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大樹です
横山です
ちょうどさっきスラムダンクを見てきまして
タイムリーですね
見立てホヤホヤなのでその感想を語らせてもらいたいです
はい、どうぞ
すごく良かったです、やっぱり
いやーそうですよね
僕も1ヶ月前くらい見ましたけど
面白かったって思い出は鮮明に残ってますね、ちゃんと
うんうんうん
僕、ちなみに中高バスケ部でした
まさかの
まさかなんすかね
不良少年だったと
バスケ=全然不良少年じゃないですけど
スラムダンク見てたらそういうイメージになっておかしくない
で、その感覚として
やっぱバスケシーンっていうのがめちゃくちゃリアリティがありましたね
うんうんうん
で、そのリアリティがあるっていうのも
ただ観戦するのと違って
観戦だとある意味他人の感覚でバスケの試合を見るっていう感じだと思うんですけど
それがめっちゃ主観っぽかった感じなんですよね
自分があたかもバスケットコートの中にいるみたいな感じで
スラムダンクを楽しめたと
はい、没入感がすごくて
バスケVR見てるような感じでしたね
おー
いいっすねその表現
ただ本当に映像を見るだけじゃなくて
かなりの没入感のもと
メンタル的なプレッシャーとか
今ここで焦るし
心理面がかなり試合をしてるかのような
没入感がありましたね
スポーツ漫画の醍醐味って
やっぱ主人公たちの感情とかを
推体験できるとかそういうのじゃないですか
そうですね
けどさすがにその紙の状態の漫画じゃ
伝われにくい部分っていうのがあるっていうわけじゃないですか
その表現しきれないその立体的な空間のイメージとか
それをまあ3Dかなんかあれ使って描いてるんすよね多分
うん
で実際に誰かの体にペタペタとセンサー貼って
モーションアクターみたいな感じで
バスケット選手の動きっていうのをトレースして
そこにテクスチャー貼り付けてるみたいな感じの
作り方してるわけだから
それはマジのリアルになるわけですよね
そうですね
で多分他の人に言い尽くされてると思うんで
ちょっと今更僕が言うことでもないんですけど
特に特徴的なのが時間の経過がリアルなんですよね
はい
普通アニメとかでも漫画とかでも
なんかこうやたら時間経ってるのに
5秒しか経ってないみたいなあるじゃないですか
ジョジョの奇妙な冒険で言うところの
ディオが時を止めて散々喋った後に
5秒経過とか
いやいやいや絶対5秒だったらどんだけ早口なんだよみたいな
あると思うんすけど
このスラムダンクタイマーが作動する時間が
リアル時間と一緒で
その中で本当にプレイが行われてるんですよ
確かにそっか
漫画だと一瞬の間っていうのが
やたらクローズアップされるみたいなことあるんですけど
そこが本当にリアル時間と一緒に流れてくんで
逆に最初試合開始直後ぐらい
シーンがあっさり進むリアルさを感じましたね
これ漫画だったらクローズアップして
もうだいぶゆっくり時間が流れるのに
まさに同じ2点でピョンが体現されてるというか
そっかリアルに寄せすぎると
誇張したい部分が誇張できないけど
まあトレードオフですね
そうですね
そこのリアルさがすごいあって
それによって本当にVRで
バスケ選手の動きと気持ちを
追体験してるかのようなあれがあって
すごい楽しかったです
じゃあこれ結局面白かったのかどうか
みたいな話で言うと
映画としてすごい面白かったですっていう気持ち
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なんかでも深みがありそうな
面白かったですっていう
深みがありますね
っていうのも他の映画
普段まあ色々見たりもするけど
それくらいで面白かったかっていうと
すごい面白くて
なんかやっぱ映画って後半になってくると
いやちょっとそろそろ終わんないのかみたいな
これあとどんぐらいあるんだろうな
みたいな感じで思うんですけど
それ全然思うことなく
結構画面に食らいついてしまって
最後まで行ったみたいな感じでしたね
いい映画ですねそれは
で含みがあるところが何なのかっていう話なんですけど
漫画と比べてどうなのかみたいな話で言うと
これ思い出補正コミコミで言うと
やっぱ漫画の方が初めに誰かに見てほしいんだったら
漫画の方が絶対見てほしいなって思いますね
というか今回の映画
漫画読んでないと成立しなくないですか
漫画読んでないで見に行った人は
まずいるんですかね
うんまあいるんじゃないですかね
