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  2. #221 Googleの真のムーンショ..
2024-06-27 1:10:46

#221 Googleの真のムーンショット

spotify apple_podcasts

<目次>
() OP
() Appleは手強いぞ〜Google
() インターネットはすべての平らにした
() フラット化したインターネットの中でアグリゲーター
( Google Maps vs Apple Maps(
() Appleに代替されちゃうサービス
() iPadのCMが表していたのかも
() 平らになることは肯定していくのが普通なの?
() 無料サービスを充実させるGoogle
() Open vs Closed、どちらへ
() Androidアプリ代行開発します!
() 新生マイクロソフトを作ったCEOサティア・ナデラ
() Copilot+ PCのRecall機能
() Google I/Oで気になったこと
() 独占してません・・・?
() PC側が理解してくれる歴史的なこと
() Googleが向かうべき方向
() 人事移動から考察
() AIの未来はスーパーアプリ化

<参照リンク>
https://offtopicjp.notion.site/221-44396cf5506140bd9901fcd2e84258c8?pvs=4

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サマリー

Googleの本当のムーンショットは、Appleとの競争に対抗しており、インターネットのフラット化が革命を起こしたように、Appleも大きな影響を及ぼしています。Appleのアプリストアにはアグリゲーター効果があり、GoogleはAppleとの提携によって広告収益を上げています。GoogleはブラウザのChromeやモバイルOSのAndroidを無料配布する戦略を取っていますが、今後はよりクローズドなエコシステムを構築し、Appleに対抗しようとしていると予測されています。ただし、この戦略には大きなリスクが伴います。マイクロソフトのAI戦略が解説されており、ディープマインドを通じて可能になることから、マイクロソフトの戦略が語られています。Googleも同様の方針でAIを開発し、デバイスに組み込む戦略を持っています。AIの進化とAIアシスタントの役割について考えられており、Googleの本当のムーンショットは、本格的なAIアシスタントを作ることであり、デバイスとプラットフォームの統合が進んでいます。AppleとGoogleはお互いの戦略が逆であり、Googleはサービスからハードウェアに進み、Appleはバーチカルから横軸に広げています。Googleは世界中のサービスレイヤーを保ちながら、さらにバーチカルに進んで強くなることを目指しています。

Googleの本当のムーンショット
スピーカー 1
皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武徹郎です。
スピーカー 2
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、Googleのムーンショット後編について話していきたいと思います。
スピーカー 1
今日は、先週引き続きGoogleの話をするんですけど、
先週はGoogleのいろんなポテンシャルのあるムーンショットについていろいろ話して、
アイソモフィックラボという製薬、実際に薬を作るというところから、
ビジネスコミュニケーション領域とかの話をしたんですけど、
ちょっといろいろ時間切れで、個人的にGoogleの本当のムーンショットの話ができなかったっていうところがあったので、
そこについて話していきたいなと思っています。
すごい簡単に言いますと、Googleの本当のムーンショットっていうのは、
彼らの一番最大の弱みというか、頼っている部分、
違う言い方をすると、リスクのところをしっかりカバーするというか、
それを強みにすることができるのではないかなと思ってまして、
そのリスクっていうのは過去に話した、検索事業がいろいろ危機的な状況に陥っている可能性があると、
その中の一つの大きなリスク要因っていうところが、Appleですね。
スピーカー 2
Appleに頼りすぎ問題。
スピーカー 1
AppleのiPhoneにはGoogle検索を導入していただくという契約を結ばれているということで。
本当にそうなので、それもそうですし、AppleがいわゆるGoogleに及ぼしている影響っていうのがすごい大きくあると思っていて、
Googleだけではなくて、いろんなサービス、過去でメタにも同じような話をしてたんですけど、
そこについてまず話して、そこから実際Googleの本当のムーンショットは何かっていう話をするんですけど、
すごいサマリーレベルで話すと、Googleの本当のムーンショットはAppleとしっかり対抗することっていう。
スピーカー 2
Appleって、そう考えるとすごく、スティーブ・ジョブスがいなくなってから、今のTimさんになってからって、
ビジネスモデルとしてすごく進化してるじゃないですか。
なのに、めちゃくちゃえげつないことをしてるのに、ブランディングがすごくて、
優しい笑顔と、全然ちらつかせないですよね、あの感じが。
スピーカー 1
そうですよね、Timさんが。
あと、そもそもTimさんそこまで前に出ない人でもあるので、そこまで変な発言もしないですし、
そういう意味だと、すごい良いブランドイメージを保ちながら、すごい力を持ってる会社になったっていうところですよね。
スピーカー 2
すごいですよね、それはなんか、いいポジショニングというか、ブランディングだなって思います。
スピーカー 1
いやでも、本当にそうですよね。
スピーカー 2
なんか成人みたいな、成人のいい人だとは思うんですけど、なんか超ビジネスマンっていう感じではないですよね、ブランディング的には。
スピーカー 1
そうですね、ブランディング的には、実態としてはゴリゴリのオペレーションの人なので。
インターネットのフラット化
スピーカー 2
クリエイターとか、Appleの本当のユーザーの人と触れ合ってるみたいな。
スピーカー 1
そうですよね、あとなんかすごいプライバシーを強調してるとか、いろんな意味でAppleは人々を守ってるっていう立ち位置を上手くブランディングしてる。
実態としてそういうこともあると思うんですけど。
もちろんです。
そんなAppleが、やっぱりいろんな会社にすごい影響を及ぼしてると思うんですけど、
草野さんもちょっと、さっきも話した、契約をいただいてるっていう。
スピーカー 2
契約を結ばさせていただいているということで。
スピーカー 1
では、過去のPodcastでも話したことあると思うんですけど、GoogleはAppleに広告売上げのレベシアを、36%のレベシアをしてますと。
一応、Googleは2020年に、2022年にGoogleはAppleに20ビリオン支払ったっていうのは、もうAppleのソフトウェア担当者が発言してるんですよ。
なので、それで36%のレベシアが20ビリオンだったと仮定した場合に、GoogleはAppleのデバイスだけで55ビリオンぐらい売上げを、広告売上げを作ってるっていうことなので、めちゃくちゃ大きいです。
多分、少なくとも4分の1ぐらいの売上げになってるんじゃないかなと、広告売上げでいきますと。
スピーカー 2
いや、もう話せないですよね。
スピーカー 1
確かに。
なので、ここは本当に大きいGoogleにとってはパートナーシップなので、一応、2026年までの契約らしいんですよ。今の提携してるものが。
なので、すぐに別にGoogleがリプレイされるとかそういう話はないと思うんですけど、ただ一応、そのオープンエアがAppleと提携するっていう話もありますし、
あとそのAI検索エンジンがどんどん普及していくと、やっぱりGoogleの立ち位置っていうのがどんどん変わってくるかなっていうのを思うのと、
あとはもう一つすごい大きな、AppleがGoogle含めていろんな会社に及ぼしてる影響っていうのが、
インターネットがいろんなサービスに及ぼした影響と似ていると思っていて、
インターネットっていろんなものを平らにしたと思うんですよ。
そもそもインターネットってどうやって生まれたか、なぜ生まれたかっていうと、
核戦争みたいなものが起きたときに、一つのネットワークが潰れても他のインフラでそこのネットワークを補う、
分散型のネットワークを作るっていうのが多分元々の理想だったんですよね。
それが実態として多少のないインターネット自体が分散型なものになりましたと。
いわゆる一社がインターネットをコントロールしてるわけではないので、
インフラとしては分散型になりましたと。
しかも誰でもコンテンツが作れるようになったんですけど、
ただ同時にインターネットの普及とスケールによって、もう一つの大きな革命が起きたと思うんですよ。
その革命とは、インターネットによって物事が分散型にならなかったっていう。
最終的にインターネットによって世界最大級のアグリゲーターが生まれたんですよ。
スピーカー 2
インターネットによって分散型になるっていう、
それは思想の延長な気がしてたんですけど、ならなかったっていう。
スピーカー 1
そうなんですよ、真逆が起きたんですよ。
スピーカー 2
アグリゲーターっていうのはAppleとかってことですか?
