1. クラシック音楽 もひとつ先へ
  2. #43_ニ長調は攻撃的?超ステキ..
#43_ニ長調は攻撃的?超ステキな調のはなし~本編:ラフマニノフ(ロシア・ソビエト)のアフタートーク
2026-08-07 26:50

#43_ニ長調は攻撃的?超ステキな調のはなし~本編:ラフマニノフ(ロシア・ソビエト)のアフタートーク

#43_ニ長調は攻撃的?超ステキな調のはなし~本編:ラフマニノフ(ロシア・ソビエト)のアフタートーク


番組へのメッセージはこちらへ。

https://forms.gle/c9rDyhbTt271mqcJA

Spotifyでお聴きの方は★の評価もおねがいします。


『VIVANTっていうドラマ、ラフマニノフ使われてて面白いんだってさ』

『超ステキな調のはなし 家に帰ると安心するの』

『ニ長調は攻撃的!?調ごとの特性があるんだって』

『カラオケでふたつ上げる=ハ長調をニ長調にする?』

『昔の鍵盤楽器の調律の事情はちょっと違ってた』

『俺の前奏曲のカラーが減ってきた・・・って思ってたかも』

『なんで運命の調性を変えちゃダメなのか』

『ほほう、ベートーヴェンに挑戦するつもりですかな?』

『面白いから知ってほしいの勉強じゃないの』


【本編で取り扱った音楽】

メイン

S.ラフマニノフ 前奏曲 嬰ハ短調作品3-2『鐘』

S.ラフマニノフ 交響詩『死の島(Toteninsel )』作品29(01冒頭部)

S.ラフマニノフ 交響詩『死の島(Toteninsel )』作品29(02再現部)


ディスカバー・ザ・クラシックス

S.ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調作品27 より第3楽章冒頭部

良き日 / フォルテ・ディ・クアトロ


番組後半

S.ラフマニノフ 10の前奏曲作品23 より 第1曲Largo

S.ラフマニノフ 10の前奏曲作品23 より 第4曲Andante cantabile

S.ラフマニノフ 10の前奏曲作品23 より 第10曲Largo

S.ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏




note クリエイターページ

https://note.com/omoideya


FM八女

https://www.fmyame.jp/


FM八女 サイマル放送

https://www.jcbasimul.com/fmyame


きらきらミュージックBOX | fmyame

このポッドキャストは水曜日のきらきらミュージックBOX【クラシック音楽】のアフタートークをポッドキャストとして配信しております。 https://www.fmyame.jp/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E7%95%AA%E7%B5%84%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%81%8C%E3%81%BE%E3%81%A0%E3%81%99


コミュニティFM放送局、FM八女「きらきらミュージックBOX」でクラシック音楽を中心にお送りしている水曜日のコンビ、クラシックの解説をする担当「まつお」とそれを聞く担当「みとみと」でお送りする番組。フリートークがやりたくてラジオやりはじめたはずのまつおが、番組内容に余裕がなさすぎてフリーに話す時間がなくてやってるアフタートークを聴きやすく軽く編集したものです。

---

「八女ラフラマナマナ」

この番組の前身になる番組タイトルで、まつおが気に入ってたんですがわかりにくいという判断で現在のタイトルに修正されました。

---

まつお:松尾隆志:FM八女の市民パーソナリティでクラシック音楽の解説担当。番組「きらきらミュージックBOX」はすでに10年を超える長寿番組である。本職は写真屋さんで、写真を持っていないシニア層が多いのを心配していて、有償無償でそんなみなさんの撮影をやってる。ヴィオラを演奏し、単独での演奏、演奏付きの撮影会などを精力的に開催、2つのオーケストラに所属。

---

みとみと:今村美都:FM八女スタッフでクラシックの番組ではまつおの解説を聞く役。がん患者・家族向けコミュニティサイト『ライフパレット』編集長を経て、2009年独立。がん・認知症・在宅・人生の最終章の医療などをメインテーマに医療福祉ライターとして活動。日本医学ジャーナリズム協会会員。『「不」自由でなにがわるい 障がいあってもみんなと同じ』を上梓。

https://www.shinnihon-net.co.jp/child/product/9784406068703-----


FM八女:福岡県八女市を放送エリアとするコミュニティFM放送局。自局放送は、午前の音楽番組『きらきらミュージックBOX』午後のワイド番組『がまだすワイド801』を中心として構成している。このPodcastは水曜日版の『きらきらミュージックBOX』のメンバーが出演しています。---


