1. 日常を旅するラジオ
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あるツイートから考える近頃の旅のカタチと、記憶に残る旅とは/旅は「確認作業」なのか/ググってしまうのは何故?/旅の目的を変えてみる/いいかげんなイタリア生活/一期一会の瞬間を切り取る/行き当たりばったりの旅/バスに乗って…/青春18切符/電車を乗り間違えたイタリア旅行⁉︎/サイコロ切符/ミステリーホテル

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副主席さんのツイート:https://twitter.com/SEI__jou/status/1630159171567128577?s=20

いいかげんなイタリア生活:https://amzn.to/3LCZw1r

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00:00
オーストラリアのあきです。
日本に住むひとみです。
たびともさんこんにちは。
こんにちは。
今日は?
今日はですね、ちょっとこの収録日の数日前くらいにツイッターでバズっていた話をしようと思うんですけど、
もしかしたら皆さんもご覧になったかもしれないんですが、
福祉関さんという方がですね、いろいろ長いスレッドで話してたんですけど、そのうちの一個にですね、
たびはスマホで知ったことを確認する日常的な作業になり下がってしまった。
これは近年の語呪印ブーム等で、自社に接客業的な対応を求める人が出てきたことにも共通する、とても深刻な問題なのだと感じています。
っていう一個ツイートがあったんですよ。
ちなみに自社はあれね、寺に社会の社の自社。
そうです。
これのスレッドの一番大元をたどっていくと、また別の方の言いよりツイートをしていて、
宿泊施設を経営する知人が旅先で予定していたものが見られない。天気が悪いというだけで、とてもイライラしてしまう人が最近特に増えたということを言っていました。
今の旅はネットでいろんな情報を調べ上げて準備し、ネットで見た風景を確認しに行く作業になり果てたかなと感じます。
っていうツイートをされてたんですよね。
これを見て、ちょっと私も思い当たる節あるなと思って、あきさんどう思う?っていう話をしてたんですよね。
やっぱりスマホで調べちゃうよね。
なんだろう、嫌な経験をしたくないからさ。
やっぱり行くからには、いい経験をしたい、最高な旅にしたいとか思っちゃって調べちゃうんだよね。
そうすると、偶然の出会いはやっぱり見つかりにくいっていうのもあるよね。
そう、あんまり嫌なことをしたくないって、あきさんの中では嫌な経験とかって何ですか?
例えば、入ったレストランがすっごいまずかったとか、やっぱり食は大事、私にとって。
それは遠いとか、目的地のお店から最寄り駅まで遠いとか、そういうのも嫌な体験に入ります?
疲れてる時はね、あれは嫌くないなとか思うじゃん。
03:01
でも多分、遠いのはそこまでの道のりを楽しめばいいっていうのもあるから、
そんなに特に遠いのは気にならないけど、
この前、私が行きたいところに行ったのね。
で、結構なんか思い描いてたのと、ちょっと違ってたのよ。
カフェなんだけど、そこまで行くのにやっぱり、車で20分ぐらいとはいえ、
忙しい旅先で20分って、往復40分って貴重だなっていうので、
なんか、連れ回して申し訳なかったなとか、家族といったから思ったりもするのよ。
で、行ったところが、これだけかー、てんてんてんみたいな感じを思っちゃったから、
ググっても結局、行ってみないことにもわからないっていうのもある。
ググったことによって、期待値上げちゃったっていうのもあるかもしれない。
なるほど。
確かに、私もすごい嫌なんですよ。
特に、並んで時間をかけるとかいうのも、最近イライラするようになっちゃって、
だったら予約していくとか、行列になってたらもう諦めて、
違うお店に行くとか、いうふうになったんですよね。