スピーカー 1
Appleは基本的にこの会話によく出ないんですけど、
僕はAppleアグリゲーターだと思ってるんですけど、
インターネットによって一つの大きなイノベーションって、
メディア界でも話したように、ディストリビューションのコストがゼロになったじゃないですか。
それによって今までですと、サプライガーをちゃんと持てば市場を独占できたんですけど、
インターネットの中だとサプライヤーがインターネット中にいるので、
そうするとそこではなくて、ユーザーのアテンションを取りに行くしかないと。
それによってGoogleとかYouTube、Facebookとか、
いろんなプラットフォームが今までいたサプライヤー、
例えばメディアとかもそうですけど、それが全部コモディティ化したんですよ。
全てのメディア企業とか、全てのコンテンツの立ち位置がフラットになったっていうか。
それこそ前回とか前々回のメディア界でも話したように、
オフトピックのポッドキャスターがニューヨークタイムズのコンテンツと一緒に並ぶじゃないですか。
もちろんコンテンツの内容は違いますけど、立ち位置的には全く同じポジションにいるじゃないですか。
スピーカー 2
横並びになりますよね。
スピーカー 1
そういう意味でもフラットになったっていうところなんですよ。
Appleのアプリストアの影響
スピーカー 2
だけどそこのアテンションを取るにはアグリゲーターがいて、その人たちが一番強いみたいな。
スピーカー 1
結局多くの人たちは、ある程度キュレーションしてもらわないといけないので、
スピーカー 2
なんかもう、インターネットってすごい分散型で、クリエイターファーストで、
ビッグテックにはもう勝てない、ミニコーンは生まれないみたいな。
すごく悲しくなってきました。
強くなる一方で、結局やっぱ。
スピーカー 1
もちろんそれによって新しいチャンスはいろんな人に生まれたりとかもしてますし、
別に悲しも悪い意味でもないんですけど、
実体としてやっぱり無限のコンテンツがあるからこそ、
人々はそれを一つの場所である程度ちゃんと並べてほしいっていう思いはありますよね。
スピーカー 2
インターネットのインフラですよね、もう。
そうですよね、本当に。
だからそうしてインフラっていうことでiPhone安くしてほしいっていうレベルの話ですよね。
それはあるものっていうので。
スピーカー 1
いろんなものが平らになったと思うんですよ。
よく我々のポッドキャストの中ですと、メディアっていう話をするんですけど、
Googleが検索上でどのサイトとかどのページもいわゆる同じレベルに検索結果のページとして出ますと。
でもそこだけじゃないじゃないですか。
フェイスブックのフィードのアルゴリズム上、
自分の家族の写真と今流行ってるmemeの画像が同じ場所に出てくるので、
それも平らになりましたよね。
例えばAmazonとかに関しても、
どんな商品もいわゆる彼らが出してた商品は同じ検索結果のページで出ますと。
ネットフリックスもどのハリウッド映画も、
どのインディーズで作った映画もネットフリックス上に載っていれば、
同じ場所で見つけられて見れると。
あと例えばExperiaとかOTAとかも、
どんなフライトも同じページに出せるようになって、
いろんなものがフラットになってきた中で、
インターネットがどんどん進化すると、
面白いことにどんどんフラットになってくるんですよ。
さらにフラットになるとどうなるかというと、
例えばですけど、今までのSNSですと、
友達のコンテンツとか、それをフィルターかけて、
いわゆるレコメンドとか、自分がフォローしてる人のコンテンツを出してきたりしてたんですけど、
今だとさらにフラットになっても、
世界中のどんなコンテンツも出すアルゴリズムが出てきたわけじゃないですか、
TikTok上で。
Amazonも、今まではAmazonが扱ってた商品だけだったのが、
結構第三者のマーチャントにも広げて、
いわゆるいろんな会社からの商品も見れるようになって、
Netflixの進化版ってYouTubeとして見た場合に、
ハリウッド映画からインディーズではなくて、
個人のクリエイターでも同じ立ち位置で戦える。
で、さらに例えばUberとかAirbnbとかに関しては、
車移動とか宿泊施設とかまでコミュニティ化し始めるようになったので、
何でもフラットになってきたんですよね。
何でもフラットになっていく中で、
あまりメンションされないのがAppleなんですよ。
それは、ただオフトピックではこの話ってしてるんですよ。
過去の、特にメタの今後の戦略の中で、
なぜメタがAppleをすごい意識してるのか、
そこの頼ってる部分を離脱しようとしてるのかっていう話をしたときに、
Appleのアプリストアはやっぱりアグリゲーター効果があるんですよね。
AppleとGoogleの競争
スピーカー 1
そしたら開発者に向けて。
やっぱりiPhone上でのアプリっていうものは、
全部平らになっているようになってます。
それ専用のも広告まで出してるので、Appleって。
iPhone3Gが出たときに、
何でもアプリがありますよっていう広告を出してるんですよ。
それって何でもフラットで同じ場所で、
天気予報のアプリも見つけられますし、
より複雑なアプリも見つけられるみたいなことを言っていると思っているので、
いくらGoogleとメタがすごいサービスを出したとしても、
結局アグリゲーター配下にいる場合は、
そこの支配権の中にコントロールされるっていう。
スピーカー 2
その独占禁止法とか、
なくなりつつあるかもしれないみたいな動きは今後どうなるんですかね。
この独占しているアグリゲーターがいるっていう状態は薄まっていくんですかね。
スピーカー 1
やっぱりアメリカ政府もヨーロッパのEU権とかイギリスとかに関しては、
そこに対してすごい敵対視はしているので、
多少なり各プラットフォームの立ち位置が弱まるとは思います。
ただ同時にアグリゲーターっていうもの自体は、
すごい消費者にとってはバリューがあるものなんですよ。
そうじゃないですか。
Amazonに行ってる理由ってやっぱりあれだけすごいバリエーションのものがあって、
場合によっていいレコメンドしてくれたりとかするわけなので、
そのサービスがなくなったりとか、
例えばサプライヤーが半分切られた場合に、
だったらどうすればいいのっていうのが多分消費者の考え方をするので。
スピーカー 2
そうですね。便利だからもう使ってるっていうのもアプリもそうですけど。
スピーカー 1
Googleも多分そうですし、いわゆるアグリゲーターの強さって
どんどんアグリゲーションするとどんどんバリューが出てくるので、
どんどん消費者にとって離れなくなるっていう。
スピーカー 2
Appleのエコシステム。
そうですね、確かに。
スピーカー 1
その中でやっぱGoogleとかに関しては、
Googleの戦略っていつもサービスファースト、
最初にサービスから始まったわけじゃないですか。
検索っていうサービスから。
そこからどんどん進化していくんですけど、
やっぱりGoogleの戦略っていうのは、
