はじめに:特別企画「オサナイ先生の課外授業」
おはようございます。オサナイ和志です。 青森で中小企業診断士として経営コンサートをしたり、「オサナイだけの背中は押します。」を合言葉に、全国の中小企業社長さんや社員さんを応援しています。
本日は8月15日の土曜日です。 本来では、みなさまからいただいているコメント返しをしていきますが、今週は特別企画で、オサナイ先生の課外授業を来週月曜日までやっております。
今日は土曜日です。 コメント返しは火曜日と水曜日にさせていただきたいと思いますので、ご了承いただければなと思っております。
ということで、オサナイ先生の課外授業は今日が6日目でございますが、この時期はお盆の中火ということでございますし、帰省されている方も多いんじゃないかなと思うんですが、
帰省すると、ご両親からこんなこと言われることないでしょうか?あんたの会社大丈夫なの?みたいな、そんなことですね。
親御さんに久しぶりに会ったりとか、同級生とかに会ったりとかすると、なんとなく悪気はないんですけど聞かれて、ちょっと返事に困っちゃうみたいな、そんな経験ある方も多いんじゃないでしょうか。
ということで、今日のテーマはですね、「うちの会社、これからも大丈夫ですか?」というテーマでお送りいたします。
これ、実はですね、社員さんからも結構聞かれたりするんですよ。
僕はね、コンサルの就職金を診断しという立場で入っているんで、なんか入ったということはですね、何かあるんじゃないの?みたいなことをですね、言う方もいるんですけど、何もないんですけども、そういうふうに見る方もいるんですよ。
なので、大丈夫なんですか?っていうふうにですね、そういうふうに従業員の方から聞かれることもたまにあったりします。
ですので、今日はね、本当に正面からお答えしたいと思います。不安を煽るつもりは一切ございません。
むしろその逆で、その不安どうすれば小さくできるかというふうなお話をさせていただきたいと思います。
お知らせ:メンバーシップと講演会
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
ノートメンバーシップを募集中です。無料配信では聞けない僕の葛藤や具体的な数字や事例などを公開しております。
ノートでの図やグラフを交えたテキスト配信に加えまして、音声配信もノートでお聞きいただくことができます。
目で見で耳で聞く、一度二度おいしいためになる有料コンテンツを配信中ですので、概要欄にリンクを貼っておきます。ぜひそちらからご参加ください。
それからサンドFMではノートの音声配信のみを切り取ってメンバーシップ配信もしておりますので、ぜひ皆さんの参加をお待ちしております。
それからもう一つお知らせです。10月29日木曜日、西野明寛講演会員、青森県弘前市が開催されます。
場所は弘前市民文化交流館ホールということで、JR弘前から徒歩3分にあります商業施設ヒロロの4階で開催されます。
会場が17時から開演が18時からとなっています。チケットはチムチケで販売中です。概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらからよろしくお願いいたします。
会社の現状:倒産件数と日本の企業数
ということで今日はですね、うちの会社これからも大丈夫ですか?というテーマでお送りいたします。
不安な時ほどね人ってなかなか数字を見たくないんですけども、ちょっと数字の話からまたさせていただきたいんですが、見るのがね怖い怖いんで。でも見ないとね不安は膨らむ一方なんです。
ですからまずちょっと数字から入りたいと思うんですけども、これはですね東京商工リサーチによる調査なんですけども、
2026年の上半期の全国の企業倒産件数で出てるんです。これが5346件です。これが多いのか少ないのかっていうことですけども、前年の同じ時期と比べて7.1%増えているということで、5年連続増加ということなんですね。
さらに人手不足による倒産、後継者何人よる倒産、あと物価高による倒産、これらはですね、いずれも上半期としては過去最多というふうに報じられています。
こういうことを言うとですね、やっぱりちょっと不安になるじゃないですか。でもちょっと待ってください。分母を見てほしいです。日本にはですね、会社とかあと個人事業というのを合わせておよそ330万社いるというふうに言われています。
年間倒産件数が仮に1万件だとすると割合としてはおよそ0.3%つまり残りの99.7%は今日も普通に続いているんですね。
倒産ニュースはやっぱり大きく報じられるんですよ。続いている会社のことは誰もニュースにしませんよ。ですから僕たちの頭の中では危ない会社の割合が実際に大きく見えてしまうというそういうふうなバイアスがかかるんですね。
もちろん増えているのは事実ですよ。倒産が。落下していいという話ではなくてですね、でも世の中が全部危ないっていうのは事実ではないっていうここを抑えておいていただきたいなというふうに思うんですね。
おとといの放送で厚生労働省の調査をちょっとご紹介しましたけれども、前の年から最も伸びた退職理由というのが会社の将来が不安だったという話をしたと思いますけれども、
