今日の曲について、もうちょっと話したいんだわ。 この番組は、FM辞めの朝の音楽番組、キラキラミュージックボックス
クラシック音楽の水曜日で語りきれなかった部分を、ポッドキャストでお届けするアフタートークです。
お相手は、松尾隆史と、美兎美兎こと今村美兎です。
それでは、もうひとつ先へ、いってみましょう!
10月14日ということで、バーンスタインの没日ということで、
ウエストサイドストーリーシンフォニックダンスという演奏会用のやつを聴いていただいて、
その後は鉄道の日にちなんだ曲を並べてみました。
あの、なかなか皆さんのお耳に入りやすい音楽ではないんですけど、
ブラジル風バッハの、あのブラジルのやつ、ちょっと興味深くなかったですか?
あれ第4楽章なんですけどね。ブラジル風バッハの第2番の第4楽章に鉄道のやつがありますので、
てっちゃんの皆さんはぜひ聴いていただきたいと思うんですが、
そんな感じで鉄道の日にちなんだ曲を並べてみたんです。
今日の後半の一番最後に聴いたインドのスブラマニアムさんという方と、
ハンガリーのラカトシュさんという2人の天才バイオリニストですよね。
その2人を中心に聴いていただいた音楽があったんです。
弾丸列車っていうタイトル、ブレッドトレインっていう、
これはインドのスブラマニアムさんが作曲したものだそうなんですが、
まあ列車っていう名前でね、今日の鉄道の日にちなんで選んだ曲ではあるんですけど、
まず聴いていると、なんというか、
この2人はこれ同じ楽器なんだろうかという感じすらする、
もちろん独特な音の運びで書いてあるので、
両方ともの人、スブラマニアムさんもたぶんラカトシュさんも、
ラカトシュさんは間違いなく、僕スブラマニアムさんの方はあまり知らない、
インドの方の方はあまり知らないんですけど、
すごいインド的な音の運びっていうんですか、音階っていうか。
こんなにインドっぽさが出る。
バイオリンでインドっぽさって出るんですね。
面白い曲でしたね。
そうだと思ったんですよ。
僕はもう、僕の持っているディスクの中からお持ちしたんですが、
この2人を中心に据えたアルバムで、
ピーコックっていう、クジャクっていうタイトルなんですけど、
たぶんラカトシュの名前でピーコックで検索はできると思う。
スブラマニアムさんは7文字もあるから、
ラカトシュの方が簡単だと思いますね。
わかんないけど、僕はスブラマニアムさんがどのくらい有名な方かがよく知らないだけ。
インド音楽の方なので、僕の耳に入ってないということなのだろうと思うんですけどね。
どちらもバイオリンだけど、背景にあるものがだいぶ違うっぽいっていうのが面白いじゃないですか。
南インドの古典音楽を土台にしているっていうスブラマニアムさんと、
ハンガリーのローマ音楽を受け継いでいるラカトシュさんみたいな話なんですよね。
この2人が、例えば時代が違って、飛行機が飛ぶ時代じゃなかったら、
たぶんこの2人が一緒になっている音楽を聴くことも我々できなかったということで、
そういう意味でも幸せな時代じゃないですか。
そういうわけで、今日はいろんな世界のバイオリンの話というのをちょっとしてみようかなと思ったんですよね。
バイオリンの方が、僕はビオラを弾くのでビオラの話もしたいのですが、
やっぱりバイオリンが優手主役ですからね、いろんなところで。
バイオリンって言うと、まずどうしてもクラシック音楽を思い浮かべる方が多いんじゃなかろうかとは思うんですよね。
クラシックのオーケストラで今、舞台の指揮者と並んでというか、
一番手前の方にたくさん並んでいる人たちがバイオリンを持っていることが多いと思います。
もしかしたら一人だけ立ってというか、ソリストで一人で競争曲を弾くみたいな人もいるかもしれませんけど、
僕はどうしてもこの番組でクラシック音楽を紹介してますから、どうしてもそっちの印象が強いんですけど、
映画音楽とかポップスでも当然のようにバイオリンはなくてはならないでしょうね。
人数ちょっと少ないことが多いですけど、テレビとかでもね、やっぱりストリングスっていうんですか。
ああいうのでストリングスの人たちで、あれ何人くらいいるでしょうね。
バイオリンが多分4人から6人くらいと、ビオラが2人から3人くらいとみたいなやつで、
なんかじわっと固まって演奏されている場合あるじゃないですか。
ああいうのでもね、ポップスに出てくるとどうしても一人一人マイクつけられて、
それを増幅させるからあの人数でなんとかなるみたいなことではあるんだろうけど。
ああいう使い方でもね、ポップスでももちろんおなじみだと思いますけど。