全デバイスに対応できるようにサービスファーストにやってるんですよ。
ただApple側からすると、
iOS上のただのアプリなんですよ。
なので、Appleがやりたければ、
今契約してるのでできないですけど、
すぐにリプレイスできちゃうんですよ。
スピーカー 2
お前の代わりは他にもいるよと。
スピーカー 1
でもこれ実際やってるんですよ。
一番わかりやすい事例がGoogle Mapsですよね。
スピーカー 2
最近アプリいいって聞きますよね、Appleの。
スピーカー 1
すごいいいって聞きますよね。
スピーカー 2
私は使ってないです。
まだGoogle一筋なんですけど、
Google Maps一筋なんですけど、
なんかいいって聞きますよね。
それちょっと噂には。
スピーカー 1
最近よくUSのテック企業家とか、
VCが日本に来る時に、
例えば会食に誘う時に、
大体Google MapsのURL一緒に出すんですけど、
これAppleのURLないですかって聞かれたりするんで。
ゲームを持ってくれる。
ちょっと使うか。
スピーカー 2
本当にいいっていうの聞きますよね。
いいって聞きますね、確かに。
スピーカー 1
iPhoneが出た時ってGoogle Mapsだったじゃないですか、もともとは。
確かその影響もあって、
Google Mapsが2012年時点で10億人のユーザーを達成したんですよ。
その年にAppleがリプレイスしたんですよ。
一応言われてるのは、
そのタイミングでGoogleがモバイルユーザー30%弱失ったって言われてるんですよ。
Googleマップの影響
スピーカー 2
結構。
スピーカー 1
3億人。
スピーカー 2
それはめちゃくちゃ痛いですね、そんなに。
スピーカー 1
もう一回、そこからもう一回Google Mapsを頑張って、
どんどん成長をもう一回して、
その3年後、2年半後だったかもしれないですけど、
2年半から3年後にもう一回10億人を達成するんですよ。
2015年ですね。
そこから一切数字を公開してないんですけど、
Appleは逆に2020年12月時点ですと、
少なくとも数億人のユーザーがいるっていう話をしてたりするので、
なのでかなりAppleにとってはめちゃくちゃ良くて、
Googleにとってはだいぶ大変だったっていうところで、
確かAppleがGoogle Mapsをリプレイスした2年後に、
Googleは40%ぐらいのモバイルトラフィックを復帰することができたっていう話だったんですけど、
たったの40%なので、やっぱりかなり影響あるっていう。
スピーカー 2
そんなに良いんだって今聞かれちゃうんですけど、
でも最近Google Mapsとかリストとか、
あとグルメのレビューを推奨させるみたいなのも、
ちょっと離れにくくする施策なのかなとは思ってたので、
それもAppleにやってたらちょっと気になっちゃいますね。
スピーカー 1
そうですよね。
あとはどういうAI機能を入れるかとか、そういうのを全部含めてなんですけど、
結構リスト機能とかGoogleは強化してるっていうのは聞きますよね。
でもこれによってやっぱり、
iOSアプリストア上だと、どのアプリでもコモディ化されますと。
スピーカー 2
なんかでもそのアプリ、Macの時もそうでしたね。
いつも殺されるアプリがいるみたいな、代替される機能みたいな。
それもアプリでも起きつつあるんですね。
スピーカー 1
多分アプリの方が大変だと思いますよね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
やっぱりデスクトップ上だと、
なんかウェブアプリとかで対抗したりとかするケースもできたりするので、
アプリ上だとなかなかウェブに行かないので皆さん、
やっぱりアプリ上で行きたいので、
そこで多分一番揉めてるのは多分Spotifyとかですよね。
アプリミュージックが出てきて、
どうなんだみたいな話をたくさんしてると思うんですけど。
Googleの戦略とユーザーへの影響
スピーカー 2
確かに確かに。
すごい戦ってますよね。
スピーカー 1
めちゃくちゃ戦ってますよね。
いろいろクレーム入れてますし、
ダニエルXさんもしっかり発言してますからね。
なかなかできないですからね、それって。
平らにするとかフラットにするっていうのは、
個人的にすごい面白い現象だなと思っていて、
最近AppleがiPadのイベントをやったじゃないですか。
新しいiPadを披露する。
そこですごい批判されたコマーシャルがあったじゃないですか。
iPadがすごい薄いっていうのを見せたくて、
いろんなクリエイティブなものを押しつぶすっていうクリエイティブですけど、
あれっていろんな人が批判したんですけど、
批判した一部の理由って、
Appleがいろんなものを平らにするっていうのを、
無意識的に理解してたのかなっていうのは思いましたけどね。
スピーカー 2
平らにするっていう概念は結構みんなさん言ってるんですか?
スピーカー 1
でも一部の人たちは言ってると思っていて、
ただ無意識的にみんな理解してるかなと思うんですよね。
スピーカー 2
でもそうですね、
フラットにするってことですよね。
それはもう誰も止められないんですかね。
さっきニューヨークタイムズのワードルの話とかも、
それが面白いと思って、イケてるっていうか、
ビジネス的にいいのであれば、
じゃあAppleのニュースに取り入れましょうとか、
他にもストーリーズっていうものがいいらしいから、
インスタグラムに入れましょうみたいな、
それも今イケてる機能だから、
それはもうスタンダードになりますよねっていう場合もあれば、
それはもうばっくりじゃんみたいなって言われる時もありますけど、
でもそれはもうイケてるものは全部スタンダードになっていくみたいな、
ユーザーにとっていいものがあれば、
スタンダードにビジネスとして取り入れていくみたいなのは、
それはもうみんな肯定していくのが普通なんですかね。
スピーカー 1
全部はできないと思うので、
一部はすると思うんですよ。
それこそ天気予報のアプリも、
元々違う会社が作ってた時期もあったりとかいるので、
特定のツールによってはそうだと思うんですけど、
例えばインスタグラムとかTikTokとか、
特にネットワーク効果があるものとかに関して、
Appleがすぐにリプレイしてくれるかというと、
かなり厳しかったりすると思うんですけど、
どのアプリにとっても、
強敵ではありますよね。
何されるかわからないっていう、
多分思いをみなさん持ってたりするので、
特にスマホのインターネットエコシステムですと、
やっぱりAppleが結構重要なアグリゲーションで、
インターネットエコシステムですと、
やっぱりAppleが結構重要なアグリゲーションとなっているからこそ、
Googleの根本的な戦略を変えなければいけないと思うんですよ。
それに対抗するための。
ただ今までの戦略が、
明らかにそこを対抗するモデルになってないんですよ。
それは一部仕方なくて、
Googleの元々の戦略を振り返ると一番わかりやすいんですけど、
これこそ過去の回で話したと思うんですけど、
Googleの戦略っていうものが、
