2022-03-08 30:57

【GMV 562】コロナになって退屈で落合博満監督伝を読みました

嫌われた監督
00:05
おはようございます、グッドモーニングボイスです。
おはようという言葉がほとんどギャグなんですが、しょうがなくてですね、いわゆるオミクロンというやつにかかってしまいまして、
声ちょっとおかしいかもしれないですけど、そんなに調子が悪いわけじゃないです。
これできるくらいの調子には戻ってきました。
別に自宅療養の話もする機会があったらお祝いするとしてですね、
今日は夜の9時ですからね、グッドモーニングとか言って。
しかも長々と話すとちょっと疲れるので、どのくらい話せるかわからないですけど、
適当にこの番組らしく喋っていきたいと思います。
退屈もあるんですね。
要は家から出られないところではなく、部屋から出られない生活になっていて、
風呂にも入れない生活になっているため、やることがないわけですよ。
久しぶりにいろんなことを知っている方の一番大変だったときはですね、
38度くらい、39度弱あったので、
ポッドキャストとか聞きまくったりもしたので、
こういう情報発信なのかもしれないんですけど、
この状態で情報とかを摂取してどうこうしようなんて人は思わないじゃないですか。
でも聞きたいというのはですね、あれはその人を聞きたいんですよね。
だから自己発信というものをしておくとですね、
誰がどこで助かるかわかったもんじゃないと、
非常に申し訳ないんですけど、
やっぱり僕はこういうときにどちらかというと明らかとして得られない人間で、
すぐセンチメンタルになっちゃうんですよね。
鬱陶っぽくなりやすいっていうのかな。
メランコリックな性格をちょっと持っていて、
どうしてもね、こういうときにここで家叩き出されたり、
雪降る中どこまでも歩いていくとかだったら、たまったもんじゃないなと思うと、
やっぱりでもそういうときに聞きたいものっていうのは、
音楽だったり知人のポッドキャストだったりするんじゃないだろうかと。
間違ってもですね、情報じゃないよなと思うんですよね。
そんなことを思いつつ、
私も情報発信なんてやめて、
03:00
自己発信に徹しようと思った次第なんですね。
グッドワイブスの発信も続けていくけど、
この状況ですとですね、グッドワイブス的にもまたいろいろたまっていくんで、
喋りたいことは出てくると思うんですが、
とりあえず今日はこの番組に一回、
読んだ本とかの話を盛り混ぜていこうと思いました。
うまく調子が良くなってくればですね、
療養の話をノートに書いたりブログにしていきたいと思ってるんですけど、
まだちょっとまとめて何かを書こうという気力がなかなか出てこないんで、
とりあえずはまずポッドキャストから再開しようと思って、
今日始めてみました。
調子それ自体はですね、温熱も下がったし、
あとは喉の若干の調子も足りるんで、
セミナーとかはオンラインである限りはどんどんやっていきたいとは、
急にまた振り返したりしない限りは思ってるんですけど、
13日のご機嫌な子育て、グッドワイブスご機嫌な子育てライフ、
これはですね、ぜひ2,3人の方には、育児パパみたいな方中心でも全然結構ですね、
もちろんママさんも絶賛募集中ですので、
2,3人多分良い話になるんじゃないかと、
倉園恵都さんもうってつけのお話をしてくれるんじゃないかと、
僕が勝手に期待してるだけっていう話なんですけどね。
ので、よろしければご参加いただければと思ってるんですけど、
まだ結構日付はないか、
13日って結構先に感じるんですよ、こういう生活をしてるとね。
早くせめてですね、私2階から降りてない生活が続いてるんで、
1階に行きたいという感覚が芽生えておりまして、
まぁまぁそんな感じで一つお願いできればと思います。
今日はですね、全然全くグッドワイブス的には、
だから今度からそういう本を紹介するみたいな、紹介じゃないな、
本読みました話をしていきたいと思ったんですけど、
本を読むしかやれることがなくて、
たまたまこれを、一応ロシアの信仰と絡んで見つけた本なんだけど、
「紛争でしたら張ったまで」っていうコミックを8巻まで今出てんで読んだんですね。