八女市について(福岡県で暮らす|福岡県プロフェッショナル人材センター https://www.projinzai-fukuoka.jp/flive/flive_yame.html サイトより)八女市は、平成18(2006)年10月1日に上陽町、同22(2010)年2月1日に黒木町、立花町、矢部村、星野村と合併し、 福岡県内で2番目の面積を有する広大な市となり、現在に至っています。福岡県の南部、福岡市から南へ約50kmに位置し、北は久留米市、広川町、 うきは市、西は筑後市、みやま市、南は熊本県、東は大分県に接しています。八女丘陵には岩戸山古墳をはじめ多くの古墳があり、 仏壇・提灯・手すき和紙などの伝統工芸品や、ブランドとして名高い八女茶・電照菊・イチゴなどの農産物が豊富です。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

このエピソードでは、ドラマ「VIVANT」でラフマニノフの楽曲が使用されたことをきっかけに、調性(長調・短調)とその特性について掘り下げていく。かつては調ごとに異なる響きや性格があったが、平均律の普及によりその差は薄れた。しかし、過去の名曲が特定の調で書かれていることの影響は大きく、作曲家たちはそれを意識しながら新たな作品を生み出してきた。調性を知ることでクラシック音楽がより深く楽しめるようになることを目指し、その面白さを伝えている。

