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2025-08-15 20:36

第2回 後編・展覧会情報と新コーナー

この番組は、京都・出町柳の古書店エルカミノの店主と、滋賀県在住のお絵描きユニットのおだんごだんごが、こしょこしょっとお喋りするポッドキャストです。また、エルカミノさんにて、今年の秋に開催予定の2回目の展覧会を盛り上げたいと思い、3人ではじめてみました。


後編は、新コーナー『買取珍道中』をお届けします。

古書店エルカミノ店主・田中さんが、これまでの買取で特に印象に残ったエピソードを楽しくお話しするコーナーです。


普段、お店に並んでいる本や、おしゃれな店先の椅子、奥の机、本棚などがどのような経緯をたどってやってきたのか…

その秘密が明かされます。


【番組へのお便り】

こしょっとだんごでは、皆様からのご質問やご感想をお待ちしております。収録中に読ませて頂いた方には、番組オリジナルステッカー(非売品)をお送りさせていただきます。

どんな些細な内容でも構いません。皆様からの感想や応援メッセージを心待ちにしております。


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【おだんごだんごのプロフィール】

お絵描きユニットのodango dango(おだんごだんご)です☺︎☺︎

毎週、木曜日にInstagramで絵を投稿しています。

10月11日から11月15日まで、古書店エルカミノにて展覧会します。


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【エルカミノのプロフィール】

京都・出町桝形商店街の古書店 (絵本·専門書·美術書図録·洋書·レコード·CD·映画パンフレットなどの販売買取)

☎075-708-5899

営業時間 : 平日/土日祝※火曜定休


⚪︎Instagram↓

⁠https://www.instagram.com/elcamino.usedbook/⁠

⚪︎X↓

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フリーBGM素材「Coffee day」by マニーラさん


サマリー

田中さんは様々な買い取りエピソードを紹介し、特にボーリス建築の家の解体過程とその家具の再利用について語っています。解体前に運び込まれたオーダーメイドの家具が店で新たな息を吹き返し、依頼主が喜んでいる素敵な話が展開されています。今回のエピソードでは、京都の建築や歴史、田中さんの買い取り体験に焦点を当てています。特に、文化財を守るための取り組みや新コーナーについて話し合われています。

