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皆さんこんにちは、ninninです。今日は音楽にまつわる話で、HIPHOPとブロックチェーンという話をしたいなと思います。
その前にお知らせなんですけど、今日の4月16日の夜8時半からBSVオーディナリズのセカンドコレクションディストーションがいよいよミント開始となります。
夜の8時半なので、その前にスペースを開いて、また実況雑談スペースみたいな感じでやろうと思うので、ぜひお時間がある方は遊びに来てください。
今日はHIPHOPということなんですけど、昨日ですね、ラッパーでお坊さんのワンローさんと久しぶりにスペースで話してて、
ワンローさんは、HIPHOPの歴史をする
レジェンド的な存在なので、本当に日本にHIPHOPとかそういう
ストリートのカルチャーを広めた一人だと思うし、やっぱりオールドスクール、昔から
HIPHOPのカルチャーに魅せられて、ずっとやられてきた先駆者なんですよね。
そういう方たちの話が聞けるっていうのは、僕HIPHOP好きだし、もともとダンサーなんですよね。
ブレイクダンスをやってて、だからHIPHOPも好きで、そういうストリートカルチャーっていうものにすごく興味があって
あるんですよね。いまだに本当にHIPHOPも聞くし、今はね、やっぱり昔と比べてブレイクビーツから始まってね、
HIPHOP、今はメジャーなHIPHOPというか、商業化された大衆向けの
聴きやすいメロディーに乗せたHIPHOP風みたいな感じだったりっていうのが流行ったりしてるし、
だから陰を踏まないHIPHOPみたいな楽曲も多いですよね、最近はね。
いろんなHIPHOPにしても、一つの音楽のジャンルですけど、いろんな進化があって、
発展してきたということで、そもそもそのHIPHOPって
なんで生まれたのか、その起源っていうところを改めてね、ちょっと僕も知りたいなということで、いろいろ記事も漁ったりしてて、
昨日ね、ワンロンさんがそれこそHIPHOPの四大要素とか、HIPHOPの精神性みたいなところ、スピリッツ的なところの話もしてくれて、
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本当にそれが衝撃だったんですよね。
僕も気になってね、今日色々調べてて、HIPHOPの起源っていうところを今日はね、
喋りながら
深掘っていきたいなという思いますね。
そもそもHIPHOPが始まったとされるのが、1973年の8月11日に開催された一つのパーティー
だったらしくて、DJクールハートのブロックパーティーと呼ばれてますね。
これが起源とされてて、このパーティーの主催者がDJのクールハート。
ニューヨークに住んでたんですけど、この日にクールハートの妹ですね、妹の誕生日パーティーを訪ねたブロックパーティー。
これがブロンクスの町のマンションの多目的スペースで開催されたと。
妹に洋服を買ってあげるお金を稼ぐためにこのパーティーが開かれたと。
最初はね、そんな感じだったらしくて。
このパーティーがHIPHOPの起源とされる理由は、クールハートがパーティーで流した音楽だったらしくて。
当時1970年代のアメリカっていうのはディスコブームだったらしいんですよね。
そんな中でクールハートはファンクとかソウルとかそういったブラックミュージックを爆音で流したと。
これが一躍人気になって、クールハートはその後も度々このパーティーを開くようになったという感じですね。
DJクールハートのこの発明っていうところから、今のHIPHOPに通ずるという形で。
この時にまだHIPHOPっていう言葉はなくて、ブレイクビーツと言われてたんですよね。
僕もブレイクダンスやってましたが、これの音に乗って踊るっていうのがブレイクビーツと呼ばれるもので。
その時にHIPHOPにとって本当に重大な発明をしてるんですよね。
このブレイクビーツ、曲の中でボーカルとか歌がなくて、ドラムと楽器だけで演奏されている間奏部分、ブレイクって言いますよね。
ブレイク部分だけを2枚のターンテーブルで交互に再生することで永遠にループさせ続けるというものができたんです。
それがブレイクビーツ。
HIPHOPの元となるビートですね。
これをかけてパーティーを盛り上げていっている中で、MCが出てきてそこで喋ったりするんですけど、
そこで喋るだけじゃなくて、このビートに自分のリリックを載せる、言葉を載せるということでラップが生まれたということなんですよね。
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だからビートがあって、MCが喋って、それをラップにして、さらにこのブレイクビーツに合わせてパーティーの参加者が適当に踊ってたのがストリートダンスの起源となったということですね。