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これはもうあっという間に読み尽くしてしまって、
あとあと支出についての後悔が、僕の経済状態って今やこのレベルなんですよ。
数百円の漫画を8巻買うと、なんかああやっちゃったっていう感じになるんですね。
中身が悪かったとかでは全然ないんですよ。
何を買ってどんなに楽しくても、ちょっとどうしても後悔がですね、
物書きにしてはこういう後悔はダメなのかもしれないですけども、
自然の常理としては4800円とかでも、正確には4800円かもしれないんですけど、
2巻まで無料だったからそんなにしてないんですけどね。
結構深刻な気持ちになるんですよね。
しかも仕事してないじゃないですか。余計こう来るんですよね。
やっちゃったなみたいな。
せめて3500円留めておいて、
まあそのコミックの話も将来できればいいかもしれませんが、
そっちじゃなくてですね。
ナポレオンがロシア遠征したから、戦争と平和を読んだんですが、
これも読み尽くしてしまったためにですね、
しかも日本に来るときに、
日本に来るときに、
日本に来るときに、
日本に来るときに、
読み尽くしてしまったためにですね。
しかも1回目じゃないので早いんですよ。
困ったなと思いまして、
困ったというのはつまり、読めば疲れるんですけどね。
なんかもうちょっとこう、
簡単でしかもトルストイ並みに面白い、
まあそういう甘いことを言ってるんじゃねえって話ですが、
ちょっとドステフスキーの罪と罰読んでみたんですけど、
なんかですね、これじゃない感の方が強かったんですよね。
あれも久しぶりに読み返したんですけど、
これもファンの人には怒られるかもしれないんですが、
トルストイに比べると読みにくいよなとつくづく思うんですよ、文章がね。
若い頃、学生時代はドステフスキーの方が話として好きだったんですけど、
文章の読みにくさというのは題材のせいもあるんですけど、
なかなかこう、いろいろありまして、
学芸芸職とかもやってますからね。
やっぱりトルストイというのは、
まあ、神がかりなんですよね。
それで、文章が神がかってうまいわけでなくてもいいので、
とにかく読みやすくて、
しかも、病気の身体感覚から自分を切り離してくれるようなのないかなと探していて、
うってつけのがあったんですよ。
落合監督もですね、言ってみれば、
スポーツ、ああいうのあるじゃないですか。
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スポーツの、ちょっとね、
バンキシャさんが書いたやつ。
ああいうの間違いなくうまいんですよね。
ひとつは題内の文体が合ってるんだと思うんですよね。
嫌われた監督という、タイトルも非常にいいですよね。
落合博光さんという監督は非常に嫌われていた記憶があるんで、
私、実は落合博光さんのファンでロッテのファンを始めたんですよ。
だから実は、今の千葉県では、
ロッテオリオンズで、本居市も川崎球場だった時代のチームで、
今の千葉ロッテマリーンズは全然違うチームですよね。
言ってしまえば。
しかも落合監督は、ロッテの監督とは変なことはないですしね。
そういう関係のない、ひとつは、
落合博光さんのファンでロッテのファンを始めたんですよ。
しかも落合監督は、ロッテの監督とは変なことはないですしね。
そういう関係のない話なんですけれども、
でも絶対これは面白いだろうと思って読んだら、
案の定めちゃくちゃ面白いんですよ。
おすすめしているという話ではないんですけれども、
ひとつは、文章のうまさを単にこう、味わうっていうんですかね。
酒飲みみたいな話なんですけどね。
どういうことなのかと思ったんですが、
それが題材と非常にぴったり合っていて、
文章がうまいということは、つまり落合監督みたいな話なんだなって思ったんです。
落合監督みたいなっていうのはですね、つまり合理的なんですよね。
目的に向かってどういうふうな動きをしているように見えても、
一直線に向かっている。文章というのはなかなかそう書けないんですよ。
長く書けば書くほどそうなんですけど、
意を曲折しているうちに、さもその目的じゃない方向に向かっている。
この番組みたいになっちゃうわけですね。
