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2025-01-21 10:10

#106 定年延長と希望退職がどちらも増えている話

サマリー

定年延長が進む中で、希望退職の増加について議論が交わされています。企業は人員構成のバランスを保ちながら、若年層の採用や人件費の調整を図る背景が示されています。

定年延長の背景
おかさん、このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住むアラカン、まもなく60歳、定年を迎えるはずだったのに、会社を希望退職で辞めて、セカンドキャリアを歩き始めたおかさんが、仕事、生活、人生についてゆるーくお話しします。
改めましてみなさん、こんにちは、おかさんです。また、企業の定年に関するニュースがあったので紹介したいなと思うんですけど、
2025年1月17日に、ホンダ定年制を一部廃止へ、65歳以上の就労可能にと。
2025年6月から導入されると、ホンダ自動車メーカーのホンダが、一部の従業員に対して定年制を廃止しますということなんですよね。
さらに、今までホンダさんは、60歳以上の従業員に対して、すでに60から65歳の任意の年齢まで定年を延長するという選択定年制を導入していたということらしいんですね。
先日もお話ししましたけど、日本全体で60歳以上の定年にと、どんどん定年を延長する動きが進んでいますということなんですね。
ホンダさんでも、さらに先取りして65歳以上定年を自立中に廃止するという施策を導入しますということです。
その背景には、人手不足というのがあって、特に製造業では、なかなか人が雇用が採用が難しいということで、
すでに働いている従業員をできるだけ長く働いてもらうというような施策が進んでいるというような話を前もしたかったと思います。
一方で、中でも早期退職とか希望退職という動きが並行したと。
2014年、過去最高の希望退職の応募があったと。
1万人を超える日本で希望退職の応募があったと。
私もそのうちの一人で希望退職で定年頃、60歳定年1年前に会社を辞めたわけですけど、
人手不足で定年を延長するという動きの中で、年齢の人に対して早期退職を募集するというのはどういうことかと矛盾しているのではないかというふうに感じたりします。
考えてみたんですけど、大きく3つの理由があるのではないかと思ったんですね。
まず一つは、長く人を働いていただかないといけないというのが背景の一つにあると。
だけども、長く人を働いてもらうと人権費がかかるわけで、その人権費を年出しないといけないということがありますよね。
なので、一定の人に辞めてもらって、人権費の原資を年出してそれを定年延長に充てると。
長く働いてもらうということが背景の一つになるんじゃないかと。
二つ目は、今度は新卒とか若い人を入ってもらわないと企業は継続して事業を続けられないと。
若い人の採用をするために賃金を上げないといけない。
今初任給がどんどん上がっていて30万円を超えるとか、どんどん各企業が初任給アップ争いみたいなことをやり始めてますけれども。
そちらの原資も人権費の賃金アップの原資を獲得するためには、内部で固定費を圧縮してそのための費用を年出しないといけないということですね。
なので、二つ目は若い人たちを採用するために初任給を上げないといけない。
その費用を年出するための人権費削減のために希望退職を募集すると。
そして三つ目は過渡的な現象だと思うんですけど、バブル世代に入社した人がちょうど今定年とか50代後半の時期になっている。
なので人員構成が歪になっているんだと思うんですよね。
その後、バブル世代の後、1992年、93年くらいからぎゅーっと氷河期世代ということで、人の採用を絞っていて、
社内で働いている従業員もその下の年代、1993年以降とかが減っているんじゃないかと。
非常に人員構成がアンバランスになっているというのもあって、
バブル世代の入社の人たちの固定費が増える人員構成が多いというアンバランスを解消せないといけないと。
三つ目は過渡的な問題があって、今ちょうどこのタイミングで希望退職である程度アンバランスを解消しつつ、
人件費を減らして、それを原始に採用を継続したい人を定年延長で長く働いてもらいながら若い人の賃金を上げて採用すると。
それによって企業が永続的に事業が続けられるようにするというような過渡期。
希望退職の増加
人材不足なのに希望退職が続くと。黒字企業なのにみたいなことが起きているんじゃないかと思うわけです。
私がいた企業も、ちょうど私も1990年入社で過去最多の新入社員が入った時代。
私がいた会社は92年がピークだったのかなって、93年でぎゅっと人を絞ったので、
私が入社した後2年後ぐらいまで人員が増えていて、アンバランスだというのを入社直後から感じていたし、
社員研修、中研社員の研修とか、主任級に昇格したときの昇格児研修とか、
40歳とか45歳の節目の年齢での社内研修とかでも、そのたびに人員構成のアンバランスの話は何度も聞かされていたなと改めて思い出します。
かなり前から問題だというふうに会社は思っていて、その問題を解決する最後のタイミングということで、
希望退職などが行われているということが一つの要因としてあるのではないかと改めて思いました。
なので、私が辞めることになった会社もそうなんですけど、希望退職で人が減ってリストラが行われていて事業再構築がされた暁には、
きとながら定年延長とかがされるんじゃないかなと。
バブルウィキ以降の氷河期世代に入った人たちが少ないので、その人たちが辞めてしまうと会社としては非常にまずいというのもあって、
おそらく数年の間に定年延長がされて、必要な人たちは長く働いていけるようになるというふうになるんじゃないかというふうに思います。
最初に言った本田さんの例でも、特に高い技能や技術を持つ一部の従業員に対して定年制を排出するということらしいんですね。
例えば65歳とかある程度までは一定で延長されるけど、その中でも一部の人、選ばれた人とか能力の高い人とか特殊技能を持つ人という会社はどうしても事業継続に必要な人というのを選択して、
その人が働きたいというときまで働いてもらうというふうな流れになっていくんじゃないかなというふうに思いました。
今日は人手不足で定年延長が進んでいるのに、なぜ希望退職が多く行われているのかという話をしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただいて本当にありがとうございました。
それではまた次回のお母さん配慮お会いしましょう。
さようなら、さようなら、ごきげんよう、またね、さようなら。
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