だからすべてはここから始まってるんですよ、ブレイクビーツ。
DJ Kool Hercのブレイクビーツがその後のHIPHOPの重大な発明になったということですね。
HIPHOPの文化が形作られてきましたということですね。
ワンローさんも昨日言われてたんですけど、HIPHOPの4大要素っていうものがあって、
HIPHOPの4大要素はDJ、それからラップ、それからストリートダンスとグラフィティー、この4つなんですよね。
ストリートダンスというかブレイクダンスって言うんですけど、ブレイクダンスも元々はブレイクダンスじゃなくて、ビーボーイ、ビーボーイングって言われてるんですよね。
だからビーボーイっていう言葉も曖昧で、結局そのHIPHOP系の好きなジャラジャラつけたちょっとブカブカした服を着てる奴らがビーボーイっていう勘違いされてるんですけど、
もともとはブレイクビーツがあって、そこで踊り出していろんな表現、激しい表現とか回ったりとかね、くるくる。
そういうのがビーボーイと呼ばれていて、それが今はブレイク、ブレイクダンスって呼ばれてるんですけど、ダンサーもね、今ではオリンピックとかそういう公式に、
ストリートカルチャーというよりは今ではスポーツに近いような形になってますけど、もともとはストリートから生まれたものっていう感じですね。
それが今ではオリンピックの競技になったりしているので、これも本当にすごいことですよね。HIPHOPから生まれているということで、
HIPHOPの4大要素、DJ、ラップ、ストリートダンス、グラフィティというものがあるんですよね。
ラップに関しては、パーティーを盛り上げるためにMCとしてやってたものがラップに行ったという感じで、パーティーを盛り上げるだけじゃなくて、
ライムですね。韻を踏んだり、自分が書いてきた歌詞を披露したり、リリックをMCとして披露してて、ラッパーになっていったという経緯がありますね。
で、次にブレイクダンスっていうのが、ブレイクビーツのビートに乗せて踊り狂うというような感じなんですけど、
ここでまた出てくるのがDJがいまして、クールハークを生み出したブロックパーティーを普及させて、HIPHOPを形作っていったアフリカバンバータというDJ。
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バンバータは地元のギャングのボスでもありました。クールハークのブロックパーティーで見たバンバータは、こうしたパーティーを活用してギャングの衝突を平和的に解決できないかと考えて、
自身参加のギャング組織をHIPHOP組織であるズールネーションに作り変えていきました。 だから元々ギャング団なんですよね。それをHIPHOPでどうにか構想を解決できないかということで、ズールネーション。ここが本当に元祖ですよね。
昨日もワンローさんのお友達のアキラさんも言われてましたけど、ズールネーションのこの文化とか思想、精神性というものに戻るべきだよって。そこを一回正しくHIPHOPを理解するために勉強が必要というか、そういう知識とかルーツを学ぶっていうことの重要性も言われてましたね。
ここからそのラップバトルだったり、ストリートのB-BOYのバトルとかにどんどん派生していったって感じですね。ギャングの暴力によって衝突を題外するものとしてダンスバトルというものが生まれたということですね。
HIPHOPの4大要素、次がDJ、ラップ、ストリートダンスときて、グラフティーですね。グラフティーというのは壁に、落書きじゃないですけど、アートを書く。よくバンクシーとか知られてますけど、あんな感じじゃなくて立体的なカラフルなフォントで書いたりとか、いろんなアートを書いたりしてるんですけど、
このグラフティーというのもスプレー缶とかを使って建物の壁とか地下鉄なんかに文字を書くという文化で、グラフティーの誕生はHIPHOPの発祥よりも少し前だったらしくて、1960年代にはコーンブレッドやクールアールといったグラフティーライターがフィリディアフィアのグラフティーで名前を添えるようになった。
この辺で活躍してた。1982年には映画ワイルドスタイルによってHIPHOP文化と融合して広まっていきました。ここでストリートのアートとして広がっていったという感じですね。
格好いいですよね。僕もめっちゃ好きなんですよね。グラフティー。壁によく書いてあったりしますけど。日本ではあんまり見なくなりましたけど、海外とかではそれがストリートアートカルチャーの表現というところで、そういうものもあるということですね。
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それに加えてですね、知識。第5の要素として知識というものも言われてまして、アフリカのバンバータDJのHIPHOPの4大要素に加えて知識をHIPHOPの5つ目の要素に提唱しました。
