コースを想定した練習の重要性
ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ調達の役立つヒントやコツをお伝えいたします。
昨日は水曜日だったので、東千葉カントリークラブさんにラウンドレッスンに行ってきました。
小雨が降っていたのですが、それほど気温が低くなかったので、そんなに苦にならずにラウンドを終えることができました。
今日も非常に気温が高くなるという事で、いよいよゴルフシーズンがやってきているなという感じがします。
一雨ごとに芝生が緑になって、あと1ヶ月もすれば一面真っ青の芝生の中でゴルフができるかなと思っております。
非常に緑の芝生でプレーするのが楽しみです。
今日のテーマはコースを想定した練習をしていますか?ということについてお話しいたします。
練習上ではよく当たるのですが、コースに行くと当たらなくなってしまうことがよくあります。
いろいろな要因があるのですが、スイングだけではなくてメンタルだったりコースマネジメントだったり様々な状況に対応できていないとか色々あるのですが、
今日はコースでいいスコアを出すためにコースを想定した練習をしてくださいということをお伝えいたします。
まずは1球ずつ狙いを変えていただくのがいいです。
コースに行ったら同じところから2度打つということは基本的にはありません。
帯を打ってしまったりしたらありますが、通常あまりないので練習上でも1球ずつ狙う方向を変えていただいたりするといいです。
もちろんスイングを作るときには同じ番手で同じ方向を狙って何度も何度も打つ練習も必要です。
これも必要ですがそればかりではなくて1球ずつ狙いを変えていただく練習もやっていただいた方がいいです。
あとは1球ずつクラブを変えたり、コースに行ったら当然1球ずつクラブを変えますのでその練習をしたりとか、
同じクラブをずっと打っているとその長さにだんだん体が慣れていきますので内ショットが出やすくなってきます。
同じクラブで練習するのも大事なんですがたまには1球ずつクラブを変える練習も必要です。
それからボールの位置もコースに行ったら色々変えますのでその練習もしておいていただいた方がいいです。
それから狙う方向、目標の方向を1球ずつ変えたり、右を向いてみたりとか左を向いてみたりして打っていただくといいです。
練習所で練習するときにあまり極端に右とか左を向くと危ないのでちょっと右とかちょっと左を向いて打っていただくといいです。
右を向いたり左を向いたりするとスイングが結構変わってきます。
マット通りに構えてマットが向いている方向に打つ練習も大事なんですがちょっと狙いを変えると非常に真っ直ぐなラインがわかりづらくなりますので
どうしてもスイングが思った通りにならなくなってしまうのでその練習もしておいていただいた方がいいです。
実践的な練習方法
あと目標の少し右を打つ練習とか目標方向の少し左を打つ練習というのもやっておいていただいた方がいいです。
実際コースを回るときにこういったことをやっているかと思います。
例えばグリーンを狙うときにピンがグリーンの左側に立っているからグリーンの右側を狙う。
ピンを狙うというよりはグリーンのセンターを狙うとかそういうことをしているかと思います。
目標があるんだけれども目標よりも少し右にボールを落とす練習だったりとかその逆に目標の左に落とす練習とかをしておいていただいた方がいいです。
これも狙う方向も変えて例えば少し目標よりも右を向いてさらに目標の右側にボールを打つ練習というようなこともやっておいていただくといいです。
こういった練習がコースに行ったときに非常に役立ちます。
それからアプローチもそうなんですけれども50ヤード打つのに単純に50ヤード打つだけの練習ではなくて
50ヤードは必ず越えるんだけれどもなるべく50ヤードに近い距離を打つ練習とか
逆に50ヤードは絶対に越えないように50ヤードを打つ練習なんていうのも非常にいいです。
実際コースに行ったときに例えば放題グリーンでピンが手前に立っているときなどは必ずグリーンに乗せるように打たなければいけないんだけれども
その中でもなるべくピンに近づけるようにということがあるかと思います。
例えば放題グリーンに乗るのに30ヤードあってピンまで40ヤードだった場合には
必ず30ヤード以上打って40ヤードに近づけるという風な練習をしているときに
30ヤード以上打って40ヤードに近づけるという風なことが必要ですのでそういった練習もしておいていただくといいです。
それからコースに行ったらフルスイングだけではなくてハーフスイングやスリークォーターもしますのでそういった練習も必要です。
それから球辻の高さも低い球を打つことが結構あります。
速足の中から脱出するときとか、風の影響を受けないときとか方向性を良くするときとか低い球を打つことが結構多いですので
そういった練習もしっかりとやっておいていただくといいです。
ということで今日はコースを想定した練習をやってくださいということをお伝えしました。
通常通りマットの方向に構えてマット通りボールを飛ばして正しいスイングを作る練習、これももちろん大事なんですけれども
やっぱりコースを想定していろんな練習をやっておくということも大事です。
やはりコースに行っていきなり新しいことをやろうと思ってもなかなかうまくできませんので
コースで使いそうなショットをしっかりと練習場でも練習しておいていただくといいです。
そうすることによっていつかは出しやすくなります。
ですのでぜひ今日お話ししたような練習もやっていただければと思います。
ということで今日の音声はこの辺で失礼いたします。