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第19回 生存ラジオで取り上げられてたカミュ『異邦人』を読んだ。
2026-06-22 29:10

第19回 生存ラジオで取り上げられてたカミュ『異邦人』を読んだ。

OGK
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カミュ『異邦人』の内容ネタバレあり。

 

感想

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00:01
はい、こんばんは。お疲れ様です。
ただいま、6月の22日月曜日。夜の10時4分ですね。
はい、すでに結構眠たいですね。
そうですね、昨日は休みで、このポッドキャストをスポッティファイとか、
YouTubeとか、Appleポッドキャスト、Amazonミュージックとかに、
RSSフィードっていうものを取得して、登録作業をしたりしてました。
無事、全部登録作業終わりまして、
それらの媒体の方からも、こちらのポッドキャストを聞けるようになっているかと思いますので、
ちょっとでも聞いてもらえる人が多くなればいいかなと思います。
眠いっすねー。
昨日は、ちょっと生存ラジオ。
これもまた、自分が好きなポッドキャスト番組。
夜色夜空さんと二枚貝さんがやっているポッドキャスト番組、生存ラジオですね。
最新はちょっと聞いてみました。
二枚貝さんが、他望と体調不良で、ここ2回大打という形で、
今回は愛原由紀さんという方が話をされてましたね。
愛原由紀さんと夜空さんですね。
二人のトークという感じになってまして、
そこでちょうどカミュの異邦人という小説が取り上げられていましたので、
ちょうど家にあったので、もう一回読み直してから聞こうかなというところもあって、
03:03
一旦生存ラジオは聞くのをやめて、
昨日の夜ぐらいから読み始めて、
今日読み終わって、生存ラジオの方も聞き終わりました。
やっぱりね、名作は名作ですよね。
すごくいろいろ考えさせられることがあって、
やっぱりすごいなと思いましたね。
いろいろ考えていたことがあって、
主人公のムルソーという男ですね。
またカミュの異邦人についてめちゃくちゃネタバレしますので、
ネタバレを聞きたくない人は、
このポッドキャストを聞くのをやめてもらった方がいいかなと思います。
じゃあネタバレ始めます。
この主人公のムルソーという男がいるんですけど、
生存ラジオの中でも取り上げられていた表現として、
身体性というものを大切にしている男なんだということが言われていましたね。
それというのはどういうことかなと思った時に、
身体性というのは自分の解釈では、
要は社会性という言葉と対になっている言葉なんじゃないかなというふうに思ってまして、
社会性というのが、要は社会通念的にこの場面では、
人間はこういう行動を当然とるだろうと。
ある種の常識として、常識のような感覚かな。
例えば、自分の母親が亡くなったら涙を流すだろうとか、
死体アンチ状の部屋の中ではコーヒーを飲んだりとか、
タバコを吸ったりは決してしないだろうとかですね。
また母親が亡くなった日の翌日に、
恋人と海ではしゃいで、恋人と会うとかというような行動ですね。
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ことは普通はしないだろうとかですね。
そういうように社会通念上、一般的にそんなことはしないだろうというふうに。
ことだったりとか、一般的にこういうことはするだろう。
例えばもう一つですね。
自分が殺人事件を起こして、その裁判において、
自分の有利になるように、自分の刑が少しでも軽くなるように発言をですね。
大げさな形、多少ちょっと話をもったりとかした形で、
誇張して自分の有利に働くような発言をするだろう。
これも社会通念上ですね。
普通はそういうふうな、人間は行動をとるだろうというふうな常識的な見方。
それが社会性というふうにさせていただくと、
それの反対方向の行動ですよね。
それが身体性だなと自分は思うんですけど、
それが一つムルソーの特徴として挙げられる、正直刹那的と言いますか、
その時、そのタイミング、その瞬間に思ったことだったりとか、
感じたことに対して、どこまでも忠実であると。
とにかく絶対にその瞬間の自分の感覚とか、自分の感情とかに対して、
嘘をつかないということですよね。
それは自分に対してもそうだし、他人に対しても絶対に取り繕ったりとか、
相手を重んばかったような発言をしたりとかは絶対にしないんですよね。
例えばこのムルソーにおけるそのような行動として挙げられるのは、自分の恋人ですよね。
この恋人のことはですね、ムルソー自身もすごく心地よく感じていて、
何というか本当に好意的に感じているんだろうという描写は各所に出てくるんですが、
ただその恋人からムルソーは私のことを愛しているというふうに尋ねられたときに、
いや、おそらく愛してはいないだろうと、それは違うと思うみたいな形で答えるんですよね。
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別に何やろう、愛してるでいいやんっていうふうに思うし、