買い取りエピソードの紹介
はい、それでは後編始めます。
コーナーの買い取り鎮動中。 これは田中さん、エルカミノの田中さんがいろんなところに買い取り行ってらっしゃるんで、その時のちょっと面白かったエピソードを聞いてみようっていうコーナーになります。
じゃあ田中さんお願いします。 皆さん興味あるのかなぁと思いながらも、
odango dangoさんはね、ありますかね。 私はありますよ。
やっぱりいろんな、特に出張買い取りですかね、いろんなところに行くので、面白いエピソードはこんな
お家があるんだとか、 よくこんなに集められてたなぁとか、
なんで手放す気になったのかなぁとか、やっぱそれ思いますよね。 気になる。
もちろん引っ越しが一番大きな理由があったりとか、ご主人が亡くなられて奥さんの方が増床の整理で
依頼受けるとかいうのもありますし、その中で 僕が
ベスト3に入る買い取り人道中というか、面白かったなと思うのは、3年前ぐらいだったんですけど、
京都市内のお客様から買い取りの依頼があって、 普通に買い取り終わったんです、自宅で。
じゃあ帰りますね、みたいな形になった時に、そういえばの堺市、大阪の堺市にもう一軒家があると。
遠いですね、みたいな話になって、そこにいっぱい本があるから一回見に来てくれんかって言われたんですよね。
基本的に私は京都市内近郊というので、いっても平方とか高槻ぐらいまでだったんですけど。
堺って結構遠いですもんね。
結構遠いですね。
もうそのお客さんと何か波長があったんで、 私のいつもの良いか悪いかの安受け合いで、「あ、行きますよ行きますよ!」って言って、
そこから日程を調整して行くことになったんです。まず下見という形で。
家が大きいからっていう、すごい大きいからっていう。ちょっとこれは下見に行かないと見当がつかないなということで、下見で行ったんですよ。
そしたら本当に大きな家だったんです。本当に大きかったです。10LDKの洋館みたいな家だったんですよ。
これ本当に大きな家ですね、みたいな話から入って。
本当に大きかったんですね。
ボーリス建築の家と解体
本当に大きかったんです。あの部屋、この部屋、ここにもある、あの部屋にもあるって。
これはちょっと、いつもKの番で言ってるんですけど、これじゃ無理やなぁと思いながら。
あんまり大きな家で、中にある家具とか調度品も、とてもオシャレやったんですよね。
これちょっと普通の家じゃないなって話になって、これいい立派なお家ですけどねって話をしてたら、
そのお客さんが、あ、これボーリスが建築したんやって。
さらっと?
さらっと。
ボーリス建築?
そう、ボーリス建築やったんですよ。で、えーって話になって。
それで洋館なんですね。
洋館やったんですよ。
かっこいいやろなぁ。
それはすごいですね。
ボーリス建築で、えーってなって。
あのお土産8万のですか?って言ったら、そうそうやって話になって。
こんなお家って、その方のおじいさんが建てられたんですけど、
そのおじいさんって、実際何されてたんですかって話になったら、
某百貨店の社長をやってたんやって。
そこで、えーってなって。
誰か聞いてもわかるところでして、後でウィキペディアで調べたら、
本当にそのまま名前出てきましたからね。
ウィキペディアで。
載ってました。
で、そのボーリス建築、ただ、相続になって解体すると。
あまりにも大きすぎるのとか。
で、これ堺市で保護とかしないんですか?保全とかしないんですか?って言ったら、
改築とか、理法、改築というか保全する、改築じゃないや。
改築するときに、そういうボーリス建築っていうのがあんまり理解しない公務手に頼んでしまって、
ダメな理法もしたらしくて。
で、堺市の担当者見に来たけど、こことこういうところを変えてしまったので、
もうボーリス建築としては見直すことはできませんって言われて。
もったいない。
もったいなかったですね。
もったいない気持ちになりますね。
で、そのお客さんのお兄さんが一級建築士をされてたみたいで、
その人ももう無理って、これ維持しようと思ったら無理やから解体しかないっていうことになって、
解体をする過程で本がまず一つになって、
そこで僕がスケベ心を出して、この本棚とか机とかどうなるんですかみたいなことを聞いたら、
あまりにも立派すぎるのと大きすぎて、
小道具屋さんとか古家具の中古屋さんとか来たけど、みんな買い取れないって言われて。
そうなんですね。そんなに金…。
大きすぎるのとか、やっぱりその家専用に作ってあったので。
オーダーメイドですね。
そうオーダーメイド。
贅沢なんですごい。
贅沢ですよ。
すごいですね。
それも多分ヨーロッパとかで研修行った時に写真を撮ったものを持ち帰ってきて、
日本の家具職人に作らせたものやから、職員用ではないらしいんですけど、
