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みなさん、お疲れ様です。 今回は、国士で頻出の炎症の5徴候とメカニズムについて、厳選した25問を出題します。
移動中や休憩中の聞き流しに最適ですので、何度も聞いてしっかりマスターしましょう。 それでは第1問。
炎症の4徴候に含まれないのはどれか。 1. 発赤
2. 熱感 3. 首腸
4. 蒼白 正解は4.蒼白です。
炎症の4徴候は発赤、熱感、首腸、頭痛です。 蒼白は含まれません。
第2問。 炎症の5徴候としてケルススの4徴候に追加されたものはどれか。
1. 頭痛 2. 機能障害
3. 発赤 4. 首腸
正解は2. 機能障害です。 ガレノスは、炎症の4徴候に機能障害を追加し、炎症の5徴候としました。
第3問。 炎症局所の発赤と熱感の主な原因はどれか。
1. 血管拡張による血流増加 2. 血管透過性の更新
3. 白血球の輸送 4. 肉が組織の形成
正解は1. 血管拡張による血流増加です。
炎症が起こると、局所の血管が拡張して血流が増加するため、赤く熱を帯びます。
第4問。 炎症局所の首腸の主な原因はどれか。
1. 血管収縮 2. 血管透過性の更新による浸出
3. 赤血球の漏出 4. 腺胃が細胞の増殖
正解は2. 血管透過性の更新による浸出です。
血管の隙間が広がり、血小成分が血管外に漏れ出ることで局所が腫れ上がります。
第5問。 炎症時に頭痛を引き起こす主なケミカルメディエーターはどれか。
1. ヒスタミン 2. ブラジキニン
3. ヘパリン 4. セロトニン
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正解は2. ブラジキニンです。 ブラジキニンやプロスタグランジンは、
視覚神経を刺激して強い発痛作用を示します。
第6問。 細菌感染などの急性炎症の初期に、最も早く局所へ集まる白血球はどれか。
1. 単球 2. 抗酸球 3. リンパ球 4. 抗中球
正解は4. 抗中球です。 抗中球は急性炎症の初期に素早く流走し、
細菌を鈍食する役割を持っています。
第7問。 マスト細胞、別名ヒマン細胞から放出され、
初期の血管透過性更新を引き起こす物質はどれか。
1. ヒスタミン 2. インターロイキン 3. プラスミン 4. トロンビン
正解は1. ヒスタミンです。
マスト細胞から放出されるヒスタミンは、血管拡張と透過性の更新をすぐに引き起こします。
第8問。 慢性炎症の病相において、新順が主体となる細胞はどれか。
1. 抗中球 2. 切血球 3. リンパ球とマクロファージ
4. 血小板 正解は3. リンパ球とマクロファージです。
急性炎症では抗中球ですが、慢性炎症ではリンパ球やマクロファージが主体となります。
第9問。 新出物に多量のフィブリノゲンを含み、疑惑を形成することがある炎症はどれか。
1. 消液性炎 2. 可能性炎
3. 腺疑素性炎 4. 出血性炎
正解は3. 腺疑素性炎です。 高分子のフィブリノゲンが漏れ出て固まり、疑惑を形成することが特徴です。
第10問。 多数の抗中球の死骸などを含み、
ウミを形成する炎症はどれか。 1. 消液性炎 2. 可能性炎
3. 増殖性炎 4. エシ性炎
正解は2. 可能性炎です。 可能性炎は抗中球の死骸や組織の崩壊物からなるウミを形成する炎症です。
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第11問。 熱症、いわゆる火傷の水砲や虫刺されの際に見られる炎症はどれか。
1. 消液性炎 2. 可能性炎
3. 繊維素性炎 4. 出血性炎
正解は1. 消液性炎です。 タンパク質の少ないサラサラとした液体が漏れ出る炎症で、水砲などが特徴です。
第12問。 血核や梅毒などで見られ、マクロファージ由来の類上皮細胞が集まって血節を作る炎症はどれか。
1. 可能性炎 2. 肉ガシュ性炎 3. 消液性炎 4. 繊維素性炎
正解は2. 肉ガシュ性炎です。 血核結節などに代表される特殊な細胞の集まりを作る慢性炎症の一種です。
第13問。 炎症時にマクロファージから産生され、体温調節中枢に作用して発熱を引き起こす物質はどれか。
1. インターロイキン1 2. ヒスタミン 3. ブラジキニン 4. セロトニン
正解は1. インターロイキン1です。 インターロイキン1などは内院性発熱物質と呼ばれ、
死傷下部に働きかけて発熱を起こします。