普通自分が恋人と普通に付き合ってて、いい雰囲気で仲も良くてうまくいっている相手だったら、
私のことを愛してるって聞かれたら普通に愛してるよって答えますよね。
でもそれがムルソーにとっては違うんだと。
自分の感覚でこれを愛しているということではないんだという、
自分のその瞬間の感情に対してあくまでも忠実に返答することしかできないと。
まあなんというか融通がきかないというか、不器用というのか。
自分に対して嘘をつけないという、それがおそらくこの小説のタイトルになっている違法人ということですよね。
要は一般的な社会通念とはずれているという意味で、
普通の人とはずれているという意味で違法人というふうなタイトルが付けられている部分があるとは思うんですが、
そうですね。だからその社会性というもの、社会通念を守った行動をとるというような、
社会性というものの概念と身体性ですね。
社会通念を一切無視して自分の感情だったりとか感覚というものを絶対視するような、
人間性ですよね。身体性。
そういうような対立構造というのがこの小説にあるのかなと思います。
で、ムルソーはその人を殺してしまうわけですね。ピストルで殺してしまうんですけれども、
その裁判というものが行われると。
本来であれば、実際その殺人を犯したということが一番の焦点になっていて、
その殺人を犯したことに対して、
ムルソーがあえて行為に計画的に意図を持って殺害したのか、
それとも何か正当防衛的な形で自分の身を守るために仕方なく行った行為なのか、
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そのあたりの検証とかですね、という部分が裁判では一番メインのところになってくるべきなんじゃないかなと思ったんですけど、
この小説の中での争点というかですね、取り上げられる部分というのがそこにはなくてですね、
要はですね、このムルソーという男が社会性を持っているかどうかというところが一つ大きな争点になっていくんですね。
そこでは先ほど言ったようなお母さんの葬儀において、ムルソーは涙を流さなかったとかですね、
死体の前で煙草を吸ってミルクコーヒーを飲んでいたとか、
母が亡くなった翌日に恋人と会って楽しんでいたとかですね、
そういうようなムルソーの社会性の無さというんですかね、
社会性の無さみたいなものが大きく裁判の判決を決める要因になってくるんですね。
そういうようなことがありますと。
あらすじ的にはそういう形になるんですよね。
ただし、どうなんやろうね。
でも自分的には最初読んだ時にこの小説を読んでどう思ったかというと、
別にムルソーの身体性、自分の感覚とか感情とかに絶対的に忠実である感覚みたいなものは、
別に私にとってはあんまり違和感はなかったというか、
自然、ある種、逆に自然な感じにも見受けられるような感じもしましたね。
何と言ったらいいのか難しいけど、
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ムルソーは、例えば殺人を犯してしまう直前の場面だったりとか、
直前の場面においても、やっぱり自分がこの先どっちの行動を選択するかと。
このまま後ろを振り返って歩き出してしまえば、この場でこのトラブルというのが収まって、
自分は何か人殺しをすることもなければ怪我をすることもないと、
そういう選択もできるんだというのを十分意識しているんですね。
十分意識していた。
かつ、それとは逆に前に進んで、相手とトラブルになるのをあえて分かった上で前に進む。
どっちの行動を取ることもできるんだというようなことを意識しているんですよね。
それでもムルソーは結局前に進むという選択をして、結局殺人をしてしまうということなんですよね。
そこの判断をする部分において何があったのかなということですよね。
それは、要は社会性のなさというかですね。
一般的にこの場面ではどうするだろうとかですね。
普通ならこの場面で人はあくまでも後ろを厳しそうに返して、
本来であればトラブルが起きないというような選択をするだろうとかですね。
そういう一般通念みたいなものが欠けていると。
だからこそその瞬間にムルソーは後ろに引き返すことなく前に進んでしまったんだということも言えるんですけど。
それだけでもないような気もするというところがありますよね。
あの瞬間にムルソーは引き返さずに前に一歩踏み出すという決断をしたのか。
それは身体性を重視するというムルソーの性格だけで全てを説明できるとはちょっと私は思えなかったですね。
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そこにあるのは何なんだろうな。そこにあるのは何なんでしょう。
そうですね。好奇心。好奇心ではないや。好奇心。好奇心というのもあるのかな。
何というか、ムルソーに関して言えるのは、やはり自分自身の感覚に対して嘘をつかないというある種一貫性を持っている性格なんだけれども。
ただ、他の人から見たときにすごく優柔不断に見えるという面が確かにあるんですよね。
切な的というか、何というか。
