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皆さん、おはようございます。 熱血中小企業診断士、挑戦する経営者のパートナー、
オサナイ先生こと、オサナイ和志です。 普段は青森で中小企業専門コンサルタント会社、株式会社アスナログリッツの代表をしたり、
オサナイだけど背中は押します!を合言葉に、青森から全国の中小企業社長さんや社員さんを応援しています。
本日は、2026年3月11日水曜日でございます。
ということで今日はですね、震災15年、あなたの会社は災害から社員を守れますか?というテーマでお送りいたします。
今日3月11日ですけども、東北に住む僕たちにとっては、決して忘れることのできない日です。
そしてこの日はですね、経営者の皆さんにとっても改めて自分の会社は本当に災害に備えているのかを考える大切な日なんだなという僕は思っているんですね。
15年という節目を迎えた今ですね、あの時の記憶は少しずつ薄れていくかもしれません。
でも経営者としてね、問いたいんですよ。もし明日大きな災害が起きたら、あなたは社員さんを守れますか?お客様との約束を守れますか?そして会社を続けられますか?
今日はですね、震災の恐怖をビジネスの視点から見つめ直して、中小企業だからこそできる災害に強い組織作りについてお話しさせていただきます。
2011年の3月11日ですね、午後2時46分ですね、もう忘れもしませんね。
あれからもう15年が経ったんですね、今日で。
僕はあの日ね、青森県の戸和田市というところにいました。
僕の住んでいる広崎からは約100キロほど、青森県を地図で見ると僕のいる広崎がどちらかというと左側。
戸和田市というのは右側に近い、太平洋側の方に近い場所なんですけど、僕はそこに単身赴任で一人いました。
仕事をしてたんですね。ビルの4階で仕事をしてたんですけども、最初はガタガタというふうな揺れ、全然いつも同じような揺れがあったんで、また地震だなと思ったんですけども、
だんだんそれが激しくなってきて、これはただごとではないなと思って机の下に潜りました。
揺れがある程度収まり、潜っていた机から出たんですけども、その時には机の引き出しが飛び出していましたし、書類も散乱していましたし、停電ということで。
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非常階段で外に避難しまして、ワンセグで、もう停電ですから、たまたまあの時はまだがらけでしたからワンセグ見れたんですね。
ワンセグで見たのが震度7宮城県という情報だったんですね。
そこからほとんどなくして1時間ぐらいで津波の映像が流れてきました。
僕は単身赴任してましたから、ちょうど金曜日でしたから帰る日だったんですね。
100キロ離れた弘前の自宅まで真っ暗な道を普段であれば1時間半かかるところが4時間かけて帰ったっていう、あの日のことを今でも鮮明に覚えているんですけども。
でも今日お話ししたいのは、あの日の恐怖であったりとか混乱だけじゃなくて、経営者としてですね、あの震災から何を学んで、そしてどう備えるべきなのかということをですね、皆さんと一緒に考えていきたいんですよ。
まずですね、震災が中小企業に与えた影響についてちょっとお話ししたいんですけども、東日本大震災ではですね、多くの中小企業が被災しました。
建物であったりとか、設備が壊れたりとか、あとは取引先が被災して仕入れができなくなったりとか、そして社員が出勤できないとか、そして何より事業が止まってしまったっていう風な、そういう風な影響だったんです。
実はあるデータがあるんですけども、大規模災害の後ですね、事業を再開できなかった中小企業の多くっていうのはですね、事前の備えがなかった企業なんですね。逆にBCPといって事業継続計画を持っていた企業は早期に復旧してお客様からの信頼も維持できたんですよ。
ここでね、BCPってちょっと難しい言葉が出てきたんですけども、これですね、今も言いましたけども、事業継続計画と言いまして、聞いたことは皆さんBCPって言葉ね、あると思うんですけども、うちみたいな小さな会社に関係ないでしょと、大規模あればやることなんでしょっていう風に思っている社長さんも多いんじゃないかなと思うんです。
でもね、違うんですよ。むしろこの中小企業こそですね、BCPが必要なんですよ。なぜかというと、中小企業というのはですね、社長さん一人に業務が集中していることが多いんですよね。もし社長さんが被災して動けなくなったら、キーマンが一人いなくなるだけですね、会社が止まってしまうんですよ。
これ本当に中小企業あるあるなんですけども、大企業はね、人もお金も余裕がありますけども、僕たち中小企業にはそんな余裕がないんです。だからこそ、もしもの時のシナリオを事前に備えておくっていう必要があるんです。
でね、BCPって計画作るの難しいんでしょっていう風に言う方もいらっしゃるんですけども、決して難しくはないです。今から3つのステップをお話ししますので、ちょっとお聞きいただきたいんですけども、まずはですね、ステップ1として優先業務を決めるということなんですね。
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まず災害が起きたときに、これだけは絶対に守らなきゃいけないっていう業務を決めるんですよ。全部の業務を守ろうとするとパニックになります。ですから、お客様との約束を守るために最低限これだけはやるっていうコアの業務をね、これを3つだけ決めてください。
