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2024-01-02 14:19

#304 災害時、共感力の高い人は『目を背ける勇気』を持とう

サマリー

災害時、共感力が高い人は『目を背ける勇気』を持つことについて話しています。彼らは災害時に抱く罪悪感や無力感についても語ります。また、被災地への支援を考える際には、元気な人はいつも通り生活する勇気を持つことが重要だとも述べられています。

00:05
こんにちは、OKファームのおうけいです。このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
共感力が強い人の感情
はい、今日は304回目の放送です。災害時、共感力の高い人は、目を背ける勇気を持とう、というテーマでお話をしていきます。
まずは、令和6年、能登半島地震に被災された方、およびご家族とかお仕事とかの関係で、そこにご縁のある方にお見舞いを申し上げます。
私は広島県に住んでるんですけども、地震があった時、広島市近辺にあるショッピングモールにいまして、椅子に座っていたんですよね。
3人掛けか4人掛けのソファーみたいなのに座っていたんですけども、なんかやたらさっきから僕のソファーにぶつかってくる子がいるなということで、
子供さんが遊ぶキッズスペースのようなところだったので、子供さんがぶつかってきてるんだろうなと思ってるんですけども、僕以外誰も座っていないことに気づいて、
あれおかしいなと思って、スマホを調べると大きい地震があったということに気づいて、慌てて家族チリチリに買い物をしていたので、
慌てて集合してね、ちょっと念のため早く車に乗って実家に帰ろうみたいな出来事が、その地震があった瞬間の私の出来事でした。
この放送を聞いている方でも、直接家族とか親戚とか友人とかが被災地域に住んでいらっしゃるとか、関係性があるということで気に病んでいらっしゃる方もいると思うんですけども、
僕含めなんですけども、直接石川県とかあっちの地域にご縁はないんだけども、テレビのニュースを見たりとか、スマホのSNSの情報を見てすごい落ち込んだ気分になったり、
自分は悪いことをしてないのに、
罪悪感を感じちゃったりする人が結構いるんじゃないかなと思います。
そして僕自身もね、その一人では実はあります。
で、私は以前ね、もう5年前になるのかな、西日本豪雨というね、大雨が降って、
広島県とか岡山県とかね、ここら辺の地域が大変な被害をこむった時に、実家が被災するような状況でもあったりしたので、
その時の出来事を少し思い出しながら、こういうしんどい時こそデジタルデトックスって大事なんだよとか、
ね、関係ない人は日常を送った方がトータルでいいんだよっていうことについてね、
気休めじゃないですけども、自分を責めないでくださいというようなね、お話をしていこうと思います。
今日の3つのポイントです。
ポイント1、共感力が強いと涙が出てくる。
ポイント2、元気な人はいつも通り生活しよう。
ポイント3、辛くなったらデジタルデトックス。
この3つでお話をしていきます。
はい、1つ目のポイントが、
僕も今37歳になったわけなんですけども、
阪神大震災であるとか、東日本大震災であるとか、
さっき言った西日本豪雨であるとか、
他にも様々ね、いろんな災害のニュース映像みたいなものを見てきました。
その中でも西日本豪雨というね、平成31年だったかな、
今から5年前にあった災害の時は、
もう全国ニュースに自分の実家近辺が、
出てね、家が流されているみたいな映像を見て、
もう本当に、なんというか、自分は被災してないのに、
めちゃくちゃショックを受けました。
実家はまあ幸い無事だったんですけども、
実家の周りの塀のようなものが崩れたりとか、
川に流されたりして、
お迎えさんの家が大変なことになっていたりとか、
実家に帰りたいんだけども、
その実家の街に繋がる道路がね、
4カ所中、4カ所とも寸断されてしまって、
実家に帰れないというような時期、
が1週間ぐらいね、続いたりしたので、
本当になんというか、申し訳ないような気持ちになりました。
実家で家族とか友人がね、
自分の故郷で苦しんでいるのに、
自分はその離れた場所に暮らしていて、
何も手伝いできないのが、
申し訳ないなのような気持ちになって、
すごい罪悪感のようなものを考えながらね、
もやもやしていました。
で、何か自分にできることはないかという風に考えて、
SNSですね、当時はTwitterだったかな、
Facebookだったかな、
Twitterで拾った情報をまとめて、
Facebookでね、地元の友人とかに情報発信するみたいなことを、
1日、2日ぐらいやってたんですけども、
なんか本当にストレスが増えていったりとか、
そのね、罪悪感みたいなものが、
その情報発信をすることで消えるわけでもなく、
イライライライラしてね、
家族の方にもね、少し当たるような場面もあったりして、
今思うとね、何やってるんだろうという感じなんですけども、
本当にその時は、
なんか、
共感力によるストレス