オープニングとラフマニノフの楽曲について
今日の曲について、もうちょっと話したいんだわ。 この番組は、FM辞めの朝の音楽番組、キラキラミュージックボックス・クラシック音楽の水曜日で語りきれなかった部分を、ポッドキャストでお届けするアフタートークです。
お相手は、松尾隆史と、美兎美兎子と、今村美兎です。
それでは、もうひとつ先へ、いってみましょう!
今回はですね、本編で、ヴィヴァンっていうドラマに、ラフマニノフがよく使われているっていうことで、僕は見てないというか、多分今後も、ドラマはね、あれなんですよ。時間とるんで。
とりますね。
どうしてもね、1回1時間のドラマを、1時間なのかどうかも僕は知らないのですが、1回1時間のドラマを毎週毎週ってやると、やっぱ6時間、7時間、8時間ってかかっていくものなので、多分面白くても見る暇がなかろうと思うので、初めから見ないという選択をしていると思ってください。
ヴィヴァンっていうドラマ、すごい評判もいいし、お金もかかっててすごいなという話を聞きますので、楽しめる方は羨ましいのですが。
で、ラフマニノフが使われてるんだって。でもラフマニノフといえばですよ、この場も本編の中でも、美という漢字を音楽にする人です。
美メロの人なので、ぜひね、ラフマニノフを今日は聞いていただこうと思って、ヴィヴァンで使われたという音楽を聞いていただく中で、
せっかくラフマニノフをずっと聞いてきたんで、ラフマニノフが24の前奏曲をコンプリートした作曲家だという話を、なんとか長調なんとか短調の話も少しだけしました。
ちょっとだけ触れたんですが、その24が全部の長の音楽っていうことで、ただ全部の長で書くのがどんな意味があるのよっていう気がすると思うんです。
僕は実際自分もピアノの素人としても全部の長で音楽を書くっていうのにどんな意味があるのよという気がするので、少し話し足りないので話そうと思ったんです。
調(長調・短調)の基本的な仕組みと昔の調律
長っていうものについて少し話してみたいと思ってまして。
うちの番組の本編でも、公共曲第5番破綻調でございます。ピアノ競争曲第2番破綻調でございますとかいろいろ言います。たまたま破綻調が2つでしたが、代表的な曲があると思ってください。
そういう曲名を見たときに、公共曲第5番っていうのは5番目の公共曲なんだなと思うと思うんですけど、破綻調って言われても破綻調ってなると思うんですよ。普通の方はよくわかんないと思うんです。
ちょっと本編とも重なりますけど、ちょっと説明だけさせてもらいたい。
日本語ではちょっと本編の中では便宜上ドレミファソラシと言いましたが、日本では音の名前をドレミファソラシ、皆さんがイメージするピアノのドレミファソラシ、白い弦のドレミファソラシをハーニーホーヘイトイーロと呼びます。
英語式ではCDEFGABですよね。イタリア語でドレミファソラシと言うんですけど、日本語ではちょっと外国でどうしてるのかわかりませんけど、イタリア語のドレミファソラシを開明と言って、その音そのものではなくて、その調の本編ではイエと説明しましたが、
帰ってくると安心する音、ドにあたる音のことをドと読むっていう決まりにしてますんで、ドレミファソラシってあんまり読まないほうがいいんですよね。
で、ハは英語式ならCが、ちょっと複雑になりますが音名と解明というものがあって、ハっていうのは皆さんが思っているドから始まるドレミファソラシだと。
で、そのドレミファソラシの方式がドレミーって上がっていくやつと、ドレミーってなるやつと2種類あって、それが蝶々と単調、明るいやつと暗いやつって思ってもいいんですけど、まあまあそこらへんはもう一つ先が、もう二つ先になってしまうので、また別の話にしましょう。
で、ドレミファソラ、止まってもシーって止まってもなんか落ち着かないじゃないですか。
ドって戻ると安心するっていう意味の、その安心する場所をハニーホヘイトで表現するんですね。ハ蝶々とかね、ニーチョウチョウとかいうのも、だからニーで始まると、ニーに戻ると安心する音楽として書かれている。
で、そのね、一般の皆さんご存じない方も多いかな、それぞれの蝶に意味があるって言うんですよ。昔の人。
ハタンチョウは緊張感があり劇的であるとか、ハチョウチョウはソヤでって書いてあるんですか、ソヤで大胆であるとか、ニチョウチョウは快活で好戦的であるとか。
わかりますか、わかんないですよね。
ニチョウチョウが。
まあまあそういうことを言っている、そういう研究書まで出されているようなことを言うんですよ。
これがまず分かりにくい。何言ってんのよって。だってドレミファソラシドをどこで始めるかだけでしょって。
思いませんか、僕は思います。思っていました。だいたいその一人のつもりです。まず何言ってんのよって。
チョウ、違う堂で始めたからといって急に好戦的になるなんておかしいじゃないですかっていう気がしてたんです。
イメージするのに簡単なのは、カラオケでちょっと高くて歌いにくいから2つ下げてみようってしますよね。
2つ下げたからといって曲が急に好戦的になったりはしないでしょ。
雰囲気は変わりますよね。
雰囲気は変わりますね。僕も気持ち悪いって思うことあります。
あんまり頻繁に変える人はやめてって思いますが、音楽ちょっとかじってる人はやめてって思う人もいるかもしれませんし。
