AI以前の働き方
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今回は、AIがなかった頃の働き方覚えてる?というテーマでお話しします。
結論から先に言うと、覚えてませんというのが結論なんですけど、AIの登場によって変わったのは、時短とか効率化だけではないということですね。
つまり、専門的な能力というところから相手に寄り添うとか、そういう人間的な感性へと求められる価値が、根本的に変わったんじゃないかなと考えてます。
きっかけは、ChatGPT AIに初めて触れたことですね。
それが大体2022年の11月なんですけど、まだ3年ぐらい前ですが、働き方って今と劇的に変わった気がしませんか?
僕はフリーランスになってもうすぐ2年なので、ちょうどAIがそういう風に話題になる前と後、両方体験できているかなと思ってます。
AIがなかった頃は、僕自身は副業ライターですね。
そして活動していました。
会社員として働きながら、他の時間は文章を書くことに集中していました。
当時は本当に、執筆にすごい時間がかかってて、それ以外の部分も時間かかってて、
トータルで言ったら結構もう4時間以上とか平気でかかるのが当たり前でしたし、
あとは資料作成するとか、そういった作業も一日がかりというか、かなり時間を消耗していました。
夜はその結果疲れ果てて、今日も一日お疲れ様でしたみたいな感じで終了すると。
それが普通でしたね。
一方でAIを使うようになってからはこういう風に変わりました。
朝活だけでも、例えばコミュニティ運営、メルマガ執筆、ノート記事作成、SNSや音声発信、クライアントワークとか、
活動内容が当時と変わったというのもありますが、朝だけでもできることが格段に増えたなと感じています。
特に文章作成の効率が圧倒的に上がりました。
AIで余白の時間が作れたと最初は思っていたんですが、現実は違いました。
空いた時間で新しい作業をさらに詰め込んじゃったんですよね。
新しいクライアントさんの開拓とか、SNS、音声配信のベースアップとか、
コミュニティ運営をメインの自分の働き方に据えたとか、自社コンテンツ販売とか、
結果、忙しさは変わらない。むしろ増えたのではという状態になりました。
これ皆さんも心当たりはありませんか?
でも、よく考えてみると、変わったのは時間じゃなくて、何が価値なのかという定義だったんですよね。
AIが話題になる前に価値があったのは、文章を素早く書けること、資料をきれいに作れること、
情報を正確にまとめること、複雑な作業を効率化できること、つまり専門的なスキルが重要でした。
一方、AIが出てくる前に価値があると感じていたのは、相手の気持ちに寄り添えること、
信頼関係を築けること、課題の本質を見抜けること、人と人を繋げられること、
人間らしさの価値
つまり人間的なスキルの価値が高まったんです。
最近、あるクライアントさんからもこんなことを言われました。
作業自体はAIで時短できるけど、のりさんに頼むと安心感があります。
AIでできることが増えたからこそ、逆に人間の温度感というんですかね、
そこにより価値を持たせる、持てるようになったのかもしれません。
これってすごく象徴的だなと思いました。
コミュニティ運営でも同じことを感じています。
こんなにAIが話題になる前は、どれだけ有益な情報をシェアできるかというのが重要だった気がします。
でも今は、そういう情報も大事じゃないとは言いませんが、
どれだけメンバー同士のつながりを作れるか、挑戦を応援し合える関係になれるかとか、
そっちの方が圧倒的に大切になったんじゃないかなと思っています。
情報はAIがいくらでも提供してくれます。
でも、安心できる居場所は人間にしか作れません。
メンバーが本音を話せる雰囲気を作ったり、悩んでいる人に寄り添ったり、
これは技術では代替できない価値だなと思います。
皆さんの仕事もこの3年ぐらいで変化はありましたか?
AIがどんなに進化しても、相手の話を親身に聞くこととか、
相手の立場で考えること、困った時に支えること、
一緒に喜び、一緒に悲しむこと、
こういうのは永遠に人間にしかできないかなと思います。
では、まとめに入ります。
今日は、AIがなかった頃の働き方を覚えている?というテーマでお話ししました。
AI時代だからこそ人間らしさの価値が最も高まっている。
皆さんも自分にしかできないことをぜひ、
棚下ろしというか見つめ直す機会を、年末なので、
1年の振り返りとしてぜひやってみてほしいなと思います。
では、今回の配信は以上になります。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではでは、失礼します。