米国時間2026年10月8日(木)の通常取引を振り返ります。
長期金利は午後に低下したものの、OpenAIの売上を巡る報道を受けてAI株の売りが広がりました。原油高でエネルギー株が買われ、決算を発表したペプシコも上昇しました。
📊 主要指数・終値
・NYダウ:51,231.64(+0.10%)
・S&P500:7,765.36(-0.47%)
・NASDAQ総合:27,193.34(-1.25%)
・SOX:12,623.71(-3.39%)
・ラッセル2000:2,794.13(+0.03%)
🔍 今日の個別株と材料
・NVIDIA:約2.9%安。OpenAIの売上報道を受け、AI関連株に売り。
・Broadcom:約4%安、Micron:約4.8%安、Oracle:約5.5%安。売りは半導体からデータセンター関連にも波及。
・FT報道では、OpenAIの9月末の売上ペースは年換算で約500億ドル。以前伝えられた約700億ドルとの差には、クラウド企業経由の売上の集計方法が関わる。
・BroadcomはOpenAIと専用AI半導体で提携。OracleもOpenAI向けデータセンターを拡大しており、今後の受注・設備投資計画を確認。
・前日のWSJは、BroadcomがOpenAI向け半導体のために500億ドル超の資金調達を進めようとしていると報道。
・PepsiCo:約3.7%高。第3四半期売上高252億7,400万ドル、調整後EPS2.34ドルは市場予想超え。追加のコスト削減を発表。通期の為替影響を除く調整後EPS成長率見通しは、従来の4〜6%の下限から1〜2%へ引き下げ。
💹 原油・債券
・WTI原油先物:清算値91.49ドル(+3.6%)
・ブレント原油先物:清算値104.28ドル(+4.1%)
・中東での船舶への攻撃、米メキシコ湾岸のハリケーンによる生産停止が供給不安に。
・米10年債利回り:朝は5.35%、その後は5.23%付近へ低下。
📅 経済指標
・新規失業保険申請件数:19万7,000件。10月3日までの週。前週の改定値19万9,000件から2,000件減。
・WSJ調査の市場予想:20万件。実績は予想を下回る。
・発表は10月8日午前8時30分(米東部時間)、通常取引開始前。
📈 今週の振り返り(10月2日終値比、10月8日終値まで)
・S&P500:約+0.6%、NYダウ:約+0.1%、NASDAQ:ほぼ横ばい。
・SOX:約-3.9%。米国の金曜取引を残し、半導体の弱さが目立つ。
👀 次に見るポイント
・10月9日(金)日本時間23時:10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値。
・1年先の予想インフレ率が、9月の4.6%からさらに上昇するか。発表後の米10年債利回りの反応。
・NVIDIA、Broadcom、Oracleの売りが止まるか。金利が落ち着いた場合にAI株が反発できるか。
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