まあ印象としてはね、ちょっとあんまりなんか縁がないというか、
そんな感じに思われるかもしれないし、ちょっと値段が高そうとかね。
僕の楽器置いておくとね、みんなね、よけて通る。
なんかあったら大変だってみんな思うみたいで。
弦楽器って、まあ楽器全般そうですけど、弦楽器ってなおそのなんだろう、繊細な感じがしちゃいますよね。
触りづらい感じがするみたいね。
そんな簡単に壊れるもんじゃないっちゃけどね。
まあそりゃいいんだけど。
ただまあ、今日そのバレット・トレインのお二人のバイオリンに関しては、
もう上品に静かにみたいなイメージではないということが僕はちょっとここでは言いたかったんですけど。
まあもうあんなに元気にガシャガシャ演奏されることもあるんだなっていうような。
まあそれはもう楽器のイメージってね、やっぱそれぞれなのでね。
最初にオーケストラで見た人と、やっぱダンスの音楽で見た人っていうのは、
やっぱ同じバイオリンでも思い浮かべる姿が違うっていうところはあると思うので。
で、まあバイオリンっていうのが、そもそもどこで生まれた楽器なのかっていうと、
まあこれもね、諸説の話になってしまうんですけど。
今のバイオリンにつながる形が育ったって言われるのは、やっぱりイタリアって言われますよね。
まあちょっとバイオリンのこと少し知ってる方は、クレモナっていう街のことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
そこで何もないところから発明したっていうわけじゃなくて、
いろんなものから弓で弦を擦って音を出す楽器っていうのはその時代にもいろいろあって、
リラダブラッチョとか、ちょっと似ている楽器もあるんですけど、
それより前なのかな、レベックとかいう楽器があったりします。
そういう楽器の特徴を受け継いで作ったっていう、
まあ一番師匠みたいに言われるのがアマティという方がいらっしゃるんですけど、
ストラディバリーっていらっしゃいますよね。
バカみたいに高い楽器が今いくつも残っているストラディバリーっていう方、
ストラディバリウスとかいいますよね。
ガルネリウスとかもご存知の方いらっしゃるかもしれません。
それのもう一世代上の方でアマティさんという方がいらっしゃって、
その方の周りの皆さんって言っといた方がいいんでしょうね。
アマティさん一人でやったわけでは多分ないので。
アマティさんの周りの皆さんが今のバイオリンの形をある程度固定させたというか、
それがほぼ完璧な形であったと言っていいんでしょうね。
今までそのままの形でほぼ変えられずにという以上に、
アマティのコピーとかストラディバリーのコピー当然ですよね。
ストラディバリーの全く同じ形で作ってみましたっていう楽器があふれているぐらいですから、
ほぼ完璧なものがその時代にピキーンって焦点があったようにできたっぽいんですよね。
そういう形でバイオリンっていうのが今に伝わっているわけなんですけど、
ちょっと前の楽器の話もしましょうか。
さっきレベックとかの話もしましたけども、
その源流っぽく言われるのが、
イスラム圏とかでよく演奏されていたラバーブって呼ばれる楽器で、
これもいろんな種類があるって言うんですけど、
弓で弾くラバーブっていうのがあったそうで、
それがスペインなどからって書いてあったんですけど、
そこからヨーロッパに伝わって、
ヨーロッパの大体ど真ん中のイタリアの北の方で焦点があって、
ピキーンってなってバイオリンになったっていう、
ちょっとロールプレイングゲームみたいな感じかと思うんですけど、
あそこの神殿に楽器を持って行ったらピキーンってなって生まれ変わったみたいな印象があるんですけどね。
そんな感じでいろんな伝統を引き継いで、
バイオリンっていうものが生まれたっていう。
ラバーブになる前なのかな。
そこらへんもおそらく諸説の話なんでしょうけど、
いろんなものを通じて行って、
シルクロードとかを通って行ってとかで、
シルクロード、モンゴルはシルクロードを通ってないのかな。
わかんないけど。
バトーキンとかあるじゃないですか、モンゴルの。
あそこらへんもつながっているのかもしれないし、みたいな話なんですよね。
今日はバイオリンのその後の話をしたいと思っているので、
バイオリンの起源ももっと昔のご先祖様の話はそのくらいにしておこうと思うんですけど。
やっぱりアイルランドのフィドルをちょっと考えたくなるんですよね。
アイルランドとか、ケルトって言われる音楽ですよね。
フィドルってよく言われるのわかります?