第14問。 炎症の指標となる血液検査項目、CRPが産生される臓器はどれか。
1. 脾臓 2. 腎臓
3. 肝臓 4. 骨髄
正解は3. 肝臓です。
CRPは炎症が起こるとサイトカインの刺激を受けて肝臓で作られます。
第15問。 アラキドン酸からシクロオキシゲナーゼの働きにより合成され、
発熱や頭痛を増強する物質はどれか。 1. ヒスタミン
2. プロスタグランジン 3. ブラジキニン
4. ロイコトリエン 正解は2. プロスタグランジンです。
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発熱や発痛、血管拡張など様々な炎症反応に関わる重要な物質です。
第16問。 ヒステロイド性抗炎症薬が阻害する酵素はどれか。
1. ホスフォリバーゼA2 2. リポキシゲナーゼ
3. シクロオキシゲナーゼ 4. プロテアーゼ
正解は3. シクロオキシゲナーゼです。 ヒステロイド性抗炎症薬はこの酵素を阻害してプロスタグランジンが作られるのを防ぎます。
第17問。 炎症の全身症状として起こりにくいのはどれか。
1. 発熱 2. 白血球の増加
3. CRPの上昇 4. 血圧の上昇
正解は4. 血圧の上昇です。 重症の感染症などでは全身の血管が拡張するため血圧はむしろ低下することがあります。
第18問。 白血球が炎症局所へ向かって移動する現象を何というか。
1. 鈍色 2. 硫素
3. オプソニン化 4. 血球凝集
正解は2. 硫素です。 爽化性とも呼ばれ化学物質に引き寄せられて白血球が移動する現象のことです。
第19問。 組織の修復過程において血栓部を埋めるために形成される毛細血管と腺胃が細胞に富む組織はどれか。
1. 肉毛組織 2. 上皮組織
3. 軟骨組織 4. 脂肪組織
正解は1. 肉毛組織です。 炎症の修復過程では腺胃が細胞と神性血管からなる肉毛組織が形成されます。
第20問。 包合などにより傷口が密着しており肉毛の形成が少なく、傷跡をほとんど残さず治癒する形式を何というか。
1. 一次治癒 2. 二次治癒 3. 三次治癒 4. 遅延治癒
正解は1. 一次治癒です。
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手術の傷跡のように、傷口がきれいに合わさって早く治ることを一次治癒と呼びます。
第21問。 炎症層において細菌などの異物を取り込み消化する。
1. 鈍触作用を持たないのはどれか。
1. 甲中球 2. マクロファージ 3. 単球 4. 切血球
正解は4. 切血球です。
甲中球やマクロファージは強い鈍触作用を持ちますが、切血球にはその働きはありません。
第22問。 急性炎症の血液検査で特徴的な各の作法推移とはどのような状態か。
1. リンパ球の減少。
2. 未熟な甲中球が増加した状態。
3. 切血球の崩壊。
4. 血小板の減少。
正解は2. 未熟な甲中球が増加した状態です。
感染に対応するため骨髄から未熟な甲中球が急いで動員される現象です。
第23問。 炎症反応を強力に抑える作用を持つホルモンはどれか。
1. インスリン。
2. アドレナリン。
3. 糖質コルチコイド。
4. グルカゴン。
正解は3. 糖質コルチコイドです。
副陣皮質から分泌されるホルモンで、薬のステロイドとして強力な抗炎症作用を示します。
第24問。 歩帯や抗体が細菌の表面に結合し、白血球の鈍色作用を促進する働きを何というか。
1. 総化性。
2. オプソニン作用。
3. 中和作用。
4. アポトーシス。
正解は2. オプソニン作用です。
細菌に目印をつけて、白血球が食べやすくするサポート効果のことです。
それでは最後の問題です。
第25問。 組織が障害された際、細胞膜の臨時質からアラキドン酸を切り出す酵素はどれか。
1. シクロオキシゲナーゼ。
2. ホスフォリパーゼA2。
3. リパーゼ。
4. アミラーゼ。
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正解は2. ホスフォリパーゼA2です。
細胞膜の臨時質はホスフォリパーゼA2によってアラキドン酸となり、その後プロスタグランジンなどが作られます。
ステロイド薬はこの酵素を阻害して強力な抗炎症作用を示します。
お疲れ様でした。
今回は炎症の誤兆候とメカニズムについて25問学習しました。
病態整理の基礎となる超重要テーマなので、何度も聞き流して完璧に覚えてくださいね。
これからも一緒に頑張りましょう。応援しています。