そういうことをいかに許さないかっていうのが文章のうまさで、
如実に現れるんですよね、実は。
だから私は決して文章うまい方じゃないんですよ。
新聞記者さんというのはあまりにも制約が多いじゃないですか。
基本的には消費されるものですし、
1日の中で書かなければいけないものですし、これに無理がありますよね。
しかも文字数の制限はひどいし、
しかもあまりにも多くの人が読みますよね。
12:00
だから勢いあれに書けるという人は、うまくならざるを得ないわけですよね。
余計なことを書いている場合じゃないって。
こういう人がスポーツについて書いたもの、面白いに決まっているんですよ。
スポーツというのは情報としての必然性が実はないじゃないですか。
スポーツの勝ち負けを絶対知らなければいけない理由ってないですよね。
こと、今日、キイウに進行したとか何とかいう情報に比べて、
中西が勝ったかどうかって実は重要じゃないですよね。
ここを必然性があるんだと思って読ませ尽くすには、
よっぽど面白く書かなきゃいけないのに、無駄なことは書けないんですよ。
だから非常にうまくなるわけですよね。
うまく書かれているに違いないわけです。
多分そうじゃないと、最後までは書く気が、書けないんですよね。
そもそもね、こんな200ページもある本で、
一冊、結局オチへのことしか書いてないわけですよ。
しかも無駄のない文章で書いたら、多分、
僕なんかが書くと書くほど無くなっちゃうんですよ、すぐ。
よっぽどたくさんネタを用意しておいて、
無駄なやつを一切そこに含まないという内容になるはずなんです。
で、これを野球でやっているんですね。
千合博人という人は。
私も好きだったんで、中日時代の祭拝ってのは結構見てたんですけど、
どうもよくわかんない祭拝なんだなって思ったんですよ。
私が現役の千合さんを見ていて好きだったっていうのも、
あれもどうもよくわかんない打ち方をする人だなとはいつも思ってたんですよ。
なんかこう、釈然としない振り方をしているように素人目には見える。
あの、何て言うんですかね。
当時、西武ライオンズに秋山康二っていう人がいたんですけど、
ああいう人が打つホームランって、やたらかっこいいんですよね。
私が別に大好きだったってわけじゃないんですけど、やたらかっこいいんですよ。
なんかそういうかっこいい感じが全くしないんですよね。
でもホームランは打つんですよ。
なんかこう、え、この打球ってなんか、
セカンドとライトあたりの間に落ちそうじゃないと思うと
ホームランになっているみたいな、そういう人なんですよね。
そういう人で、祭拝を見ていてもそういう感じなんですよ。
全くこう、三度も三冠を取った人じゃないですか。
ホームランも十何本持っていて、
えっと、いかにも攻撃的な感じがするんですけど、
野球はもう全く違うんですよね。
なんか、3対0で勝つみたいな。
とにかく守って守って守って勝つんだけど、
その守りも、なんかこう、ものすごく素晴らしく守ったっていう感じではないような試合。
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えっと、本当にこうですね。
なんかこう、花のないというか、
要するにファンに分かりやすいような展開はないんだけど、
えっと、終わってみれば勝つみたいな感じで。
あるいは、そもそもペナントがすごく強くて独創的で圧倒して勝つっていうのではないんだけど、
なんか、こんなんで大丈夫なのかなという感じを続けている時に、
でも10月になれば優勝しているみたいな、そういう感じでですね。
とにかく強かった印象があります。
私、中西のファンだったわけではないんですけどね。
で、あの有名なのがありますよね。
日本シリーズで、パーフェクトのピッチャーを8回で下ろしたという。
あれも私は、下ろすような気が、この本にも書いてあったんですけど、したんですよ。
なんか、この監督だったら下ろすんじゃないかなと。
下ろすって、正気ではできない感じなんですよ、やっぱり。
あの時もそうだったんですけど、何しろパーフェクトですからね。
もしかすると、今後も永遠に日本シリーズでパーフェクトって出ないかもしれないじゃないですか。
