蔵内議長を巡る疑惑と県政界の動き
日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週水曜日はRKBニュースDIG高藤秋子編集長です。高藤さん、おはようございます。
おはようございます。今日はこちらの記事をご紹介します。今週もというか揺らぐ福岡県議会のドン王国。蔵内議長と距離を置く動き加速。地元選挙区から新人が出馬表明も。
これは今週の月曜日に配信した記事なんですけれども、とてもよく読まれています。
福岡県議会の政府区議長をめぐる金銭受受疑惑、それから高額な海外視察、いろいろな問題で中心にいるのが福岡県政のドンとも呼ばれている蔵内議長ですが、
福岡県政界ではここに来て、議長と距離を置いたり、公然と批判したりする人たちが目立ってきています。
まず密月と言われてきた服部知事との関係から。
7月21日に山口県で下関北九州道路の大会が開かれました。
参加した服部知事が記者からの質問に対する答えの中で蔵内議長のことを彼と呼んだんですね。
これ具体的な発言こちらです。
この疑惑の件についてお話しすることはございませんし、私からお話しする必要も別にない。
服部知事これまで議長のことを議長ですとか会長などの肩書きで呼んできました。
持ち上げてきた姿はそこにはなく、ある意味彼と突き放すような。
そうですね、距離を置くっていう感じで見えますね。
大会中も目を合わさず会話もありませんでした。
そして7月30日、服部知事は突如、県議会の海外視察についても第三者委員会の調査対象にすると表明しました。
任せられないというかもう待てないということです。というふうに発言しています。
日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会にある調査、倉内議長が否定的な姿勢をこれまで示していたんですけれども、
この決断をするにあたって議長をはじめ県議会とは事前の調整はしていないとも強調しました。こんなふうに話しています。
全くしておりません。県執行部と県議会との関係が問われている。そこがいびつな関係になっているのではないかと、
県民の皆様からも疑念を持たれて、大きく県の信頼を損ねている状況になっているわけでありますから、
県執行部と県議会が調整を行っていくということはありえない。
明らかにちょっと距離を置いている。そうですね。変わりましたね。変わりました。
地元選挙区からの出馬表明と批判の声
それから来年の統一地方選挙に向けて、倉内議長のお膝元、筑後市でも動きがありました。
7月31日、無所属の新人が筑後市の選挙から立候補を表明しました。
筑後市選挙区への出馬表明を行ったのは、牛島恵二郎さん。49歳なんですけれども、
39年前の県議会議員選挙で、牛島市の父親が倉内さんに敗れている。政局ですね。
そうですね。
こんな風に話しています。有権者に不安を感じさせ、地域のマイナスになってしまっているということは、
政治家としてはあってはならない姿なのではないかと思っています。
信頼回復が必要で、新しい筑後の未来を地域のみんなと一緒になって作っていきたい。
倉内議長連続10回の当選なんですけれども、そのうち7回が無投票なんですよね。
3年前の、前回の選挙は20年ぶりに実利選挙が行われたと。
つまり、他の候補が出る余地がないほど、全う的な強さを地元で誇っていたと。
そこにちょっと手を挙げる余地が。
風穴を開けようというような動きがね。
それができるような空気になっていると。地元でもですね。
一方の倉内議長は前回の県議選で、これが最後の出馬というふうに話していたんですけれども、
現時点では、次回の選挙について出馬の態度は明らかにしていません。
さらに、地元の議会でも批判の声が広がっていて、
筑後市議会では先月、高額な海外視察について第三者委員会の設置などを求める意見書を可決しました。
さらに、今週月曜日には隣接するやめしの議会でも、
県政の改善を求める意見書を非公開で協議しました。
蔵内議長コメントと有権者の影響力
いろんな動きがあっているんですけれども、こうした動きを受けて、
昨夜、倉内議長が金銭重々疑惑の調査についてという議長コメントを文書で出したんですね。
ちょっと読み上げます。
議会に対し、第三者委員会を望む声が強かったのですが、
