日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の露口一郎です。
今回のテーマは「新社会人のお金のルール」です。4月になれば多くの新社会人が門出を迎えます。一人暮らしを始める人も多いでしょう。学生時代より収入は増えても、漠然と使っていては意外にお金は残らないものです。新社会人が知っておくべきお金の基本ルールを基本から学んでみませんか。
社会人の第一歩は経済的な自立です。日々のお金の管理に加えて、将来に備えた資産づくりの方法も知る必要があります。番組では「貯蓄」「支出」「運用」の3つについて、ポイントや注意点を解説しました。「新社会人の」としていますが、30代や40代が取り組んでも遅くはありませんし、基本的な考え方は中高年にも当てはまります。
貯蓄では「持っておくべき生活費の目安」や「先取り貯蓄で手取り収入の何割を貯めるべきか」、支出では「クレジットカードを家計簿代わりに使う方法」など、具体的なノウハウが満載です。特に「社会人になったら保険に入る、というのは正しいか」「新社会人こそNISA(少額投資非課税制度)で今すぐ投資を始めよう」など、これまでの常識とは少し違った「お金の新常識」とも言える考え方を紹介しています。REINAさんも「3つのポイントを改めて考え、資産形成に生かしてみたい」と話していました。ぜひ番組をお聞きいただき、経済的な自立を実践していきましょう。
番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「和製英語」を取り上げました。3月は日本中がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で盛り上がりましたが、その中でも普通に使われた「ナイター」「ゴロ」「ゲッツー」などは実は和製英語です。他にもこのような例は多く、アメリカから日本にやってきたREINAさんも「サラリーマン」や「スキルアップ」といった和製英語に驚いた経験があるとか。アメリカでは何と言うのか、気になるところです。一方、近年は「SAKE」(日本酒)など日本語起源の英語も増えているそうで……。