だから、すごい時間に対する考え方とかもちょっと変わったなっていうのは、最近思ってて、
仕事とかでは、もちろん効率的に仕事しなきゃっていうふうになるんですけど、
それをプライベートとか、旅行とかに対してもちょっと求めるようになっちゃって、
本当に旅行とかしていく中で、じゃあこのお店1日目、回りましょう。
ここの2日目は、ここのスポット回ろうっていうのも、
全部予定通りに行かないと、すごいイライラするようになっちゃったなっていうのは、すごいあります。
わかる。
行ってみれば、修学旅行の工程表みたいな感じ。
そうそう。
本当にそういうのを、頭の中で作っていくとか。
インスタとかで、奪えてるから行くっていうのはなくなったんですけど、
Googleである程度、Googleマップを見て、口コミで調べたりとか、
じゃあそこの看板メニューは何かとか、いうのを調べていくようになってしまって、
実際行ってみて、おいしいとか、そうでもないとか、いう判断をして帰るみたいなのが、
ちょっと多くなっちゃったかなっていうのは思っているので、
06:02
その中で、今仕事している内容とちょっと重なってきてる部分もあって、
誰か、会いたい人に会うっていうのもいいんじゃないかなっていうのは、自分の中で思ってて、
それはちょっと私の2023年の抱負の一つみたいな感じになってるんですけど、
グルメのお店とかっていうよりも、人に会いに行く、
例えば私が秋さんに会いに行くのに、オーストラリアに行くとか、
多分それを目的にすると、例えばシドニーのオペラハウスを行って、
じゃあシドニーのドコドコっていうカフェに行って、みたいな、予定が目的にはならなくなるので、
秋さんと一緒にいる時間とか、秋さんのご家族とかに会う時間が一番いいなって思うから、
他のことに気が回らなくなるというか、
そういうのを人に会うと結構、もうちょっと時間に寛容になれるんじゃないかなとか思ったりするので、
行ってみれば時間を、誰かと過ごす時間が大切だから、
どのカフェに入るとか、どこに行くかっていうのは、行ってみればそんなに関係なくなるっていうことだよね。
そうです。
なんで、そういうのもちょっと増やしていきたいなっていうのは思ってますね。
日本から取り寄せた本で、いい加減なイタリア生活っていう、これノートを書いてた人?
ノートから本になった話だと思うんですけど、
この和田忍さんっていう方が書いたやつで、
イタリア人は旅行に行ったら何もしないと。
ただずっとボーっとしてて、
で、和田忍さんはそれがなんかイライラしてくるから、
どっか行こうよっていう感じで、
じゃあ明日はどっか行こうかみたいな感じなんだけど、
本当に何もしないでいるのが旅行みたいな。
特に日本で働いてる人は、泊まって休みが取れない。
でもイタリアとか、多分オーストラリアもそうなんだと思うんだけど、
2週間とか、平気で休む、平気でっていうのもあれだけど、
休んでも、そんな文句を言われたりしないのね。
それが当然みたいな感じで、
でも日本だと、3日4日休んでも、
09:01
休んですいませんでした、ありがとうございました、これお土産ですみたいな、
そういう文化があるよね。
いつでもありますよね。
ご迷惑おかけしました、みたいな。
で、なっちゃうと、やっぱりその1日を有意義なものにしたいっていうのがあるから、
だから、いろいろ調べて、
ここに行くなら、例えばイタリアに行くなら、
どこどこは絶対外せないとか、
っていうふうになっちゃう。
最近話をした人で、今度フランスに行って、
その後どっかまた違うところに行くって言ってたかな、
っていう人がいて、
で、その人は写真とか撮るときに、
旅の写真を撮るときに、
単に例えばルーブル美術館を撮る、
じゃなくて、テーマを決めて、
そのテーマの写真を撮りたいんだよねって言ってたのね。
で、その人は光。
光がすごいいい風景だったら、
なんともないところでも写真を撮りたいみたいな。
だから一眼レフを持って行こうかどうしようか迷ってんだよね、重いけどみたいな。
スマホもあるけどって言ってたのね。
でも、多分持ってくわ、私とか言ってたけど、