バイオリンと同じような楽器を演奏している人に、
その楽器は何ですかって聞いたら、これかい、フィドルだよっていう感じ。
どこがバイオリンと違うんだっていう話にたまになるのを、
インターネットとかで経験したことがあるんですけど、
基本同じ楽器です。バイオリンです、あれは。
バイオリンっていうと舞台の上にいるかな。
フィドルっていうと酒場で踊っている人の脇にいるかなっていう感じでしょうか。
これはもう全く勝手な印象ですけど、
ジャズとかの人もフィドルとわざわざ言う人もいるかもしれないし、
フィドルの人はおそらく誇りを持ってフィドルと呼ばれているし、
バイオリンの人は誇りを持ってバイオリンと呼んでいるっていうようなイメージでいいと思います。
たぶん、いろいろね、弦とかを変えたり調整を変えたりする人はいるかもしれないですけど、
基本的に同じ楽器って思っていいんじゃないかなと思います。
音楽の世界が変わると呼び名も変わるみたいなことで、
バイオリンをフィドルって呼ぶことももし知らなかったっていう方がいらっしゃれば、
そういうこともあるのねと思っていただければいいと思いますね。
バイオリンを持っているからといって必ずベートベンを弾かなきゃいけないわけではないわけで、
バイオリンを持っているやつがいるから、
俺は踊りたいからなんか弾けって言ってもいいというような話で、
そういうふうな使い方をしたときはフィドルって呼ぶ場合があるんだよねっていうような話ですよね。
それでケルトっていうか、特にアイルランドが本場みたいに言われるんですけどね、
ケルティックっていう広い名前でしょうか。
ケルト民族自体はアイルランドの民族ではないし、
だからケルティックの音楽っていうのももっと広い範囲にあるものだとは思いますけど、
ケルティックミュージックに関して言うと基本的にはアイルランドとかスコットランドとか、
あそこら辺の音楽が中心とよく言われます。
いろんな名前の踊りの曲があるんですけども、
短い旋律を繰り返すような、全く同じ音楽をずっと演奏するような、
よく無印良品でよく買ってるとか言いません?
僕はあんまり近くに無印良品がないので、
そんな音楽を買ってるんだって思ったような気がしますが。
まあまあ、まずの辺は余談なんですけど、
ケルトっていう音楽は何がいいのか僕もちょっと表現はできないんだけど、
やっぱりお好きな方すごい多いですからね。
ケルトのなんというか、ひなびたというか、ほのぼのしたでもいいですし。
そんな感じの音楽っていうのはやっぱり日本でも好きな方多いですしね。
僕も何か機会があれば何かお仲間に入れてほしいなと。
そこから海を一応渡ることにしましょうか、大西洋ね。
アメリカに行きます。アメリカのブルーグラスっていう音楽がありますが、
フィドルがバンジョーとかマンドリンとか、
ギターとかとベースとかと一緒に演奏するっていう中で、
バイオリンがそこで活躍するようになります。
弾いて音を出す楽器の中で弓で繋いでいく音が入るっていう、
それで景色が変わっていくというか、そういった部分はあるかもしれませんけどね。
そうですね、ヨーロッパから持ってきたものがそのまま残ったというわけでも
おそらくないと思いますけど、細かく分類するといろいろあるんでしょうけども、
アメリカでも実際フィドル文化っていうのはおそらくあって。
バンジョーとかもどうやってできたんでしょうね、あれね。面白い楽器ですよ。
見たことないでしょ、バンジョー。
ステージの、実際触れるとこでバンジョーって見たことないでしょ。
はい。
僕ね、中学校のね、中学校じゃないよ、高校か。
高校の吹奏楽部の部室にあったんですよ、バンジョー。
何に使ったの?吹奏楽部ですよ。
吹奏楽部だから、もちろん楽器いっぱいあるところにあったんですけど、
何に使ったんだろうって思いながら。
バンジョーをね、あれ面白い楽器なんですよ。
小太鼓にサオがついたような形してて、
1本の弦は途中ぐらいにペグがついてるんですよね。
全然仕組みも何もわからないんですけど、
当然チューニングができるやつもそこにはいないわけですから。
使われたことはあったんですか?