でも、しかも、あの時のヤマイってピッチャーなんですけど、
10勝もしているわけじゃなかったんですよ。
そのピッチャーを8回で下ろしたんですけれども、
普通じゃないなっていう感じがやっぱり、すごいしました。
で、普通じゃないその感じっていうのが、
この本でも当然書かれてるんですけど、
どういう風に書いてるかなっていう風にやっぱり思ったんですよね。
普通じゃないあの感じが伝わってこないようには書かないはずですよね。
でも、あのシーンについては、何度も何度もテレビでもやってるし、
いろんな人が批判も3批で、9対1で批判ぐらいだったという印象ですけれども、
批判はやたらされてたし、いろんな人がいろんなことを言ってましたけれども、
どういう風にこれ書いてるのかなっていうのも、大変注目したんですけど、
非常に納得いくような書き方で、
なるほどなぁと思ったと同時に、この本のタイトルが嫌われる、
嫌われた監督かな、嫌われるわけだよなとつくづく思いましたね。
私なんかファンだから、この本読んでも嫌いにはなんないですけど、
これは嫌われるわという感じがつくづく思いましたね。
逆に言うと、好かれるようなことをしてないんですよね、ほとんど。
一つ一つは確かにとっても理にかなっているんですけど、
よく野宮さんとかいるじゃないですか、森監督とかも、
そういう人たちが、本当に好きなことを書いているんですよね。
そういう人たちが、本当に好きなことを書いているんですよね。
そういう人たちが、本当に好きなことを書いているんですよね。
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その人たちの言われていることもよく似ているんですけど、
それでもここまでじゃないなという感じが、私やっぱりしたのはちょっと意外でした。
つまり、野宮監督とかの話とか、聞いていたり野球とかを見ていても、
意味不明だという感じはあんまりしなかったんですよ。
森監督の西武ライオンズは、私もあの時ロッテをずっと応援していたから、
要するに好きじゃないチームだったんですけど、
でも合理的、合理的と言われているし、合理的だったから、
何かよくわかるような感じがしたんですよね、見ていて。
素敵でしたけどね。
だけど、落合監督の再入店は、
どうしてこういう風になっていくのかがわかんないみたいな、
どうしてこれでこんなに強いのかがよくわかんないみたいな、
そういう不思議な感じがあって、
それがどうしてなのかがわかるような、
本を読んでみたいという、
なんていうか、
その本を読んでみたいという感じがあったんですよね。
そういう不思議な感じがあって、
それがどうしてなのかがわかるような、
本を読んでみたいと思ったんですよ。
そういうのもあって、一気読みしちゃったんですけど、
何かちょっとわかったような気がしました。
何かやっぱりですね、
これ、これだから嫌われたんだなっていうのは、
わかった感じもするんですよ。
ここまで説明されてみないと、
よくわかんないことが目の前で繰り広げられている。
わかんないじゃないですか。
僕なんか野球も異常に好きで、
小学校たぶん2、3年の頃、
家にテレビなかったって、
なかったって貧乏でなかったりじゃなくて、
親の教育講師でなかったんですけどね、
ラジオを聴いてたんですよ。
ずーっと野球のラジオを聴いてたんですよ。
テレビ買ってもらってからは、
ほとんどずーっと野球を見てて、
浪人してた時も勉強もしないで、
ずーっと野球を見てたんですよ。
それもほとんど全試合見るって感じなんですよ。
見れる試合は。
巨人戦は、巨人が好きなわけでもないけど見てて、
で、
チャンネルがCMになるとなりますよね、
回のリーニングのまたごときに。
違う野球の試合に切り替えて、
っていうぐらい野球ずーっと見てたんですよ。
で、大体、
再配っていっても、作戦っていっても、
そんなにいっぱいいっぱいやることが
見えてくるわけじゃないけど、
大体行われることは似ているので、
そこには一定の理屈があるので、
見てれば全くわかんないなってことはなかったんですね。
強いチームほどしかもわかりやすいんですよ。
弱いチームというのは、
あれやってこれやっても無駄なんで、
だんだん理解に苦しむようなことでも、