あれで実際音楽の高さ変わるじゃないですか。で歌いやすくなったりいろいろするんで、高さ変えるっていうのは日本でやったことがないという人はいないと思うんですけど。
要するにああいうことなんですよ。
葉長調を二長調にするっていうのは、要するにそういうことなんですけど。
あれがね、すごく新しいテクノロジーというか、ちゃんと作られているから同じ音楽に聞こえるという話をしたいわけなんです。
鍵盤楽器の調律の歴史と調の特性
昔の鍵盤楽器の事情はちょっとカラオケとは違ったんですよ。
鍵盤楽器っていうのはもちろん普通鍵盤を押すと決まった高さの音が出るじゃないですか。
学校にあったピアノでもどの音を押せばドが出るってみんな思ってると思うんですけど。
基本的にはチューニングを自分でするものではありませんし、バイオリンでも演奏中にチューニングすることなんてありませんけど。
要するにその鍵盤の12個の音をどの高さに設定するかっていう問題が出てくるんですよ。
単純に考えると、きれいに響く音程を1個ずつ並べりゃいいじゃんって思うじゃないですか。
それがね、説明せんどこ今日は。
うまくいかないんです、それは。
なんでうまくいかないのかはね、もう1個先になるので。
なんでうまくいかないのかを説明しても面白くないし、うまくいかないものだって流しておいていただけた方が僕は今日はいいと思います。
要するに基準の音を決めた後に残りの11個の音をどういう風に並べるのかっていうのを
たくさん考えてきた時代があるわけなんです。
鍵盤楽器というものができて以降ね。
だからいろんなチューニングの流派みたいなものができてくるんです。
中前音律とか、不等分律とか、いろいろと鍵盤楽器の調律をする方法論がいっぱい確立していくわけなんですよ。
例えば白い鍵しか使わないのを波長調と言いますが、波長調を一番きれいに調律したら、
波長調から離れていけばいくほどそのしわ寄せがきてしまうみたいなことができてしまったりするんですね。
そうなってくると、それぞれの調で、
例えばさっき昔の人が言ってたような、2長調は攻撃的でとかいうような話で、
そうなってくるとそれぞれの調で、この調は攻撃的だ、金属的だとか、
そういう特性というか癖というか、そんなものができてきたっていうのもなんとなく理解できるようになりませんでしょうかね。
だから次第次第にそうなっていくみたいな、グラデーションでもないんでしょうけれども。
今の例えばお家にあるピアノっていうのは、調律師さんがピアノ屋さんの誰かが来られて音の調整をしてくれたりすると思うんですが、
基本的には平均率といって、全部の音をあえて言えばきれいに平均的にずらしてあるんです。並ぶように。
どこから弾いても構わない調律っていうのが主流と思っていただいていいと思います。
その平均率っていうので調律すると、飛び抜けて美しいっていう調はなくなってしまうけれども、
演奏できないほどひどいっていう調もなくなるっていうことなんだと思うんです。
僕はもうちょっと鍵盤楽器のことは全然自信ないんですけど。
もしかするとコンサートの前とかには、その日にその楽器で演奏する調に寄せるっていうのは多分されることがあるんだと思います。
ちょっと僕はそこまで知らないです。調律師さんがどんな頑張ってらっしゃるのかっていうのは。
平均律普及後の作曲家と調性の影響
だから例えば、バッハが24の調のコンプリートを2回やりましたみたいなことを今日本編で言いましたけど、
今の調律で弾いた時とバッハの時代のピアノで弾いた時っていうのは、多分それぞれの曲の調の感じが違うんだろうと思うんですよね。
これは調べてきたから知ってるだけなんですけど、現代型の平均率が普及したっていうのは20世紀に入ってからって考えているらしくて、
それ以前は今の平均率みたいに均等な調律ではなかったっていうんですね。
逆に言うと、調の特性が今より残っていた時代と考えていいらしくて、
24の全奏曲をコンプリートした人たちで言うと、バッハはもちろん間違いなく各調の特性の強い調律で弾いていたはずで、
で、ショパンもそういう傾向が残っていた時代でしょうし、一応コンプリートした人だけ言ってるんですが、
そうなってくるとショスター・コービッチとかラフマニノフとかもコンプリートした人たちなんですが、
この2人ぐらいの頃に平均率のピアノっていうのが現れ始めたはずで、
で、ショスター・コービッチ、ラフマニノフあたりはどうも近頃平均率なんてもんが流行ってきて、
俺の全奏曲のカラーが失われてきたなとか思っていた可能性もあるということになるのかなと僕は思ってるのですよ。
その時代の調律をあえてやってっていうようなことももしかしたらされるのかもしれないし、
それは僕はちょっとあんまり実際鍵盤楽器のことはよくわからないのでわからないのですが、
実際その頃の調律っていうのも多分僕は意識して聞いたこともないのでどんなふうに気持ち悪いのかもわからないんだけど、
けどそこら辺の調律の仕方、鍵盤楽器の調律と弦楽器の調律っていうのは根本的に違うとかも言いますしね。
だからそこら辺も突き詰めると面白いものなのかなというような感じはありますね。
調性を変えない理由:楽器の特性と演奏性