そういう風に、例えば光とか決めなくても、
自分があってピンときたものとか、浮きってなったものみたいな感じで撮ったら、
はい、ここに行ってきました。
これが写真です、証拠です、じゃなくて、
ルーブル美術館とかさ、
もう上手い人がそこら中で撮って、そこら中にあるからさ、
そうじゃない、なんていうのかな、
普通の、その人がそこにいた時の道路を歩いていた猫の写真とかさ、
そういうのが偶然の出会いっていうか、になるんじゃないかなとか思っているんだよね。
そう、確かに。
なんか、そうそう、証拠写真とか、スタンプラリーみたいになっちゃってる感じがすごいするんですよ。
なので、多分、フランスの行くお友達とか、秋さんのお友達も、
そういう、それって本当に一期一会の瞬間を切り取っていくっていうことを、
大切にされたいのかなっていう印象を受けたので、
それは確かにスタンプラリーじゃないなとか、話聞いてて思いましたね。
12:04
私、2つぐらい行き当たりばったりの旅をやったなって、そういえばって思い出したのがあってね、
1つはツイッターでも言ったんだけど、
弟と付き合ってた時に、ただバスに乗って、目的もなくそのバスに乗って、
どこまで行けるかじゃないけど、なんか適当なところで降りてみよう。
ここで降りるみたいな感じになったら、っていうのをやったのね。
で、なんかバスに乗って、多分フェリー船着場みたいなところ、フェリー乗り場か、
フェリー乗り場があるところがあったから、ここで降りようって言って、降りてフェリーに乗ったの。
で、フェリーに乗って、とりあえずどこに行くんだろうとかって、見てたら、シドニーにその時住んでたんだけど、
シドニーの中心から、シドニーのほんとに西のほうまで行っちゃったの。
で、とりあえずフェリーを降りて、歩いてたんだけど、なんか全然バスがなくてさ、これ戻れるのかなとか、
で、すごい結構なんか、だんだん疲れてきて、でも歩かなきゃしょうがないから、歩いてバス停に行ったら、
バスが1時間待ちとかなって、あ、疲れたーとか思って、結局戻ってきたんだけど、
その時はね、疲れたーとかなったけど、でも今でもそれ結構何?15年前とか、それそんな前だけど、今でも頭に残ってるじゃんね。
っていうのがあって、やっぱりそれって、なんだろうな、あ、こんな、普段生活してる、
同じシドニーっていう街でも、普段生活してる、半径何キロメートルか知らないけど、の生活圏内から、
外れると全然違う景色が待ってたなーみたいなのがあって、面白かったんだよね。
っていうのと、あとは、もっと前なんだけど、青春18切符ってあるじゃん。
はい、ありますね。
多分大学生ぐらいの時かな、北陸に旅行に行ったのよ、青春18切符を使って、
金沢まで行く予定で、でも途中の福井かどっかで降りたのね、全然わかんないところで、
降りて、次の電車が来るまでの間、ちょっとここらへんぶらぶらしようみたいな感じで、
その時はもうスマホなんて持ってないからさ、大学、何年前?わかんないけど、とりあえず20年以上前です。
15:03
だから、わかんないけど、多分、ルルブみたいなの持ってたと思うんだけど、
ルルブにもたぶん乗ってないような駅だったと思うの。
で、そこらへんでプラプラ歩いて、ちょっとスタレた感じのお菓子屋さんとかなんかに入って、
草餅みたいなの買って、みたいな、もうだいぶすごい記憶が曖昧だから、
そんなことがあったかどうかも覚えてすらないんだけど、
でも、そこでプラプラ歩いて、また駅に戻ってきて、
駅にね、なんかね、昔の電車かなんかが展示されてたんだと思うんだよね。
なんかの展示を写真を撮ったのを覚えてる。
なんかの展示。
そうそうそうそう、なんかの展示の写真を撮ったのを覚えてるんだけど、
でも、それはなんか、いわゆる青春の1ページみたいな、こういう記憶なんだよね。
私もなんか似たようなことを経験したなって思って、
大学の卒業旅行で友達とイタリアのベネチアに行ったときに、
イタリアのローマからフィレンツェ行って、
フィレンツェからベネチア行って、ベネチアからミラノ行って、
