2020-08-05 11:35

第32回 女の子の中学受験事情

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今回は女子の受験事情についてお話頂きました。首都圏女子進学校の高校での受け入れが無くなってきていることや共学人気によって女子の受験事情がどのようになっているのかについての話題になります。
<ご紹介本> 
おおたとしまさ著「新・女子校という選択」 
https://amzn.to/2PiBpGK 
おおたとしまさ著「新・男子校という選択」 
https://amzn.to/3gtSGZx 
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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みなさんこんにちは、株式会社PitPaの富山です。
今日は、女子の中学受験、高校受験についてのお話を小川先生の方に聞いてきました。
今回はですね、特に首都圏の中でですね、中高一貫校というところが増えてきてですね、
女子の新学校では高校での受け入れというのが今なくなってきているという状況がございます。
またですね、教学校への人気が今非常に高くなっておりまして、
女子校という選択肢があまり離されなくなってきているという状況もあり、
この2つの点からリスナーさんからもですね、よく問い合わせが来るお題でしたので取り上げてみました。
小川先生、今日もよろしくお願いいたします。
女子の中学受験、高校受験事情というところで、
特に首都圏、今中高一貫校、新学校ですね、が多くなってきているような印象があるかなと思うんですけれども、
やっぱり女子中高一貫あるいは付属となるとさらに非常に偏差値70とかが超えてきて、
めちゃめちゃ高いというようなイメージがあるんですけれども、
今時の女子の中学受験事情というのをお伺いしたいなと思います。
本当に首都圏は無視できないテーマで、
高校受験段階で私立の選択肢が顕著に減っている。これは事実なんですね。
特に南韓校の選択肢がなくなっていて、
高校の受入れをやめますので、そうなってくると都立のトップ校狙いの女の子が平岸で考えたくなる私立って、
慶応女子ぐらいになるわけですよ。ほとんど選択肢がない。
次の選択肢というのは偏差値ラインで言うとどんどんと下がったというか、空白自体は結構できているわけですね。
私立の問題はもちろんあるし、
もう一つは公立中高一貫校が売られた結果ですね。
それ以前に地域での実績が高い人気の高かった高校が中高一貫校に変わってしまったため、
そのエリアでの上位校の受入れ枠が減ってしまって、
一番手校の次の層がゴーンと下がって、
以前だった三番手校として考える学校が今の二番手扱いになっているという、
適切ななだらかな選択肢になってないんですよね。
男子の場合はまだ私立もいろいろあるのでいいんですけど、
女子はその私立の方で補いが少ないということもあって、なかなか深刻な状態になっています。
そのことを知っている方はだからいいわけですよ。
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中学受験をした方がいいって別に僕は断言する気はないんですけど、
状況、高校受験事情がわかった上で、うちはどっちを選ぼうかって、
冷静に判断すること、これは絶対必要だと思うんですね。
だいぶ減りましたけど、でも未だに女の子だから勉強は後でいいという、
ジェンダー的に古い機質の家庭っていうのもまだありますから。
そうですね。ちょっと前ですけれどもリスナーからの質問でもあったりしましたよね。
だから女の子を後回しにする、大体父親の方の資格だと思うんですが、
の家って女の子の中学受験を判断するの遅いんですね。
本来小学校、低学校、男の子であろうが女の子であろうが、
中学受験というものをどう考えるかは、
家庭で小学校1,2年の間にしっかり話し合ってほしいわけですよ、僕としては。
わかった上で家族の中のコンセンサスを取った上でどうしていくかって話なので、
小6になってからさあどうしようなんていう考え方をされると子供がかわいそうなわけですね。
男の子の場合は3年とか4年で結構みんな考えるのに、
女の子が5年になってからっていう話は結構未だにある。
やっぱりどこかでジェンダー的な日本の遅れが影響してるんでしょうけど、
でも女の子はさっきも言った高校受験事情が男の子よりもタイトになってる。
間際になって判断してバタバタの中学受験っていいのかということがありますから、
市内は最終どっちでもいいけど、高校受験状況を知識を持つ、
家から通える現実的な距離の中学高校ってのはどこがあるかっていうのを調べる、
そもそもそれぞれの学校がどういう特色があって、
うちの子はどういったタイプの子だからこんな環境で中高6年間過ごさせてあげたいな、
そういった会話を具体的にされて選んでいっていただきたいなというふうに思っています。
なるほどですね。
確かに女子高も少なくなっていますし、
公立も中高一環ができているので、確かに選択肢が狭まっているのは事実ですもんね。
そうですね。あとね、教学人気がここもう10年ぐらいずっと流れがあって、
女の子なんかでも女子高よりは教学校がいいっていうとこも増えてるんですよ。
これも家族の中での考えを話し合っておいた方がいいと思う。
