えてきますね いかがでしたでしょうか今日はアクリルスタンドというお仕事の出珠品の歴史をたっぷり
まとめと今後の展望
ひもといてきました 普段何気なく飾っているあのアクスタが実は80年以上の素材の歴史を背負っていて
世界では3兆円ものビジネスになっている お仕事エキスポでも各社がこぞって様々な新しいアイデアグッズを展示していました
次のアクスタポジションになるグッズは現れるのか楽しみですね 番組を聞いての感想やあなたのお気に入りのアクスタをどこに連れて行ったかなど
ぜひハッシュタグ推し勝つ未来研究所でシェアしてくださると嬉しいです それでは今日の推し勝つ未来研究所はこの辺で最後までお聞きいただきありがとうございました
また次回お会いしましょう
23:21

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