日本に帰るっていう旅行自体はその旅行なんですけど、
で、フィレンツェからベネチアに行く途中で、
どっかのターミナル駅で特急とか新幹線みたいなのから乗り換えて、
なんか在来線みたいなのに確か乗ったのかな、なんですけど、
大きな乗り換え駅までは行ったんだけど、
そっからベネチア方面に行くのと逆方向の電車に乗っちゃって、
で、大体予定時刻に着くはずなのに、なんか着かないみたいな、
友達と行ってて、ちょうどそのときに、キップ切るおじさんみたいなのが来て、
見たら、違うみたいな風に言われて、
「ごめんなさい、ベネチアに行きたかったんだけど、逆方向来ちゃいました。」って言ったら、
で、頑張って英語で説明したら、おじさんが許してくれて、
次の駅で乗り換えて、次多分南風発だけど、
それで「反対方向の駅に乗っていいよ。このキップでいいから。」みたいな感じで、
行ってくれて、ちょっと間、多分3、40分くらいあったのかな、
で、ちょっと降りて、近くの教会っぽいところとかを行くったりとか、
なんもない町なんですけど、それ行ってみて、いい思いであったなと思って、
それはすごい今でも残ってるから、
それって多分ガイドブックに載ってた、
じゃあイタリアのフィレンチェの何々教会とかの中の様子よりも、今でも残ってるので、
やっぱりそういう旅先のトラブルとかって、思い出に残りやすいですよね。
18:02
そう、ハプニングがね、ハプニングの方が記憶に残るよね。
やっぱそれはスマホでは絶対体験できないじゃないですか、
だからね、そういうのもだんだん、こうAIとかも最近すごいし、
旅行の予定も決めようと思えば、全部チャットGPTに投げちゃうから、
出してくれたりとかしちゃうから、本当にそれでいいのかっていうところは、私の中でありますね。
ありますね。
なんか、サイコロ切符とか、前、ひとみさんが紹介してたじゃん、
あれなんかは結構、ちょっと偶然の出会いを演出する旅だよね。
そうですよ、まさに。
あれはやっぱすごい売れたのかな、もう大盛況な感じで、
私が行ったのは、去年の夏の話だったかと思うんですけど、
実は今年の始まり、1月にも第二弾ってやってて、
またちょっと場所変えててやってたりとかしてたので、
本気なんだろうなっていう感じがしました。
みんなそういうのをちょっと求めてるのかなとか、思ったりしました。
ダーツの旅ツアーとかね。
そうそう、まさに。
あと、そういう富士系ですよね。
お金はいくらいくらいける範囲で、でも行き先はわかんない、みたいなのに申し込むみたいな人もいたりとかするので。
そうだ、それで思い出した。
ホテルとかを予約するとき、こっちで、
そういうミステリーホテルみたいな感じで、これぐらいの値段だと払うのは、
でもどこだかは、当日にならないとわからないとか、そんな感じの予約システムがあって、
そうするとちょっと安くなるのね。
ほうほうほう。
例えば、四つ星ホテル以上っていう括りがあるやつを選んだら、
とりあえず、四つ星以上だから、そんなに、なんていうの、すごい、
四つ星ホテルとかそういうんじゃなくて、
サイトの中の評価が、五つ星が最高だとして、四つ星以上みたいな、そんな感じね。
っていうと、そんなに変なところにはいかないだろうっていう想定のもと、
ちょっと普通に予約するより安く泊まれるっていうので、
結構、親戚とか使ってたりしてた。
ホテルにこだわりない人は、それでもいいかもしれないですよね。
そうそう、この値段だったら普通は、プールがあるホテルに泊まれないけど、
そのミステリーホテルだから、プールがあって泳いできちゃったよ、みたいな。
ただ、ホテルから最寄駅とかの距離が遠いと、すっごいイライラするかも。
21:07
はい。
そこらへんも、自分の行きたいっていう目的地が、そのホテルから遠いっていう風になると、
嫌だっていう人は、嫌だろうね。
そしたら、もう自分でグーグルマップで調べて、
予算に合うホテルを探した方がいいんだろうなって。
♪~
21:36

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