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2026-02-27 11:58

2026/01/15 羽ばたけ!ムーちゃん

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羽ばたけ!ムーちゃん 日本の国庁大紫
豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の北都市長坂町は、全国一の生息地です。
大紫センターは、NPO法人、自然と大紫に親しむ会が運営しており、
夏になると美しい大紫と出会うことができます。
大紫センターは、自然環境を図る基準ともいえる大紫の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。
大紫センターは、大紫と友達になること、森と友達になること、
自然と友達になることをお手伝いするプログラムを用意しています。
大紫センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も、アバタケ・ムーちゃんの時間がやってきました。
今日は、北都市大紫センターの小林美香がお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
新しい年を迎えて早くも2週間が過ぎてしまいましたね。
年末の慌ただしい中でどこかウキウキしていた時間がもう懐かしく感じます。
また、お正月のなんとも言えない新鮮な空気が漂っていた時間があっという間の出来事のようにも思います。
毎年同じように過ごしている年末年始ですが、
また1年を無事に過ごして次の年末年始も楽しく迎えられるといいなと早くも思ってしまいます。
今年の江戸は馬ということで、なんだか1年があっという間に過ぎてしまいそうな予感もしますね。
新しい年を迎えたということで、今年の江戸の馬に関係した話題、何かないかなと探してみました。
真っ先に思い浮かんだのは、やっぱり普段観察することが多い植物に関することでした。
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名前に馬が付く植物というものが結構出てくるんです。
馬が付いた液殺は、花や葉っぱ、実の形などが馬を連想させるものもあれば、馬が好んで食べるもの、また逆に馬も食べないというものなど、
馬と関連づけられる植物が様々ありましたので、今回はその話題をお届けしていきます。
蝶に詳しい人ならすぐに思い浮かべるのは、馬のすず草でしょうか。
身近に生えている草で、大村崎センター周辺でもよく見かける草です。
馬のすず草は、蛇行アゲ派の幼虫がその葉っぱを好んで食べます。
ツル製の植物で、葉っぱの形はハート型を縦に引き伸ばしたような形をしています。
ヤマイモの葉っぱにも似ているでしょうかね。
この葉っぱの形が馬の顔に見えなくもないのですが、名前の由来はそのままが意味する通りで、
この馬のすず草の実の形が、馬に付ける鈴に似ているからだそうです。
馬自体ではなくて、馬の首に下げる鈴から来ているんですね。
ビバリウムの中にも毎年馬のすず草が入っていますし、
自然公園の中でも春から夏にかけてよく葉っぱを見かけます。
タイミングが合えば花が咲いている様子も見られるのですが、
実がなっているところはまだ見たことがありません。
なので、実際に鈴の形に見えるのか、
馬年の今年はぜひそれを確認してみたいなと思ったのですが、
調べたところ、この馬のすず草の実がなるのはとても珍しいことのようで、
国内で見られるのは稀だそうです。
実を実際に観察するのはちょっと難しそうですね。
馬のすず草は花の形も独特です。
とても小さいのですが、
ラッパのような形をしていて、花の付け根の部分が玉状に膨らんでいます。
植中植物のうつぼかずらをとても小さくしたようにも見えます。
見た目も独特ですが、受粉の仕方もとても独特です。
ラッパのような形の部分は花びらではなくて、ガクと呼ばれるものです。
おしべはその奥、花の付け根部分にある玉状の膨らみの中にあります。
そこへ小さな灰を誘い込むために、とても臭い匂いを発します。
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馬のすず草の花は難しい専門用語で言うと、
先にメスとして咲いた花が途中でオスに性転換するというものになります。
馬のすず草のガクの内部には細かい毛が内側に向かって入っていて、
虫は入りやすいけど出にくいという構造になっています。
中に入った虫が外へ出ようともがくことで、花粉が確実に付くという仕組みです。
花がオスに変わると、このガクに生えていた毛は縮むそうです。
そうすると虫は脱出して、他の花へ移動していくという仕組みになっているのです。
形といい、匂いといい、とても小さな花なんですが、しっかりと自己主張している花なんですね。
ではここで1曲お聴きください。
スピッツでリコリス
FM八ヶ岳、羽畑、むーちゃん
北都市大村崎センターがお届けしています。
名前に馬が付く植物の話題をお届けしていますが、
他には馬の蜜葉や馬小屋紙などがあります。
馬の蜜葉は、食用の蜜葉と同じセリカで、葉っぱも似ているのですが、
食用の蜜葉と比べると、食用にはならないような、さほどおいしくはない草ということで、
その区別をつけるため、馬に食べさせる程度の草という意味でその名前が付けられました。
人間からするとおいしくはないけど、馬ぐらいなら食べるだろうということで、
そう呼ばれるようになった、ちょっと不名誉な名前なんですね。
そして馬小屋紙は牧草としてヨーロッパから入ってきた植物で、
その名前が示す通り、馬に食べさせる目的のものでした。
こちらは初めから馬が好んで食べるものという認識だったようです。
馬小屋紙はクローバーと同じ豆花の植物で、葉っぱの形もクローバーに似ています。
ただ、クローバーと違って黄色い花が咲きます。
その花が咲いている状態は、ぱっと見た感じは片葉芽にも見えるのですが、
よく見ると花の形が全然違うんですね。
同じ豆花の中の小豆の花にちょっと似ているでしょうか。
今では雑草の一つとなってしまっていますが、
よく観察すると種がとても面白い形をしているのがわかります。
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正面から見ると渦巻きのようになっていて、
その渦巻きの縁にトゲトゲが生えているような見た目をしているのです。
馬の蜜葉の種もトゲトゲが生えているのです。
こちらの場合は種全体に鋭いトゲがついているのです。
ひっつき虫の雑草で知られるオナモミの種をとても小さくしたような感じです。
馬の蜜葉も馬小柳も種のトゲトゲが何かに引っかかって運ばれるという意味では、
どちらもひっつき虫の仲間に入るのかもしれません。
また、くっついてはきませんが、
トゲトゲのある種がよく知られているものにキツネのボタンがあります。
こちらは鋭いトゲトゲというよりもお菓子のコンペイトウに似ているので、
地方によってはコンペイトウ草と呼ばれることもあります。
このキツネのボタンの仲間に馬の足形という植物があります。
同じキンポウゲ科で、花の見た目もとても似ています。
そして、どちらも毒を持っています。
厄介なのが、キツネのボタンは時期によってセリの葉っぱと似ていること。
一方、馬の足形の方は根性葉、根元に生えている葉っぱのことですね。
そこが薬草の原の証拠の葉っぱと似ているところです。
ちなみに馬の足形という名前は、その根性葉の形が馬の蹄に似ているからだそうです。
馬の足形は山の中に行かないと見かけることがないかもしれませんが、
キツネのボタンは割とよく見かける雑草です。
春から夏にかけて、田中の周辺にもたくさん生えてきます。
黄色い可愛らしい花が咲きますが、草の汁が肌につくと炎症を起こすことがあるそうなので、
むやみに触らないよう気をつけないといけません。
可愛らしい姿は眺めるだけにとどめておきたいですね。
大村崎センターの開館状況やイベント情報については、ホームページでご確認いただけます。
お電話でのお問い合わせは、0551-32-6648までお願いします。
この番組は、NPO法人自然と大村崎に親しむ会が運営する、北斗市大村崎センターがお届けしました。
それでは、北斗市大村崎センターでお待ちしています。
ラジオではまた来週お会いしましょう。
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