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96|民家に〝研究空白〟の巨大ガ、福岡に迫る南方のガも
2026-08-31 15:18

96|民家に〝研究空白〟の巨大ガ、福岡に迫る南方のガも

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

 「自宅の壁に、見たことのない大きなガが張り付いていた」——太宰府市の読者から届いた一枚の写真が、取材のきっかけでした。羽を広げると約5〜6センチ。スマートフォンで画像検索すると「マイマイガのメスが産卵中」と表示されたといいます。ドクガの一種で、幼虫の毛に触れると発疹やかゆみが出ることがあり、大発生すると森林や街路樹にも影響を与える害虫として知られています。北海道では2013年から大量発生が続く一方、九州・西日本でのデータは乏しく、実態はいまも「研究の空白」。さらに、庭木や街路樹を食い荒らし、熊本・大分で相次ぎ確認された南方のガ「キオビエダシャク」の福岡への"進撃"についても語ります。

 「巨大ガ」を追った田代芳樹記者と坂本信博記者が、読者の目撃情報から始まった身近な自然の謎と、知られざる"研究の空白"に迫ります。

◆出演:田代芳樹(報道センター記者)、坂本信博(報道センター記者)、宮﨑真理子(MC/あなたの特命取材班事務局長) / 撮影・編集:伊東朋宏(メディア戦略局)

◆収録日:2026年7月24日

◆田代芳樹記者の記事

【第1報】福岡・太宰府の民家に「見たこともない巨大なガ」その正体は… 見えてきた「研究の空白」
https://www.nishinippon.co.jp/item/1512235/

【第2報】福岡へ「進撃」迫る? 庭木や街路樹狙う南方のガ 熊本、大分で相次ぎ発見
https://www.nishinippon.co.jp/item/1516172/

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サマリー

この記事では、福岡県太宰府市で発見された「マイマイガ」という巨大な蛾と、熊本・大分で確認され福岡へも迫る南方系の害虫「キオビエダシャク」について報じます。マイマイガは幼虫の毛に触れると皮膚に炎症を起こす可能性があり、大量発生すると森林や街路樹に被害を与えますが、九州でのデータは少なく「研究の空白」となっています。一方、キオビエダシャクは美しい蝶のような姿ですが、幼虫が庭木や街路樹を食い荒らすため注意が必要です。これらの身近な自然の謎と、知られざる生態に迫ります。