無料以下のビジネスモデルって呼ばれてるんですけど、
GoogleってAppleの逆なんですよね。
Appleのコアがハードウェアで、
ハードウェアとOSで、
どんどんサービスの領域に入り込んできてるじゃないですか。
Googleは逆じゃないですか。
サービスから始めてどんどんOSとハードウェアの方面に行ったんですけど、
なぜGoogleがOSとハードウェアの方面に行ったかというと、
コアなプロダクターが検索で、
そのOSレイヤー、ハードウェアレイヤーに行くっていうのは、
検索事業を最大限にスケールして守るためなんですよ。
なので、検索エンジンの周りのものを全部、
過去のポッドキャストの言い方で言うと、
全部周りを燃やすっていう。
全部無料にしてあげるっていう。
スピーカー 2
検索事業が一番軸だから、
それ以外のものは、検索事業、広告とかってことですね。
スピーカー 1
そうですね。検索でその検索広告ですよね。
結局、検索とユーザーの間にあるものを全部無料にすることによって、
場合によってもお金払って無料以下、
いわゆるGoogleに対してコストがかかるんですけど、
ユーザーにとってできるだけ摩擦がないようにしてあげるからこそ、
Googleのオープン戦略と成功
スピーカー 1
そこに全員たどり着いて、そこでどんどん検索してくれて、
そこで一部検索広告を踏んで、
それがGoogleの売り上げになるっていう、そんな役だったんですよね。
なので、ChromeとかAndroidっていうのは、
普通のビジネス上のプロダクトではないんですよ。
あれはもう優位性なんですよ。
Googleにとっては。
スピーカー 2
確かに無料で使えてるの、マジでありがとうって話ですね。
スピーカー 1
本当にユーザーにとってめちゃくちゃありがたい話じゃないですか。
ありがとうって話です。
場合によってはAndroidとかに関しては、
スマホメーカーに対してお金払ってたりもしてるので、
お金払ってAndroid使ってくださいと。
場合によっては、例えばModulaにお金払って、
Google検索エンジンをデフォルトのものにしてくださいという話もしてたりするので、
どんどんその間のレイヤーを外していくっていう、
それをどんどん無料にしていくっていうのが、
今までの無料以下の戦略だったんですよ。
これが一部、Googleとしてはすごい理屈があった理由は、
やっぱり検索エンジンっていうサービスは、
ハードウェアのiPhoneよりもスケールが可能なんですよ。
世界中の誰もがiPhoneを買えるわけじゃないじゃないですか。
今の特にこの価格帯でいうと。
でも無料のソフトウェアでインターネットのアクセスさえあれば、
ほぼ世界中の誰でもGoogle検索エンジンを使えますと。
なので、いかにオープンソース化するかと、その周りを。
それによって、いろんなスマホメーカーとかスマホのキャリアに対して、
iOSの代替サービスを提供してあげますと。
それをどんどん使ってくれるからこそ、どんどんGoogleの独占権が広まると。
それをうまくやれば、PC時代みたいな2社、マイクロソフトvsアップルではなくて、
よりスマホデバイス上ですと、アップルvsいろんな人。
より多くの競合が生まれるっていうのを、それが今までのGoogleの戦略だったんですよね。
スピーカー 2
めちゃめちゃ正しいというか美しい戦略だと思います。きれいだなって思います。
スピーカー 1
それによってこれだけの希望の会社になれたっていうのは、やっぱり今までの戦略としては大成功してるんですよ。
もちろん同時に、オープンvsクローズドっていう議論が常に行われてるんですよね。
クローズドなエコシステムの戦略
スピーカー 1
これは過去のメタの回でも話したと思うんですけど、どのコンピューティングの時代でもオープンが勝つか、クローズドが勝つかっていう話ってあるんですよ。
PC時代だとマイクロソフトのよりオープンなモデルが勝ったんですよね。
モバイルですとおそらくアップルが勝つようになっていますと、今現在は。
だからこそ、マーク・ザッカーバーグは今のAIでしたりARVRの領域とかですとオープンソースしたいと。
スピーカー 2
それはなんでそっちが勝ったんですかね。それはもういろんな要因がありますよね。
オープンが勝つかクローズドが勝つかみたいなのは業界とかシチュエーションとか時代によって変わっていくってことですよね。
スピーカー 1
そうですね。あとはこのクローズドとオープンのメリットデメリットっていうのはあるので、クローズドの方がどうしてもいい体験は提供できたり。
ただオープンですとより広まるっていう意味合いもあったりするので、そこも一社がここまで一社が勝つって多分誰も思わなかったんですよ。
スマホの領域に関しては。
それをアップルが結局勝ったっていうところに行ったのが多分一つ大きな読み出で、
明らかに次のAR、VRの世界ですとアップルは未だに出てくるはずなんですよ。
アップルの今までのやり方を見ますと急にオープンになるわけないんですよ。
急にオープンだったらすごいと思うんですけど。
スピーカー 2
急にキャラが変わるみたいな。
スピーカー 1
急にティムさんが。
スピーカー 2
それはないです。
スピーカー 1
それはないと思うので、基本的にアップルはクローズドエコシステムで勝つっていうのが今までの戦略なので、もともとスティーブ・ジョブスもそれを信じてたので。
だからこそそれに対抗するオープンなエコシステムが必要ですと。
そのポジションはアンドロイド的なポジションをマークさんがメタで取りたいというところで。
リスクと課題
スピーカー 1
最近確かメタホライゾンOSってOSをオープンソース化したんですよ。
なので明らかにこのいわゆるGoogleっぽい戦略を取って、より多くの人たちにリーチして、そこでしっかりいい体験を提供することができれば、アップルのよりインテグレーションヘビーなモデルに勝てると。
そういうオープンな戦略がある中で、Googleにとってはその戦略が今後通用するかって言われると結構厳しくなり始めてると思ってるんですよ。
スピーカー 2
Googleは今まではどっちだったんですか?
スピーカー 1
オープンですよね。どんどん広げていったというところなんですけど、
やっぱりアンドロイドを活用した戦略って検索事業を守るためではあったんですけど、その戦略が今結構いろんな意味で厳しくなっているっていう、それこそ独占禁止法の話もありますし、
そもそもどこまで検索エンジンがモデルとして保てるのかっていうのもあったりするので、
なのでGoogleとしてのこれからの戦略っていうことは、ここまでいわゆるサービスからハードウェア全部揃ってるわけなので、
ただ今までは結構オープンにやってきたので、うまく連携はされてないんですよ。
スピーカー 2
そういう問題が出てくるんですね。
スピーカー 1
今まではそれをわざとやってたわけなので、オープンにするっていうことは自社のエコシステムに連携しすぎるとクローズドの方向性にいっちゃうので、
あえて言ってなかったんですよね。ただ個人的には今後そこを連携させるべきだと思うんですよ。
スピーカー 2
どうやって?