教学校の良さっていうのは自然ですわね、それが社会の作業としては。
公立の環境と一緒だから、教学っていうのはナチュラルだ。
一方で女子高、男子高の魅力というか、現実問題としての学習成果っていうのもあるわけですね。
はいはいはい。
いろんな分析されてますけど、事実として最難関大学に行っているのはのきのみ男子高なんですよ。
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なるほど。
で、女子高のトップ子が多いんとかね。
そうですね。
はい。で、教学校で最難関のとこに戦えてる学校ってリスクを見ていけばどうしても少ないですね。
そこには男子高、女子高っていうのが勉強爆発させるからではなくてですね。
やはりその多感な時期に異性がいないことによる、同性ばかりによる気楽さ、
感覚やリズム感といったものが合うっていうところで、のびのびと自分らしくいられる。
そういう魅力もあるわけですよね。
そうですね。
だから男子高、女子高、教学、それぞれどういった良さがあるのかっていうのも家庭なりの考えを持って選んでいかれるのもいいと思うし、
そのあたり僕の友人で教育ジャーナリストの太田俊政さんという人がいて何十冊と本出してる人ですけど、
女子高と男子高に関する本を出してるんですよ。
その学校の先生たちの言葉を集めた。
真女子高という選択と真男子高という選択。中学時期の男子高という選択。
2冊出てるんで、あの本ね、読んでおかれるといいと思いますね。
なるほどですね。
こちらの本についてちょっとリンクの方で話させて。
おすすめです。
学校考えたり、歴史のある中高の先生たちがどういった思いで子どもたちを見守ってくれてるのかがよく現れているので、親として勉強になります。
なるほどですね。
確かに男子高、女子高に通ったことがない親御さんも中にはいたりしますので。
そうですよね。知っておかれるといいと思います。
いいですね。わかりました。
首都圏でですね、中高一貫校が増えてきたというところで、南韓大学などを目指すですね、女子の新学校での高校での受け入れが今なくなってきているというのは実情としてあるようです。
もう一つですね、ご家族の中でやはりどうしてもですね、その女の子はという女子の教育に対するジェンダー的な話っていうのがあったんですけれども。
そういった古い概念が残っているご家庭も一定数いるというところで、女の子に対する教育の判断がですね、ちょっと遅れ気味になっている家庭もあるというお話がありました。
そういった点からですね、逆に言うと女子であるからこそ、小学校の低学年ぐらいからですね、中学受験をするかどうかということを真剣に考えてあげた方がいいのではないかというのが小川先生のお話でした。
あわせてですね、女子校という選択肢についてもお話がありまして、実情としてその南韓大学への合格者数だけで見ると、やっぱり圧倒的に男子校、女子校が多いというのは数値から見て取れるということでした。
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ですので、人気だからという理由だけで教学に進むという考えは少し危ないかも。
きちんと親子間でお話しして、どういったところを重視するのかというのを整理した上で、きちんと判断された方が良いのではないかなという話でした。
私もですね、娘が一人おりまして、中学受験についてはよく一応話し合った上で結論に至ってですね、その話し合った中でではですね、娘は電車に乗って通学は絶対に中学内ではしたくないというのもあってですね。
新学校でなくても勉強はしっかりするという話し合いのもと、今は地元の公立中学校に通ってはいるんですけれども、もしもっといろんな情報を集めていれば違う選択肢もあったのではないかなと今となっては少し思っていたりもします。
この非常にですね、このあたり情報というのはやっぱり重要になってくるかなと思いますが、例えばその塾ですかね、新学塾でもあるいは個別指導などでもいいんですけれども、そういったところに行って情報を集めるということも一つ有効な手段ではないかなというふうには思います。
もちろんですね、塾側としては生徒になってほしいというところで受験する方向に話を持っていく傾向があるかもしれないですけれども、基本的にその最終判断は一応自分たちでできますので、自分の住んでいる地域の情報収集の一つとして話を聞きに行くというのが有効なのかなというふうに思います。
また教学についての話ですけれども、僕自身ですね、男子校に通っていましてですね、何とも言えない自由さというのはですね、人生の中であまり味わうことのないかけがえのない時間だったのかなというふうに今振り返っても思います。
社会人との社会に入るまでにですね、一度はちょっと味わってみてもよいかなと、僕個人としては非常に思っております。
男子校、女子校についてはですね、本を紹介していただきましたので、詳細欄にこちらのリンク貼っておきますので、一つ参考にしてみてはいかがでしょうか。
さて、子育て受験ラジオではですね、リスナー様からのご意見、ご要望、また今回の女子の受験事情といったような小川先生のご質問をお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
11:35

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