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2024-11-23 08:39

#632 【雑談】明らかに人口が減っている【田舎ぐらし】

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おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
土曜の朝は、OKさんの一発撮りフリートークということで、雑談や雑学など平日よりも砕けた放送をお届けしております。
そして、今日が632回目の放送です。雑談なんですが、田舎暮らしみたいなテーマも含めて、明らかに人口が減っているというテーマで少しお話をしていきます。
今ですね、僕は車の中でこの音声を収録しているんですが、町内での草刈りみたいなものがありまして、予定時刻より結構早めについてしまったので、まあ10分、15分あるから音声1本取っておこうかなと思って、
この今、スマホとマイクを手にしているという状況です。
今回の草刈りは、ここの地域で水路を使いたい人、農業用水を引きたい人が集まる推理組合みたいなものの草刈りで、大きな溜め池から各家庭に水を引っ張っている、主にお米栽培なんですけども、
その場合によっては野菜作りをする方とか、別の用途で水を引く必要があるという方は、その推理組合に入る必要があるんですね。
その推理組合に入っていたら、年会費が1000円とか2000円とか払うのに加えて、年に1回溜め池のある大きい池の周りの草刈りをしましょうというのがルールというか約束ごとになっています。
ここらへんは5年配の人になってくると、欠席する代わりに1000円現金を納めるみたいなケースもあったりするんですけども、僕も今回2日のうちどっちかだけ出てくださいということなので、今日土曜日に出ることにしました。
僕がこちらの町に住むことになって、もうすぐ10年かなという年になるんですけども、やっぱりこういう時にですね、明らかに人口減ったなというふうに思うんですよね。
最多のものはもうお祭りとかなんですけども、お祭りに行ってもおみこしを担ぐ人が、僕が移り住んだ時はまだ余裕があるなとか、お祭りをする時にしても、合計4つの班があって、3年に1回か4年に1回かぐらい自分の班が当番が回ってきたのが、人口が減ってきて4班体制じゃできないから。
うちのいる班は人数がまだいるんだけども、他の班はもう高齢の方ばっかりになっていて、どうにもならないので、班の組み直しをしてくれということになって、4班あったのが2班になったりということで、人口の減少を感じたりする場面もあるんですね。
お話に戻りまして、草刈りなんですけども、草刈りもやっぱり昔はというか、10年前はそれこそうちのじいちゃんもいましたし、じいちゃん今年亡くなったんですけども、
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各家庭で、この人とこの人がいたよな、みたいな感じの顔ぶれから、あの人いなくなったんだなという方が少しずつ増えているわけですね。
前はバリバリ草刈り機を持って動いていた方が、いやごめん、さすがに草刈り機は無理だから、ちょっとだけ周りで手伝いみたいなことをさせてもらうよというタイプの方もいますし、
もうお亡くなりになってこないとか、高齢者施設に入ってここにもう住んでいないからとか、農業そのものを辞めちゃったので推理組合から離脱したよとかね、いろんなケースがあるんですけども、基本的に減っていく一方なんですね。
で、まれにですね、何年かに1回すごい若い方が入ってきたとか、実家に戻っていらっしゃったということで、新しい人です、みたいな感じで紹介されることもあるんですけども、当然やっぱり減っていくペースには追いつかないですよね。
となると、やっぱり10人でやっていたものが7、8人になることにより、残っている人にシワ寄せが増えていくというのが目に見えて明らかになっているので、例えば今まで1時間で終わっていた草刈りが1時間半になってしまったとかね、2時間になってしまったっていうケースもありますし、
今後水路とかの修繕が発生した場合に年会費が1000円で済んでいたものが2000円、3000円と値上がりしていくみたいなことが予想されます。
また、僕らが使わせてもらっている水路ができてから多分60年とか70年くらいになる水路なので、やっぱり経年劣化っていうんですかね。
年が経つごとに壊れていく部分が多かったり、それこそ大雨が降って土砂災害みたいなことが起こっているエリアとかがあったり、何らかのメンテナンス不足で詰まったり割れたりとかいう部分があったら、そこに対してもまた別途修繕費がかかってくるということなので、
そもそもお金をたくさん集めたとしても本当にこれを維持していけるのかどうかみたいな感じで、いろんな意味で不安が募るみたいな場面が増えてきました。
特にこの農業に関してのポイントで、大規模化していけば効率が良くなるというお話はよく聞く話なんですね。
年金暮らしの方が50人いる集落で、うちは年金もらっているからそんなに稼がなくていいんだよっていう人が50人いるよりも、いや自分はめちゃくちゃやる気があるんですっていう方が入って農業経営をした方が、いろんな意味で効率化できるというのはもちろんおっしゃる通りだと思うし、確かになというふうに思う面も多いんですが、
水路とか町全体の人が今まで頑張ってくれていたから維持できていたものというものが結構あるんですよね。
景観維持に関しては僕は全面的に賛成ではないんですけども、やっぱりちょっとした道路の手入れとか草刈りをしてくれているから今まで町がきれいに整ってきていたところが50人いたおじいちゃんおばあちゃんの農家がいなくなることにより
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じゃあそれを一人のやる気のある若手の農家が全部その維持をできるのかといったらそれは現実問題難しいと思います。
僕もどっちかというとそうなんですけど、景観維持に力を入れすぎていて自分の生業とか家族との時間が全然維持できなくなったら本末転倒じゃないかということで
景観維持はちょっとこらえてよっていうふうに思ったとしても、今度リアルに自分が農業をやるから水が必要なんだよとかねこの農業用の何々の手入れをしないといけないんだよ
ということを考えたときに50人の集落で50人のツイリ組合がいてみんながちょっとずつお金を出し合ってお手伝いをしてくれていたからこそ成り立っていたものが
やる気がある人が一人いてもそれはもう成立しなくなる恐れがあるということでやっぱりそういったところもしっかり今後考えていかないといけないポイントかなというふうに思います。
なのでまぁちょっと若干ネガティブな放送になってしまったかもしれないんですけども今から田舎に移住したいとか農業を始めたいという方は
自分自身の課題例えば自分はいくらぐらい予算があってどんな作物を作りたいのかというそういう計画ももちろん大事なんですけども
今から移住しようと思っている地域の課題は何なのかっていうのも是非目を向けておいたほうがいいかなというふうに思います。
自分の作物としてはこの土地が絶対いいんだというものがあってもその土地が
若手と年配の方のバランスがどうなのか人数バランスがどうなのかとか
街のインフラみたいなものがまだ整っているのかもう崩壊寸前なのかそういうのをちゃんと見てから移住を決定しないととんでもないトラブルに巻き込まれたりすることもあると思いますので
ぜひね一度自分の今から行きたい街とか自分の今住んでいる街の課題みたいなものもぜひ探してみてください
はいこんな感じで今日は雑談半分農業話半分みたいな感じになったんですけども普段は農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで一日一つ音声配信をしております
私OKのフォローがまだの方はぜひフォローで応援をよろしくお願い致します
はいそれでは最後になりますが皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら体をリラックスさせたりしつつ今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください僕も今から準備体操して草刈りに行ってきますここまでのお相手は ok ファームの ok でしたまた遊びに行きんさいほいじゃあまたの
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