スピーカー 1
どうやってが一番難しいと思うんですけど。
スピーカー 2
でも確かにApple使ってる人はこのサービス使っててこれ使っててみたいな、それ使ったらめっちゃ便利みたいな感じですけど、
Googleの場合だとピクセル使ってるけど別にGoogleにめちゃめちゃどっぷり使ってるわけじゃないみたいな。
スピーカー 1
むしろ全然違うサービスとかハードウェア使ってる方が多分普通だったり。
スピーカー 2
カメラがめっちゃいいから使ってるみたいな、そんなノリのイメージだったので。
スピーカー 1
そうなんですよ。それもわざとやってたのでGoogleは。それは全部検索エンジンを守るためのものだったんですけど、
その方向性が今は間違ってると思っていて、今後はAppleみたいによりクローズドなエコシステムがGoogleの真のムーンショットだと思ってます。
スピーカー 2
じゃあGoogleのエコシステムが出来上がってさらにGoogleのブランド力がもっと上がっていくんですかね。
スピーカー 1
そこまで行けば本当にいいんですけど、もちろんリスクはめちゃくちゃありますと、この戦略を取れば。
スピーカー 2
閉じたらそうですよね、オープン新しい新機は結構。
スピーカー 1
元々の検索売り上げもどんどん失われる可能性がありますし。
そもそも今オープンにやってるので、いろんなスマホデバイスメーカーとかキャリアと仲がいいんですよね。
どこまで本当に仲がいいかわからないですけど、一応契約は結んでるんですよ。
そのメーカーたちは怒るじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね、仲良くやってたのに。
スピーカー 1
自分でいいデバイス作って、より自社のサービスとちゃんと連携させる。
うちらが連携できないような連携を取るってどういうことなんですかっていう話。
当然ながらになるじゃないですか。
なのでそこのリスクもあるんですよ。
なんでめちゃくちゃ大きなリスクをGoogleが抱えることになると思っているんですけど、
しかもめちゃくちゃ投資しないといけないのでGoogleは。
スピーカー 2
デバイスも高くなりそうですね。
スピーカー 1
そうですね、高くなる可能性もあるので。
それによってAIとかいろんなところに投資してる中で、
デバイスの方にも投資しないといけなくなるとさらにコストがかかるので、
本当にそこのリスクがあるかなと思いますし、
そもそもAIに対して100ビリオン以上投資するってGoogleは言ってるので、
そこの額が影響されたりするともちろんGoogleとして困るので、
ただやっぱりそのAI検索エンジンの流れによってGoogleの検索エンジンのマージンと
あとマーケットシェアがどんどん失われていくと思ってるんですよ、個人的には。
スピーカー 2
悲しい。
スピーカー 1
でもなんで何もやらなくてもリスクだと思うんですよ。
AI失敗する可能性はあるんですけど。
スピーカー 2
もっとみぜにを切ってリスクを取れと。
スピーカー 1
リスクを取ってもいいのかなと思うんですよね。
なんで今までの単純にAIを組み込むとかGoogleクラウドを伸ばすっていうだけでは足りないと思ってるので、
その答えがピクセルっていうデバイスなのかわからないんですけど、
でも何かしらのハードウェア。
iPhoneと対抗するようなデバイスを作らないといけないと思ってます。
スピーカー 2
なんかでもあれですよね、iPhone以外で結構今人気なのはピクセル結構人気ですね。
あと中国のブランドですごくカメラがいいもの、XiaomiとかOPPOとか。
なんかでも勝てますか、ピクセル。何やったら勝てますか。
スピーカー 1
今までがやっぱりキャッチアップしてたんですよね。
そもそもアプリのエコシステムをiPhoneが最初に作ったわけだったので、
やっぱり今iPhoneの方が強いって思われたりするので、
だからこそいくらデバイスを作ってもアプリ開発者が来てくれなければ意味ないので。
やっぱり今ではどうしてもiPhoneファーストになるじゃないですか。
アプリ開発した場合に。
これって昔からそうじゃないですか。
スピーカー 2
たまにでもアンドロイドから言えるところもありますけど。
スピーカー 1
本当にたまにですよね。
実は昔、やっぱり多くの特にSNS系のアプリとかが最初に出てきた時って、
やっぱりどうしてもiOS上で最初に開発しちゃうので、
アンドロイド版をなかなか作ってくれないんですよ。
なので、一時期Googleが作ってた時期があったんですよ。
他社のSNSアプリを。
スピーカー 2
代行?
スピーカー 1
ほぼ代行。
例えばですけど、最初のTwitterのアンドロイドアプリってGoogleチームが作ってるんですよ。
GoogleがTwitterと話してて、
Twitterのデモアプリを作りましたって言ってTwitterチームに渡したんですよ。
スピーカー 2
熱狂的なファンみたいな。
スピーカー 1
だからアンドロイド版出してくださいっていう。
同じことをFoursquareでやったりとか。
スピーカー 2
それはプラットフォーム側からしたらやるべき。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
マーケティングですね。面白いですね。
スピーカー 1
結構SNS系のアプリでやって、
去年同じ人たちがやってたので、Google側が。
なので、アンドロイド版のSNSアプリの多くが結構似たUIになってたのは、
裏方を作ってる人たちが同じだったからっていう。
マイクロソフトのビジョン変更
スピーカー 2
またこういう系のアプリね、はいはいはいって作って、どうぞって納品してたっていう。
スピーカー 1
でも今だとそもそもiPhoneと同じタイミングでアンドロイドってAIがどんどん発展すると作れるようになったりとかしたりすると、
そもそもそこのラグがなかったりとかするので、
Googleとしては今がチャンスだと思っていますと。
で、それは単純にそのAIのアンドロイドアプリを作れるからっていうだけではなくて、
Appleが多分今までの会社、今までのAppleみたいな先を行っているっていうところが前ほどない。
スピーカー 2
新月が宮武さんの。
スピーカー 1
これはやっぱりiPhoneの一つの大きな強みって、
ハードウェアとソフトウェアの連携の部分だと思うんですけど、
これはよく言われていることですけど、そのAI領域ですと明らかに出遅れてます。
で、Appleなのですぐキャッチアップしに行ってるんですけど、
その領域だともしかしたらGoogleが入り込める余地があるんですよ。
スピーカー 2
おー、ディープマインド。
スピーカー 1
そうなんですよ。ディープマインドを通していろんなことが可能になってくると思っていて、
で、これをうまくその戦略を表現するのが、
実はGoogleでもAppleでもなく、マイクロソフトが見せたんですよ。
で、過去のデイリーメモとか過去のポッドキャストでもそのマイクロソフトについてのポッドキャストでも話したんですけど、
やっぱサティアナデラって、あのCEO、サティアナデラって本当にすごい人だなっていう。
スピーカー 2
えー、どういうところがですか?
スピーカー 1
彼がマイクロソフトをすごい変えたと思うんですよ。
彼が多分一番マイクロソフトに貢献したものって、あの会社のビジョンを変えたんですよ。
で、やっぱりあそこの哲学ってもうすごいサティアさんが入った時から変わっていて、
元々オープンソースがすごい嫌いな会社で、で、そこをサティアさんがすごいサポートしだしたんですけど、
なんか、で、当時はすごいWindowsフォーカスだったんですよ。
スピーカー 2
うん、そうですね、確かに。
スピーカー 1
で、それをサティアさんのCEOとしての一番最初の登壇で、Windowsを一切メンションしなくて、
で、マイクロソフトオフィスをiOSに、あの、iOS対応するっていうのが一番最初の登壇だったんですよ。
おー、オープン。
オープンなんですよ。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
で、しかもその、昔は今、マイクロソフトAzureっていうクラウドのサービスってあるじゃないですか。
はい。
昔WindowsAzureだったんですよ。
スピーカー 2
あー、そっか。
スピーカー 1
それをマイクロソフトAzureに変えたんですよ。
スピーカー 2
Windows離れを。
そうなんですよ。
スピーカー 1
Windows離れをして、より分散型でその連携を取ったOSを作ろうとしたのがサティアナデラで。
へー。