自分が何かしないといけないとか、
何もせずに日常を過ごしていたら、
うーん、なんというかね、あのー、
申し訳ないような気持ちでいっぱいでした。
で、今でも覚えてるんですけども、
地元のRCCというね、老舗のラジオ番組から、
こんな声が流れてきまして、
被災してないと笑ってもいいんですよっていう風にね、
そのパーソナリティさんがね、声をかけてくださったんですよね。
小田静江さんという方なんですけども、
呉市というところで、
自宅とかその地域が被災している中、
毎日ね、フェリーで、
船で1時間か2時間かかけて、
広島までフェリー通勤みたいなことをしながら、
毎日ね、被災情報とかをラジオ番組でね、
情報発信されていたんですけども、
その被災されている小田さんが、
えー、ね、あのー、
被災してない人は別に笑ってもいいんですよっていう風に言ってくださって、
めちゃくちゃ、なんか肩の荷が下りたというか、
あー、別に日常的な生活を送ってもいいんだなっていうことを感じて、
すごい、えー、落ち着いたというか、
まあ、我に返ったみたいなね、
ことがありました。
相手のことを気遣えるというのは、
ものすごく重要なスキルというか、
素敵なスキルだと思うんですけども、
災害時という異常事態においては、
かえってそれが自分を苦しめたり、
あなたの周りにいる人を苦しめることになる場合もあるということをね、
その時に、なんか少し分かったような気がしました。
なので、共感力が強い人はね、
相手に気を遣えていいねとかね、
すごく素敵な人だねって言われることがあると思うんですけども、
えー、ね、あのー、
災害時というね、異常事態だったら、
それで自分がね、責任感みたいなもので押しつぶされたりとか、
謎の罪悪感でこう、涙が出てくる、
無力感に襲われるみたいなこともあるかもしれませんけど、
そんな方にね、僕があの時楽になったこの言葉、
ね、被災していない人は別に笑ってもいいんですよ、
というね、小田さんからいただいた言葉を、
皆さんにもね、僕から送りたいなと思います。
これが一つ目のポイント、
共感力が強いと涙が出てくるというお話でした。
元気な人はいつも通り生活しよう
二つ目のポイントが、
元気な人は、
いつも通り生活しようというお話です。
まあ、さっきの話とも繋がるんですけども、
自分がね、その、その土地にすごく情報が詳しくて、
自分にしか出せない情報があるとか、
自分にしか手伝えないことがあるという方は、
それにね、全力を注ぐとかね、
避けるだけの時間を取ってもらえばいいと思うんですけども、
ね、あの、SNS上で見たら、
他の人がボランティアに動いているからとかね、
すごい何々を頑張っているからといって、
それに合わせて、
あなた自身の日常を壊す必要は何もないということですね。
で、なんか普通に仕事をしていたら、
後ろめたいという気持ちになるかもしれませんけど、
普通に仕事をすることによって、
あなたの、そうですね、
金銭的なもので言ったら、
普通通りお金を稼ぐとか、
場合によってはいつもよりもしっかりお金を稼ぐことによって、
結局はトータルで最後にね、
税金として、
えー、なんていうんだろう、
自分の稼いだお金の一部が、
そういった復興資金に回るということも、
あるでしょうし、
今のうちにお金を貯めておいて、
どこかのタイミングでね、
被災された地域の応援になるね、
買い物をしたりとか、
旅行に行ったりして、
違った形で応援することがね、
あのボランティアに行って、
なんかそのね、
あの泥を出しみたいなこととか、
えー、復興活動みたいなことは、
直接はお手伝いできないかもしれないけど、
今あなたが日常を送ることによって、
後々石川県の、
えー、復興のお手伝いがね、
お金だったり、
旅行をして、
で、その時間を石川県とかのために使うということで、
あの、復興の一助になる時が来るかなと思いますので、
あなたが被災していなくて、
あなたが元気なのであれば、
もう思い切って、
いつも通り生活する勇気を持ってね、
欲しいかなと思います。
ね、被災地のことを考えるがあまり、
あなた自身が元気で亡くなったりとか、
あなたの家族に心配をかけるようなね、
ことがあっては、
ね、あの、被災された人がね、
僕たちのことを考えて、
お前たちの体調も悪くなってしまえ、
なんて、
思っている人はいないと思うので、
まずはね、
自分の健康をね、
キープするとか、
自分の生活をキープする、
そして、
元気な人はいつも通り生活しようというお話
あ、今だ、
今僕が応援できる時だ、
っていう時が来た時に、
その応援したい気持ちというものをね、
存分に発揮していただけたらなと思います。
これが2つ目のポイント、
元気な人はいつも通り生活しようというお話でした。
そして3つ目のポイントが、
辛くなったらデジタルデトックスというお話です。
先ほども少し紹介しましたが、
自分自身、
OK自身が、
西日本豪雨でね、
実家が被災した時、
自分は被災していないのに、
そのね、
役に立つ情報を発信しようという風に思うが、
あまり、
SNSをね、
本当朝から晩までぐらいかな、
