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おはようございます。オサナイ和志です。 青森で中小企業診断士として経営コンサルをしたり、
オサナイだけど背中は押します!を合言葉に、 全国の中小企業の社長さんや社員さんを応援しています。
ということで、今日も熊本地震関連でちょっとお話をさせてください。
ちょっと昨日はね、すいません。本当に地震発生して間もなかったということで、
ちょっと取り乱したりもしまして、心の動揺とかもあったので、 本当に申し訳なかったんですけども。
でも一晩経って、実はこれ収録しているのはですね、 7月の29日、水曜日の今20時半なんですが、
今現在でのお話をさせていただければなと思っております。 僕がこの地震があってからいろいろ思うこともありましたので、
今日のテーマは対岸の火事にしてませんか?ということなんですよ。 そこをちょっとお話しさせていただければなと思っています。
まず今回の地震で亡くなられた方に、ここからお悔やみ申し上げたいと思います。
それから被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
今もまだ救助活動とか、安否不明の方の捜索が続いているということなので、
そこは1秒でも早く本当に見つかっていただければなと思っています。
僕もニュースの映像を見ながらですね、本当に言葉を失ったわけです。
一方で、僕は熊本にいるわけじゃないわけですよ。
青森は物理的にも離れている。
いろんな情報が入ってくるわけですよ。
ということで本当に大変だなっていうふうに思う一方で、
どこかで他人事じゃないけども、
普通にまた明日から仕事をしてしまうんじゃないかなっていうふうに思ったりもするんです。
僕のように、そういうふうに思う人も中にはいるかなというふうに思うんで、
今日はそこで終わらせたくないんですよね。
僕自身も。
というのも今回の地震で、僕が一つ経営者としてどうしても引っかかったことがありまして、
何かというと建物にほとんど被害がなかった大企業までがですね、
次々工場を止めているということなんですよ。
なんで無絆に止めたのかというところで、
僕たち中小企業が同じことができるのかということをですね、
今日はこの話を熊本地震からのビジネスの視点でという形で、
またお話しさせていただければなというふうに思っております。
震度7を記録したのが熊本県の浮石と彦和町というところですね。
マグニチュードが7.1で震源が16キロということで比較的浅いところだったということで、
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揺れも大きかったというふうに気象庁の方ではおっしゃっているというところですけれども、
揺れだけではなかったんですね。
例えば八代市だと市内の全域に6万個ぐらいが断水したという話だったりとか、
あと震度7の彦和町が約1万個断水、
それから九州自動車道とかの高速道路も枠間通行止めになっている、
あと九州新幹線も全線運転見合わせとか、
あと宅配便も熊本県の全域で周波位が一時止まったということで、
つまり水も電気も道路も鉄道も物流も全部と同時に止まったということなんですね。
気象庁の方では今回の地震が10年前の2026年の熊本地震と特徴が似ているということで、
1週間程度同じ規模の地震、つまり震度7に注意するように読み掛けているということですし、
前回10年前は1日半後ぐらいに震度7の本震がもう1回来ているということだったので、
やっぱりそのことは熊本の皆さんには頭読みっているというところで、
今回聞くところによると車中泊というか車で避難している方が多いと、
もう1回本震というか大きいのが来たら建物の中にいたら潰れてしまうかもしれないということを
やっぱり怖いので車中泊されている方が多いというふうにも聞いております。
ここからが今日の本題なんですけれども、冒頭で僕が引っかかったというのは大企業の動きなんですよ。
熊本には半導体関連の工場がたくさん集まっているわけですね。
報道によりますと台湾の日本社あるTSMCですか、半導体メーカー。
ここの熊本工場が従業員は屋外に一時避難したと言って稼働も停止したと。
あとソニーグループも全従業員屋外に退避して、フジフィールも全員避難した。
トッパンも工場の操業を停止しているとかですね。
大きな損害、建物や設備に大きな損害は確認されていないにも関わらず、
翌日は安全を最優先して稼働を止めて点検実施するということを発表しているわけですよ。
自動車も同じで、ホンダとかトヨタとかも大きな被害はなかったけども、
昨日は損害を止めて停止して点検しているということなんですよ。
僕はこれを聞いてハッとしたんですよ。壊れたから止めたんじゃないんですね。
止めるというふうに決めていたから止めたんですよ。
震度がいくつになったら退避するとか、誰が安否確認するとか、
設備の点検は誰がどの順番でやるのっていうのが事前に決まっていたから、
大企業では混乱しないで迷わないで止められたわけですよね。
それからもう一つ、止めても倒れないだけの体力、つまり資金力があるから止められたということなんですよ。
じゃあひるがいって僕たち中小企業どうかということなんですけども、
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ここが今日一番お伝えしたいところなんですけども、
災害というと僕たちはついうちの建物が壊れたらって考えがちなんですよ。
でも実際に会社を追い詰めるのはそこじゃないことが多いんですね。
考えてみてください。断水したら飲食店は1日も営業できません。
停電したらレジが打てない。冷蔵庫が使えない。パソコンが立ち上がらないわけですよ。
宅配が止まったら通販の出荷ができないです。