もうやらないわけにはいかないからやるみたいなものも
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出てくると思うんですけど、
私、弱いチームばっかり応援してたんで、
その辺はわかる気がするんですが、
そうじゃないですよね。
持合監督の引いてた中日誌って、
中日史上最強だったんですよね。
なのにどうしてもよくわかるようで、
そうでもないみたいな、
ああいうのっていうのは、
いかにこう、
なんていうんですかね、
自分が、
自分が結局囚われてるって、
こういうことなんだなって、
ツクツク考えさせられるという、
独特の本で、
面白いなって思いました。
持合監督のコメントみたいなのも、
僕はアホみたいに好きだったんで、
持合が好きだったっていうよりも、
野球が好きだったんで、
スポーツしてもらって、
ほぼ毎日コメント読んでた時代があったんですよ。
おかしいですよね、これもね。
別に、僕は野球選手だったんですけど、
でもね、別に僕は野球選手じゃないんで、
監督のコメントとかを毎日、
スポーツ誌買って読む理由は何もないんですけど、
そういうところが僕にはあってですね、
僕昔からロッテファンだった時もですね、
稲穂監督のコメントって、
ほとんど全部知ってると思うぐらい読んでたんですよ。
しかも毎日毎日何度も何度も読むから、
まだ覚えてるのがあるんですよね。
そういうぐらいだったんですけれども、
何かですね、この落合監督のコメントって、
意味深すぎてよくわからないって思ったんですよね。
そんなことを思ったケースって、
ほとんどないんで、
不思議だなーっていう、不思議な人だなーと思ってたんですよね。
何かこんなに勝つから。
で、やっぱり当時は巨人ですよね。
ジャイアンツの方が戦力としてやっぱり強いと思う感じだったんで、
あれほどあれで勝てるんだったら、
よっぽど考えてるんだろうと思うんですけれども、
何かが出たかよくわかんないっていうのが、
とっても面白かったんですね。
それを読んでみて、
わかるような気にさせられるっていう、
この文章に非常に感心させられたという感じで、
ようやくですね、ちょっと一息つけたかなと。
要するに何が言いたいかというと、
病気のことを忘れられる時間が結構豊富にもてて、
大変ありがたいなと。
そう思ったということなんですね。
やっぱり病気なんで、
身体のことは忘れたいじゃないですか。
本体は肉体でないっていうのはグッドバイブスなんですけど、
こういう時ほど本体は肉体だぞって思い知らせて、
思い知らされることはあんまりないぐらいなわけですよね。
何かが来るんですよ。身体の側から。
しつこく、しつこくですね。
だから、本を読んでいる時の何がいいかって、
24:00
身体のことは身体任せにしておけると。
ここが一番やっぱりいいんですね。
Kindleなんで、これがKindleのまた独特のいいところなんですよ。
本の重みのことも忘れさせてくれるので、
本当に脳内で勝手に空想の世界にいるようでいて、
地面さえ追っていれば、身体のことは特に喉とか鼻のことで忘れることができると。
頭の重みみたいなのも忘れることができると。
そういう風にしているうちに夜になっていると。
これが一番やっぱり理想的なんですよね。
本読みと、本読む時の感じとしてはですね、これが理想的。
今後も本の話とかしていくと思うんですけど、
別にブックカタリストっていうのを聞いてみたんですよ。
ただ私は本の紹介をしたいわけではないんですね。
あくまでも自己語りであって、
私語りであってグッドバイブスでないのは申し訳ないんですけど、
本当に私語りで、この本読んでみましょうねって話じゃないですよ。
今も聞いてわかる通り、
こちあいひろみつっていう言葉を初めて聞きましたっていう人もいらっしゃると思うんですね。
これを聞いている方には。
で、そういう人がこれを読んで私と同じくらい楽しめるかというと、
それはちょっとわからないんですよね。
だし、筆読の書かって言われるのは全然そうじゃないです。
ただ書き上げ塾ってやっておりますね。
書き上げ塾、これを聞いてやっているという方はですね、
あるいはやってみたいという方はこの本をちょっと読んでみてもいいか。
