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2019-10-04 13:06

Bonus Track: セラノス暴露記事が公開されるまで〜WSJ記者と内部告発〜

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こんにちは!Off Topicです。このエピソードは、#17で投稿したセラノス事件のボーナストラックとなります🕺🏻🕺🏻

セラノスの疑惑を暴いたウォール・ストリート・ジャーナルのジョン・カレイロウ記者と内部告発をした二人の従業員の取材・報道までの話をしました。

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オールストリートジャーナルの人に、暴露記事が掲載されたというところが、さっき話したと思うんですけど、
結構、リークするのに大変なストーリーだったっていう話が。
そうですね。そもそも確か、たぶん1年以上は、たぶん1年、2年ぐらい時間をかけてやっていたらしいので、
そのジョン・カレイロさんという方が、結果として暴露記事を書いたんですけど、
きっかけとしては、彼が知り合いのバイオ系の雑誌を書いている人から連絡が来て、
この会社、セラノスという会社を見たみたいなことを言われて、この記事ってなんか怪しくない?みたいなことからきっかけで始まったらしいんですよ。
もともとでも、アメリカの企業の暴露記事とかでも賞を取っていた人ですよね?
そうなんですよ。なので、ちょうどその方が、ジョン・カレイロさんが、医療関連の暴露記事を出したばかりだったんですよ。
なので、そこの繋がりの人が、たまたまセラノスという会社があるんだけど、見た?みたいなことを言われて、
それで過去の記事、ウォールスウィートチャンネルで結構取り上げられてたんですけど、
その記事を見ると、第3社の承認とか、他のバイオ系の会社が承認するとか、
あんまりちゃんとした内部の情報を出していないなと思って、ちょっと勘づいたらしくて、
そこで色々連絡をし始めて、
結果として何人かに最初当たったんですけど、何人かはセラノスと訴訟とかを抱えていて、
そこはもうあまり話してなくて、何故かというと、訴訟になっている時点でセラノスに対して悪意を持っているので、
そこは違うなと思って、たまたまセラノスの結構お偉いさんの人が自殺で亡くなっていたんですよ。
そこのその方の奥さんに話を聞いた時に、結構セラノスの中身がヤバいという話をちょこっと聞けたので、
そこを始めとして、いろんな元従業員にリーチをして、
そこで結果として2人内部告発者が公に出て、そこで色々暴いて、
ジョン・カレーロさんを含めて色んな人が暴いてくれたという結果なので、
そこの2人の内部告発者についても話そうかなというふうには思いました。
よくでも暴露してくれましたよね。
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で、2人ともすごい怖がっていて、やっぱりNDAとかをちゃんと結んでますし、
その会社とホームサイトと。
セラノスと。
セラノスの会社としてやってるので、辞める時に一切何をやってたか話さないという契約もサインしてるわけなんですよ。
その中で内部告発するっていうのはかなり勇気が必要なもので、
特にタイラー・ショルツさんとエリカ・チャングさんという2人が公に出てるんですけど、
タイラー・ショルツさんという方がセラノスの社外取りで入っているジョージ・ショルツさんのお孫さんなんですよね。
ジョージ・ショルツさん、セラノスの社外取りの人はアメリカの国務長官、元国務長官だったんですよね。
結構すごい人で、タイラー・ショルツさんはそこの影響を受けてホームサイトに入って、
すごい魅力的な人だなと思って2013年に従業員として入って、
ただやっぱりいろんな不具合、検査結果が間違ってるとかっていうのを報告したときに、
いろいろ拒否られて、それはホームさんとかサニーさんから、
そういうことは全部間違ってるよっていうすごい否定をされて、やめたんですよね。
やめたんですけど、
やめたときに、いろいろジョンさんから、ジョン・カレイロさんのウォースウィートジャーナリストから質問とか来て、
そこで一部の彼が見ていた間違い、検査結果の間違いのデータとかを話したんですよ。
それをもとに、ジョン・カレイロさんがセラノスに連絡したんですよ。
こういう間違いがあると思うんですけど、どうなんですかっていう質問を1個投げたんです。
で、そこの一つのメールの中の数字が、セラノス側ですごいアラートが上がって、
これってタイラー・ショルツさんが前に言ってた数字だよねっていうのが分かって、
それで彼が内部告発者になろうとしてるんじゃないかっていうのを分かり、
タイラー・ショルツさんは何担当?
リサーチエンジニアで検査結果を見るとか、血液を扱うとかっていうのをやってた。
そこの数字見てたし、最近やめたし、あいつじゃないかって。
そこで彼らは何をやったかっていうと、タイラーさんの祖父のジョージ・ショルツさんを使って、