平均率で調律されたピアノっていうのは、だからカラオケで音を上げ下げするみたいに、
どの調を演奏しても取り立てて癖がなくなっているというふうに改善された調律ではあるわけで、
だからさ、運命っていう有名曲がありますね。
あの高級曲第5番、ベートーヴェンさん。運命はハタンチョウだから、ちょっと低いからハタンチョウにしようかって。
なんでそういうことをやらないのかっていう話を次にしようと思うんですけど、
まず一つ考えられるのが楽器の特性をその音楽に合わせなければいけないっていうところがあるんですね。
例えばハタンチョウっていう調律、調律じゃない、ハタンチョウっていう調整は、
普通の楽譜とあえて言っておきますが、普通の楽譜にはフラットが3つ付くと、
ピアノの楽譜であればフラットが3つ付くと、
例えば僕がビオラーを弾く人なのでビオラーの場合は一番高い弦の開放弦が使えなくなるんです。
バイオリンだと一番高い方の弦から2つ開放弦が使えなくなるっていうハタンチョウなんですね。
これもちょっともう一つ先以上の話になるので、そんなもんなのかで流していただきたいんですけど、
開放弦の音ってだいぶ弦楽器にとってはカラーが違うんですよ。
弦楽器が普通に演奏している中で開放弦はあえて使わない方がいいかなって思うぐらいはやっぱりカラーが違って、
ただやっぱり開放弦を使う場所もどうしても出てくるので、
開放弦の音が使えるか使えないかって結構大きいと思うんですよね、弦楽器奏者としては。
私が弦楽器奏者だからなんですけど。
ここからは僕の専門ではなくなるんですけど、弦楽器も専門でもないんですけど、
弦楽器も当然得意な調整とか鳴る調整とか鳴らない調整とか、
あえて鳴らない調整を選択しているとかいうのはあるはずで、
多分弦楽器の開放弦以上の音色の影響とかはあるはずなんですよね。
金管楽器とかも今はバルブとかピストンとか、ボタンとかレバーみたいなのがついてたりする、
ある程度音を変化させられるようになってるんですけど、
もともとはボタンみたいなのはついてなくて、ついてないのが普通で、
音楽の調が変わるってなると楽器自体を交換するとか、
くるーくっていうか間に継ぎ足し管みたいなのを継ぎ足したりとか、
そんなことをしないといけない必要があって、そこら辺もやっぱり大変だったりする。
その楽器にもともと合ってる音楽を作られている場合が多かったりするわけなんですよね。
もう一つ言うと何より弦楽器も管楽器もこの音より下は出ませんとか、
この音より上は出ません。ピアノだってそりゃ一番上の音の上は出ないんです。
だから制限はありますんで。
だから指定された調整で演奏する以外のことは基本的にやらない理由としては、
一応そこら辺がまずあるのかなというような話なんです。
もちろんピアノとかだったら国権発権の調が変わると、
国権発権の奥手の位置が変わる。演奏性が変わるって言ったらいいでしょうか。
弦楽器も管楽器もそれなりに楽器の操作が変わりますから、
何より絶対音感をお持ちの方がいらっしゃれば、
たぶんカラオケで音を変えるのはあれ気持ち悪いって絶対音感をお持ちの方は思われてると思います。
音をそれぞれの音を色で認識している方とかまでいらっしゃると聞きますし、
そうなってくると調を変えると風景が変わってしまうというような気がするかもしれないとか思ったりします。
僕は幸いいい加減な音感で生きてますからそんなことないですし、
過去の名作の影響と調性の選択
カラオケも歌いやすい高さにしますけども、
けどあれも、さっきも言いましたけど、
あんまり頻繁に変える人はやめてくれって思うことはありますけどね。
いい加減にしろと思ったりもしますけども。
そういうわけで、今のピアノっていうのは平均率っていう調律、
平均的にずれた調律をあえて作ってあって、
癖をなくしてあるので、だからそれで万事解決って、
何の調で書いても全然構わないかっていうと意外とそんなこともなくて、
もう一つ言いたいところがあって、大きいのが過去の名作の影響。
だから破綻調って書いてあれば、
これはもうベートーベンの第5番に挑戦をしているのかもしれないとか、
挑戦?別に戦いを挑んでいるわけではないけど、
ベートーベンの公共曲第5番をオマージュしているとか、
ベートーベンの第5番はこういう風に終わった曲なのはみんな知ってるかもしれないけど、
俺の公共曲はこう出せとか、そういうのをやってるんじゃなかろうかとか、
例えば二短調ならモーツァルトのリクイエムとか、ベートーベンの大工とか、
変歩長調の英雄とか、そんなもうこの調ならあの曲みたいな感じのがあるわけなんですよ。
その作品の印象がどうしても、
それはものすごくありますよね。
作品に重なっていっちゃうというか、
それはどうしても平均率で、調ごとの音響的な差が薄れた後も、
この記憶っていうのはどうしても残っていっちゃうっていうようなところがあって、
破綻調の音楽って別にベートーベンが生み出したものでもなんでもないし、
それはハイドンだって破綻調の作品ありますし、
モーツァルトにもピアノ競争曲破綻調のものありますし、
ただベートーベンはやっぱり破綻調好きな調だったみたいで、
ベートーベンの破綻調をやっぱり受け継いだ方っていうのが、
たぶんブラウムスはあえてなんでしょうけど、
