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足早に過ぎてく日々の中で 大事な何かを忘れてゆく
知らず知らずのうちにすれて離れてゆく
乾いた現代を生きる心は 悲しくなり響いてるのに気付かないままで
日々暮らすこの街のどこかで 轟く音が割れて鳴り響く
悪戯り事は難しく牙を剥く
無邪気な心が嘆く音さえ 気付かない気付けない聞こえないままで
いつからか難しくなった 右も左も物々から流れては消えてく
惑わされ飲まれて揉まれて 何も聞こえずどこへ向かうのか
心持たぬまま掬める前に あるはずなのに
繋ぎ合わせた手と手を握りしめてた
離れないようにこの温かい温もりが 妙になぜか懐かしいから
そこにあるのに感じられない そこにあるのに気付いていない
そこにあるのに忘れてるだけ 心のこの線に触れて思い出してみよう