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羽ばたけ!ムーちゃん 日本の国庁大紫
豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の北都市長坂町は、全国一の生息地です。
大紫センターは、NPO法人、自然と大紫に親しむ会が運営しており、
夏になると美しい大紫と出会うことができます。
大紫センターは、自然環境を図る基準ともいえる大紫の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。
大紫センターは、大紫と友達になること、森と友達になること、
自然と友達になることをお手伝いするプログラムを用意しています。
大紫センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も、羽ばたけムーちゃんの時間がやってきました。
今日も、北都市大紫センターの小林美香がお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
3月の下旬から4月の頭位の時期に降る雨ですね。
この雨、この時期に降る雨のことを、ナタネズユといいますが、よく雨の降る時期ですね。
菜の花の咲く頃に降るという雨なんですが、
今年は雪は少なかったものの寒暖差の激しい乾燥が続く冬でした。
去年の3月の今頃はどうだったんだろうと、1年前の写真を見返してみたんですが、
去年はですね、春分の日のあたりに山間部では結構な雪が降ったんですね。
私の自宅の周辺は積雪が15センチから20センチぐらいにもなっていました。
去年以外の過去の3月もだいたい同じような時期にドカッと雪が降ることが多かったかと記憶しています。
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この雪が標高の低いところでは雨となっていて、ちょうど菜の花も咲く時期なので、この恵みの雨といった感じになるんでしょうか。
この時期に降る雨と、そして雨が止んだ後の暖かさで植物の成長が促されて、一気に芽吹きの季節となります。
山間部では雪となることがあっても、冬の時と比べると水分をたっぷりと含んだ重たい雪になります。
結構な積雪となっても、溶けるのが早いような気がしますね。
この旬分の日のあたりに降る雪が、その冬の最後の雪となることが多いようにも思います。
そうは言っても、平地での春の訪れと比べると、山間部ではまだまだ冬が急がっているようで、3月の雨は冷たくて凍えそうになりますね。
菜の花はちらほら咲いていますが、ナタネズユというイメージとは程遠いですし、春を彩る花、まだ桜が咲くまでにはもう少し時間がかかりそうです。
3月までの冬の観山期の間、大村崎センターでは、自然公園の整備を進めています。
伸びすぎてしまった枝を片付けたり、あとは危なそうな木を切ったり、公園の中では冬になって見通しがよくなると、いろんな箇所が見えてくるので、さまざまな作業に追われています。
また、去年の落ち葉が大量だったということと、雨や雪が少なくて落ち葉の分解が進んでいないということもあって、公園のあちこちにはまだたくさんの落ち葉が溜まっています。
風が強い日には、その落ち葉が飛ばされて、歩道を覆ってしまうこともあります。
特に、木立に囲まれた目高池周辺の歩道は、こういった強風が吹くたびに、ひどい状態になってしまいます。
厄介なのは、生垣の間に溜まってしまった落ち葉です。
生垣の根元は、何年もの間の落ち葉が蓄積されて、すでに土になってしまって、それが歩道に浸食しているという状態です。
これをまた放置してしまえば、土の浸食が広がって、どんどん歩道された部分が狭くなっていってしまいます。
遊歩道の落ち葉を片付ける際に、生垣の根元に溜まった落ち葉も一緒に片付けようとするのですが、隙間に入り込んでうまく取れないのです。
綺麗な歩走道路を取り戻すべく、手作業で間に入り込んだ落ち葉を掻き出して、はみ出している土をどける作業をすることにしました。
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ところが、ここでまたひとつ厄介なことが出てくるのです。
生垣の根元に溜まったはみ出している土は、土の中にたくさんの植物の根が張ってしまっています。
しかも、その根っこは枯れているわけではなくて、しっかりと水分を保っている状態なのです。
それが邪魔をして、素直に土をすくうことができないという状況なのです。
中には、くずや笹などの太くて、手ではちぎれないぐらいに成長したものもあって、なかなか手間のかかる作業となってしまったのです。
では、ここで一曲お聴きください。
スピッツでサラサラ
FM八ヶ岳、羽畑家、むーちゃん、北都市大村崎センターがお届けしています。
長年手をつけていなかった目高池周辺の池垣、そしてその合間を通っている舗装された与穂堂、これを元の姿に戻す作業はまだまだ終わっていません。
一連の作業がとても手間取るものなので、なかなか進まないのですが、少しずつ元々あった舗装の部分が出てくると、なんだか清々しい気持ちになりますし、すっきりと片付いた明るい公園になってきているなと感じます。
池垣に植えられているツツジの枝も不揃いになっているところや、根元から生えた不要な枝が出ているところなど、池垣全体にも手入れが必要な状態となってしまっています。
そして入り組んだ枝の間には、クズなどの蔓生の植物が入り込んでいるところもあるので、こういった作業はしばらくかかりそうです。
広い公園なので、なかなか一度に全てをきれいにすることができないのですが、見てもらっていると気になるところがたくさん目についてきてしまうんですね。
舗装された舗道に土が侵食してしまっている場所はまだまだたくさんありますし、落ち葉や折れた枝が引っかかってしまっている池垣も多いです。
入り込めないような場所に、去年の千段草の名残がそのままになっているところもあって、この千段草の種がそこら中にばら撒かれているのかと思うと、今年の秋頃がちょっと怖いです。
毎年冬になったらここをきれいにしようと思って作業をたくさんしているのですが、翌年にはまた元の状態に戻ってしまっているなんてこともあって、なかなかきれいな状態を保つのは難しいですね。
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そうやって毎日のように公園の池垣や遊歩道の整備をしていると、植物の様子が日に日に変わっていくのがよくわかります。
落ち葉をかき分けると、冬の間じっと寒さを耐えていた柿どうしや五葉あきびの葉っぱがだいぶ伸びてきていました。
自然公園の中で毎年吹きの塔が出る場所があるのですが、そこにも今年もたくさんの吹きの塔が顔を出していました。
まだ枯れた木立が目立ちますが、冬芽は大きくなっていますし、どの樹木も枝先の色が明らかに冬の色とは違う感じになってきています。
よく探してみると、木によっては小さな緑色の新芽を出しているものもありました。
梅の花のいい香りが漂うその足元では、水仙のつぼみも増えてきて、今にも花が咲きそうになっています。
その同じ場所に植えてある冷やしんすは、一足先に紫色の花が咲いていました。
そして梅の花より開花が遅れていた断紅梅も、今、黄色の可愛らしい花をたくさんつけています。
パッと見た感じは、まだ冬の雰囲気が残っている自然公園ですが、探してみると、いろんな植物が大きく成長しています。
桜の花はまだ見られなくても、こういった足元の植物や新しい芽を出し始めた樹木を観察していると、そこから春を感じることができますね。
日中のお日様もだいぶ暖かくなってきて、子たちの間を飛び交う野鳥たちも動きが活発になってきたように感じます。
今の時期は、ひと雨ごとに急激に季節が進みますね。
定期的にお散歩しながら、身近な自然をこまめに観察して、春本番を楽しみに待ちたいですね。
大村崎センターの開館状況やイベント情報については、ホームページでご確認いただけます。
お電話でのお問い合わせは、055132-6648までお願いします。
この番組は、NPO法人自然と大村崎に親しむ会が運営する、北斗市大村崎センターがお届けしました。
それでは、北斗市大村崎センターでお待ちしています。
ラジオではまた来週お会いしましょう。