その人は楽しみをあまりなさそうですよね
何の対戦なんだこれはってなるから
まあ確かに前情報というか
このキャラクターが一体何者で
どんな思いを持ってここに来てるかとか
それがないと面白くないかなっていう話もありますし
さっき言ったリアリティが強い部分があるんで
リアルのバスケの気持ちって意味だと
かなり楽しめるんですけど
もっと創作っぽいキャラクターの心情にクローズアップして
何が重要なシーンなのかっていうのを
分かりやすく説明してくれるみたいな意味で言うと
やっぱ原作の方が強いなっていう気がしますね
言おうと思ってたことが4つありまして
1個がスラムダンク映画としての自分の中の評価
これがバスケVRですよっていうことと
けどまあ原作の方がトータルで好きかなっていう
ところが1つ
あと3つ言いたいことがあるんですけど
あとはなんかぶっちゃけスラムダンク関係ないんですけど
1つが僕中高をバスケ部やってたんですけど
なんかあんまうまくなくて
なんて言うんだろうなって思って
スポーツって人間の体の使い方みたいな話があると思っていて
人間の体の使い方だし心の使い方みたいなのがあると思っていて
審議体ですね
そうですね審議体みたいなのが
中高生時代って全然分かってなかったなっていうのを
なんか思いますね
まあバスケ試合あんまり楽しめた覚えがなくて
基本的に気が小さいんで僕は
ボールを持ってる間ってある意味
自分の中のチームの代表をするみたいな
感じじゃないですかミスったら全員に迷惑かかるみたいな感じなんで
気が重かったし相手と対峙するっていう時に
相手の裏をかくとかなんかそういうのをしなきゃいけないんですけど
全然そんなのできなくてミスんないようにミスんないように
みたいな考えた結果結局何もできないし
原点方式で動いてるんですね
うんそうですね
大学になって遊びでバスケやるぐらいで
なんとなくちょっとコツをつかんだタイミングとかもあったりしたんですけど
こうやって楽しめばいいんだみたいな
で映画見ててやっぱ桜木って
天才桜木そこがマジでうまいんですよね
あーはー実はどういうことですか
なんか納得しようと思って納得できなかったんですけど
三郎のオフェンスの時に沢北がボール持ってるわけですよ
でルカと対峙してるその後ろで
桜木と赤木が話してるんですね
はい
てかまぁ桜木が話してるんですよ
で何言ったかっていうとあいつまた抜かれるぞって
なぜなら沢北は負けたことがないからだ
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みたいなこと言ってて
まあつまり何かっていうと
沢北はパスを渡すとかその場でシュートを打つとか
ドリブルで抜けたりするとか
その場でシュートを打つとか
ドリブルで抜き去るとかっていろんな選択肢があるわけですけど
絶対今ルカをドリブルで抜き去るっていう選択肢を選ぶはずだっていうのが
桜木が言ってる話で
普通桜木とか赤木とかっていうのは自分のマークについてるわけですけど
自分にも1対1で守んなきゃいけない相手がいるから
でもそこまで確実に沢北が攻めてくるって分かってるんだったら
抜き去ることを見据えて
もう沢北を囲めばいいわけなんですよね
それを赤木に言ってその言葉の通り
ルカが抜かれた場合の後ろについていて
沢北はルカを抜き去り
2人で止めたっていうシーンがあったの
はい、なんか思い出したような
これがまじで桜木が人間の心と体の使い方を理解しているところで
そこに言い出した
そうなんですよ、自分できなかったなって
これが相手の裏を書くというか
勝負を一旦頭を使うっていうフェーズに持ってって
てかあれじゃないですか
これはまさにチェスっすよね
まあそうですね
わかりましたとりあえず
バスケもしかしたらスポーツ全般にやるところで
例えばドリブルするにでも相手の手に届きづらいところやるとか
自分がちょっと目線を変えたのに相手が釣られたところを攻めるとか
たぶんここの場でシュートを打つと思ってないところで打つとか
細かい動き全般が結局すべてそういう心の読み合いで
心の読み合いがあるからこそ
手を抜けるところは抜けるし
入れるところは行けるしっていう感じで
本当に試合の効率が500%くらい変わってくるみたいな話で
いや自分人間の使い方がなんかまじでできてなかったんで
これを得得した上で部活やりたかったみたいなのが2つ目
うん
3つ目が3つ目と4つ目一緒かもしれないですけど
スポーツ観戦ってしますか?
