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おはようございます。おぎラジの時間です。今日は7月の6日日曜日、午前7時20分に収録してます。
もう7時過ぎると暑いですね。嫌になってきちゃいますけどね。 はい久々の方針ですね。第35回、6回になるのかな?
席を譲る問題の考察
今日はですね、電車の中でモヤっとした話をしたいんですけれども、モヤっとでもないんですけど、席を譲る、譲らない問題ですね。
悩ましい。私はですね、わりとためらわずに譲っちゃうんですよ。 別にいい人だからってことじゃなくて、
なんかその、 座っている、お年寄りとかを目の前にして座っていられる勇気がないという、その気が小さいそれだけなんですけど、
先日見たのは、 明らかに妊娠されている方が
優先席スペースに立っていらっしゃるんですね。 その目の前に座っている若者がいて、
その若者がスマホでゲームか何かやっているという状況ですね。
これ難しいのは、そのスマホでやっている若者は、
もしかしたら、別にゲームやってるけど、
ものすごく体調が悪いかもしれない、足が悪いかもしれないという ところがあるわけじゃないですか。そういう何か必要があるのかもしれないので、
なかなかね、一概に、
どいた方がいいですよ、みたいなことを言うのは難しいなぁと思ってですね。
それで思い出したんですけど、だいぶ前、何年も前の話なんですけど、
山手宣伝の中で、すごい素敵な話、素敵な人を見かけたことがあって、
これ日本の方じゃなくて、 私が勝手にイメージしているのはイタリア人男性。
もちろん国籍はわかんないですけど、 ジローラムみたいな方です。ちょっと年配のイタリア人の男性をイメージしてください。
日本語ペラペラなんですね。山手宣の車内で、私が立っていて、私の後ろの方から声が聞こえたんです。
で、どうやらおばあさんが立っていて、その目の前に若者が座っていると。 そのジローラムがそのおばあさんの横に立っていて、
若者に話しかけている感じですね。 ねぇ、君君。
君、若くて健康な男の子だろう?君は立っていても大丈夫なんじゃないかい?
おばあさんが非常に辛そうにしていらっしゃるよ。 で、にこやかに声かけて。
その若者は、ああ、はいはい。と言って譲ってあげて、 おばあさんもありがとうございます。と言って座ったわけです。
そしたら、そのジローラム男性が、 素晴らしい!君はなんて素敵な若者なんだ!素晴らしいね君は!と言ってですね、大絶賛するんですよ。
その若者はもう、どうせありがとうございますと言いながら、 いたたまれなくなって、
まあ、言いづらいですよね。恥ずかしくなって、 そのまま別の車両に行っちゃいましたけど、
でもそのイタリア人男性、ジローラムさん、 かっこかりですけど、
ジローラムさん、すごい素敵だなぁと思って、 そういうことができる大人になりたいなぁと思いつつ、
もう40歳過ぎてるんですけどね、 でもなかなかそこまでできる人はいないなぁと思いつつ、
ですねぇ、
まあでも、そこまでできたら素敵だなぁと思いました。 はい、今日のお斬りはこの辺で失礼いたします。