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第54回 車谷長吉短編集『漂流物』読了しての感想。
2026-08-03 12:49

第54回 車谷長吉短編集『漂流物』読了しての感想。

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00:01
はい、えーっと、帰ってきました。
大学図書館の方からね、帰ってきました。
いやー、結構ね、今日は充実した1日で、
7月28日火曜日、夕方の5時18分ですね。
昼から大学図書館の方で、ちょっとスピノ在地化の翻訳作業と、
あとはね、車谷長吉、漂流物、読み終わりました。
いやー、めちゃくちゃ面白かったね。 これは面白かったねー。
特にね、何が良かったかと言われますと、
特に好きだったのは、
一番最初に収録されてた虫の息っていう 短編と、あとはね、
ぬけがみっていうね、 短編とね、
あとはやっぱ最後のね、漂流物。
この漂代作でしょうね。
漂流物がね、一番やっぱりこう、すげーっていう感じなんやけど、
すごいね、なんかやっぱりこう、今の自分の 境遇ともね、重ね合わせていろいろ考えることはありましたね。
なんかね、まぁちょっとネタバレになっちゃうけど、
ネタバレ聞きたくない人は聞くのはやめてほしいですけど、
そうやね、まぁ
ある男がね、もともとは普通に良い会社に勤めてた人が、急にね、
蒸発みたいな形で、 いろんなところに流れ物になっていく
エピソードをある男が語って、 最後はもう人殺しをしたっていう自白みたいなことに
話はね、展開していくんやけど。 これはね、要は
ある意味これモキュメーション、
モキュメーション、モキュメーションやったっけ?
あ、モキュメンタリーね。 モキュメンタリーですよね。これある種モキュメンタリーとしても読めますよね。
要はもうこう、 詩小説的な自分、実際にあったことを書いてるっていうような
題材を取っているので、 それがね、もうなんかこう
03:03
ほんまにこの作者は そういうね
人生のとあるタイミングで、 そういう殺人をした人の自白っていうものを聞いたんじゃないのかなと
いうふうに読書をね、普通に取ってしまう。 これがね本当に事実なのかどうなのかはわからないんですけど
モキュメンタリー的な形で 解釈することもできるんじゃないかなぁと思いました。
そうやなぁ、まぁ いろんなところにこう
本当にもうなんか 寄せ手人みたいな形で
流れ流れていって、 最後金がなくなって
でもどうしようもなくなって そのなんていうかな
まあ
求人募集の張り紙を見て、そこで社長さんに拾ってもらって 住まいまで提供してもらって
働いてるわけやけど、でもなぜか急にすごく穏やかな日々を過ごせてるにも関わらず、また急に蒸発してしまうと
うん
で流れに流れてまた金がなくなって 最終的にはもう
子供まで殺してしまって
結局またねお金なくなって またこう求人募集で
またひょんなことから いろいろね魚屋の仕事をして
でまたいろんなところを流れに流れて今に至った 人の話ですよね
なんかねこう 最初ね一流企業に入って
出社する日にね 家族はみんな喜んでて
お父さんお母さんも友人たちも喜んでくれてて うんやけど自分は自分の人生終わった
って思うんですよね 自分の人生は終わったというふうに思って
でも実際に人生は終わってなくて 毎日職場に通ってただ金を得るためだけに働く
そのような生活をしてた まあ多分どんどん心が死んでいったんでしょうね
である時蒸発するんだと いうことなんですけどねこれってねほんまに自分も
耳詰まされる思いがするというかね 本当にねこう自分も金を得るためだけに
06:06
まあ職場に行ってる なぁと本当に思ってしまうので
うーんよくないですよねやっぱりねこう 仕事にね
すべてをかけるっていうのも行き過ぎやけど
うーん 本当に仕事をね
あの お金まあ生活
をするためのただのこう 手段としてね
何のやりがいも求めずに何の人間関係の充実感 やりがいとかをすべて放棄した形で
まあ 私はまあそれに近い形で今働いてるんじゃないかなって
自覚があるんで まあそれって一歩間違うとこの
話で出てきている登場人物と 同じ道をたどる可能性がね全然
あるなと 本当に一言じゃないなと思いますよね
うーん そういうちょっとね実感も伴うぐらい
真に迫った
小説でしたねー すごくねやっぱり
重みがあるというか うーん
どうしようもなさみたいなね どうしようもないけど
まだ死んではいないんだと まだ虫の息だけど
息はしている どうしようもない
人間やけど まだ生きているんだと
いうような
そういう 世界観というか
人間というものを描いてるんじゃないかな まあでもこの人自身が
そういう 思いを抱えながら生きてきて
それをそのまま小説にしてるんだろうなとは思うんですが
すごく なんか別にねすごくまあ
めちゃくちゃ古い作家の人ではないけど 自分がほんまに生まれた40年前4,50年前のね
作家の人なんで その人とね今現在の私の生活実感っていうのが
すごく似てるっていうのもね なんか
面白いですよね まあまだ4,50年前のね話やと
そこまでね
社会状況とかもめちゃくちゃ劇的に変わっているわけじゃないから
そうやなこれが100年とかね 200年とかってなってくると全く変わってきちゃうんで
09:04
4,50年であればねまだ自分の
生活実感とねそこまで変わらない 形でのね小説
だったのかなと すごくねこう
うん 自分の
今の状況とも重なるような小説で
いやー すごく濃密な読書って感じで良かったですね
またねこの作者さんのね 本は
おいおい読んでいきたいなと思いました
はい そんなところでもうそろそろね
奥さんが仕事から帰ってくるのかなと思いますが 雨降ってんのかなぁ
ギリギリね自分が大学図書館からチャリで帰るときはギリギリ雨がまだ
降ってなくて でもまだ雨降ってないなぁ
雨落ちそうですね めちゃくちゃどしゃぶりな雨が降りそうな雰囲気があったんですけど
もうやら雨はまだ降っていない
さあ今日はねまあまあ充実した1日だったんじゃないでしょうかと 明日はまた仕事なんでね頑張って
いきたいと思いますまあまあもう そうだねまぁただ
働くとまぁただ 難しいことは考える必要はないじゃないかという気はしてきましたねもうね
まあそうやってしか自分は生きられへんねんからね働かないきていかれへんし で実際逃げたところでね
逃げ切ることはできないんですからね結局最終的には まあね追い詰められて
まあ今の状況よりもワンランク ワンランクどころかねすごく
うん悪い状況に なることは目に見えているのでね
結局今の生活というのがすごく こうなんやろうなすごく矛盾してるんですけど
なんやろうなすごく毎日苦しさとかね退屈さとか やるせなさとか
感じると同時に その反面ねやっぱり充実感とかね
今がすごくいいんだと思います私にとって すごく成長できてるんだというふうにも
思うのでねこれはもう こういうものだと思って日々
うん 忍びでいくしかないですよね そういうねちょっと諦めにも似た気持ちでね
12:02
いいんじゃないでしょうかと 気もしてきてます
まあどうせ仕事も辞められんし どうせ辞めたところで
どこに行き場もないし やるしかないんですよね結局
はいということで まあ今日のところは
終わりたいと思います それではまた次回まあ今日はね1日3回収録しましたね
すごいペースで喋っておりますが
まあまあ いいんじゃないでしょうかということで
また明日
12:49

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