地方自治法上難しいとのことから、やむを得ず別な形で弁護士の人選を進めてまいりました。
しかしながら、専門家と相談し検討を進めた結果、ようやくベストな形が見出せる道が見えてきました。
改めて、県民の皆様には報告いたします。
これが一体どういうことなのか。
地方自治法で難しいと以前も言われていましたが、その意味がよくわからないですよね。
そうですよね。倉内議長、海外に行っていたという話で、
今日は登庁するのではないかと言われていますので、
今日、報道部の記者が取材をしますので、また皆様にお伝えできると思います。
背景に色々動き見え隠れするのは、やっぱり春の統一地方選挙だと思うんですよね。
そうですね。来年に控えてますもんね。
これは、県議会議員選挙だけでなくて、市町村の地方議会の現職議員も、
やっぱりあなたたちも同じなんじゃないか。
特に自民党に膨らめるわけですよね。
その厳しい視線というのは、議員自身が非常に肌で感じていると思うんですよね。
なので、自分たちは違うんだという姿勢を見せざるを得なくなってきているというところもありますし、
もしかしたらこれまで言いたかったけど言えなかったという議員が言えるようになってきたという側面もあるかもしれない。
特に今夏じゃないですか。夏祭りがいろいろ地方で開催されていて、
そこにやっぱり地元の議員と有権者とが触れ合うというか、直接声を聞く機会というのはあると思うんで、
相当厳しい声が返ってきているんじゃないかなというのは想像に易いですよね。
実際に報道部の記者が議員に対して取材をしていても、やっぱり夏祭りで言われるんだということを話していました。
やっぱり有権者の声って本当に強いですよね。
密月だった知事との関係を変えてしまうように見える、
それから地元への影響力、万弱と思われていた倉内議長の影響力さえも揺るがせてしまうと。
実は他の自治体にもこうした有権者の関心というの、厳しい声というのが影響してまして、
他自治体への波及と市民の信頼
昨日福岡市議会がこれまでビジネスクラスを使っていた姉妹都市との交流訪問事業、今後は全てエコノミーにしますという発表をしたんです。
これもニュースリーグの記事で昨日配信してますので、ぜひ詳しく読んでいただきたいんですけれども、
理由は国際情勢の変化で航空機の運賃が高騰していることなんですが、
福岡県議会や福岡県の不透明な海外視察をめぐり、納税者の目が厳しくなっていることも考慮したということなんですね。
この他の福岡市議会海外視察についてはすでに議会内の申し合わせでエコノミーの利用というふうになっていたので、
今回の見直しを受けて福岡市議会の海外渡航についてはすべてエコノミークラスが利用されることになると。
今回の見直しについて福岡市議会の平畑議長こんなふうに話しています。
公費支出に対する市民の信頼を得ながら交流事業を継続していくためには、その意義だけでなく経費のあり方についても不断の検証が必要であると認識している。
市民に説明できる、透明性の高い交流事業になるよう、成果発信や情報公開のさらなる充実などに取り組むと。
やっぱりいろんなところに納税者、有権者の関心、声というのを波及しますね。
でも私は市民の目が厳しくなったから買えるというのはちょっと気に入らないというか。
なるほど。
目が厳しいからじゃなくて、必要があるんだったら真っ当な説明をしていただければ、
あ、なるほど、それは仕方ないですねって言うかもしれないですけど、そうじゃないからじゃないの?って思っちゃうんですよね。
元々何だったのかっていう。
そうそうそう。そもそものビジネス利用する意味というか分からないというかありますけどね。
こうしたやっぱり自由活達にいろんな意見が出る、議論ができる環境を作るというのはやっぱり関心を持ち続けることだと思うんですよね。
そうですね。
いつか忘れてくれるだろうと思われてはダメだと思います。
ぜひ映像でもご覧いただきたいと思います。
この時間はブラッシュアップ、RKBニュースリグ、高戸明子編集長でした。
高戸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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