はじめに:読者からの情報と巨大な蛾の発見
西日本新聞 あな特Podcast
このポッドキャストは、暮らしの疑問から地域の困りごと、不正の告発など、あなたの知りたいに、西日本新聞の記者が答える調査報道、あなたの特命取材班の番組です。
こんにちは、あなたの特命取材班事務局の宮崎真理子です。
こんにちは、西日本新聞の坂本隆雄です。
こんにちは、西日本新聞の田代由紀です。よろしくお願いします。
前回に引き続き、今回も報道センターの田代記者と坂本記者と一緒にお届けいたします。
今回のテーマは、太宰府市の読者の方から寄せられた情報です。
自宅の壁に見たこともない大きな画が貼り付いていたというものでした。
私も記事の写真を見ましたが、正直ちょっとびっくりしました。
羽を広げると5、6センチくらいあるということで、
坂本さん、こういう虫の情報って意外とあなたと寄せられますよね。
多いですよね。去年は例えば、夏になったけどセミが全く鳴かないとかですね。
虫系のものは多いです。あと、珍しい虫を見つけたとか。
今回、そういう投稿の場合、必ず写真が付いていたりするので写真を使うんですけど、
今回は写真を載せるのをためらうような、画に詰みはないんでしょうけども、
インパクトのある写真とともに記事が掲載されました。
マイマイガの正体と九州での研究の空白
田代さん、まずこの巨大な画の正体を教えてもらえますか。
これはですね、本当に画らしい画というか、まさにこれが画だと思うんですけど、
名前がマイマイ画といいます。
あまり九州というか西日本ではあまりなじみが薄いらしいんですけど、
だから最初取材をするときに苦労して、これを研究している先生がほとんどいません。
九州大学の先生に最初は昆虫学があまり詳しくない学校の先生が見られて、
なかなかどうしようもないなと思って、いろいろ調べていたら、
東京農工大学の先生で見かけたので、それを添えてお尋ねした。
研究者の方の紹介の紹介みたいな形で繋いでいたんですか。
それはそこで一回途切れたんですよね。
いろいろ調べてみると、東京農工大学の先生がそういう研究の内容を出していたので、
突撃というか、私が突撃したわけではなくて、メールが突撃したんですけどね。
今回、読者の方から来た写真で、画そのものの写真と、
画のお腹の下の方にもじゃもじゃしたのがついているのがありましたけども、
それを見せたところ、すぐ反応が変わってきたということなんですね。
間違いない間違いがありました。
いろいろ調べると、これは中期的に大発生するらしくて、
結構森の木なんかが大変らしいんですよ。
ひょっとして、読者の方も九州で大量発生する兆候じゃないかということで、
投稿を出すみたいなんですけど。
そういうのもあったので、いろいろ聞いてみたんですけど、
九州の方で聞いても、あんまり存在そのものも知らないみたいなんですけど、
東京の方で先生に言うと、中部地方から北の方では定期的に被害があって、
向こうの方の自治体のホームページなんかでは、
注意してくださいみたいな、結構警察が来ています。
これは毒蛾の一種っていうことですけど、毒蛾って言うと、
いわゆる毒がある蛾っていうことなんでしょうか。
そうですね。手で触らないように。
生地には幼虫の毛に触れると痒みが出たり、発疹が出たりするっていうことですよね。
もう一つは人間のかぶれだけでなくて、ガイロジュとか。
そうですね。ガイロジュっていうよりも森の木を。
食べてしまう。
木の葉っぱをですね。
見た目のインパクトですけど、森林やガイロジュにも関わる話。
これでも大量発生すると、これがグワッと上がりますね。
5センチから6センチっていうと結構大きいですね。
すごいらしいですよ。バーッと大量発生すると。
でもやっぱり九州では情報が少ないっていう。
そうなんです。先生によると西日本では、そもそもこういうのが報告されるのも少ないらしくて。
どうも雰囲気的には寒いところのほうが安いのかなっていう感じはするんですけど、それは全くよくわかりません。
先生も聞いたときには、九州では多分そういう大量発生することはないとは思いますという感じでしたね。
なぜかというと、実際にそういう研究がなされていないから。
東日本では結構盛んに大量発生すると報告されているんですけど。
目撃情報が今まで少なかったからということなんですかね。
私もだから、九州じゃなくて森林機構の九州の市長のホームページなんかで調べたんですけど、
過去被害なんか調べてみたけど、ほんと少ないんですね。ポツンポツンという感じで。
でもポツポツとあるのはあるんですか。
ありましたけど、ほとんど無視していいようなぐらいの。
今回の取材って、虫の正体を調べていたら、実は最後はわかっていないことがわかってしまったというか、
研究の空白がこっちの九州のエリアではあったというのがわかったから。
先生、高校のこの先生の方ですね、実は西日本ではそういう例がほとんどないので、
マイマイガへの対処法と目撃情報の重要性
もしその画があるのならば送ってもらうとありがたいんだけれどみたいな感じで。
運転手を投稿したのかも気になるんですけど、捨てました。すぐ取ってという気持ち悪かったです。
これ見つけた時どう対処すればいいんでしょうか。
すぐやっぱり取った方がいいらしいですね。
たまごとか青虫に毒がなくて幼虫の毛などに触れるとということなので、
飛んでいる画については人間が触っても大丈夫ということなんですね。
もしたまごを取り除くのも一応手袋はして使うのが注意が必要ということですよね。
なかなかこれ取らないですよね。
言われてもなかなか躊躇しますよね。
研究者なら別ですよね。
この目撃情報そのものが研究の手がかりになるというのは面白いなと。
そもそもあまり西日本ではこういうのが少ないらしくて、
先生がそうやって送ってくれないかというぐらいだから。
今回も田代さんのあの時の連投シリーズで、前回はボールの3連投だったんですけど、
今回は2匹目といいますか、また新たな虫についての続報がありました。