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ジョージ・ショルツさんがタイラーさんを呼び出したんですよ。
息子。孫さん。
1対1で話したいって言って、
タイラーさんが家に着いた時に、セラノスからお前が内部告発者じゃないかって連絡が来てると。
それを否定するものとかをサインしてくれないかと。
これを全部なしにしたければこれにサインしろと。
いわゆる契約書にサインしてもらいたいと。
いわゆるウォールストリートジャーナルに利益したとか、そういう話も含めてそれを承認してもらいたいと。
タイラーさんも結構怖がってたんで、分かりましたと。
で、オッケーしたんですよ。
そしたら、祖父のジョージ・ショルツさんが何をやったかっていうと、
リビングにいたセラノスの弁護士を呼び出して、そこにいたんですよ。
おじいちゃん。怖い。
裏切ったんですよ。
怖い。孫。
で、やっぱりタイラーさんも何回もジョージ、彼のおじいちゃんに、
セラノスの内部はやばいよっていう警告をすごいしてたんですけど、
結果として最後の最後までホームズ側を取ったらしくて、
タイラーさんもそこから何もサインしなくて出て、
結果として彼は上手くできたっていうか、いろいろ話したんですけど、
そういうのもありましたし、実際にもう一人のエリカ・チャングさんも、
彼女も検査結果とかを見ていて、やっぱりいろんな間違いとかをやっぱり探し出して、
それを報告するとやっぱりクビになったっていう結果もあって、
彼女もジョン・カレーロさんから連絡を受けて、
記者の方から。
そこでいろいろ情報を話してたんですけど、
やっぱりセラノスもそれは何かしらの形ですがわかって、
すごいですね。
そうなんですよ。
あの人がリークしたっていうのすぐわかる。
そもそも内部のチャットが禁止されたとか、
USBを差し込んだだけで何でもわかるとかっていう文化だったので、
何かしらのセキュリティがあったんじゃないですかね。
でもそこで次のセラノス辞めて転職したところで、
結構夜遅くたまたま彼女と彼女の同僚のたまたま男性2人がいて、
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男性2人が外を見てて、
従業員3人しかいなかったのに、
3人とも別々の車なんですけど、
もう1台車があって、
ずっと1日中いたらしくて、
そこに人が外で待ってるみたいな、
大丈夫かなって同僚たちが心配して、
車までエスコートするよって言ったんですよ。
エスコートした時に車で待機してた人が出てきて、
手紙を渡したんですよ、エリカさんに。
それはセラノスからで、
ウォールスティートジャーナルと話してるっていうことを知ってるから、
訴訟しますっていう手紙を送ったりとか、
あとはそもそもエリカさんもやっぱりビビって、
自分のアパートに住めないと思って、
誰にも言ってなかったんですけど、
友達のアパートに住んでたんですよ。
曲がりさせてもらってみたいな。
ただ、もらった手紙、
セラノスの弁護士なんですけど、
もらった手紙がその友達の住所が書いてあったんですよ。
なんでおそらくつけられてたんですよ。
その話はジョン・カレイロさん、
ウォールスティートジャーナルの記者も同じこと言ってて、
たぶん最後の1年ぐらいは、
セラノスの人たちにつけられたと思う。
彼自身も。
っていうのが、
セラノス自体がすごいリーガル費用、
弁護士費用をかけていたのと、
彼らが採用した弁護士自体が、
すごい有名な弁護士で、
めちゃくちゃアグレッシブな弁護士なんですよ。
攻撃的なんですね。
いろんな手段で、
いろんな事件を取り消すとか、
揉み消すっていうのを、
すごい長けてる人らしくて、
実際にジョン・カレイロさんも、
記事を出す前に、
実際にセラノスに出してるんですよ。
その記事を。
記事出しますよ。
それはウォールスティートジャーナルのポリシーなんで、
それを従ってただけで、
それに対して、
訴訟しますよっていう話が来たりとか、
ミーティングしましょうって言われて、
結果として、
セラノスの弁護士軍団が来て、
レコーダー出されて、
協力しますよっていう話をしたりとか、
こんなこと言ったら、
訴えますよっていう脅しをしたりとか、
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いろんな手口で、
この記事を出すのを止めようとしてたので、
そういう意味もあって、
内部告発者の2人っていうのが、
どれだけ重要なことをやってくれたのかっていうのは、
すごいなって思いますし、
記者の方もすごいですね。
そこの記者の方も、
最後まで内部告発者の人たちを裏切らなかったので、
そこがジャーナリストでもありますよね。
すごい話ですね。
なかなかそういう話ってあまり聞かないと思うんですけど、
大事件ですね。
やっぱりセラノスはそこまで徹底して、
いろんなことをもめきそうとしてたんだなと思いますね。
なるほどな。
シリコンバレーが生んだ詐欺師って言われるだけでもいますね。
そうですよね。
なるほど。
13:06

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