で、じゃあどうやって連携をするのかっていうと、なんか、いろんなその、あの、アプリとかを通して連携って取らないといけないんですけど、
で、もちろんなんか、全部自社でコントロールしていったらいいんですけど、必ずしも全部自社でコントロールできないので。
マイクロソフトのリコール機能
スピーカー 1
なので、その、マイクロソフトとしては、その、どういう風に他社のアプリとかその、
例えば今、自社で出しているWindowsとかのそのパソコン上でいろんなアプリをユーザーが使うので、それを全部どうやって一つのOSに落とし込むのか。
で、それが、えっと、最近彼らが発表したCopilot Plus PC。
Copilot PCっていうものにあって、そのAIがネイティブでPCに最初から導入されている。
で、その中で、あの、くさなさんも発表見たと思うので、あの、よくそのメディアで話された機能がrecallっていう機能なんですよね。
で、そこではそのAIが画面上のすべての行動とかを把握できて、認識できて、いわゆる完璧な記憶を持てますと。
で、この完璧な記憶を画面上を記録しながら持てるって、なんか過去我々も話したことあると思うんですけど。
スピーカー 2
言ってましたね、宮武さん。
スピーカー 1
リワインドっていう機能、リワインドっていうアプリがあるんですけど。
なんかリコールは似たようなものでして、でまぁそのAIとかを使ってその特定の画面とか特定のアプリとかを呼び込めるような機能なんですけど。
これがなぜそのすごい重要な機能かっていうと、なんかすごい長期的な意味合いがある機能だと思ってるんですよ。
その機能とは何かというと、マイクロソフトはこのAIを導入することによってGUIレベルでパソコン上で何が起きてるかっていうのがようやくわかるんですよ。
いわゆるどういう風にアプリをユーザーが使うのかっていうのがわかるようになるんですよ。
で、やっぱり今のAIですと、例えば何かのすごい特定なタスクであればできたりするんですけど、
例えば何かを消してくださいとか、このファイルを削除してくださいとかっていうとそれができるかもしれないんですけど、
なんかこういうことをやってっていって、複数のアプリを連携させないといけなかったりとかすると結構できないんですよ。
それっていわゆる今までのパソコンの使い方をコンピューターがわからないからっていうところもあって、人間のように。
なので、マイクロソフトはこのリコールっていう機能はもちろん機能的に便利だと思うんですけど、それ以上にマイクロソフトからするとデータがすごい重要になってくるんですよ。
スピーカー 2
それってなんか聞くと。
スピーカー 1
ちょっと気持ち悪い。
スピーカー 2
それさっきの話みたいに、フラットになってアップルもグーグルもやるってことですか。
スピーカー 1
やりますと。
スピーカー 2
これがもうスタンダードになっちゃうんですかね。
スピーカー 1
だと思いますね。
おー。
それこそラビットとかあったじゃないですか。
スピーカー 2
あのオレンジ色のデバイスのやつ。
スピーカー 1
しかもそのラージアクションモデルっていうAIモデルを開発しようとしてるんですけど、そこもやっぱ同じようにGUIって言って、サイト上のボタンの意味合いとか、どういうふうにサイト内でコンテンツがレイアウトされてるのかとか、
ユーザーが特定のリクエストを出すとそれがどういう意味合いなのかっていうのを、それをシステム上で理解しないといけないので、AI側が。
なので、なんか食べ物が欲しいって言ったときに、それをUber Eatsにちゃんと行くっていうのを理解しないといけないんですよね。
AIシステムが。
なので、なんかそれをしかもAPIなしでできるようになるかもしれないんですよね。このリコールとかがあれば。
スピーカー 2
OSレイヤーで情報取ってるから。
スピーカー 1
そうなんです。いわゆるGUIをコントロールできるようになれば、いわゆるマウスをコントロールできるようになるので。
スピーカー 2
本当に人のアシスタントですね。
スピーカー 1
まさに本当のAIアシスタントっていうのが、ここで生まれてくる可能性があるっていうところなので。
で、やっぱり今までですと、やっぱりAPIを通してしかサービスの連携ができなかったんですよ。
でも、本当の倉庫の運用性っていうものって、そのAPIなしの世界だと思うんですよ。
GoogleのAI戦略
スピーカー 1
で、それができるのが多分、こういうようなデバイス上にあるAIアシスタントで。
スピーカー 2
ハードウェアを持ってる会社は強いですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。なので、ハードウェアを持たないといけないんですよ。
スピーカー 2
うわー。
スピーカー 1
で、そこでめちゃくちゃ使われるハードウェアじゃないと、そこのトレーニングデータが足りないんですよ。
で、ただ、こういうようなデバイスとかそのAIシステムをどんどん導入するとめちゃくちゃ便利になってくるんですよ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だからこそ、それを最初から入れることができれば、Googleとしてはすごい強みになるはずなんですよ。
スピーカー 2
Appleより先に。
スピーカー 1
Appleより先に。で、Appleはもうすでに入れようとしてるので、Siriに。
ただ、最初から入れるっていうことは、やっぱり彼らにとってすごい危険性があるものなので、すでにもう10億以上のデバイスがあるわけなので。
なので、逆に言うと、Googleはシェアが少ないからこそ、そこのリスクを取れるっていう。
スピーカー 2
はー、もう入れちゃう。
スピーカー 1
はい。
しかもこの、マイクロソフトの話に戻ると、たぶん最初はコパイロットPCなんですよね。
で、後々にコパイロットタブレット。
まあ、Surfaceだと思うんですけど。
で、最終的にただのコパイロットになるんですよ。
たぶんですけど。
ほー。
いわゆる、あれって今は一つのデバイスにしかないAIなんですけど、今後そのAIがどのデバイスにも同じようについてくれる?
スピーカー 2
気づいたらもういた。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
怖い。
スピーカー 1
ちょっと怖い分もあるかもしれないですけど。
スピーカー 2
どんどん迫ってきてるみたいな。
スピーカー 1
いや、迫ってるっていうよりも、いわゆるJerviceがいつもいるっていうのが表現としてはね。
そっちにしましょうか。
でもそれをやるためには本当のOSレイヤーに入り込まないといけなくて、だからこそデバイスが必要になってくると。
で、この考えは実はGoogleはすでに持ってると思っていて。
GoogleのGoogle IOの直起のGoogle IOを見た時に、個人的に面白い機能を3つ発表されたと思うんですよ。
はい。
1つがGemini Nano for Chromeっていうやつで、
2つ目がGemini Nano for ChromeはGoogleのAIをデスクトップ上のChromeブラウザに埋め込むっていうもので、
そこでいわゆるサイトを見てる時にそこのサマリを出すことができるとか、そういうものがあって。
で、2つ目がGemini for Android。
で、AndroidのOS上にAIを組み込むっていう。
で、それを使うとスマホの画面上を、例えばサイトを見てたりコンテンツを見てるとそこのサマリを出せたりとか、そういうAI機能を使いますと。
で、3つ目がAIチームメイト。
AIがいわゆる従業員の同僚的な、AI従業員としていろんな自分とか自分の同僚の仕事で手伝いますと。
個人的には各機能に関してはそこまで興味がないんですよ。
興味がないっていうか、そこまですごい意味合いがあるっていう驚きがそこまでなくて。
逆にGoogle IOWNのほとんどのプレゼンした内容は今リリースされてるものじゃないので。
来年やりますとか、今年中にはとかって言ったりするので。
いつまで、すぐにリリースされてるものじゃないので、そこに対してリアクションしづらいんですけど。
その各、さっき話した3つの機能っていうか、3つのものの意味合いっていうのは1つのアプリ内ではなくて、複数のアプリを通したとか、複数の人を通したシステムを作ろうとしてる。
クローム上のものって、複数のウェブアプリを通していろいろデータ分析できたりすることに今後なると思うんですよ。
Androidはまさにスマホ上のアプリとか、スマホ上の画面を見ることができて、
AIアシスタントの重要性
スピーカー 1