あったからそこにあるんでしょうけどね。
そりゃそうですよね。
コントラバスと一緒に立てかけてやったんですよね。
何かの曲を先生なり何なりが持ってきたんでしょうね。
何のつもりでやったのか知らないですけど、
僕は多分今までの一生でバンジョーを間近に見たのはその1回だけなので、
あれも面白い音がして素敵な楽器ですよね。
おそらくアメリカのそこら辺のブルーグラスとかでよく使われる楽器なんだと思います。
それと一緒にアメリカでは活躍したりしますよね。
いろんなものをすっ飛ばしてインドまで届いたことにするんですけど。
だいぶすっ飛ばしましたね。
多分いろんなものはあると思うんですよ。
いろんなもの他にもあると思うんですけど。
世界はつながってますからね。
世界はつながってますんで。
だからヨーロッパでできたバイオリンがインドまでまた帰っていったでもいいですけど、
バイオリンの形でインドで活躍してるんですよ。
おそらくバイオリンの構造自体というか見た目はほとんど一緒だと思うんですね。
本編の中でも言ったんですけど、インドのバイオリン、
インドの伝統音楽の中でのバイオリンっていうのは
足でキープするというか、
本編の中であんまりちゃんと話せなかったんですけど、
バイオリンで演奏するときって僕ら顎当てっていうのをします。
多分インドのバイオリンに顎当てをされていたかどうか覚えてないけど、
あの顎当てっていうのは、押さえるところ、
シバンって言うんですけど、
押さえるところを手を手前にやったり奥にやったりすることになるじゃないですか。
奥に手前やるときに、手前にやるのはいいんですよ。
首に引っかかる、首に引っかかって、首より向こうにはいかないから。
音を高くしていくときに、弦の手前のほうに手を動かそうってするのはいいんですよ。
ただ、高いほうから低いほうに左手が遠くなっていくとき、
楽器がついていきそうになるんですね、当然ね。
それを僕らというか、いわゆる西洋奏法でどうやってあれを止めているかというと、
顎で止めていると思うんですよね。
それが正しくないかは知りませんよ。
僕はもう全然、まったく演奏も素人ですから。
その顎で止めているのを足で止めてるんですよ。
ちょっとポッドキャストの方ではそれ説明してませんでしたね。
インドでは楽器を下のほうに向けて足首で止めるんですよ。
楽器の渦巻きみたいになっているヘッドのところを
足首に当てて斜めにして弾くっていうのが一般的みたいで、
足首なのか実際どこっていうのははっきり分からないですけど、
だから足で楽器が向こうに行くのを防いでるんですね。
でなると、顎割ってもいらないのかな。
ちょっとあまり詳しいことは知らないんですけど、
伝統的なヴァイオリンの奏法とはもうあからさまに持ち方が違うと思うんですよね。
ただそのおかげで、なんか微妙な、今日聞いたインドの、
インド感のあるメロディーがあれのおかげでできるのやら、
ちょっとはっきりは分かりませんけど、
インドのヴァイオリンはちょっと一回見てみていただけたら、
インドの伝統音楽、特に南インドって書いてありましたけど、
ヴァイオリンがそのままの形で使われる伝統音楽がありますので、
その辺ぜひ調べてみていただいて、こんなヴァイオリンあるんだって思っていただければいい。
知らなかった方はぜひチェックしてみられるといいかなと思いますね。
今日、スブラマニエムさんと言って、インドの方の人とかの音楽を聞いていると、
やっぱヴァイオリンにはまだ未来がありそうな気が、ちょっと可能性がありそうな気もしますしね。
ちょっとさっきもアルバムをご紹介できたかな。
ロビー・ラカトシュの名前で調べられるといいと思うんですけど、
ロビー・ラカトシュとスブラマニエムさん2人をトップとして置いたディスクで、
クジャクっていうディスクがあるんで、それちょっと聞いてみられると面白いんじゃないかなと思います。
お二人ともよく指が回るお二人で、素晴らしいディスクになっていると思います。
他にもね、ジャズのヴァイオリンとかいろんなヴァイオリンが今活躍しているのは、
現代のことは別にいいやと思いますが、いろんなところで活躍できると思いますし、
オーケストラのアマチュアのヴァイオリンの皆さん、あんまり一人で弾こうとされる方いらっしゃらないんですけど、
僕はなるだけ一人で弾こうと思っていて、一人でも弾けるようにいろいろと、
僕はヴァイオリンじゃなくてヴィオラですけどね、なるだけいろんなところに、
楽器持っているといろんな方との出会いがあるんで、そういうのでもこれから楽しんでいこうか、
自分でも楽しんで、周りの人も喜んでいただきたいものだなと思うものです。
自分の文化だけじゃなくて、そういうインドの、
ちょっと今から取り入れることもないとは思いますけど。
総合は難しいかもしれないですけど、もしかしたら旋律は。
もしかしたらね、参考になったりすることもあるかもしれないんで、
そんな感じのやつでいろんなやつに触れていこうかなって自分では思っておりますね。
ぜひ皆さんもそういうのに触れてみられたらいかがかと思いますので、
インド南インドのヴァイオリンとかで検索してみていただければ、
ちょっと楽しいことが起こるかもしれないとか思ったりします。
というわけでございまして、今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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