ごく稀にですよね
稀にっていうのはどういう時に何をするんですか?
コロナ流行る前までは年1回雨布団を見に行ってましたね
野球はなんか呼ばれたら行くみたいな感じ
これがリアルスポーツ観戦で
日常のスポーツ観戦はないっすね
テレビで見たりとか動画で見たりとかはないってことですね
はい
なんだろうこの間のワールドカップも実は見てないんですよね
僕もです
これに単純2人がいるんですけどね
でなんでこれ聞いたかっていうと
僕もスポーツ観戦ほぼほぼしないんですよね
もうリアル観戦もなければって感じですか?
そうですね
特に中高生の頃ぐらいは結構嫌でしたねテレビで観戦するのとか
なんかあったんですか?
いや別になんか出来事はないんですけど
自分がやりたくなるんですよね
新しい
悔しいっていうかすげえムズムズするというか
スポーツ自分ができたらすごい楽しいのに
人の楽しみ見せられてるというか
なるほどめちゃくちゃスポーツしたい少年じゃないですかそれ普通に
うんだったのかもしれない
可愛いっすね
大げさでしたけどね
まああまりいい感情を持たないっていうのは
結構新しい感情でした個人的に
これでも多分スポーツに限らないと思っていて
すごい面白い映画とかを見た時に
これ自分が作りたかったなみたいな感じで思うことってないですか?
ああそれ気持ちわかりますわありますあります
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なんか多分それと近い話だと思います
ああなるほど
俺があったらなぁ
俺がそこにいたらなぁっていう思いになっちゃうってことですね
そうですね本当に
憧れだ
そうですそうです普通に憧れですね
いい感情じゃないですか
まあでも昔がそうだったっていう話で
逆に言うと20歳越えたか25歳越えたぐらいからは
ふと流れていて意外と面白いなスポーツ観戦っていう
その憧れの気持ちが楽しみと控えに無くなったことをちょっと感じてるんですけどね
めちゃくちゃ面白いっすねそれ
なんか大人になって失ったものができてしまいましたね
そうですね得たのか失ったのかっていう感じですけど
それは悩ましいなぁ
憧れを失ってスポーツを楽しんでるのか
まあでもバスケは憧れの気持ちはまだ結構強いですね
サロンランクとか見てると
いやちょっとびっくりしました今の話は
もうちょっとスポーツに対して真剣に向けば
そんな感じになれたなって思ってちょっと僕は後悔してます
どうなんですかねそれで言うと
だってそんなこと言ったら
全国のバスケ少年NBA見ないのかみたいな話になって
来て全然そんなむしろ好きだと思うんで
そうかそうかこれはかなり特殊な心情ですね本当
そうですねこじらせてるというか
それで言うと横山さんはさっきすごい映画を見た時とかに
これ自分が作りたかったみたいな話
まあちょっと共感を示してくれてたと思うんですけど
何かしらでそういう風な立場になることっていうのはあるんですかね
ありますねっていうかありましたわ
高校生の頃とか結構ガンプラ頑張ってた時期があるんですよ
部活もやれよって感じだけど
まあ当たりますけど高校生が上手いもん作れるわけじゃないじゃないですか
雑誌とか読むと
これ俺が作ったこと何年かなって思ってたりとかね
それこそあとはKONやってる時ベースやってたんですけど
当時ニコニコ動画とかで何々を弾いてみたとかいう動画が多かったんですよ
それで信じられないくらい上手いベーシストが
当時流行ってるアニソンみたいなのをカバーして
かっこいいく弾くみたいなのがあって
当時アニオタだった横山かつベーソンも弾いてたっていうところからは
もうこれぐぬぬってなるじゃないですか
本当にそうですよね
それに対してその感情は覚えたことありますね
ニコニコは嫉妬と憧れの方向な感じ
方向でしたね
その思春期というか中高生にとってはその感情かなるほど
そうですねその感情ですねまさに
今はちなみにどうなんですか
今だからそこから解き放たれたんですよ
そうなんですね
届かん星には届かんっていうその憧れを失うっていうのと
自分が楽しみりゃいいやって楽しまなきゃっていうフェーズに入ってしまったっていう
これがなんか毎度お馴染みの大人になるってやつですね
そんな話多いですね
これはでも気づきですねおっさんポイント
みんな何かしらでこれを経てるのかなちょっと聞いてみたいですね
やっぱ別のそのスポーツっていうジャンルじゃないにしてもその音楽とか
まあ趣味とかでもそれがあったってことは2人しか今話ないですけど
みんな持てそうですよね