AIチームメイトはスラックグループみたいな、Teamsの中のいろんなものを見れたりとか、いろんな従業員とインタラクションができるっていうところになってくるので。
それはやっぱりすごい今後のAIシステムを作るための大きなステップかなと思いますし、
それこそSundarさんが出したGeminiが、これも今後できることでデモを出したんですけど、
あるユーザーが靴を返品したいですと、最近購入した靴を返品するために、その靴の写真を撮ってGeminiに返品してくださいとお願いしますと。
GeminiはそのリクエストをベースにそのユーザーのGmailの中に入って、
その靴の購入したレシートを見つけて、そこでChrome上に行って、ブランドのサイトに行って返品フォームを記入して、
Googleカレンダーにいつ返品するかっていうリマインドを入れてくれますと。
これって今までだと特定のタスクはお願いできたりしてたんですけど、それを一個のリクエストで全部マルチアプリで行ってくれるっていうのはすごい重要ですし、
この事例はGoogleのアプリ上で全部完結してるので、今後はGoogleアプリじゃなくても完結できるようなAIアシスタントっていうのが、
本当にGoogleがハードウェア側をコントロールできればできることかなっていうふうに思いますね。
事例がいいですね。本当にやりそうなことですよね。
スピーカー 2
やりそうなタスクですね、確かに。
でもそれ、さらにプラットフォーム強くなって、
それはいいんですかね、買収とかそういうことじゃなくて、
そこでもう全部制限できるようになる、いろいろ動かせるようになるっていうのは独占じゃないんですかね、それは。
スピーカー 1
でも多分すごい指摘はされると思います。そこの利便性がもしかしたら上回るかもしれないですし。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
でも一つやっぱりすごい面白いなと思うのが、今まで歴史上で多分コンピューター側が人間を理解することができなかったんですよ。
常に我々がインストラクションを提供しないといけなくて、しかもすごい直接的なインストラクションですよね。
このアプリを開けてほしいと、このURLに行きたいですと。
ソフトウェアが今まで何をやってきたかというと、それをアグリゲーションとキュレーションをしてくれたんですよ。
いっぱいURLが中で何を選ぶべきかっていうのをお勧めをしてくれたんですよ。
それでも結局、我々がそれを理解してそれを押すっていう。
次の時代のインターフェースっていうのは、もしかしたら我々コンピューターを理解しなくてもいい、コンピューターが我々を理解してくれる。
スピーカー 2
ありがたい。
スピーカー 1
ありがたいですよね。
我々が考えてる意図とかを組み込んで、そこでアクションまでいろいろ落としてこんでくれたり、
ちゃんと我々がコントロールできるような状況を作ってくれるのが、もしかしたら次世代のコンピューターで。
ただそれを、アップルはそれと若干違反するUIの設計の方法なんですよ。
彼らはやっぱり人間がコントロールを持つべきっていう考えは、過去のマニフェスト会でも話したと思うんですけど。
なので、その考えをベースに新しい種類のハードウェアを作れるかもしれないのがGoogleだと思うんですよ。
いわゆる本当のAIネイティブなスマホみたいな感じのものですよね。
でもそれをやるために大量のデータも必要ですし、やっぱりスマホ上の中の画面上のデータと、
あと自社のサービスのデータ、データ量で見ると多分Googleと対抗できる会社ってほぼいないんですよ。
YouTubeとかもありますし。
確かに。
スピーカー 2
いろんな意味で、メールもありますし。
お仕事もエンタメも、あらゆる欲望の検索もあるっていう。
スピーカー 1
唯一コミュニケーションがGmail以外にはちょっと弱いですけど。
確かに。
本当のAIアシスタントの構築
スピーカー 1
ソーシャル化が弱い部分があるんですけど、でも本当にパーソナリズムされたAIシステムと、
しかもスマホのもう一つの意味合いってローカル上、いわゆるプライバシーフォーカスのものができるっていう。
それって多分お客さんにとってはめちゃくちゃ重要なポイントになってくるので、
それもちゃんと、だからこそデバイスを持たないといけないっていうところ。
そこにデータ一部保管するために。
なので、それをできそうなのが多分Google。
Googleに関しては、いわゆる将来のどういうデバイスが生まれてくるかというと、
一つのAIモデルだけが組み込まれてるデバイスっていうのがないと思うんですよ。
複数のAIモデルが入っていて、
あとクラウドにも接続できて、ローカル上でもあって、
場合によっては大型モデルかもしれないし、場合によっては小型モデルかもしれないし、
場合によっては業界特化型とか会社特化型のものとかいっぱいモデルがある中で、
その中でどういうAIが今後必要になってくるかというと、
2つあると思っていて、
1つがブレインモデルって呼ばれるものなんですけど、
そのユーザーがリクエストしてるものに対してどのモデルを使うべきかとか、
どういうふうにそのタスクを成し遂げるためのモデル活用が最適かっていうのを考えるAIが必要なんですよ。
スピーカー 2
マスター、主軸みたいな人がいるみたいな。
スピーカー 1
これっていわゆる人間も同じようなことをやってると思うんですけど、
例えば何かしらのタスクを草野さんやってくださいって言ったときに、
Googleの戦略
スピーカー 1
草野さんとしては、これはもしかしたらこの部分はパソコンを使ってリサーチできるかもしれないですけど、
場合によって人に聞いたほうがいいとか、場合によっては計算機を使うべきとかっていうのがあったりすると思うんですけど、
それを全部判断、いわゆるどこに行くべきかっていうルーターがまず必要です。
もう一つはやっぱりパーソナライズされたものですよね。
自分の今までの過去の履歴を全部覚えてくれて、それによってちゃんと適切な動きをしてくれる。
その2つが組み合わせると本当のAIアシスタントができると思うんですよ。
そういう意味でいうと、Googleの本当のムーンショットはスマホではなく、本当のAIアシスタントを作ることなんですよ。
最初、今はデバイスを作る必要があって、でもそれはデータ収集のためなんですよ。
本当に投資したければ無料で出すべきなんですよ。
さすがに無料で出すほどのコストを払えないですけど。
そこでAIシスタントを最終的にどんどん極めていって、
どのデバイスでもGoogleのAIシスタントが必要になったときに、
もしかしたら新しいGoogleにとってビジネスモデルが生まれる。
そうすると検索に頼らなくてよくなる。
スピーカー 2
それはついに脱却できるのがいいですね。
スピーカー 1
もしかしたらですけど、でもすでにAIチップも作ってますし、
AIモデルも作っている会社、しかもデバイスまで作ってますし、
検索事業っていうすごい大きなソフトウェア事業を持っているので可能だと思うんですよ。
しかもこの本当のAIアシスタントって、Googleの本来のミッションにすごいつながるものだと思うんですよ。
世界中の情報整理をすることっていう。
確かに確かに。
よりアイソモフェックラボ、いわゆる薬を作るよりも。
それはすごいことだと思うんですけど。
そこは一つすごい面白い観点としてあるかなと思いますね。
スピーカー 2
それってどれぐらいで実現できると思いますか、やるとしたら。
少なくとも5年以上かかりますよね、たぶん。
でも5年。
スピーカー 1
でも5年以内にたぶんやらないと、さすがにAppleがキャッチアップすると思うので、
なので割と早めだと思います。
なるほど。
でもなんかこの、個人的にはGoogleはこの方向性にすでに向かってると思ってるんですよ。
分かってる、そう。
スピーカー 2
どこまでそれを本当にやりたいか分かんないですけど、
スピーカー 1
もしそれを本気でやろうとしていれば、
その動きってすでに見えてるんですよ。
なぜそれを言うかというと、
4月にあるブログをSundarさんが出してるんですけど、
AIの未来のための開発みたいな、
そういうブログタイトルなんですけど、
そこでGoogleの組織編成の話をしてるんですよ。
個人的にすごく面白かったのが、
プラットフォームとデバイスチームを一緒にしたことなんですよ。
おや。
いわゆるGoogleのコンシューマープラットフォーム、
これはAndroidとChrome含めてのコンシューマープラットフォームなんですけど、
そこでGoogleのコンシューマープラットフォームを、
いわゆるGoogleのコンシューマープラットフォーム、
これはAndroidとChrome含めてのコンシューマープラットフォームが、
