Summary
ポッドキャストでは、かおりさんの後編や声日記仲間とのコーヒー会の様子が紹介されています。また、最近読まれた本「言語の本質」について、オノマトペや言語学習に関する興味深い視点が述べられています。
出演情報の紹介
こんにちは、ninjinkunです。
出演情報なんですけど、前にね、前編が公開された、かおりさんのあの人の毎日に後編がアップされまして、
こちらで、まあいろいろ、後半はね、割とそうですね、いろんな話してますね。
かおりさんのこのマイノリティ体験みたいな話面白かったな。
はい、こういう話とか、最後にちょっとAIとの混合みたいな話とかね、そういうこともしてますので、もし興味があったら聞いてみてください。
あとは、リスニュースで、先々週に小田陣さんたちと行ったコーヒー会の様子が配信されております。
本当に、声日記仲間が集まってコーヒー会で雑談しているという、まあそれだけであればそれだけなんですけど、
結構いい雰囲気で撮れたかなと思うので、こちらももしよかったら聞いてみてください。
で、えーっと、何かあったかな。そうそう、本をね、一冊読み終わったんだけど、
どこ行っちゃったな。えーっと、あった。
言語の本質、言葉はどう生まれ進化したかという、今井睦美さんと秋田芳美さんでいいのかな、読み方の強調の新書ですね。
これを図書館で、秋田紀美さんか、借りて読みました。
なんか結構話題の本だったらしくて、結構ね、図書館でも借りの、その待ちリストの中で結構長い待ちの後で借りたんですけど、
えーっとね、なんかそう話題になってるから読んでみようと思ったぐらいなんですけど、結構面白かったですが、
結構飛び飛びというか、一回読んで半分ぐらいまで読んで、結構ね、ボリュームがあるんで、全部で260ページか。
まあそんな大したボリュームじゃなかったけど、文章の3つは結構高いのと、あとちょっと学術書っぽく書かれてるんで、そんなにサクサク読めないんですよね。
なんで、一回借りたけど、図書館のレンタル期限を使い切ってしまって返して、でまた長いリストに並んで借りてってやったから、ちょっと間が空いて読んだんで、あまり記憶は定かではないんですが、
この研究者の方々が書いてて、まずオノマトペ、いろんなオノマトペ、日常の中にありますけど、トントンとかね、ドンドンとか、いろいろ漫画の中とかに使われますよね。
あとは子供時代は特によく使うとか、そういうとこから、まずオノマトペって言語なのかってとこから、そこからどういう風にしたらさらに成熟した言語になっていくのかとか、そういうプロセスの研究を通して、
人間がね、喋っている言語ってのは一体どういう成り立ちで、何が例えば他の動物と違うのかとか、そういうことが語られていくっていう本で、なんで、そうですね、言葉とかに興味がある人は面白く読めるんじゃないかなと思いますね。
自分はね、こうね、研究者の方々が実際の自分の専門であるオノマトペから入ってくるっていうのは非常に自然な書き方なんですけど、このタイトルの言語の本質っていうところにね、行き着くまでにだいぶ道のりがあるんで、もうちょっと早めにいろいろ結論を教えてくれると助かるなっていう感じで、
またオノマトペの話かみたいな感じで、オノマトペ自体にそんなすごい興味があって読んでるわけじゃないから、これはね、どちらかというとタイトル付けの問題な気がするんですけど、そこはね、わりとしばらく全然読みたいところ出てこないなっていうので、少しフラストレーションが溜まりましたね。
あと、たぶんね、身近にお子さんとかいる人はもっと面白く読めるんじゃないかな。確かに小さい子と喋るときに自分もオノマトペ使うし、向こうも使ってくるし、この著者の方々も公益圏とかに通ってオノマトペを収集してるらしいんで、たぶんね、実際身近にそういうオノマトペを使いまくる年代の人がいるともっと面白く読めると思いますね。
まさにそれで、そういうお子さんがもっと成長して普通に大人が喋るような言語を獲得していくという過程をね、たぶん身近で見てる人も多いと思うんで、そういう人は面白く読めるんじゃないかな。
で、自分が面白かったのは、これはかなり後半の方で語られるんですけど、これこの前ちょっとAIモデルの物理学みたいな、言語モデルか、物理学っていうところでも触れたんですけど、
人間の言語の学習の仕方の中で一番特徴的なのが、逆方向の一般化をできることだっていうことが書いてあって、いろんなチンパンジーとかとの実験を通して、
順方向、この前もね、にんじんくんの誕生日は4月24日だって言ったときに、じゃあにんじんくんの誕生日はって聞くと、4月24日っていうふうに、チンパンジーとか絵と音の対象としてだったかな、そこでできるんだけど、
逆方向に、じゃあ4月24日の誕生日の人はって聞いたときに、にんじんくんっていうのがなかなか難しいと。
なんかね、一頭だけできるチンパンジーがいるらしいんですけど、ゴリラかチンパンジーだったかな。
っていうのが結構、人間のアブダクション推論って言うらしいんですけどね。
そういう非常に特徴があるよっていうのが書いてあって、これはちょうど本が出たときに、チャットGPTとかが盛り上がってきたときだったっぽくて、チャットGPTにも触れられてるんで、
多分ね、それもあってこの本結構売れたんじゃないかな。
それは面白かったし、あとは記号設置問題っていうのが出てて、これは最近私もどこかで聞いたんですけど、
イカ先生が言ってたのかな。
多分ね、他でもおそらくAIとの関係で話題になってるんじゃないですかね。
この本ではまさに言語の理解とか学習には記号設置というのが欠かせないと。
記号設置っていうのは、実際に言語が自分の身体とか生活にどうつながってるかを体験して、言語と物理的なものを結びつけることで、より言語が獲得できるということを指してるらしいんですけど、
これは自分でも、例えば子供の頃のことはさすがに覚えてないんですけど、英語を勉強していくときに、やっぱり現地に行って、
例えばアメリカとかに行って、実際物とか食べながら、物の言い方とか味の感じ方とかを表現していくと、すごい学習早いんですよね。
あと、病気になったときに自分の状態を英語で表現してみると、病気の動きがやたら増えたりとか、
あと普通にコミュニケーションの中で気度和え楽を言葉で表現することもありますけど、
そういうのを相手の仕草を見たりとか、自分でもやってみることで、
ただ本で読むよりも、学習ってすごい進むし、自分の感情と英語の語彙が結びついていく感覚があったんで、
これは非常によくわかるなっていうのが、自分の体験としても記号設置って確かにあるんだなと思ったんですけど、
今の大規模言語モデルは記号設置なしで言語を獲得しているけど、これはどういうことだみたいなことが書かれたりして、
こういうのもなかなか面白いですよね。
という感じでようやく読めたんですけど、
そうですね、この最初のオノマトペのあたりをある程度読み飛ばしても普通に読めると思うんで、
そこを興味がある人は読んで、興味なければバラバラと飛ばして、後半の方の面白いところを読んでいくのがいいんじゃないかなと思いますね。
自分はもう一回読むならそういう風に読むかなって感じかな。
という感じで、ちょっとタイトルの主張はやっぱりデカい気がする。言語の本質ね。
この方々の研究が言語の本質に迫っていくものだというのはそれはもちろんそうなんですけど、
多分もうちょっと手っ取り早くいろんな面白い情報を欲しいっていう人には、
結構そんなにパッとわかるものじゃないよっていう感じになっていると思いますね。
学びと記号設置の関連
はい。というわけで、今日は出演情報の話と最近読んだ本言語の本質の話をしました。
はい。ありがとうございました。
10:04
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