そうですね。だから、人間なんてものはそもそも切な的な存在なんだっていうこともここから見えてくるのかもしれないです。
人間なんて、今日の敵は明日の、今日の友は明日の敵ですね。とかですね。
要は、さっき怒ってた人が次の瞬間には笑ってたりですとか、さっきまで不機嫌だったのがある人の言葉一つで機嫌が治ってたりとかですね。
よくあることですよね。その瞬間瞬間で移ろっていくものなので、要は一貫性の無さとかですね。
ということが人間のそもそもの本質としてあるので、そのような自分の感情とか感覚に忠実なムルソーにとってはですね、
もちろんその時の、今現在の感覚にそのまま従っているというわけになるので、
もちろん周りから見た時に優柔不断に見えるというのはある種自然なことかな。
そこに人間の本質的な部分ですよね。そもそも本当のことがないということですよね、それは。
人間にとっての本質なんてものがないんだと。
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それはその刹那刹那の関係性だったりとか、状況に左右されて、そのような行動をとっているだけに過ぎないんだと。
だから人間にとっての本質的な部分、何かその人の意味であったりとか、その人の人生の意味とかですね、行動の意味、
そういったものは全てあり得ないんだというようなメッセージにも感じられますよね。
結構だから、社会に対してクソくらいじゃないけど、かなりアンチテーゼを唱えている小説でもあるかなと私は思いましたね。
お前らいろいろ、人間はこういったものだとかですね、人間なんて所詮はこんなものだっていうレッテルだったりとか、
こういう場面では人間は悲しむものだ、喜ぶものだ、幸せを感じるものだとかですね、
そういう社会通念ですよね。そういったものなんて本当はないんだよと。
人間の本質なんてものはそもそも無であって、人生に意味もなければ、そういうような思想ですよね。
そういうようなメッセージをこの小説から感じることも、読み取ることもできるのかなと、今ちょっと喋りながら思いました。
そうですね。いつも通りの拙い喋りにはなっているとは思うが、そのようなことは言って言えるのかな。
そうやね。
でも当時の状況というのがですね、今のこの令和の時代とは全然違うので、もちろん同じ小説だとしても、
当時の人が当時の時代背景の下で読んで感じることと、今この作品を読んで感じることでは、
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全然やっぱり、その時の神のですね、この小説を書いた時とも、時代背景とかですね、社会情勢も違うし、
人々の一般常識とかですね、何か宗教に対する感覚とか、人殺しというものに対する感覚も全然違うでしょうし、
それはまあおそらく本当に神のですね、意図ですよね。
この小説に対して込めたメッセージというのは、現在の私たちに正確に読み取れるものではないんじゃないかなという気もしますが、
ただ、自分がこの小説を読んで感じたのは、そうやな。
まあまあでも、ムルソーという主人公に対して共感を覚えたというのは間違いないですね。
自分が好きなタイプの主人公ではあります。
何というかな、村上春樹的な主人公とも言えるんじゃないかなと私は思いました。
どっちかというと、自分から何か積極的に行うということがなくてですね、どちらかというと受け身なんですよね。
何か物語が始まっていく、物語が勝手に動いていくものに任せていくような、
その中で自分自身の感覚だったり感情というものを絶対に曲げないと、
社会通念には踊らされねえとと、そういうような主人公ですよね。
すごく私自身共感できるなという思いはありますね。
さっきちょっと言ってたところで言うと、そもそも人間というものに本質なんてものがないのだと。
そもそも人間というものに本当のことというものがないのだということですよね。
人生には目的もないしということはあるんですけど、
そこに対して一般的に人はですね、やはり人生に意味を見出したいと思うし、
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何か自分の本質、自分のオリジナリティみたいなものを想定して生きているという。
これは要は社会性の方向になりますね。
社会通念としてやはり人は何か自分の人生に意味を見出してですね、
何か自分の性格の本質だったりとか、自分自身というもののアイデンティティというものを確立するんだという社会通念に対して、
神がですね、この小説を通して、いや、そんなものはねえんだと。
人間には本質もなければ人生には目的もないと。
そんなものは人間がただ勝手に作り出した社会通念に過ぎないんだよっていうような
メッセージが込められているんじゃないかなと。
今回改めてこのカニューの違法人という小説を読んでみて考えたことでした。
そこそこ喋ってる気がする。
22分。
放送いいかな。眠いし。
まあね、ちょっとそういうような形で小説を1本読みましたよというところで、
今日は収録してみました。
じゃあ今日は寝ようと思います。
おやすみなさい。
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