南方系の害虫キオビエダシャクの脅威
実は森林機構で話を聞いているのは、前々があってほとんど聞きませんけど、
実は今キオビエダシャクのほうがお題になっています。
南日本から屋上してきている。
キオビエダシャク。
それは何だろうというところから始まって。
漢字で書くと黄色の帯のエダのシャクだということですよね。
写真を見る限り画に見えない綺麗な蝶々みたいな。
これは安心して出すことができました。
幼虫のほうはもういかにも画の幼虫ということで驚ろしい、独特しいものだったんですが、
なんというか、西日本新聞のトップページに記事を出したときは、
この綺麗なほうの画の写真を出したんですけど、
これは本当にそうですね、画と思えない蝶みたいな。
蝶みたいな感じですね。
これはまた昼間にも出るので、
画というのはだいたい夜の光になっているので、夜光性が多いんですけど、
これは昼でも飛び回るらしくて、一般の人は蝶々と申します。
そうですね。
でもこれが飛んでいたら、注意しなくちゃいけないですね。
イヌマキというミンカとかガイロジュなんかに、
葉っぱがちょっと尖っているものがありますね。
その葉を食い尽くしてしまいます。
庭木とか生垣とか、方園の木とかを。
結構名所、旧跡なんかにそういうのを覚えたりしていて、
それが全部やられてしまうということをおっしゃっていましたね。
キオビエダシャクの侵入経路と拡散
南のほうに本来は生息する感じですね。
そうですね。
それを南九州大学の先生が研究をなさっているんですけど、
たまたまキャンパスが移転したときに、
宮古の城寺に移転したときに、
この何だろうかという話から研究を終了したらしいんですけど。
全体的には濃い紺色で羽根に黄色の帯があるという。
イヌマキというのはガイチュウに強いガイロジュというか、
庭木で有名だったらしいんですけど、
先生にはその常識が覆われる。
もともとは九州に入ってきていなかったんだけれども、
先生には苗木なんかについていたものが持ってきて植えられていたときに、
どんどん広がっていったんじゃないかという。
以前中国で私、北京特派員で3年前までいたんですけど、
そのときにあなたの特派員というスピンオフ企画をやってまして、
南米が原産のヒアリが中国から来た船で大阪に着いて、
そこからヒアリが広がったみたいなことで、
なんで南米のアリなのに中国にいるのという調査依頼があって、
取材をしたことがあったんですけど、
そのとき分かったのは結論として、
習近平さんが中国の今国家指導者が、
中国の環境問題が深刻なので、
実りをどんどん増やそうとしていて、
その過程で木が足りなくなって、
南米から大量に木を輸入したときに、
苗にヒアリが付いて、
一緒に中国各地に広がって植えられる中で、
ヒアリも各地に広がって、
その一部が船に乗って日本に来ていたということだったんですけど、
これも苗木に付いていたものが、
人間が持ってきたことによって、
その地域に広がってきたということですね。
中国と同じような状況になっているという話もちらっときましたね。
南からバーッと飛んできたということではないんですね。
渡り鳥的な。
ではないかというふうに。
苗木が来て定着した後は、
飛んでどんどん広がっていったんですね。
キオビエダシャクの現状と行政の対応
不法化とかはまだ見遂げられている?
ひょっとしたら来ているのかもしれないけど、
少なくとも県庁なんかが、
把握はしていないんですね、被害。
今どの辺まで来ている?
苗木州大学の先生の話によると、
あらおぐらいまで来ている。
ほぼ福岡。
私もふるさと。
すぐ入ってきますよね。
どんな学科かは、
西日本新聞MEを検索していただくと、
写真が載っていますので、
お自宅の周りにないかどうか、
チェックしていただくといいですよね。
蝶々みたいに見えるので、
つい大丈夫かなと思ってしまいますけど、
庭の木を全部食べ尽くすほどの。
逆に言うと、
蝶々じゃないけど、この画が飛んでいるときは危ない。
幼虫が。
あちこちにいるということですね。
見かけたら地域ぐるみで。
やらないとと言っていますね。
一人で対処しています。
これが農作物に被害を直接与え、
今のところはないもので、
行政なんかも基本的には、
農作物に害を与える害虫に対しては、
すごく敏感に医療力をチェックしています。
庭木か、みたいな感じのところもあるので、
なかなか警戒感が薄いところです。
ただやっぱり名所、旧跡にそういう迷惑になりすぎて、
そこが全部やられたりすると、
本当にみっともなくなるので、
注意したほうがいいですよ、
という話は先生がおっしゃっていましたね。
この清美枝社区の写真を頭に焼き付けて、
まとめと番組からのお知らせ
パトロールしたいですね。
ありがとうございました。
今回はマイマイガと清美枝社区についてお届けいたしました。
田代さんの記事は、
西日本新聞とニュースアプリ、
西日本新聞MEでお読みいただけます。
記事のリンクは概要欄に貼っています。
ぜひご報告や番組のフォロー、高評価をお願いいたします。
情報提供はあなたの匿名取材犯の投稿フォームや
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文末にハッシュタグ西ポキャの記入をお願いいたします。
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番組でメッセージを紹介されました方から
抽選で毎月3名様に
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メッセージの受付フォームは概要欄に貼っています。
リスナーの皆様からのメッセージをお待ちしております。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
15:18

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