例えば製造業であれば、納期が迫っている製品の出荷とかね、あとサービス業であればお客様の予約対応とか、これを明確にしておくだけで、いざという時の判断がぶれなくなります。
それからステップ2、連絡網と安否確認の仕組みを作るということですね。震災のときですね、一番困ったのが連絡がつかないということだったんですね。携帯はもちろんつながりませんし、メールも届かないという状況でした。だからこそ、今のうちに災害時の連絡集団というのを複数用意しておくんですよ。
例えば、僕らは前の会社ではLINE WORKSというのを、この震災があった後、だいぶ経ってからですけども、LINE WORKSというグループで掲示板で安否確認するというふうに決めてましたし、それから災害伝言ダイヤルですね、これありますよね。それからSNSであったりとか、そして誰が誰に連絡するのかということを決めておくということも必要かなと思います。
社員さんの安否確認ができれば、次の一手が打てますので、これ本当に大事なんで、ぜひ安否確認の連絡もやってみてください。それからステップ3として、データと情報のバックアップですね。
これ、今の時代ですね、会社の地図のデータなんですね。顧客のリストであったりとか、あとは取引情報であったりとか、それから設計図とか契約書とか、これが全部消えたら事業の再開というのは不可能になっちゃいますので、ですからクラウドにバックアップを取るということ、そして重要書類はスキャンして別の場所に保管するということですね。これだけで会社は守れます。
ここで今言った3つですね。優先業務を決めるということ、それから連絡網と安否確認の仕組みを作るということ、そしてデータと情報のバックアップを取るということ、これができればBCP対策の一歩としては合格かなと思います。ここまで聞いて、やることが多くて大変そうと思った方もいるかもしれません。
でもね、中小企業には大企業にない強みがあります。それはいつも言ってますけど、小回りが効くことと社長の決断で即実行できることなんですよ。大企業というのは倫理を回して会議をして承認を取ってというふうに時間がかかるんです。でも中小企業はね、社長さんがよしやろうというふうに決めたら、明日からでも動けるんですよ。この機動力を活かして、今週中に最初一歩を踏み出してほしいんですよね。
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僕も震災以降、常に備えてますね。自宅には防災袋もありますし、カセットコンロで使えるようなストーブも持ってます。うちはオール電化ですので、電気が止まっても最低限の弾が取れるようにということでカセットコンロのストーブを用意しています。
会社としても、僕自身は顧客データはクラウドのほうに保存するようにしてます。自分のところにあるSSDとかハードディスクに保存しておくというのはもちろん大事、それは必要ですけども、バックアップ手段としてはクラウドというのは中小企業としては一番今のところ無難なのかなと僕は思いますね。
あとは、どういうふうにして動くかというかね、僕一人でやってますから、そこも含めて取引先との関係をきちんと連絡取れるような体制をとっておくということが必要だと思います。
最後にですね、経営者の皆さんに伝えたいことがあるんですけども、災害が起きたときに社員さんというのは会社をね、それから社長さんを頼りにします。この会社にいれば大丈夫だって社長が何とかしてくれるっていうふうに信じているんですよ、社員さんは。
その信頼に応えるためにも今備えてください。BCPを作ることっていうのは社員さんとその家族を守ることだと僕は思いますので、そしてお客様への責任を果たすことでもあるんですよ。そして災害にね、強い会社っていうのは普段から強い会社なんです。
なぜならBCPを考えるということはですね、会社の核は何かとか、誰が何をすべきかということをですね、明確にすることだからです。これって普通の普段の経営にも絶対に役立つということなので、ぜひBCP対策皆さんで対応してみてはいかがかなと思います。
はい、ということで、今日もお聞きいただきましてありがとうございました。15年前のね、あの日僕はですね、本当にこんなことが現実に起きるんだっていう風な衝撃を受けました。なんか映画見てるみたいなね、すいません、このピーピーピーピーをこちらのストーブの音で大変申し訳ありません。
でもですね、今経営者として改めて思うのはですね、あの日の教訓を次の災害に生かせなければ意味がないなって、そして社員さんをね、僕の社員さんいませんけど、皆さんの会社で社員さん守ってね、そしてお客様との約束を守るためにもですね、今できることをやらなければいけないなっていう風に改めて思いましたね。
PCPって聞くと本当に難しそうに感じるかもしれませんけども、まずはもしも時何を優先するかっていうことを考えることから始めてみてください。それだけで皆さんの会社は一歩前に進めるんじゃないかなと思いますし、もしこのPCP、ご自身の会社で作ることが難しいということならば、あれの僕みたいな中小企業診断してPCP対策もたくさんしてきておりますので、こういう専門家に相談するというのも一理あるんじゃないかなという風に思います。
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はい、ということで今日はですね、震災15年、あなたの会社は災害から社員を守れますか?というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry. Be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。今日も元気に。いってらっしゃい。