もう今こんな本当に作れないよ、作ったらとんでもない金額になるみたいなものがいっぱいあって。
でまた僕そこで調子に乗って、この家具お店で使いたいんですけどいいですかって言ったら、
すごい喜んでくれて、いいよいいよみたいになって。
自分たちもこのまま、そうなんですね。
買いたいのまま、思い出の詰まった家具がなくなっていくの嫌やから、
本屋で皆さんの目に触れて、もう一回生き返ると思って嬉しいって言って。
実際あの、この昨年の展覧会でお団子団子さんが表の方にポストカード販売してた椅子ですね。
あれも坂井氏から引き上げてきたものなんですよ。
そうなんですよね。
その時に教えていただね。
引きましたね。
あれすごい素敵で、あのベンチ。
そうなんです、ベンチそうなんですよ。
カウンターの中にある大きな机と、すごい立派な本棚、それも備え付けだったんですけど、
これもそのおじいさん、自分のお父さん、自分っていうその三世代に渡ったものやけどなーって言って、
これ僕持って帰りますよーとか言って、
調子乗って言って。
家具の再利用と依頼主の反応
で、解体する日に、もう自分らでは運べないので、知り合いの引っ越し屋さんに運んでもらったんですよ。
そうですよね、結構大型ですもんね、どれも。
確かにどうやって運んだのかなって思ってました。
うんうん、思ってた思ってた。
プロに運んでもらいました。
やっぱり。
やっぱそうですよね。
三森、その運ぶ三森見た時に、うわーこれはちょっと調子乗りすぎたなーっていう金額やったんですけど、
もう行った手前上、持って帰らざるを得なかったんで。
でもそれがなかったら、あの椅子あそこになかったってことですよね。
そうそうですそうです。
いやーでも、そのね、椅子もそうですけど、ベンチもそうですけど、
机とかも、本棚も、すごいなんかお店の雰囲気を作っているっていうか、
すごいなんか文化的な香りすごい感じる。
なんか色も、すごいなんかこう重厚感があるというか、なんか存在感あるよね。
そうなんです。
やっぱ時間かな、なんか時間の経過もすごく感じるし。
どんだけ使っててもやっぱあんなに丈夫なんてやっぱすごいね。
やっぱ大事に使ってきゃあったんちゃう?
使ってたのと、そうでまあ材質とかも良いんでしょうね。
木とかのね品質もかなり良さそうな価値が。
1年に1回ぐらいこれ売り物ですかって人出てきますね。
あーやっぱり。だってあれやっぱりちょっと目引いちゃいます。
あれ?みたいなこんな素敵なみたいな。
多分カフェとかもしやりたい方とかはすごく欲しがると思います。
あれなんか置いてあるだけで雰囲気出るもんね。
そうそう出てます。
出てる。
なんかまたエルカメルさんは古書を扱ってるから、古書との相性もすごく良くて。
私ね、写真家の渡辺さんがクリスマスの時期に写真撮ってくださるやつ。
去年イベントもあった時もあそこのベンチ座って撮ってもらったりとかして。
そうなんですよ。
すごいそういう時にも素敵ですし。
撮影の小道具ならの大道具になってますけど、背景としてはすごく良くて。
本当に本と合ってる。
いろいろあって一番喜ばれてるのは一番依頼されたお客さんなんですよね。
自分がすごく大事にしてきたものはなくなると思ったものが今でも店で現役として活動してることがやっぱり嬉しいみたいで。
いい話ですね。
今でもずっとお付き合いあって半年に1回は店に見に来られて。
そうですか。素敵。
それは田中さんが引き取ってなかったら処分。
処分ですね。
今頃はどこかの埋め立てになってたか。
お店のベンチはお店の前にあるから、すごいお店の顔にもなってきてるっていうか。
そうですか。依頼された方。
結構すごい喜んでもらえてるっていうのもいいですね。
そこから今でもずっとお付き合いあって。
いいですね。
一つその家を解体するとき階段がすごい綺麗。
組木みたいなので組んだ階段で。
写真多分押さえてるんでまた今度お見せしますけど。
その階段がやっぱり思い入れがあったみたいで。
移築しようとしたらしいんですよね。そのお客さんが。
家をこのまま建てられたんですけど。
京都の建築と文化財
だから大工さんに無理ですってあまりにも高度すぎて。
どんな技術?
高度な技術で持っていけないからやめた方がいい。新築し新しく作った方が安上がりですしって言われて。
結局諦めかけてたけど。
何世代にも渡って3世代にも渡ってみんなが歩いた階段し残念やなって言って。
解体の時に妻もいてこれもったいないなってみんなで見てた時に。
手すり、すごい重厚な手すりがあって。
残念やなとか言ってたんですけど奥さん、妻が一言。
これ切って持っていったらいいんじゃないですかみたいなことを言って。
でもどっちみち壊すんだったら。
それいいなーって言って解体業者さんにこれちょっと外してもらえますかって言ったら。