うまい文章って私はやっぱりこういうもんだなと。
寺園さんがカンナをかけていくってよく言うんですよね。
文章にカンナをかけてきれいに整えていく。
まさにそれが行われるとこういう風になるっていうのを、
フルストリート化とは全然違うんですよ。
やっぱりカンナをかけるってこういうことなんだよなと。
そういう職員が徹底的に何かを整えていくという感じ。
これが伝わってくる文章の良さっていうのが
版記者さんのところに書かれる文章にはあって、
この題材がまさにそれを物語っているんですよ。
それがぴったりくるんですね。
落合監督っていうのをやっていることはまさに
究極のカンナ掛け人みたいな感じなんですね。
あまりにも無駄のないことを徹底的に追求するとどうなるかというのをやっているんですね。
だから嫌がられるんですよね。
つまりこういうことだと思うんですよ。
ある意味一読して思ったことなんですけど、
僕が一つの感想を抱いたという意味で、
ある意味やっぱりプロ野球っていうのは無駄があるものなんだと思うんですよね。
27:05
なんかそこにはどうしようもなく素人くさくないと
ちょっとついていけないところがあると。
そういう気がしました。
今、ニッポンハムが話題の中心にあるじゃないですか。
あれが監督が職人肩日がないとかプロフェッショナルじゃないとか
そういう話ではないんだけれども、
少なくとも確実に言えることは
終始笑顔が見られますよね。
落合博光という方って
笑顔になったとしてもめちゃくちゃ皮肉っぽい笑い方しかしないですよね。
あれはもう自難だと思うんですよ。
別に計算してそうなっているわけでは決してないと思うんです。
選手時代もそうでしたからね。
ただそういうところからしても
好き好きってどうしても別れちゃうと思うんですよ。
ちなみに面白いんですけど、
うちの娘はこの慎重監督というのがもう一つ好きになれないみたいな感じなんですよね。
こういうでもひねくれた人って
ひねくれてはいないんですよね。うちの娘はね。
別に全然。
ただこういう視点の人も確かにいるんだけど
一方で多くの人に人気がある人って
どういう人かっていうのは明らかだってところがあると思うんですよね。
無駄があろうとなかろうとですね。
そういうのがほとんどゼロに等しい人って世の中にいるんだなっていうのを
感心させられます。
私はそういう職人肩着っていうタイプじゃないので
この辺が個性ってものだと思うんですけどね。
花があるかって言われるとないじゃないですか、私には。
花はないんですよ。
だけど職人肩着っていうのってまるでそうじゃないなとも思うんですよね。
なんとも中途半端なんですが
この本を読んでると面白いことに
中途半端かどうかっていうのは大した問題じゃないなっていうのを
つくづく感じます。
結局個性っていうのは
違うからやっぱり個性なんですよね。
で、違うってのは普通に大事なことがあって
プロ野球の世界ってそういうのよくあるじゃないですか。
この本にも出てくるし
昔からいたんですよね。
奇妙な投げ方する人がいて
その人は相手の打者がこういうタイプだと
左の外国人には絶対この人みたいなのがいるんですよ、ピッチャーには。
そのピッチャーって結局
中途半端な投げ方をするから
プロ野球選手でやっていけるんですよね。
普通の人が投げると
30:00
簡単に打たれてしまうような人なんだけど
ある種の奇妙な投げ方をする人だけが
いけると
そういうことがあるんですよね。
そういう話も出てきます。
私これを読んでつくづくやっぱりその通りだなっていう風に
思いました。
物書きもまったくその通りだなと思うんですよね。
自分にしかできないことだけをやれるは
一番結果としてはいいわけです。
自分にしかできないことがなんだかが分からないっていうのが
大きな盲点なんですけれども
自分なんで
それこそ自分にしか分からない話なんですけど
のはずなんですけどね。
でも自分にしかできないことっていうのは間違いなくあるんですよ。
じゃなきゃその人は自分じゃない人になっちゃいますから。
そんな人世の中にいませんからね。
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