わかりましたこれが3つ目の話
で最後度定番の話なんですけど
桜木が安西先生に言うじゃないですか
親父の栄光はいつだって
ありますねあの超いいシーンですよね
そうですね
いや俺の栄光はいつだろうっていう
ああそういうこと
ちなみに桜木の栄光はいつなんでしたっけ
桜木の栄光は今
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ああいいですね
俺は今なんだよってちなみにあれ映画だと省略されてる気がしますね多分
だから桜木と一緒でいいんじゃないですか
俺の栄光いつなんすかねって聞いたら今でしょっていうのを返すしかない
別にコミュニケーションとしていいのを求めてるわけではなくてっていう
なるほど
これ引いてはスラムダンク見てると
いや一体自分が何のために生きてるのか結構わかんなくなるというか
そんな難しいこと考えないでくださいよ
まあそうですけどね
まあやっぱり今衝動ってものからはだんだん離れた生活をしているし
まあ青春みたいなものからもだんだん離れた生活をしている
さなかですと幸せは別のところに普段探しているし
見つけてるみたいなところもあるけど
スラムダンクを見て高校のバスケ部のインターハイ全国大会で
この京豪校三能高校とめちゃくちゃいい試合を食い広げるっていう
これめちゃくちゃ青春だなっていうの
まあ当たり前の話を思って
それと比べて自分の人生どうなんだろうなみたいな
でその人生に負けるか勝つかっていう話ではなくて
そこにどう自分の中での答えを見つけようみたいな
いやでもこれは多分無理っすよ
なぜ生きるかって話になると話が馬鹿でかくなると思うんで
そんなものはないって返されますよ
そうですよね
なぜ生きるかの一つの答えが最も素晴らしい瞬間を味わうため
っていうのが答えだとするじゃないですか
じゃあ自分は今どんな素晴らしい瞬間を目指してるんだろうなっていう
いやだってね村上春樹だって30歳から小説書き始めたわけなんだから
そうなんですね
何をそれにも遅くはないっていうのは経験則としてはあるし
それで言うと遅いって言ってるわけじゃなくて
それが何なのかっていう何を目指してるんだっていう話ですね
それは何か候補とかあったりするんですか手がかりとか
それが全然なくてそれを何も持っていない自分に気付いたっていう感じですかね
なるほどこの年になっても何か成し遂げたいなって思いって
人によっては結構まだ年老いたとしても
野望としては持ってる人多いと思うんですよ
例えば店を経営するぞとかそれぞれ持ってたりすると思うんですけども
それがないということ
そうですかね
なるほどことの深刻さっていうか確かにスラムナンクに見せられたその虚無感っていうのは
なんとなくわかりました
だから僕が今村上春樹のような文豪を目指してるんだったら
シンプルに自分の素晴らしい瞬間は村上春樹のような文豪になって
なんかノベル賞なんだっけ多分ノベル賞
ノベル賞かもらうその瞬間のために生きてるぜって言えばいいし生きればいいし
うんと思うんですけど自分は別に今それ持ってないなっていう感じですかね
なるほど
言い方を変えると横山さんはスラムダンクの映画を見て
あの登場人物に嫉妬や憧れみたいなものっていうのを感じなかったですか
もうないですね
なるほど
じゃあまだ残ってるんだそのスポーツ大好き少年魂が
確かにそこなのかな
だからスラムナンクきっかけで今の感情というのが発露したと思うんですけれども
はい
根本にあるのはやっぱスポーツ大好き少年の魂だったんですね
スポーツ別にそんな好きでもないと思うんですけど
まあでも結局そうかもしれないですね
なんかやっと繋がったすげえ
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スポーツ漫画によってそのスポーツマン魂がこんなに蘇らせられるっていうことは
相当面白いですねやっぱスラムダンク
確かにそうですね
やべえちょっとやっぱりスポーツ頑張ってない側の横山と話した結果
結構ねこの差が出るというかその見え方の
なるほどスラムダンクさえ見なければ
そんな青春と衝動と人生における最高の瞬間について考えることはないので
自分含めみんな普段そんなものを忘れて大人になっていくってことですかね
そうですねいや普通にいい話聞きましたわ
いやそうなのかな
いやありがとうございます
とりあえずこんなところが僕がスラムダンクを今見立てほやほやで感じた話でした
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