ハードウェア部門と統合されるんですよ。
へー。
しかも、その組織のトップが誰なのかというと、
リック・オステルドさんっていう方で、
Pixelのトップの人なんですよ。
お。
で、リックさんは過去8年間Googleにいたハードウェア部門のトップの人で、
へー。
デバイスとプラットフォーム事業が、ハードウェアの人がトップになると。
やってますね、これは。
あれ?と思って。
スピーカー 2
もしかしたら。
スピーカー 1
名推理。
で、これで一つの組織になることによって、
リックさんが25,000人の従業員のトップになるんですよ。
おー。すごいですね、Google。でっかい企業だな、やっぱ。
しかも、でもその規模感ってすごいレアで。
スピーカー 2
あ、そうなんですか。
スピーカー 1
その規模感って、Google検索と検索広告のグループと同じくらいの規模感なんですよ。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
で、しかもその組織編成の時にブログの中で寸田さんが言ってたのが、
今後コンピューティングをどんどん発展させるためには、
ハードウェア、ソフトウェア、AIの交差点、インターセクションでやらないといけないと。
スピーカー 2
気づいてますね。
スピーカー 1
いや、あの、気づいてるから。
僕が単純に、Googleの方が先に絶対これ考えてるので。
スピーカー 2
Googleの戦略が推測めっちゃ当たってるかもしれないですね。
スピーカー 1
いや、わかんないです。
あの、全然外れてるかもしれないので。
一応推測でしかないんですけど、
なんかそういうより連携を取ったアプローチを取って、
Appleと本気で競合しようとするのかなっていうのが、もしかしたら見えてくるかもしれない。
スピーカー 2
うーん。
いや、でもそれはちょっと楽しみですね、それだと。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
デバイスもそうですし、AIも。
スピーカー 1
Googleの今までの戦略って、よりオープンで、より横軸なフォーカスで、
Appleはもうちょっとバーチカルフォーカスだったと思うんですけど、
なんか面白いのが、GoogleとAppleの戦略が真逆だったじゃないですか。
スピーカー 2
うんうん。
AppleとGoogleの戦略の逆転
スピーカー 1
で、お互いどんどん進化して、進化した結果真逆にもう一回いってるっていう。
で、なんかAppleはiPhoneとかOSのいわゆるハードウェアレイヤーから始まって、
最近だともうiPhoneの売り上げがそこまで伸びないので、
サービスサービスってすごいサービス欲しいじゃないですか。
うーん。
サービスによって次の、それこそ我々もAppleのAppleを予想する、今後の予想外で、
ヘルスケアとかいわゆるサービス領域を伸ばしてどんどん大きくなる可能性があるっていう話をしたと思うんですけど、
Googleは逆の方向に行くと思っていて、
うーん。
元々検索とかアプリレイヤーから始まって、どんどんOSとハードウェアに行ったんですけど、
そこに行った理由は元々のサービス領域をどんどん強めるためだったんですけど、
最終的には逆の方向、ハードウェアによりフォーカスする領域に入るかなと思っていて、
スタート地点が逆で、お互い逆の方向性に行って最終的により大きな事業が逆になるっていう。
スピーカー 2
へー、やっぱ永遠のライバルなんですかね。
スピーカー 1
いや、だと思いますね。
スピーカー 2
確かに、でも本当にその2つの会社しかないですね。
なんかデバイスも含めて、世界中に利用されるソフトウェアを持ってて、データを持っててだと、本当そうですね。
スピーカー 1
うーん、お互い多分各領域での限界を感じ始めたと思うんですよね。
スピーカー 2
はー、限界、飽和してるみたいな意味合いですかね。
スピーカー 1
そうですね、Googleとしてはさすがにもうシェアを取れないっていう。
しかもいろんな独占禁止法の前よりレギュレーターとかいろんなところが敵対ししてるので、バーチカルに行くしかない。
逆にAppleとしてはバーチカルを取りすぎたので、どんどん横軸に広げないといけなくなるっていうことを多分考えてたのかなっていうところなんですけど、
やっぱりGoogleとしては横軸、世界中に使われているサービスっていうレイヤーを保ちながら、さらにバーチカルに行けるとめちゃくちゃ強いっていう。
スピーカー 2
情報のセーリーがかかどりますね、これは。
スピーカー 1
無料で提供しているサービスなので、Google検査検人って。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そこがお客さんとの接点となって、そこでどんどんハードウェアにちゃんと落とし込めることができれば、
しかもそれによってより良い体験を提供できるのであれば、どんどん今までのサービスレイヤーが別に無駄ではなくて、
それによって、今まではそこが大きなマネタイズの元だったのが、ディスカバリーの元になるっていう。
Googleのバーチカル戦略
スピーカー 1
そこからハードウェアでマージンを取れるようになる。
世界になるとだいぶ変わってくるかなっていうふうに思いますね。
すごい有名なコンピューターサイエンティストがいるんですけど、アラン・ケイさんっていう方で。
スピーカー 2
聞いたことあります。
スピーカー 1
ゼロックスとかアップルとかマイクロソフトで働いた人で、
MacOSとかWindowsOSの開発に関わってた人なんですけど、
彼が言った名言があって、ソフトウェアの領域で本気のプレイヤーたちはハードウェアを作るべきと。
なんで、それを考えると、Googleとしてはちゃんと自社のハードウェアを、
すでに一部作ってますけど、よりフォーカスするべきっていうところかなと思ってました。
これで終わらせたいと思うんですけど、最後で本当のAIシステムとの意味合いって何かっていうところを考えたくて。
やっぱり中国とかですと、他の国と違う大きなポイントっていうのは、スーパーアプリ化が実現したんですよね。
WeChatっていうもので、いろんなアプリの中のアプリで、いろんなことがそこでできるっていうところで、
日本もアメリカもほとんどの中国以外の世界ですと、スーパーアプリ化ができなかったじゃないですか。
LINEとかちょこっとそうかもしれないですけど、そのWeChatみたいな進化はちょっと難しかったかもしれないですね。
とりあえず今はできてないというところで、多くのLINE含めてUberとかMetaとかいろんな会社はそれをやろうとしてますけど、
やっぱり一部はコンテクストスイッチングとかいろんな多分理由があったりすると思うんですけど、
やっぱり各アプリが別々に存在すると、それをどのタイミングで使うべきかっていうのは分かりやすかったりとか、
そこのブランディングもできますし、より使いやすいっていう意味合いが一部あると思うんですよ。
でも今の話をすると、もしかしたらスーパーアプリって作れるかもしれないと思っていて、
ただそれが分散型のものって言って、それがスーパーアプリっていう名のAIアシスタント。
いわゆる今まで通りアプリをいっぱいダウンロードするかもしれないんですけど、結局AIアシスタントが全部裏方でやるので、
いわゆるAI APIみたいな。
スピーカー 2
いわゆるAI API。ちょっと難しくなってきました。
スピーカー 1
AIを通して、いわゆるAPI的な意味合いでいろんなアプリをつなげる。
それによってスーパーアプリ化する。
同じように一つのアプリっていうふうには、実体としてはないんですけど、
そういうふうに見えるような世界観っていうのができると思っているので、
なので本当のAIアシスタントっていうものは、スーパーアプリ化っていうのが最終的に意味合いなのかなっていう。
スピーカー 2
何でもできるし、そこに行ったら何でも頼めるみたいな。
スピーカー 1
そうなんですよ。結局本当に相互運用性のあるソフトウェア、ハードウェアっていうのが最終目的地なのかなっていうところで。
Googleがどこまでそこのミッションというかビジョンを抱えているのかわかんないですけど、
スピーカー 2
個人的にはGoogleとしてはそういうところに行ってもらいたいなっていうところですね。
ちょっとここ数年チェックですね。
はい、ということで今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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