よしやるぞってなったんですけどあまりにも組み木が複雑すぎて取れなかったんですよ。
すごいですね。
最後の最後はもう残せるギリギリのところまで切りました。
切ったんですけどそれでもすごい綺麗な形で残って新しく建てられた家に備え付けたらしいんですよ。
飾りとして。
それを近いうちに見に来てねーって言われてるんで。
めっちゃいい話。
そうなんですよ。
本当にその方の家族の歴史が入ってるんですね、その中に。
ちょっとフリーライドしてますけど。
向こうの歴史かなり重厚な歴史に乗ってますけど。
田中さんのノリ、ファインプレイから始まって。
ファインプレイですね。
栄えし、もういいですって今思えば断ることもできたんですけど。
ピンと聞いたんですよね、やっぱりその依頼された方とちょっとやり取りしてて。
なんかこれちょっと面白そうみたいな。
そうなんです。
物語が生まれたとかね。
そこからこれ3年ぐらいもありました。
そこからですか、あんまり自分の都合で断らないようにはしてます。
ツッコミすぎて大変な時もありますけど、とりあえず見てみるかみたいな感覚で行くと結構面白い買取現場に遭遇できるので、
本を通して何かを役に立てるのかなと思うと、この仕事も面白いと思います。
だってそのいきなり境じゃないんですよね。
京都にまず行った時に。
やり取りがあってさ。
そうそうそう。
ではじゃあ行ってみますみたいな。
えーすごい。
だからそれがきっかけで、やっぱり買取が増え続けてるんですね。
もう謎が分かりました。
なんか買取やたら田中さん多くないみたいな。
ちょっと個人のレベルの超えていく感じがしてるけど。
そうなんですよね。
お店のキャッパーを超えてきてるんですけど、でもいろんなとこに行くといろんな面白いお話もあるし、
本も集まるし、本が集まればまた次を呼んでくるしっていうので。
またそうやってそういうご縁でつながってて、なんかね買取先もいい買取先との出会いっていうのがありそうですね。
あります。
なんかちょっと話戻っちゃうんですけど、
堺のうちに10Lぐらいの部屋、本がどの部屋にもあったんですか?
半分ぐらいの部屋にありましたね。
へー。
全部でどれぐらいの量の本だったんですか?
アルミのトラック満載で、
ヤマト運輸さんのトラックのあれ満載にして、2トンちょっとぐらいの満載にして帰りましたね。
へー。
すごい。
やっぱ大きいお家は本も多いですね。
そう、大きいお家はもうね、本がいくらでも入るんで。
でもそれもあるし、やっぱりちゃんと文化とかすごく大事にされてたお家やったなと思う。
確かに。
いやーすごーい。
でもその個人でボーリーズ建築頼めるからってすごいですね。
まあまあ、すごい方でした。
すごい。
だってミキペディア載ってるし。
そこも歴史。
確かに。
それに触れたってことですかね。
いやー面白い。
この椅子が今エルカメラさんの入り口に置いてある。
置いてあったり、奥の方で本棚であったりして。
ぜひお店に行って、なんか気になった方見てほしい。
もう一つの文化財みたいな感じやね。
ほんまにそうやな。
いやーいい話。
これを守るために意地でもこの店は残さないっていう。
ですね。
なってきてます。
経営文化財として。
増えてくるかもしれない。これからもどんどんどんどん。
へーすごい。
なんかこの新コーナーちょっと面白くなって。
新コーナーとお便り募集
盛り上がっちゃいましたね。
いきそう。
たまたま北人の本もあれやもんな。
結構歴史の話ガンガン書いてあるし。
田中さんの話もたまたま。
すごい歴史が感じる話で。
ちょっとなんかじんわり聞いてたら、なんかじんわり来るものがあったなあ。
じゃあまあ今回のラジオはこの辺で一旦進むね。
はい。
じゃあ。
では、このコショット談言では引き続きお便りを募集しております。
読ませていただいた方にはコショット談言のオリジナルステッカーをお送りしますので、
概要欄にあるお便りフォームからお便りをお送りください。
ぜひお待ちしております。
はい。
このラジオは毎月第一金曜日に配信しています。
次回は9月5日の金曜日に。
なんやけどな。
なんやけど。
後編とか作っちゃったから。
そうそうそうそう作っちゃったね。
ちょっとなあ。
その辺変わるかも。
まあ前編は9月5日金曜日に配信予定。
いや、前編はね、8月1日。
あ、そっか。すいません。間違っちゃった。そっか。
うん。えいよえいよ。
なんで前編は8月1日に放送されて、
もしかしたら後編はちょっと後ぐらいに放送されてるかもしれないですね。
うんうん。その予定で。
はい。そんな感じです。
それでは今回はこういう形で終わります。
はい。さよなら。
さよなら。
さよなら。
20:36

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