1日ぐらい見ている時があったんですけども、
めちゃくちゃ本当に心がしんどくなりました。
単純にやっぱりね、
土砂崩れがあって、
家が潰れているとか、
直接ではないにしろ、
この、
直接ではないにしろ、
この土が流れて、
土砂が、
崩れたことによって、
ペチャンコになったところに、
人が何人亡くなっていました、
っていうニュースをね、
見るたびに、
なんかね、
本当に涙が出てくるような、
タイミングがあってね、
吐き気でもない、
頭痛でもない、
なんかすごくね、
嫌な体調になったことがあるんですよね。
辛くなった時には、
やっぱりその、
辛いニュースから離れる時間っていうのが、
すごい大切なことだと思います。
実際にこのSNS上でね、
あの今少しバズっていたりとか、
すごいいいねの数が集まっている投稿の中で、
なんというか、
日常のツイートをしてください、
日常の写真を投稿してください、
っていうね、
声が被災地のね、
被災者の方から上がっています。
災害情報とかも大事なんだけども、
災害情報ばっかり朝から晩まで見たら、
本当に頭が狂いそうになるので、
もう全然関係ないね、
動物の可愛い写真とか、
子供さんのね、
可愛らしい様子とか、
日常に私たちは今触れたいんです、
という風に言っている被災者も、
いるようです。
それもデジタルデトックスとは違いますけど、
災害情報デトックスというんですかね、
ネガティブなニュースを見ずに、
ポジティブなニュースを見たいというね、
声を発していらっしゃる方も、
かなりたくさんいらっしゃるようです。
もちろんこれが、
気象庁に勤めている方とかね、
県庁に勤めている方とかで、
この現地の支援をするのが、
お仕事という方は、
自分はその愚直にね、
災害情報を発信して、
接種して、
自分で咀嚼して伝えるのが、
大切な仕事だと思うんですけども、
第三者のやるべきことは、
意外とそういうところではなくて、
いつも通りの日常を発信したりとか、
災害のことを忘れさせるね、
投稿をしたり、
応援をしたりするというのも、
手じゃないかなと思います。
なのでね、
あえて災害に関係ない情報を発信するというのも、
大切なことだし、
その情報発信をしたり、
SNSを見たりするのがしんどいという人は、
とりあえずね、
2日3日ぐらいね、
災害の情報が、
まとまるまで、
落ち着くまで、
SNSから離れておくというのも、
とかね、
ヤフーニュースみたいなニュースサイトを、
あえて覗かないという時間も、
大切じゃないかなというふうに思いますので、
この辛くなったらデジタルデトックスという話を、
紹介させてもらいました。
はい、ということで今日は、
災害時共感力の高い人は、
目を背ける勇気を持とうということで、
タイトルの回収に入るんですけども、
災害から目を背ける勇気って、
結構、
なんというか、
人によってはね、
背けたら、
申し訳ないとか、
背けるのが悪いこと、
ちゃんと直視しないと、
みたいなふうに、
義務感みたいな気持ちで、
辛い状況ニュースを見てしまう時もあるかと思うんですけども、
全然そんなことないんですよ、
本当に。
今はあなたの番じゃないですよ、
ぐらいの感じで、
今後、
ボランティアとか、
寄付金とか、
義援金とか、
どこかのタイミングで、
あなたのやる気とかね、
思いが役に立つ時が来ると思うので、
その時まで、
そのやる気とかね、
被災地への思いみたいなものを、
キープしておいていただけたらなと思います。
そしてね、
本当に昨日の放送でも言ったんですけども、
やっぱりこういうことがあると、
改めて思うのがね、
日常のありがたみとか、
会える人には会えるうちに会っておこうとかね、
できることはね、
その人とできるうちに会っておこうっていうね、
気持ちが本当に大切だなというふうにね、
痛感した2024年の1月1日でした。
被災地のね、
惨状を見てね、
あの、
なんでこんなことになったんだろうとか、
あの人たちに何かしてあげたいなというふうに思っている方は、
ぜひね、
その気持ちをまずはね、
身近な家族とか身近な仲間とかね、
日常みたいなところにしっかり目を向けていただいて、
あなたの日常をね、
大切にしていただけたらと思います。
なんか正月早々、
少ししんみりした放送になっちゃったようなんですけども、
自分自身がね、
西日本豪雨の時に、
すごいなんかこの葛藤みたいなもので、
もやもやしててね、
あの体調を悪くしたことがあるので、
自分自身がそうならないように、
自戒を込めてみたいなつもりで、
今日は放送を撮らせてもらいました。
この放送を聞いているあなたもね、
昨日からスマホとかテレビのニュースとかを見続けてね、
肩が凝っていたりするかもしれませんので、
肩を上げ下げしたりね、
腰を回したりしながら、
またやるべきことを頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。
また遊びに来んさい。
ほいじゃまたのー。
14:19

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