ブラウムスは高級曲第一番に20年以上の時間をかけた話は
ミトさんになってからしましたっけかね。
ブラウムスが20何年間っていう、
ブラウムスの高級曲第一番を作り出すのに海の苦しみといいますか、
時間をかけたという話をしたと思うんですが、
ブラウムスの第一番高級曲破綻調なんですよ。
ベートーベンに挑戦するかのようにですよ。
って思っちゃいますね。
ブラウムスは破綻調で高級曲第一番を始めて、
最後破綻調に昇華していくんです。
ベートーベンと同じ流れにするんです。
ただベートーベンみたいに第4楽章の冒頭で
大勝利、大喜びの第5番高級曲がなるんですが、
ブラウムスは第4楽章を破綻調で始めるんです。
破綻調のまま始めていって、
美しい旋律を経て破綻調に至るんですよ。
この辺りも素晴らしく、
ベートーベンとは違う美しい高級曲だっていうのを表現している。
あえてベートーベンを想定した上で
自分の新しい高級曲はこういうものですっていうのが、
みんな素晴らしいと思ったんでしょうね。
僕も大好きですけど。
ブラウムスは素晴らしい高級曲でございます。
ぜひ皆さん、聴いたことないという方は聴いてみていただきたいんですけど。
ブラウムスはそこでは運命と同じ破綻調を選んだっていうこと自体に
意味があると思いたいわけなんですよね。
ブラウムスはベートーベンが作った歴史を受け継ぎながら
自分ならその続きをどう書くかっていうようなのを示した。
ブルックナーの高級曲8番も破綻調で始まったりします。
これもまた構成がすごくベートーベンとは違う。
よろしければ聴いてみていただきたい。ブルックナー。
逆に言うと、ブラウムスもブルックナーも
その高級曲をベートーベンがいなければよ。
その高級曲を破綻調で書いたかどうかは分からない。
ただ破綻調にその3曲が集約しているっていうのは
多分ベートーベンが運命を書いたから。
にほかならないのではないかとか思ったりするっていう話です。
調性の知識を深めることの楽しさ
例として今日は運命を挙げましたけど、
これはもうモーツァルトのレクエムの2単調でも
シューベルトの未完成の6単調でも一緒だと思うんですよ。
あの曲と同じ調の高級曲を僕はこんな風にかっこよく書いたぜ
が絶対あるっていう話です。
そんな話、もう時間が。
もう喋りたいことを勝手に喋っているとこんなことになるんですね。
申し訳ありませんけど。
ちょっと今日は調の話をしたかったので調の話を。
ラフマニノフが全部の前奏曲を全部の調で書きましたっていう
24の前奏曲っていうのを完成させた傾向な方なので
そこら辺の話もちょっと本編の中でさせていただいたんで
ちょっと本編の中では喋り尽くせないので
ちょっとポッドキャストの方で記録したいなと思って
調の話をしてみました。
ちょっと勉強気味に本編の中でも言いましたけど
勉強気味に聞こえたかもしれないですけど
こういうことを知っていると面白いのです。
たとえば僕がいつも本編の番組の中で
2単調だとか変補調だとかいろんなことを言いますが
あれは何を言っているんだろうよくわかんないな
聞き飛ばすのではなくこういう意味合いがあって
ああ、2単調ですかこの音楽はと
運命と一緒じゃないですかって言えた方がいいでしょう。
たぶん。
楽しくなりますよね。
よりクラシックを楽しめるようになる。
よりクラシックを楽しめる人を増やしたいなと思って
僕はこういうお話をしているつもりなのですよ。
ぜひお勉強だと僕はもうそんな音楽の勉強とかしたくないよって
逃げてしまうんではなく面白がるために
ぜひ知っていただきたいなと思ったと思ってください。
僕は別に勉強を強いているわけではないんです。
運命の調じゃんって言えるようになりませんか皆さん。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
調には性格があるって何で言われるのかっていうところを
ちょっとお話しさせていただいたようなところです。
聞きながら追って追って思った時に
どの調で書かれた曲だろうって見てみるみたいな。
もしかするとそうかもしれないですね。
これとこれ同じじゃんみたいな風に始めに取っ掛かり。
雰囲気が近くなったりももちろんするでしょうしね。
ただ今は平均率で調律されるのが一般的になっていて
だから調ごとの特性っていうのは出にくくはなっている
っていうようなところがあるのかなっていうような話でした。
楽しんでいただけた方は楽しんでいただけたならよかったです。
というわけで最後までお聞きいただいてありがとうございました。
番組の感想とか取り上げてほしい作曲家とか曲とかありましたら
曲はちょっと流せないですがお話をするだけですが
スポティファイのコメント欄とかスポティファイの概要欄に
投稿フォームを用意しました。今のところ何も届きませんが
届いたらご紹介したりしたいと思います。
スポティファイの星の評価もいただけると大変励みになりますので
よろしくお願いいたします。それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。ありがとうございました。
やっぱり番組の締め方がわからないな。
というわけでまた来週あたりお会いしましょう。ありがとうございました。
26:50

コメント

スクロール