そのため、DJ、ストリートダンス、グラフティー、さらに知識を加えてHIPHOPの5大要素ということもあります。やっぱり知識をつけないと、やっぱり搾取され続けるよっていうことですかね。
あと要素的な部分とHIPHOPの精神。ここがまた深いんですよね。HIPHOPの4大精神というものがHIPHOPの4つの精神というのはクールハークのブロックパーティーに影響を受けて、
HIPHOPを地元で普及させたアメリカのバンバータがHIPHOPを広めていく上で大切にした4つの考え方。この4つの考え方というのがピース、平和ですね。ユニティ、団結、ラブ、愛。
4つ目がハビングファン、楽しむこと。この4つがHIPHOPの4つの精神ということですね。
ストーリー的にはアフリカのバンバータは地元のギャングであるブラックスペード団のボスでした。
ギャングとは言っても当時はまだ麻薬とかを普及するよりも前だったので、ドラッグの売買や殺人などの頻繁に行う過激なカラーギャングというよりも、
各コミュニティを守る時系団みたいな要素が強かったらしくて、こういった地元のギャングというものがたびたび暴力や抗争、衝突をすることがあったので、
このアフリカのバンバータはギャング同士の抗争をみんなでブロックパーティーを楽しむ。
ヒップホップによって沈められないかということで、スペード団をヒップホップの組織であるズールネーションに作り変えたということですね。
ヒップホップの4つの精神は地元の平和を願ったアフリカのバンバータの願いが込められているということですね。
その4つの精神というのがピース、ユニティ、ラブ、ハビングファンということなんですけど、ピースはまず1個目、アフリカのバンバータが地元の平和を願ってヒップホップを広めたわけなので、これは当然ということで平和ですね。
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2番目がユニティ、2つ目のユニティは一人一人は力が弱かったけど、小さい声がみんなで団結することによって大きなムーブメントを起こせると
考えたということでユニティ。3つ目がラブ、3つ目はラブ、家族や仲間、コミュニティの愛によってストリートの様々な問題を解決していこうとしたのです。
4つ目、これがハビングファン、楽しむって言うんですけど、
難しいこととか、行儀の良いことばかり言ってても、そのムーブメントは広まらないと。そもそもヒップホップはブロックパーティーから始まっていくから、まずは楽しむことが大事ということで、この4つの精神がヒップホップの精神ということですね。
なので、ざっくりヒップホップの歴史起源って、ギャング同士の争いを抑えるためのっていうところはなんとなく理解してたと思うんですけど、こういう要素、DJとかダンスとかストリートカルチャーに生まれた、こういう4つのヒップホップの要素とヒップホップの4つの精神
というものがあるということで、本当にこれ深いなと思うし、ヒップホップは人生って言いますけど、言いますけどというか、ワンローさんとかね、よく言うんですけど、やっぱりそのぐらい精神的なものっていう、その文化の濃さが全然違うなと思うんですよ。
その他のジャンルと比べても、そこにやっぱり光と影というか泥臭さがあったり痛みがあったり、そういう美しいものだけじゃないっていうところもあったりするっていうのがエモいなと思うし、やっぱヒップホップってイケてるなって思いますね。
僕が今ね、あのブロックチェーンでNFTとかをやってるんですけど、このブロックチェーンもそれこそ歴史があって、そういうヒップホップと似てる部分っていうのが、その社会とかに対するアンチテイゼーなんですよね。
ちっちゃいとこでも、狭いアンダーグラウンドの場所でもみんなで団結したり、本当にこの自由な世界を目指して、愛のある世界を目指して作られたものだと思ってるんですよね。
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サトシ中本が自分の利益を放棄して、この世界がもっと良くなるキャッシュシステムを作ったのに、今ではそれが投資商品として扱われて、そもそも作っていたものとは全く別のものになってる、形を変えてしまってるっていうところとか、
そういう歴史のそもそも何で生まれたのか、このビットコインにしてもヒップホップにしても、何でこの世界に生まれてきたのかっていうところをルーツを辿っていくと、なんか共通点みたいなものがどんどん見えてきて、そういうところでやっぱり僕は惹かれてるのかなと思いますね。
うまく言えないですけど、またより一層ヒップホップ、音楽が好きになったという話ですね。
ということで、今日はこのぐらいにしたいと思います。
今日の夜8時半からディストーションミント開始になりますので、ぜひよろしくお願いします。
終わりにしたいと思います。ありがとうございました。