昨日は社長さんが誰にも相談できないという理由もお話しましたけれども、この2日間の話実はつながっているんです。
不安の正体:情報不足と社長の孤独
社長さんってですね、頭の中に警告を持っているんですね。でもそれを言わないんです。社員さんはそれを聞いていないから不安になるんです。
つまり多くの場合はですね、社員さんは感じている不安の正体というのは会社に危ないことではなくて会社のことがわからないことなんですね。
だとすればやることが一つです。情報を増やすです。それだけで不安のかなりの部分が消えますから。
決算書がなくても見える3つの兆し
これが大事かなと思うんです。でも決算書なんて見せてもらえないし、見せてもらえないしっていうふうに思う方も多いかと思います。そうですよね。
多くの会社ではそうだと思います。でも決算書がなくても日々の仕事の中で見えることはあります。
3つお話ししますと、1つ目はお金の順番が変わってないかということです。
例えば仕入れ先さんへの支払いが以前より遅くなっているとか、就勤を急ぐようになったとか、社長さんが銀行に行く回数が増えたとか、お金の流れって必ず日常のどこかに顔を出します。
これが1つ目です。2つ目、将来のためのお金が止まってないかということです。
例えば壊れた機械が直らなかったりとか、備品が買い替えられなかったりとか、あと研修とかで広告が止まったとかですね。
これは今日を守るために明日を削っている状態というふうになるかもしれません。
最後3つ目、人が減って補充されないということですね。
人手不足というのはもちろんあるんですけれども、例えばベテランの方から抜けていく場合、会社の中の情報に敏感な方ほど動きが早いことがあるんです。
ただしここが一番大事なんですけれども、これらが1つ2つ当てはまったからといって、その会社が危ないのかというと、そういうふうには限らないということなんです。
季節とか波もあるかもしれませんし、社長さんが方針を変えたのかもしれませんし、あえて人を絞って次の1点を備えているかもしれませんし、
兆しを見つけたら:疑うのではなく「聞く」
ですから日差しを見つけたら疑うのではなく聞くということなんですよ。これが大事なんですよ。
表紙抜けするかもしれないんですけど、これが最も確実なんですね。
社長、うちこれからどっちの方向も向かっていくんですか?みたいに攻めるんじゃなくて、興味として聞くということですね。
将来を心配しているからではなくて、自分もその方向に向かって働きたいから聞くということなんですよ。
昨日お話しした通り、社長さんって相談相手がいなくて孤独なんですよ。
ですから話したいけれど言い出せないっていう、そこに社員さんからどっちに行くんですかって聞かれたら、それはね、僕は多くの社長さんは嬉しいと思いますよ。
そして社長さんにはこう申し上げたいんですけども、社員さんは見ています。言わないだけでちゃんと見ているんです。
だったらこちらから先に話してしまったらお互い楽なんですよ。
ですからお互い情報の落差と言いましたけれども、そういうことがありますから言った方がいいんじゃないかなと思います。
自身の力と会社の将来
最後にもう一つ、これは僕の意見なんですけども、会社の心配をするのと同じくらい、自分の力を増やすことに時間を使ってほしいなと思うんです。
本当に資格でもいいですし、新しい機械を使えるようになるでもいいし、最近のAIを触ってみるとかそれでもいいんですよ。
これは会社を裏切ることではなくてむしろ逆なんですね。
力のある人が増えれば会社は強くなります。そして万が一の時にはあなた自身を守ってくれるわけですよ。
会社と自分、両方にとっていいことなんですね。
ですから今日の結論になりますけれども、不安は情報がないところに湧きます。
だから心配する代わりに聞く。そして自分の力を増やしておく。これに尽きるかと思います。
大丈夫ですか?という社員さんへの問いに対する答えがこれかなと思います。
結論:聞くこと、話すこと、備えること
ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
大丈夫ですか?という問いに僕は大丈夫ですとは言えません。それは無責任ですからね。
でも大丈夫にしていくことはできますというのは僕ははっきり言うんですね。
聞くこと、そして話すこと、それから備えること、どれも今日からできることばかりですのでね。
そして今日は修正の日ということもありますので、今の私たちの暮らしとか会社がたくさんの方の積み重ねの上にあるということをふと思う日でもありますから。
ですからこそこの会社を来年につないでいこうというそんなことを考える一日にできたらいいなというふうに思っております。
ということで今日はうちの会社これからも大丈夫ですか?というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry. Be happy.
それではまた明日もお時間にお会いしましょう。
今日も是非いってらっしゃい。