2020-04-01 06:58

筑波大付属駒場中学~2020年入試問題傾向分析!その6~

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毎週サブエピソードとして、実際に出題された2020年の入試問題を小川先生が分析し、問題を紹介しながらそれぞれの学校別にどういった傾向があり、来年以降どのような対策をしていくのが良いかを徹底解説します。
第6回目は関東地区最難関校の国立「筑波大付属駒場中学」です!
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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2020年入試問題傾向分析
実際に取材された2020年の入試問題を小川先生が分析をしてですね、例を取りながらそれぞれの学校でどういった傾向があったり、また来年以降、その学校をもし受ける場合にどういう対策をしていったらよいのかというのを解説していこうと思います。
今回は男子中学受験の中で最南関校とも言ってもいい国立筑波大付属駒場中学について解説していきたいなと思います。
今年の筑波の傾向だったり問題とかはどういう感じでしたでしょうか。
東の筑波、西の名田という位置づけで、日本最南関校であることは間違いなく入試ですけれども、例年通り非常に期待上げられた子どもたちが無用な失点をすることなく解き切っていくということが求められる入試なわけですけれども、
重要なことは筑波の入試問題というのは本当に毎年変わることなく与えられた条件を素早く的確に整理して、その場で、例えば算数であれば計算をしていく、また図に置き表してシンプルに捉えようと努力するといった手を動かして解いていくということをバリバリ進めることが必要だし、
国語であれば決して文章量が長いわけではないんだけれども、非常に短い入試時間の中で文章の要点用詞を的確に捉えて、だらだら書けないような1行しか書けなかったり2行しか書けないような回答用詞の中に記述表現しなければいけない。
あれこれ書いて書いた気になるんじゃなくて、ズバリ書きなさい、ズバリポイントをつかみなさいということを聞いてくる入試なんですね。
どういった子がこのツクコマに合格するんですかというと、入試の現場において自分の持てる知識や回答していく際の手順といったものを迷いなくやり切る子、時間いっぱい使って解き切る子が通っていくんですね。
なので試験当日気合入れてもどうにもならなくて、6年生の1月半ば時点で学んできたことが十分身について、あとはどちらかというとリラックスして目の前のものを淡々とこなしていくような状態に到達している子というのが合格しやすい。
そういう子ってどうやって6年1月を迎えるんですかというと、4年生5年生から始まる受験学習の日々でわからないことは調べて理解してその週を終える。習ったことは復習して納得する。
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同じ徳ならより正確に徳にはどうしたらいいか。ちょっとした工夫や改善というものを重ねてきた子が強いということが言えます。
そもそも国立ですから、特殊な知識を出せないんですよ。あくまで教科書の中に扱われている情報であり知識でありテーマをもとに問題が作られる。
先週のアザブとは少し毛色が違う。
根っこは一緒なんですよ。そこで与えられたものをどう使いこなしてその場で考えるかという知識が問われる。
ただアザブの場合は丁寧に誘導されるからその場でじっくり読んでその場でうんうんとそういうことかと思いながらおしゃべりするつもりで解いていけばいいんです。
ツククマの場合は与えられた情報をその場で自分から主体的にどんどんと組み合わせを使って解き進めていくという馬力がいる。
という点では弱点科目というものが本人の中にあって不安が残っていると入試の当日ちょっとしたわからないものはちょっと解けない問題が入った時にうろたえてしまって力を出し切れないということが起きる学校だと思いますね。
どうしても募集人数が少なくて合格発表で名前が張り出される校もせいぜい130人ぐらい140人ぐらい限られた学校のため周りでツクコマに合格するした子の実例に会うことは皆さん少なくてどっちかというととてもものすごい天才自習なイメージになりやすいんですけど
その中に入った側からすると受験して合格をもらった側からするとそこまで実は天才の子たちばかりではない。ただ自分のペースを持っている子たち。自分なりに解けるものを解いていく子。算数理科についてはやはり計算系の問題を好む子なんかが合格しやすいとは言えるでしょうね。
スーパーマンであることをイメージする必要はないんだけど日々納得感を持って同じできるならより早く正確にやってみようと。この向上心というか面白そうと思いながら頑張る子がいいと思うので
つくこまに向けて頑張っているご家庭は乗るまでゴリゴリ行くということよりも本人自身のプライドを育ててあげる。ここまではできるからあともう一歩頑張ってみようかなと本人が思えるような励ましと背中押しをしてあげてもらうといいと思います。
他の学校でも言われていると親御さんとお子様の会話であったり日々のニュースに対する意見の言い合いは大事ですね。大人との会話が大事でかつどちらかというと勉強のあれこれについて全て親が頑張り続けるというタイプよりは本人に委ねていく。
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少なくとも6年生になっていけばできるだけ本人に委ねていくという受験生活を送った子の方がつくこまの場合は本番で強いと思います。
分かりました。今回は筑波大附属小間場中学について解説いたしました。次回は小川先生のご出身校でもある大阪西南館大阪成功学院中学を取り上げたいと思います。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
皆さん頑張ってください。
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