同じホールでのミスの原因
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
先日、千葉読売カントリークラブさんにラウンドレースに行ってきたんですけれども、
千葉読売さんには半年くらい前にもう一度行かせてもらったんです。
その時回ったのと、同じホールでティーショットを失敗しているんです。
そういうホールが何ホールかあって、これじゃダメだなと思ったので、今日は同じホールで毎回ミスする理由とその解決法についてお話しします。
まず、同じホールで毎回ミスする理由なんですけども、過去のミスが脳裏に焼き付いているということですね。
例えば、このホールをOBしちゃったなぁとか、このホール池に入れちゃったんだよなぁとか、そういう記憶が頭の中にあって、どうしてもその悪いイメージを頭の中で作ってしまうということです。
あとはですね、戦略が悪いということですね。
例えば狭いホールでドライバーで攻めてしまったりとか、あとは自分があまり得意じゃない玉筋をイメージして攻めてしまったりとか、そういった戦略が悪いということもあります。
あとは、ルーティンが崩れてしまうということですね。
やっぱりですね、苦手なホールが来るとですね、ルーティンがいつもと変わってしまうというのは結構あります。
例えば、いつもより素振りが多くなってしまったりとか、いつも1回しかやらないのに2回3回素振りをしてしまうとか、打つまでの時間が長くなってしまったりとか、
あとはバックスイングをですね、いつも以上に丁寧に行動してゆっくり上げてついてしまったりとか、そういった感じでルーティンが崩れてしまうということもあります。
それから、苦手なホール、前にミスしたホールに来るとまたミスするかもというネガティブな気持ちが結構出てくるということがあります。
やっぱりですね、またミスするかもと思ってネガティブな気持ちを持ってしまうとですね、当然ミスショットが出やすいです。
特にですね、頭の中で思うだけならまだしもですね、わざわざ口に出してしまうとですね、それがですね、確定的になるということですね。
それをやっぱり自分も聞きますので、その結果が悪くなりやすいです。
いつもオービー行っちゃうんだよなぁとか言えばですね、やっぱりそのオービーに意識が行きますので、やっぱりそのオービー落ちやすくなってしまうので、悪いネガティブなことはですね、なるべくですね、口に出して言わないほうがいいです。
頭の中でもできればあんまり考えないほうがいいです。
でですね、じゃあ対策ですね。同じ方法でミスを繰り返さないようにするための対策です。
ミスを防ぐための対策
まずは戦略を変えるということですね。例えば、ドライバーで打ったのをフェアウェイウッドで打ったりとか、
あとはUTTで打ったりとか、時にはアイアンで打ったりとか、
あとはそのティアップの位置を変える。 いつも右側にティアップして打っていたら今度は左側にティアップするとか、
いつもフックボールで攻めていたらたまにはスライスのイメージで打つとかですね。
そういったですね、何か戦略を変えるってことがいいです。
ちなみに私はですね、
同じフォールでミスしているんですけども、私はこの戦略が悪いというのが原因でした。
でですね、ドライバーですと、最近はですね、どちらかというとフェードというか右に曲がる球筋が多いんですけども、
もともとですね、ドローを打っていたっていうのもあって、どうしてもですね、
コースによってはですね、ドローを打ちたくなってしまうホールというのがあります。
ドローの方が何か良いイメージが出るなぁというホールがあるんですけども、そこでですね、ドローをイメージして打ったら、
いつも通りのフェードというかスライスが出て、OBになってしまうとか、右の林に入ってしまうってことはですね、私は結構多いです。
ですので、やっぱりその今の現状をしっかりと把握して、戦略を変えていただくっていうのも一つの方法です。
あとは、成功のイメージの上書きをするということですね。
やっぱり2月のホールだとどうしてもですね、ミスしたイメージがありますので、
これは当日というよりは、練習場だったりとか、コースにいないときに、そのホールをですね、うまく頭の中で回ってみるということですね、イメージトレーニング。
これはですね、かなり重要です。やっぱりその脳はですね、実際に起こったことと、頭の中で考えたことの区別がつかないというふうに言われています。
やっぱりミスしたことが多ければ、またミスするかもと思ってしまうんですけれども、頭の中でですね、その成功のイメージを何回もするとですね、このホールは結構内緒とたくさん打ってるなっていう感じになりますので、
実際コースに行った時もですね、落ち着いてプレイすることができます。 それからですね、対策なんですけども、ルーティンをしっかりといつも通りやるということですね。
先ほども言いましたけども、やっぱり苦手なホールだとプレイが遅くなったりとか素振りを増やしたりとか、そういったことが起こりやすいですので、もういつも通りのルーティンをしていただくということですね。
時間も含めてですね。 それからですね、あとは言葉を変えるということですね。
このホールいつもミスるんだよな、いつも帯いっちゃうんだよなっていうふうに言うのではなくて、
今日はうまくいくとか、淡々とやるべきことをやるんだとか、やることは一緒だ、みたいな感じですね。
ポジティブな言葉に置き換えて、プレイしていただくといいです。
ティーショットいつも右の帯いっちゃうんだよなとかじゃなくて、今日はティーショットフェアウェイ真ん中に行くとか、
今日はいいイメージしかわからないみたいな感じですね。
言葉を変えていただくとですね、これはこの実際にしゃべる言葉もそうですけども、頭の中で考える言葉もそうですね。
なるべくポジティブな言葉に言い換えていただくといいです。 ということでですね、今日は
同じホールでミスを繰り返さないための対策についてお話ししましたけれども、
結構ですね、 何回も回っているホールだといつもミスしてしまうホールがあると思うんで、
そういった時にですね、今日の音声を参考にしていただいてですね、
いい使い方で回っていただきたいなというふうに思っております。 ということでですね、今日の音声はですね、
この辺で失礼いたします。