取引先の工場が止まったら自分のところに部品が来ないわけですよね。
ですから自分の会社が一切無傷だとしても売り上げはゼロになる可能性があるんです。
これなんで僕がここまで強く言うかというと、
実は保証協会にいた時代に東日本大震災とかいろんな災害の後の現場を見てきているんです。
そこで感じたのは窓口に相談に来られる社長さんの多くは建物が壊れたから来たのではなくて
売り上げが止まってしまった方だったということなんですね。
しかも多くの場合は来られるのは発生直後ではないんですよ。
1ヶ月後とか2ヶ月後とかというふうに手元の現金が付きかけた時に
じりじり減っていって本当に付きかけたタイミングで来られる。
その時にはもう選べる手が少なくなっちゃっているんですよね。
これは僕がずっと引きずっている光景なんです。
ですから僕たちが今日から何ができるかということを3つだけお伝えしたいんですけども。
どれも今日のうちに始められることです。
1つ目は安否確認の手段を1つだけ決めておくということなんですね。
大きな災害の時って電話はほぼつながりません。
今回もNTTであったりとかKDIであったりとかそういったところはなかなかつながりにくいという話が聞いています。
ですから例えばグループラインでも何でもいいんですけども業務用のチャットでもいいんですよ。
何かあったらここに一言入れるっていう風に場所を1つ決めておくんですね。
それだけです。立派なマニュアルとかはいらないんです。
決めてあるということ自体価値がありますから。
まずはここ1つやっておくって決めての安否確認の手段を決めておくということですね。
これが1つ目です。
2つ目は手元のお金が何ヶ月分あるかっていうことを今日数えてみるということです。
これやり方簡単で今の現余金をひと次の固定金で割るんですね。
家賃とか人件費とかリース料とか返済とかね。
それだけで売り得がゼロになっても何ヶ月持つかっていう飛行距離が出せるんですね。
ここまずやってみてください。
これ多くの社長さんが意外と速答できないんですよ。
僕もねコンサルの現場でよく聞くんですけども
大体3ヶ月ぐらいかなーみたいな方に言われるんですけど
実際計算すると1ヶ月半ぐらいだったとね。
そういうことが本当にありますんで数字知っているだけで判断のスピードが変わります。
これが2つ目です。
3つ目これは事業継続力強化計画というのを書いてみてください。
何かといわゆるBCPと言われてますけど事業継続計画って言うんですけども
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分厚い書類をね本物作ろうと思ったら本当本当全部やろうと思ったら
めちゃくちゃ分厚く作らなきゃいけないんですけども
それをイメージしちゃうとうちにちょっと無理だよねって思っちゃうんですよ。
ここでちょっとデータがありまして
帝国データバンクが2025年5月に行った調査だと
BCPの策定率というのは大企業が38.7%だったんですね。
これに対して中小企業は17.1%だったわけですよ。
しかもその差というのは年々広がっているということなんです。
策定しない理由として上がっているのは
BCP作るだけのスキルが足りないであったりとか
人とか時間確保できないよっていうところから
中小企業の中では大企業と違うわけだから
必要性感じないよねっていうところであったりとか
仮に作ろうとしても専門家にお願いしたりとかすると
費用が確保できないよって言ったところ
そういった声があるんですね。
なので8割以上の中小企業はまだ何も決めてない状況なんですよ。
だからこそいきなり完璧目指さなくていいんです。
国の方も事業継続力強化計画っていう認定制度があるんですね。
2019年にできた制度なんですけども
中小企業庁によりますと
2025年、昨年の6月時点で
累計で83,000件余りが認定されております。
この事業継続力強化計画
国の方、中小企業庁が作っている雛形があるんですが
これは数枚の書式で作れるんですよ。
ですので、いわばBCPの入り口です。
書き方とかも商工会議所であったりとか
商工会とかでも相談に乗ってもらえますし
僕らみたいな中小企業診断士に相談していただければ
書き方はいくらでもレクチャーができますので
ぜひそういうところに頼ってまずは
入り口に立ってみるということが大事かなと思います。
完璧な計画より書きかけの計画の方が
何もないよりもずっと強いと思いますので
まずは行動してみるということが大切かと思います。
ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
今日は熊本地震をきっかけに
僕たちの会社の備えということについて
お話しさせていただきました。
正直に言うと、この配信を作りながら
僕自身が一番ドキッとしているんじゃないかなと思うんです。
人に偉そうに言っておいて
自分の会社はどうなんだと
まだまだ全然できていません。
一人親方ですし、手が回らないと正直あるんです。
ですから、今日僕も
安否確認の手段を会社の中で決めてみるのも
ありかなと思っています。
そして被災された地域の
一日も早い復旧を心からお祈りしています。
その上で離れた場所にいる
僕たちにできる一番の経緯は
この出来事から目を逸らさずに
自分の会社でたった一つだけ
行動を変えることなんじゃないかなと
僕は思っています。
大きなことでなくていいんです。一つでいいんです。
今日決めてみてはいかがでしょうか。
ということで、今日は対岸の火事にしていませんか
ということでお話ししました。
熊本知事が当会社の備えということで
お話しさせていただいたということでございました。
調整が人生だ。Don't worry. Be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。